なぜ日本では高すぎるiPhoneが売れ続けるのか?考えました

iPhone高すぎの比喩イラスト

財津
こんにちは。
ディスプレイの割れたiPhoneを使い続けてる財津です。

さてさて、今年も例年通り新しいiPhoneが9月に発売されました。
iPhoneXs、X Max 、XRの3機種です。
2機種はすでに発売済みで、XRのみ遅れて10月の発売のようですね。

そして驚くのはその価格。
最小容量でも10万円を超えるという、いまだかつて無い強気の価格設定です!

こんなに高いスマホを誰が買うの?って気がしますが、予約してる人意外に多い気がします。
なんと言っても、iPhone大好きな日本人です。

しかしなぜ、これほどまでに高額なiPhoneが売れるのでしょうか?

私は数ヶ月考えました。

「みんなが使ってるから」
「リンゴマークが好き」
「Androidが使いにくい」

さすが柔軟な頭の私です。
こんな理由が次々と浮かんできました。

しかし実際に調べて観ると、それだけじゃない理由がいっぱい出てきました。
まずはiPhoneのシェアから、見ていきましょう!

日本でのiPhoneシェア

AndroidとiPhoneの世界シェアの地図

出典:Apple Vs Android — A comparative study 2017

日本でのiPhoneとAndroidのシェア比率は、OSの統計(iOSとAndroid OS)ですがiPhoneが6割~7割を占めていると言われています。

しかしこの比率、世界的に見ると逆転します。
つまりAndroidのシェアが6割~7割で、iPhoneは少数派なんです。

多くの国でiPhoneは使われてない・・・

日本でアイドル的な存在のiPhoneが、世界では見向きもされてないんです。
ではなぜ、日本ではこれだけiPhoneが愛されてるのでしょうか?

理由の一つが高額な価格設定であると言われています。
iPhoneが売れてるのはお金を持っている人が多い先進国のみで、発展途上国でiPhoneを持ってる人はほとんどいないそうです。

貧困問題もありますが、世界的に見ると裕福な人が多いのが日本人です。
東南アジアなどでは高級品と言われるiPhoneですが、日本人であれば購入できる金額であるということでしょう。

世界的に見ても、アメリカなどの先進国ではiPhoneが多く使われています。
しかしドイツでは、Androidのシェアが多く一概にお金だけの問題ではないこともわかります。

それではなぜ、日本ではiPhoneがここまで普及したのでしょうか?

日本で高いiPhoneが売れる理由

1,ブランディング成功

iPhone3G

2008年ソフトバンクの孫さんの力によって、iPhone3Gを日本で発売することに成功しました。

その後、先進的なデザインや販売戦略により、iPhone=かっこいい存在に。

また同時にAppleはNIKEやスタバと同じように、iPhone使ってる人はオシャレというイメージを定着させることもできました。

現在ではスタバでMacBookを開いてる人のことを、一部の人にドヤリングなんて揶揄されますが、これはやる人が増えたからではないでしょうか。
iPhoneが日本にやってきた当初であれば、スタイリッシュなイメージだったはずです。

2,iPhoneは安かったから売れた

1000円札

iPhoneが日本で一気にブレイクした要因が、2009年にソフトバンクが打ち出した「iPhone for everybodyキャンペーン」でしょう。
これはiPhone 3GS 16GBを実質負担額0円で提供するというものでした。
今までiPhoneを持ちたくても価格が理由で持てなかった人が、持つようになったんです。

その後ソフトバンクが、iPhone効果でシェアを拡大したことに危機感をもったのが、auとドコモです。
auが2011年のiPhone4sを販売開始、ドコモが2013年のiPhone5sを販売開始することになりました。
3社の競争により、iPhoneの大幅な値引き合戦が始まり、ますますiPhoneはシェアを伸ばすことになったんですね。

iPhone自体の価格は上がり続けている

実はiPhoneって昔はここまで高いものではなかったって、知ってました?

2010年に登場したiPhone4は最小容量16Gで46,080円。

しかしそれから8年間でスペックとともに価格が上がっていき、2018年の最新機種は、iPhoneXS 112,800円、iPhoneXS Max 124,800円(いずれも64G)と、なんと2倍以上の値段です。

スペックや容量がアップしたとはいえ、携帯電話に10万円以上が当たり前という感覚も麻痺してますよね。

これがラーメン屋なら大ブーイングですよ?
700円だったラーメンが8年後に1,500円とかです。
いくらトッピングが増えたといっても、ぼったくり感満載ですよね。

「ちょっと待って!あの高性能なカメラを知らないの?」
「パソコンがあれだけ小型で持ち運べるなら、むしろ安いくらいでしょ?」

このような意見もあるようですが、ほとんどの人にとっては電話やSNSができればいいだけだと思うので、パソコンなみの性能なんていらない気がします。

3,みんなが選んでるから間違いないだろう

ロックフェスで盛り上がる観衆

みんなが使ってると欲しくなるのが日本人です。
また10代、20代の女性はスマホに詳しくない人が多いので、iPhoneなら間違いないだろうと考え、多少値段が高くても選んでる人も多いのではないでしょうか。

また朝のTV番組でもiPhoneの発売を報じますよね。
発売日にはAppleショップ前の行列がTVに映し出されます。
※行列の大半は転売目的の中国人グループとの声もあります。

こういう報道を見て、今まで興味がなかったけど、「iPhoneってすごい商品なんだ」と思う人が出てきて、新しいユーザーが増えるわけです。

4,ブランド志向、見栄を張りたい

買い物する女性の画像

今回のiPhoneXS,XS Maxも、サイズが大きいことで話題です。
サイズが大きくなるのには、スペック的に小さい端末では実現できない、世界のトレンドが大きなサイズに向かっているなど、いろいろな見方があります。

ですがサイズが大きくなるのは、自己顕示欲を満たすためじゃないかなと私は思うんです。

どういうことかと言いますと、iPhoneを毎回買い換える人って、やはり最新機種であることを周りに気付いて欲しいですよね?
Appleもこのあたりをわかっていて、前年の機種と同じデザインを発売するマイナーアップデートは最近やってないのかもしれません。

前年の機種と大きく変えるには、デザインを変更すると一番いいわけですが、iPhone自体が完成形のため、デザインはもうあまり変えることができないのかもしれません。

「ええい、じゃあサイズ大きくしちゃえ~!」
ということではないかなと思うんです。

実はiPhoneってコスパが高い

これだけ高額なiPhoneですが、iPhoneXSは1日1ドルで使うことができると、AppleのCEOであるティム・クック氏が話しています。
“クック氏はiPhone X発売当時も、1000ドル近い価格設定が高すぎるとの批判に対して「1日あたりなら高級コーヒー店で飲む一杯より安い」と発言”

「1日1ドルって安い!」

・・・とはならないですよね笑

しかしiPhoneって高く売ることができるんですよ。
メルカリを見てみると、2年前の機種であるiPhone7が4~6割くらいの値段で取引されてることがわかります。
“iPhone7″での検索結果|メルカリ

つまり2年後に売ることを想定すれば、10万円の機種でも実質5万円で使えるというわけです。
一方Androidを高く売ることはできません。
10万円のiPhoneと5万円のAndroidも、2年後に手放すことを想定すると値段的な差はないと見ることもできます。

iPhoneを長く使ってるユーザーは離れられなくなる

iPhoneを長く使ってるユーザーは、Appleの囲い込み戦略にハマってしまってます。

これはどういうことか?と言いますとMacやApple TVなど他のApple製品と連携していると、その便利さを手放せなくなるんですね。
連携機能には以下のようなものがあります。

1,Handoff
作業中のものをワンボタンで、別の端末で作業することができる機能。
2,iPhoneセルラー通話
iPhoneと連携しているMacやiPadで電話を受けたりかけることができる。
3,SMS/MMS メッセージ
同じくMacやiPadでメッセージを送受信できる。
4,ユニバーサルクリップボード
たとえばiPhoneでテキストコピー、数秒後MacやiPadなど別の端末にペーストすることができる。

一度iPhoneを持ったらもう離れられない、
そう、iPhoneってやっぱり便利なんですよね。

Apple製品を長く使ってるユーザーは、こういった理由で離れられないのかもしれません。

まとめ

iPhoneもどんどん高額になっているので、周りが使っているからなど単純な理由で使うのはオススメしません。
本当にiPhoneが必要なのかをよく考えて購入するようにしましょう。

私はもう少しディスプレイの割れたiPhoneを使い続けていきますね!

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