ベンツの維持費は意外と安い?まとめてみました!

ベンツと聞くとなんとなく「高級車」、「手が届かない」といったイメージが多いのではないでしょうか?

所有することにステータスを感じる存在感に、憧れだけで終わってしまう人も多いはず。

でもちょっと待ってください!

ベンツといっても、さまざまなグレードがあるため、しっかり調べると意外と現実的に見えてくることも!?

それではベンツの値段と維持費をまとめてみましょう。




意外と手が届くベンツの値段

ベンツといってもさまざまなクラスがあり「一体いくらくらいなの?」と言われても、金額も幅広いので一概には言えません。

中には6000万円以上もするスーパーカーも存在しますが、もちろんリーズナブルな金額の車種もラインナップされています。

そこでまず、金額的にいくらぐらいが目安なのかをクラス別にまとめてみましょう。

現行車種は幅広いラインナップがある

現在ラインナップされているクラス別の価格帯は以下の通り。

  • Sクラス 1100万円〜
  • Eクラス 600万円〜
  • Cクラス 450万円〜
  • Bクラス 360万円〜
  • Aクラス 300万円〜

AクラスやBクラスは比較的リーズナブルな価格となっていることがわかります。

分割払いだとさらに現実的に

さらに分割で支払うことを想定してみましょう。

頭金200万円で残りは5年ローンで計算すると…

  • Aクラス 月々16,000円
  • Eクラス 月々66,000円

となります。分割で考えるとEクラスも見えてくるはず!?

ベンツの維持費を分解して解説

ベンツを維持していく上で、欠かすことのできない維持費を分解して考えてみましょう。

車検代

毎回大きな負担になる車検ですが、実は費用はそんなに高くありません。

基本工賃は約20,000円ほど見込みましょう。

法定費用の平均は次の通りとなっています。

重量税+自賠責保険料+印紙代=65,000円

合わせると85,000円となり、国産車とさほど変わらないと思われます。

保険代

プランや年齢により異なりますが、ベンツは国産車と比べて少し割高となっているようです。

フルカバータイプだと年間平均30万ほどは見込んでおくほうがよいでしょう。

自動車税

排気量によりますが、だいたいAクラスの2000ccだと年額39,500円となり、3000ccクラスだと年間51,000円となっております。

これはベンツに限らずどの車種でも排気量によって同じ金額となっております。

オイル代

公式サイトによると「何万キロ程度で交換を推奨しています」と、かなり抽象的な表現となっていますが、国産車でよく聞く3000〜5000キロ走ると交換というものよりも長持ちですね。

ベンツのオイルは比較的長く持つということがわかります。

仮に1年に1万キロ走行すると想定しても、年1回の交換で済みます。

オイル交換代は工賃込みで年間約1万円ほど見込んでおきましょう。

タイヤ代

タイヤ自体は1本20,000円〜となっており、工賃も1本およそ2,500円位なので、4本すべて交換しても費用を10万円以内に抑えることも十分に可能ですね。

ちなみに純正ホイール付きスタッドレスタイヤは4本で196,000円〜となっております。

バッテリー代

ベンツの公式ページによると明確な交換時期は記載されておりませんが、バッテリー劣化の目安である約3年と考えておいた方がいいでしょう。

ベンツ正規バッテリーだと25,000円〜となり、工賃は4,500円ほどかかります。

逆にカー用品店だと1,500円ほどで交換してもらえるため、安く済ませたい人は断然カー用品店がオススメですね。

バッテリー自体、そう故障するものではないため、あまり心配しなくてもいいのかと。

ガソリン代

ユーザーの用途によって大きく違いますし、車種ごとの燃費も大きく違ってきます。

全クラスの燃費の平均はリッター14.5キロほどで、ベンツは意外と燃費がいいんですよね。

ハイオクガソリン1リットル140円とし、年間約1万キロ走行とすると年間約10万円ほどかかる計算となります。

駐車代

いくら安くてもさすがに保管場所は考えておきたいところですよね。

都市部はもちろん高くなってしまいますが、平均して月1万円ほど見越しておいたほうがいいと思います。

維持費は国産車と大きく変わらない

ベンツはもちろん輸入車であるため、なんとなく国産車より維持費も高いイメージがあると思いますが、実はそれほど大きな差はありません。

唯一部品だけが割高になる

ただ純正部品だけは、国産車に比べどうしても割高になってしまいます。

輸入品となるため、どうしても輸送コストがかかるのでこれはしょうがないところでもあります。
国産部品よりも最低30パーセントは高く見積もっておきましょう。

長期的な維持費を出してみる

長期的に所有した際の維持費を出してみましょう。

1年間の維持費

最低限の必要な維持費を年間で計算すると以下の通りです。

※バッテリーやタイヤといった、1年で交換しなくていいものは省いており、車検は1年分での計算にしております。
車種によってこの金額よりも高くなってしまうこともありますのでご参考までに。

  • 車検代 42,500円
  • 自動車税 45,000円
  • 保険代 300,000円
  • ガソリン代 100,000円
  • オイル代 10,000円
  • 駐車代 120,000円
  • 合計 617,500円

さらに5年間維持していく上での必要金額は…

3,087,500円となります。

もちろん工夫次第で費用を抑えようと思えば、まだまだ抑えることも可能です。

ベンツ維持費で特別に身構えることはないと思いますね。

唯一高くなってしまうものは部品代ぐらいではないでしょうか?

維持費をしっかりと把握し、ぜひ憧れのベンツを手に入れてみてはいかがでしょうか?

関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ