女性におすすめの転職サイト
学生のころは、就職=退職するまでその会社に勤めるものだと思っていました。
しかし、実際に自分が社会人になってからは、そのような固定概念はすぐにどこかへ吹き飛んでいきました。
大学を卒業して初めて就職(というかアルバイトでしたが)した先がアパレル販売員で、そこでは1年半ほどお世話になりましたが、そのあとは短期間で職を転々としました。
私の場合、うつ病を患ってしまい就労が困難な状態になってしまったということが大きな理由でアパレル販売員を辞めましたが、アパレル販売員をようやく辞められてからは「これで少し気持ちが楽になるかもしれない」という安心感と「このまま実家で親に世話になるわけにはいかない、なんとか早く次の仕事を見つけて仕事を再開しなければ」という焦りが混在していました。
アパレル販売員を辞めた後は、うつ病からくる無気力感と、薬の副作用などで、外出することすらままなりませんでしたが、内心とても焦っていたためすぐに次の職探しを始めました。
しかし、採用されても仕事に行けない、勤務を始めても1週間持てばいい方、という状態が半年ほど続き、その間に職を転々をしたわけです。
私の転職(体験談)
私は同年代の他の人達に比べると(出勤日1日などの職場も含めれば)転職回数や転職のための試験や面接を受けた回数は人一倍多いと思います。
その転職活動の中で感じたのは、面接の際に、家族構成を聞いてきたり結婚の有無を聞いてきた会社が多かったということです。
企業の面接などでは、家族構成、結婚の予定はあるのか、子供ができたらどうするのか?などの質問するのはタブーです。
しかし、実際は、
- 妊娠したらすぐ仕事を辞めるかもしれない
- 雇ってすぐ妊娠して産休を取られるかもしれない
- 子供の体調不良などで急に欠勤するかもしれない
などの懸念から、既婚女性や小さな子供のいる女性の採用を見送るという企業もあります。
また、30代、40代の独身女性であった場合は場合で、「なぜこの人はこの年まで独身なんだろう?何か人間的に欠けた部分があるのかもしれない」と採用に二の足を踏む企業もあるようです。
昔よりも現代では女性の社会進出がすすみ、結婚をしても独身のころと変わらずバリバリ仕事を続ける女性、小さな子供がいても子供を保育園に預けて外で働く女性が増えてきました。
以前よりも女性が社会に出てバリバリ働く確率が高くなり女性にも働きやすい環境ができてきたとはいえ、就職に関しての女性差別は残っているといえるでしょう。
女性に人気の職業
さて、社会で働く女性の数が昔に比べてはるかに多くなってきた現代の日本ですが、実際に仕事をしている女性たちはどのような仕事をしている人が多いのでしょうか? 女性に人気の職業は何なのでしょうか?
私の周りの友人・知人の中でダントツに多いのは保育士・美容師・看護師です。
20代後半になり子育てがひと段落してから、地元の総合病院に隣接する看護学校に通い始め正看護師になった友人もいますし、20代半ば頃に勤めていた会社を辞めて看護学校に通い始めた友人もいます。
また私の周りの美容師の友人たちは高校卒業時に家庭の事情などで進学することが叶わず、学歴関係なく手に職を付けることができる美容師になった、という友人も多いです。
看護師、保育士、美容師に続いて多いのは、販売員、事務職等です。
おそらく他の地域でも、美容師・ネイリスト・エステティシャンなどの美容に関するお仕事や、事務職や受付・秘書などが人気なのではないでしょうか?
男性であれば電気や水道関係、自動車関係や大工さんなどのガテン系、いわゆるブルーカラーの仕事を選ぶ人も多いですが、女性ではそのような仕事に就く人はあまり見かけません。
華やかに見える美容系のお仕事(美容師、ネイリスト、エステティシャン、美容部員など)に憧れたり、企業の受付や事務職などを好む人が多いのではないでしょうか。
このように、見た目や雰囲気が華やかなお仕事や、事務職などが人気です。
女性向け転職サイトの選び方
最近では女性向けの転職サイトなどもできてきましたが、もちろん女性だからと女性向けの転職サイトを選ばなければならないという訳でではありません。
地元のハローワークや新聞広告の求人欄やタウン誌などで自分で転職先を探しても、一般向けの転職サイトを利用してもいいわけです。
ただ、女性に理解がない会社や、男性ばかりの会社だと働きづらいこともあります。
たとえばPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)などが理解されないこともあるでしょう。
お子さんがいる女性は、子供の病気や学校行事での休みを申請しにくいこともあるでしょう。
その点、女性向けの転職サイトに求人を出している企業は、基本的には働きながら育児をする女性を応援してくれるようなサポート体制がしっかり構築されている会社が多く、女性にとっては働きやすい企業であることが多いです。
最近では月経が重く寝込んでしまうほどの辛さを抱えているような女性には「生理休暇」を取れるような制度もあります。
生理休暇はパートでもアルバイトでも正社員でも、その雇用形態を問わず取得できるという定めにはなってはいますが、男性ばかりの職場や女性にとってあまり理解のない会社では制度はあってもなかなか実際には取得しにくいものです。
女性について(妊娠、出産、子育て、PMSや生理痛など)理解のある会社であれば、何かあった時に力になってくれる可能性が高いですよね。
このような理由から、女性は、女性専用の転職サイトで仕事を探した方が将来的にラクな可能性があります。
とらばーゆ
そこでオススメなのが女性のための求人・転職サイト「とらばーゆ」です。
首都圏や主要都市のみではなく日本全国の希望勤務地から仕事を探せますし、もちろん希望する職種からも探すことができます。
しかも転職サイトや就職サイトでは大手の、リクルートが運営しているサイトなので安心です。
求人情報を色々とのぞいてみましたが、産休制度、育児休暇制度ありとしっかり記載してある企業が多く、子育て中のお母さんでも働きやすい短時間シフト制での仕事や、ファッションや美容系の女性が大活躍できる職種の求人が多い印象です。
またお役立ちコンテンツとして、「ハッピーワーキングマザーになるためのヒント」や「美容系ワーク女子 リアルレポート」や「働く女性インタビュー」など、コラムも充実しているので実際に経験者の体験を知ることができます。
ただ日本全国の希望勤務地や職種からお仕事を探せることや体験談を読むことができるのは良いのですが、実際に転職希望者としてサイトを利用する際に料金がかかるのかどうかの記載がサイトを見ても明瞭な記載が見つけられず全体的にウェブサイトの構成も少し見づらい感じがした点は残念です。
女の転職@type
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職@type」です。
希望勤務地や職種から仕事を検索することができ、求人内容も美容部員、ビューティアドバイザーやセラピスト、アパレル系の販売スタッフなど女性に人気の職種がズラリとならんでいます。
気に入った求人があればその場で簡単に応募できる仕組みで、応募後は面接希望日の候補を選び企業側に都合のよい日程をあらかじめ知らせすることができるので、もし書類選考が通過した際はその後の日程調整がスムーズに進むというのも利用しやすくポイント高めですね。
ディ―エイチシーやライフカードやスターダストプロモーションなど、大手企業もたくさん求人を出していますし、求人への応募や企業からスカウトやオファーを受ける際など、利用は完全無料です。
産休制度や育児休暇制度もしっかり取得できると記載している大手企業などもたくさん求人を出しています。
マイナビエージェント
営業、エンジニア、経理などのスペシャリストを目指す女性のための無料転職支援サービス「マイナビAGENT」です。
マイナビエージェントは女性専用の転職エージェントサイトというわけではありませんが、女性に特化したページが多く用意されています。
また、はじめての転職なのかそれとも2回目以降の転職なのかで検索できますし、年代別、希望勤務地や職種や業界などから細かく条件を指定して検索することができます。
そして、先ほど紹介した2社は転職サイトなのに対し、こちらのマイナビエージェントは転職エージェントなので、専門のキャリアアドバイザーがカウンセリングや応募書類の添削や面接対策までサポートしてくれます。
もちろん利用料金は完全無料です。
マイナビエージェントは完全無料で利用でき、手厚いサポートが受けられる点がオススメです。
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