東京～沖縄まで1,990円で行けるって本当？ジェットスターセール攻略法まとめ
こんにちは
彩春館学園、マネー研究部（仮）部長の芹沢です。
早いもので、そろそろ今年も終わりですね。
何か年末年始に、帰省や旅行を計画してる方も多いのではないでしょうか？
そんな時におすすめなのが、今回紹介するジェットスターです！
｢安すぎるけど何か裏があるんじゃないの？｣
｢セールで最安値航空券をGETするにはどうすれば？｣
それでは説明していきます！
この記事に書いてあること
ジェットスタージャパンとは
LCCのジェットスタージャパンとは、オーストラリアが本拠地のLCC(Low Cost Carrier)と呼ばれる航空会社の一つです。
2012年7月から日本路線の運行を開始し、2016年12月現在では日本国内線も充実してきて下記の都市に就航してます。
| 国内線 | 成田(東京)、新千歳(札幌)、中部(名古屋)、関西(大阪)、松山(愛媛)、高松(香川)、福岡、大分、熊本、鹿児島、那覇(沖縄) |
|---|---|
| 国際線 | オーストラリア、カンボジア、中国、クック諸島、フィジー、ハワイ、香港、インドネシア、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム |
高確率で海の上に落ちるのではないでしょうか？
LCCというのは、飛行機の機体をコストカットしているわけでないのよ
LCCは安全面を犠牲にして、コストカットしてるわけではない
JALやANAなどの大手は都市部や空港などに営業所を持ってますが、LCCではこのような窓口を最小限にし、ネット販売をメインにすることで人件費をカットしています。
またLCC各社チェックインカウンターの数を減らし、チェックインカウンターの場所を空港内の端っこに置くことでコストを削減しています。
次にサービスのコストカットです。
- 1,機内サービス
- 例えば、機内サービスでは無料サービス(機内での飲み物や食事、アメニティ、映画、音楽など)をオプションとして有料化してます。
- 2,マイル
- マイルが付かないことが多いです。
LCC独自のマイレージサービスを実施してる場合もあります。 - 3,融通がきかない
- LCCはJALやANAなどのレガシーキャリアと比較して、予約の変更がしにくく払い戻しの手数料が高いです。
- 4,座席が狭い
- LCCの座席は小型機で座席数を多く設置してあるため、シートピッチがやや狭いです。
多くの乗客を乗せるために、こういった構造にしてます。 - 5,荷物の重量やサイズ
- 荷物の重量やサイズ制限が一般の航空会社よりも厳しいです。
あらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。
機材にも工夫があります。
まず大型機は避けて中型機を使用することで、空席が出ないようにしてます。
コストカットのために、航空機に使用する機材はいろいろなものを使わずにB787かA320のどちらかに絞っているケースが多いです。
画像出典：JALマイレージ-ジェットスタージャパン
なぜこの2つかと言うと、この2つはロングセラーの機材で大量生産されてるため安く手に入るからです。
またロングセラーということで、安全性も問題ないと言えるでしょう。
一般的に航空券は、JALの先得やANAの旅割のように先のものは値段が安く売られ直近になるほど高く売られています。
しかしLCCの多くは、｢空席連動型｣という運賃の決め方をしているので、人気がない便は直近であろうが安くなる仕組みです。
例えば土日や祝日などの連休の場合は、運賃が高額になり閑散期の平日などは格安になりがちです。
ただ、購入するタイミングが早いと買ってる人が少なくなるので、安くなる傾向はあります。
LCCはこういう戦略で利益を出している
JALやANAなどの大手は、黒字が見込めない路線では参入には消極的です。
反対にLCCは、大手が参入しない、大手の便数が少ない路線でも需要が見込めそうな路線であれば積極的に就航し、価格勝負で利益を出すことが可能になります。
これはずらす戦略と言えるでしょう！
さてここで豆知識をお話しますが、カブトムシのオスはメスやエサを手に入れるために、オス同士で戦います。
その際、角が大きなオスの方が戦いに有利です。
ということは、カブトムシの世界では角が大きなオスだけが生き残りそうなものです。
しかし実際には、カブトムシの世界では角の大きなオスだけでなく、小さなオスが多く残ってます。
この理由は、中途半端な大きさのオスだと、大型のオスとまともに戦うことで負かされてしまい、子孫を残せません。
しかし角の小さなオスは、最初から負ける戦いはしない戦略なのです。
戦わなくてどうやってメスやエサを手に入れるのか・・・？
カブトムシのオスは明け方近くに活動するのですが、角の小さなオスは真夜中から活動します。
角の小さなオスは、まだ他のオスが眠っている頃に、戦わずしてメスとエサを手に入れるというわけです。
参考：弱者の戦略
東京～那覇まで1,990円の理由
こんなセールをしたら、ジェットスターは赤字ではないのでしょうか？
実はこれ客寄せのためで、実際には最安値で売るチケットの枚数は限られているのです。
最安値で買える人は、ごく少数ですが、多くの人が激安チケットを求めてアクセスしてきますので、ジェットスターとしては十分利益が生まれるというわけです。
｢とは言っても私達は最安値で手に入れたい・・・！｣
ジェットスターセールを攻略するには準備が大切
ジェットスターのセールは戦争です。
勝つためにはまず、セール情報をいち早くGETできる環境を整える必要があります。
- 1,My Jetstarに登録しメルマガを受信する
- 登録しておくことで、クレジットカード情報や同乗者の情報など、セール時にフォーム入力でかかる時間を短縮することができます。
My Jetstarに登録 - 2,ジェットスターのソーシャルアカウントをフォロー
- Twitterアカウント
- Facebookページ
- LINEで友達追加する
ジェットスターの有料会員｢Club Jetstar｣に登録
入会費が3,290円、そして年会費が3,390円（入会12ヶ月後から請求）がかかりますが、通常のセールよりも格安の会員限定セールに参加できるようになります。
以前は、国内線片道500円のセールもあったようです。
年に数回旅行に行けるチャンスがある方であれば、年会費を支払っても十分ペイできるでしょう！
また旅行先で便利なモバイルルーターのレンタルサービス「グローバルWi-Fi」なら10％の割引き＆特定国であれば50円/日の割引きサービスを受けることができます。
ホテル予約サイト「agoda」で5%の割引を受けることも可能です。
荷物の制限が厳しいので事前にチェックしておこう！
ジェットスターなどのLCCは様々なものを有料とすることで、激安チケットを実現してます。
ですのでJALやANAなどと違い、ジェットスターで荷物を預けると荷物の重量に関係なく料金がかかります。
路線や日付によっても変わってくるので一概には言えませんが、例えば東京(成田)～大阪(関空)路線で予約時に追加した場合、15kgで1200円～1300円、20kgで1450円～1850円かかります。
また、予約後に追加するともう少し割り増しになります。
最大で40kgまでの荷物を預けることが可能です。
画像：ジェットスター成田から関空までの受託手荷物料金一例
7kgまでとかなり厳しい制限ですが、キャリーバッグなどの手荷物と手回り品の2つまでは機内に持ち込めます。
※手回り品とは下記のようなものです。
- ハンドバッグ
- 文庫本
- 財布
- ノート型パソコン
- コート
- 傘
- 免税品（国際線をご利用の場合）
手回り品では、リュックは不可のようなので気を付けましょう！
ちなみにJAL、ANAでは100席以上の機内持ち込みサイズは幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内 重量は10kgを超えないものとなってますので、その感覚で持ち込むと7kgをオーバーしてしまいます。
参考：JAL機内持ち込み可能な荷物
こちらは預けられないので、持って行きたいのであれば機内に持ち込みましょう。
ご自身の手荷物がどれくらいかわからない場合は、下記のような商品で調べておくことをおすすめします！
｢荷物を計るのとか面倒くさい・・・｣という方は、格安航空券のメリットが減少してしまいますが、予約時にオプションをつけてもいいでしょう。
ジェットスター予約方法
予約にはいくつかの方法がありますが、ここではセール時に使える3つの方法をご案内します。
セール時は一斉に多くの人がアクセスするため、回線が繋がりにくくなるのですがLoppiなどの端末は別の回線を使用しているため、パソコンやスマホより繋がりやすいようです。
ジェットスター予約手順
- 1,日付、行き先を選んで検索
- 2,出発便とオプション
- 3,受託荷物の有無を決める
- 3,座席を決める
初期設定では有料のスタンダードシート（座席指定可）になってますが、座席指定が必要なければ削除を選択することで追加料金はかかりません。
スピード勝負のセール時では座席指定をスキップして、予約後に指定しましょう！- 4,支払い
以上です。
機体だけにね、ウフフ
