何をしても楽しくない原因はこれ!対策方法

こんにちは、石原です。
あなたは何をしている時が一番楽しいですか?
私は独身の頃は歌を歌ったり車でドライブをしたり海外ドラマを観ている時が一番楽しかったのですが、子供が生まれてからはめっきり自分の時間というものが取れなくなり、唯一長男がお昼寝をしている間だけが私の自由時間でした。

お昼寝をしている間に音楽を聴くと音で起きてしまうので(私が歌うからです。笑)、お昼寝中に小さな音で海外ドラマを観るのが長男を産んだ3年半ほど前からの私の日課だったのです。

なのに最近ほとんどお昼寝をしなくなってしまった長男…

何日かに1回は疲れてお昼寝をすることもあるのですが、15分くらいで目を覚ましたり、あ~やっと寝てくれた~!と思ったら今度は0歳の長女が目を覚ますという…

私の時間はどこへ…(笑)
お昼寝を必要としないということは体力もついてきたという成長の証でもあるので良いことではあるのですが、1人の時間がほとんどなくなってしまったのはちょっと悲しいかな?
もし今の私に丸1日一人だけの時間がもらえるとしたら何をしよう?
もう想像するだけでワクワクしてしまいます。

やりたいことは山ほど!
と、やりたいことがありすぎて「もし私に自由時間があったら何をしようかな?」と想像するだけでもワクワクしてしまうチョロい石原ですが(笑)、実は20代前半にうつ病を患い「生きる気力」を亡くした時期というものがありました。

その時は本当に何をしていても楽しくなかったし、起きている間は一日中ずっと1つのこと(とあることが原因でうつ病に)が頭をぐるぐる巡って離れませんでした。

30余年生きてきた私の人生の中で、何をしても楽しくなかったのはそのうつ病で苦しんでいた時期のみですね。
うつ病であるかそうでないかにかかわらず、誰にだって何をしても楽しくない、面白くない、退屈だな、と感じる時というものはあると思いますが、あなたは何をしている時が一番楽しいですか?

日常の中で何か楽しみはありますか?
今日は、何をしても楽しくないと感じてしまう原因や、解消法について考えてみましょう。




何をしても楽しくない原因

何をしても楽しくないと感じてしまう時期は、誰にでも訪れる可能性があります。
では、何をしても楽しくないと感じてしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

①心身ともにお疲れ気味

1つ目に挙げられるのが、「心と身体が疲れている」という可能性。
2019年から働き方改革というものが順次施行され、うちの主人の会社でも「残業も休日出勤もしてはいけない」ということになりました。

うちの主人に限って言えば、会社の規定で「残業も休日出勤もNG」ということになったため、仮に残業や休日出勤をすることがあっても一切手当は出なくなりました。

でも実際は残業をしたり休日出勤でもしなければ仕事が終わらず、国が定めた働き方改革は(うちの夫に関して言えば)なんだか無給で働かなければならなくなってしまっただけで労働環境の改善どころか改悪なのですが、世の中にはこの働き方改革で残業時間がカットされ心身ともに楽になった、休みの日はしっかり休めるようになったので平日しっかり仕事に打ち込めるようになった、という人もいるでしょう。

もし残業や休日出勤などもなく、休日はしっかり休める、有給休暇もしっかり取得できてプライベートも充実しているようなら良いのですが、もしあなたが未だ劣悪な労働環境での労働を強いられていて心身ともに着かれているようであれば、休日なんて遊びに出かけるどころではないですよね。

休める時間があるのであれば休みたい!寝たい!と思うのが当たり前でしょう。
そのような状態であれば、おそらく何をしても楽しくないし、何もしたくない、と思ってしまうのが普通です。
もしそのように何もしたくない、何をしても楽しくない、何もする気力が起きないような状態が長期間続くと、過去の私のようにうつ病を患ってしまう危険性もあります。
心も体も疲れてしまっているから、何をしても楽しいと感じない。
当たり前ですよね、正直それどころじゃないのですから。

②毎日同じことの繰り返しでつまらない

ほとんどの人は毎朝家を出て会社や学校に出勤(登校)し、夕方~夜までを仕事や勉強に費やしクタクタになって帰路に着くでしょう。
毎日のルーティ―ンが決まっていて変化がなく、マンネリ化してしまうと、「なんだかつまらないな」「楽しくない」と感じてしまいます。

③何か悲しい出来事があって立ち直れていない

大切な人との別離(家族など親しい人との死別、恋人との別れ、失恋)などが原因で心に傷を負い、精神的に立ち直れていない時は、悲しい、辛い、痛い…といったようなネガティブな感情が心を覆い尽くしている状態です。

そのような状態の時は、何をしても楽しくないし、何もしたくない、する気も起きない、といった心理に。
実は私がうつ病になった最初のキッカケもこれでした。
1日中悲しい、辛い、なんで私だけがこんな目に?というようなマイナスの感情ばかりが頭の中を埋め尽くしていて、それ以外のことは何も考えられないし何も手に着かない状態でした。

仕事も出来なくなってしまい半年間実家に引きこもり家族にも迷惑をかけた訳ですが、その頃の私はまさに「なんとか無理矢理ごはんを食べて、排泄をして、お風呂に入って、寝て起きて、ただ生かされているだけ」というような状態でした。

1日がとてつもなく長くて、早く夜がこないかな(夜が来たら睡眠導入剤を飲んで眠ってしまえるので寝ている間だけは何も考えずに済むんですよ。)と、朝目覚めた瞬間から思っていました。
幸いそんな私に愛想も尽かさず、呆れずに黙って話をきいてそばにいてくれた友人がいたので、その時期を乗り越えられて今の自分があるのですが、本当に当時は何をしてもたのしくないというか、感情がフラットになってしまい何も感じなかったように思います。
喜怒哀楽の怒と哀だけは感じるのです。
でも喜と楽は一切何も感じない。
このように何か悲しい出来事があって心が粉々になってしまった後というのは、立ち直るまでに時間もかかり、楽しいこと、面白い事、生きる気力や活力というものがすべて消え去ってしまうこともあります。

④燃え尽きてしまった

特定の何かに熱中して(それが仕事でも趣味でも何でも)その目標が達成されてしまうと次に何をしていいのかわからなくなってすべてにおいてやる気をなくしてしまったり、ある日突然(取り組んでいる物事がまだ達成されていない段階でも)頑張りすぎて燃え尽きてしまうようにやる気がどこかへ行ってしまうような状態ですね。

いずれの場合も、自分の能力以上に頑張りすぎて疲れてしまったことや、死ぬほど頑張っても思ったように成果が得られなかった時などに起こり、何をしても楽しくない、何もできない(したくない)といった状態に陥ってしまいます。
もっと深刻な状態になるとうつ病を発症するリスクも高くなります。

⑤一緒に何かを楽しめる友達やパートナーがいない

何かを一緒にしたり、一緒に楽しめるパートナーや友達がいないという場合、結局いつも何をするにも1人ぼっちになってしまい、何をしても楽しくないと感じてしまうパターンです。

もちろん1人でも平気だ、という人も沢山いますし友達がいないことが悪い事とは言いませんが、どうせなら楽しい、うれしいといったようなポジティブな感情は誰かと一緒に共有したいものですよね。
だってもし宝くじで高額当選したとしたら、周りに黙っていられないでしょう?
誰かに話してその興奮を共有したいと思ってしまうものではないでしょうか。
あれ、違うか?(笑)

悩み、不安がある

例えば経済的な不安や、恋愛関係の悩みなど、何か不安材料がある場合はその不安が頭に常について回るので、その悩みの種を解消しない限りは何をしても楽しめません。
私は毎月浪費しすぎてクレジットカードの請求書が来るたびに気分が落ち込み何をしても心ここにあらず状態に。(笑)

このほかにも挙げるときりがありませんが、ざっくりと以上のような原因が考えられるでしょう。
あなたに当てはまるものはありましたか?
次の章では年代別に、何をしても楽しくない!を変える方法について考えてみます。

年代別!何をしても楽しくないを変える方法

さきほど何をしても楽しくないと感じる原因についてあげてみましたが、ここではそれを改善する方法について、年代別に考えていきたいと思います。

20代

私がうつ病を発症して毎日負の感情しか持てず何をしても楽しくない、何もしたくない、と人生のすべてにおいて無気力になったのも20代でしたが、20代というとまだまだ若い、まさに人生これからという本来ならば花盛りの時期。
そんな本来ならキラキラ輝いているような時期に廃人のように無気力になって過ごすのはもったいないですよね。
20代は若い!
まだまだ色々な可能性を秘めている時期ですし、体力や気力も本来であれば他のどの年代よりも備わっている時期です。
20代のあなたの「何をしても楽しくない」を変える方法で一番おススメなのは、「人生で成功している人や人生を謳歌している人の話をたくさん聞いてみる」ことと、「何でも恐れずやってみる」ことです。
20代はまだまだ柔軟で、何でもバンバン吸収していける時期です。
沢山色々な人の話を聞いて、自分にもこれができるかもしれない、これがしてみたい、というようなことがあったら何でも恐れずにやってみましょう。
何かしたいことが特に見つからなくても、色々な人の話を聞いていく中でおのずと何か見つけられるはず。

30代

30代になると20代の頃よりも守るものが多くなり保守的になってくる年代でしょうか。
日々の生活は家と会社の往復で刺激もなく、また20代では大学を卒業して社会人になったりと「はじめての出来事がいっぱい」ですが、30代では仕事もこなれてきて、職場やプライベートでの人間関係も少し落ち着いてくる頃です。
結婚して家庭がある人が多くなってくる世代ですよね。

例えば結婚して子供がいる人であれば、転職なんかも「今より給料が下がったらどうしよう」「家族が露頭に迷ってしまったら?」などとなかなか踏み切れなくなったり、趣味にお金を掛けたくても家族を扶養するためには自分の趣味だけにお金をつぎ込むことは許されなくなりますよね。

結局毎日がマンネリ化して、だらけてしまう人が多いというのが30代の特徴。
そんな30代におススメなのが「新しい事に挑戦する」ということ。
30代もまだまだ若いし10代、20代には及ばずとも記憶力だってまだまだ!
何か新しいことを勉強して資格試験に挑戦するのも良し、いっそ思い切って転職もアリ!
30代にはまだまだ未知の可能性が残されています。

40代

40代といえば30代と同じくまだまだ働き盛りの時期で、会社でも管理職や役員などの重役についているような人も多いでしょう。
30代と40代の間で違うのは、ズバリ体力。
気持ちはまだまだ若いつもりでも、40代になるとガクっと体力が落ちて疲れやすくなった、気持ちと身体がついて行かない、という人も多いのではないでしょうか。
40代で「何をしても楽しくないな」と感じる原因の一つには、そのような体力の衰えが関係しています。

今まで難なくできていたようなことでもすぐ疲れて休憩を挟むようになったり、せっかくの休日も家族サービスに駆り出されてなかなかしっかり休めない。

そうなると心と身体のバランスが保てなくなり、常に疲労感を感じているような状態に。
それに40代ともなると日常生活の中でドキドキしたりワクワクしたりということも徐々に減ってきますよね。
独身の人であれば、30代の頃よりも40代の方が恋愛をする機会が減ってしまい、結婚している人もその年代になると配偶者と10年以上連れ添っているという人も沢山おり、今更パートナーにときめくようなことも(ほとんどの人は)ないでしょう。

そんな40代の「何をしてもつまらない」を解消するおススメ方法は、「自分の趣味をとことん突き詰める」こと。
人生80年とすれば40代はもう折り返し地点です。
がむしゃらに突っ走った20代、しっかり地に足をつけて地道にコツコツ頑張った30代、そして40代では仕事にプラスαで自分の趣味でも何でもいいので、とにかく自分の生きがいや好きな事をもう一度とことん突き詰めてみることをおすすめします。
異性関係などでドキドキしたりすることは少なくなっても、自分の好きなことで常にワクワクしていたいじゃないですか!

50代

50代になると、男性も女性も個人差はありますが、ぼちぼち更年期障害が始まる人もみえる年代ですね。
私の前の職場の先輩のお母さまがひどい更年期障害を抱えていて、うつ状態のようになってしまいなかなか大変だったようですが、更年期障害が出ると、倦怠感、頭痛、イライラ、抑うつ状態、などなど、体や心に多大な影響を及ぼす症状としばらくお付き合いしなくてはならなくなり、そのせいで何をしても楽しくないと感じる人も多いようです。

更年期障害が出ていないという人でも、50代ごろは子供も自立し始め子育てがひと段落つく頃。
今までは子供のために頑張っていたのに、子供が巣立ってしまう気が抜けてしまい活力を失うというパターンもありますよね。
そんな50代の「何をしても楽しくない」を打破する一番の方法は、「とにかく自分の時間(や夫婦での時間)を楽しむ」こと。
子育てから解放された今、もう一度パートナーと改めて絆を深めるもよし、1人の時間(旅行に行ったり買い物をしたり)を自由に楽しむもよし。
何か楽しいことをしなくては…と思うからプレッシャーになるのであって、あまり気張る必要はありません。
旅行に興味がなくても、とりあえず行ったことのない国や場所に行って知らない景色をみたりたくさんの人に会えば、あなたの中で何かが変わるはず。
何か新しいことをはじめてみるのも良いかもしれません。

まとめ

何をしても楽しくないと感じてしまうことって誰にだってありますよね。
でも日本は長寿国と言われており、100歳ぐらいまで生きるおじいちゃんおばあちゃんも最近では珍しくはありません。
人生は一度しかありません。
残りの人生をつまらないと感じて生きていくなんて、勿体ない!
より濃く素敵な一生を送れるように、自分の好きな事や楽しみは常に忘れずに生きていきたいものですね。

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