セゾンカードのメリット、デメリットをまとめました

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードイメージ

年会費初年度無料
2年目以降1,000円
還元率0.5%
電子
マネー
iD、QUICPayポイント永久不滅ポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • アメックスカード会員限定のサービス「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できる
  • 西友やサニーでの利用が多いなら必須のカード
  • アメックスという旅行や海外で力を発揮するセゾン系列使いには最強の二刀流カード
  • 2年目以降の年会費1,000円は年に1回以上ショッピング利用すれば次年度無料

セゾンカードとは

株式会社クレディセゾンが発行するクレジットカードで、

  • 年会費無料(ETCカード・家族カードも発行から年会費に至るまで完全無料)から使える
  • 有効期限無期限のポイント(永久不滅ポイント)

などの特徴があります。

もともとは、西武グループが発行していた西武カードが起源で、1983年からセゾンカードという名称変更、2002年に米国ウォルマート系列の傘下入りし2008年4月にウォルマートの完全子会社化されましたが、西武グループとは鉄道など親和性が相変わらず高いままです。

このような関係性から、セゾンカードには毎月5・20日に全国の西友・リヴィン・サニーで利用すると5%オフという特典が用意されています。

セゾンカードのメリットとデメリット

セゾンカードのメリット

まずセゾンカードのメリットですが、

  • 年会費無料(家族カード・ETCカードも無料)
  • 毎月5・20日に全国の西友・リヴィン・サニーで利用すると5%オフ
  • ポイントの有効期限のない永久不滅ポイントの制度がある
  • 貯めたポイントの交換先が多い

ということもありますが、それだけではありません。

事前にnanacoポイントが貯まるサービスに登録することで(手持ちのnanacoカードの番号を登録)、セブンイレブン・イトーヨーカドーの買い物の際にセゾンカードで決済をすると永久不滅ポイントとnanacoポイントのポイント2重取りが可能となり、合計1.0%のポイントを貯めることができます。

さらに、セゾンカードは数少ない即日発行に対応しているクレジットカードでもあります。
※72種類すべてが対応ではありません。
関連記事:急いでる人必見!今すぐ作れる即日発行クレジットカードまとめ

直接、店舗内にあるセゾンカウンターに行って申し込んでも順調に審査が進めば約30分程度でその場でクレジットカードを新規発行してもらえますが、おすすめは事前にネットで申込をして審査の合否が確認できてから店舗へクレジットカードを取りに行くという方法です。

事情があってすぐにセゾンカードを入手したい場合、とりあえずなんでもいいからクレジットカードを早急に入手したい場合などセゾンカードは有力な選択肢となります。

せっかくセゾンを選択するならアメックスがいいかも

また、通常、アメックスブランドのクレジットカードは一般カードであっても高額な年会費(最低10,000円以上/年)が設定されていることが大半なのですが、セゾングループが発行するセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードと同じく※年会費永年無料(家族カード・ETCカードも含む)、永久不滅ポイントが0.5%の割合で貯まっていくというクレジットカードです。

※ 初年度は無料で、2年目以降の年会費1,000円は年に1回以上ショッピング利用すれば次年度も無料なので、実質無料と言える

他のセゾンではなく、アメックスを選択するメリット・・・それはなんと言ってもカードロゴの輝きでしょう!
やはり店員さんも支払時にアメックスを出されると、ステータスを感じる方が多いようです!

また本来であれば、アメックスのカードを持つには高い年会費が必要です。
(アメックスでランクが最も低い、通称グリーンカードでも、年会費12,000円+消費税)

しかし、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は、初年度は無料で、2年目以降の年会費1,000円は年に1回以上ショッピング利用すれば次年度も無料、この値段でアメックスを持つことができます。

セゾンカードのデメリット

次にデメリットですが、主に2つ挙げられます。

謎審査

1つ目は入会審査の「謎審査」です。

セゾンカードは流通系のクレジットカードで本来、入会審査のハードルが低いはずなのですが、他のゴールドカードやプラチナカードを所有しているような属性が高い方でもセゾンカードの入会審査落ちするといったことが起こっています。
このため、よく「セゾンカードの謎審査」とも呼ばれます。

クレジットカードの入会審査の内容はどこのクレジットカード会社も完全非公表なので、あくまで憶測となりますが、いろんな事例や話を総合するとクレジットカードを5枚以上保有しているいわゆる多重ホルダーに対して入会審査が厳しくなる傾向があるようです。

また、セゾンカードは西友などウォルマートグループの店舗でいつも買い物をする方にメインカードとして利用してほしいという思惑が見えますので、結果として男性よりも30~40代女性のほうが入会審査で優遇される傾向もあるようです。

ただ、入会審査基準が完全非公表であり確証を得ているわけではなく、クレジットカードを10枚保有している知人がセゾンカードの入会審査にあっさり通過したという逆の事例もありますので、なんとも言えない部分です。
本当に「謎審査」なのです・・・!

関連記事:クレジットカード審査に落ちる理由が判明!通る人通らない人の違いとは?

ポイント還元率が低い

2つ目として、ポイント還元率が0.5%であることです。

REXカードエクストリームカード(1.5%)、リクルートカード(1.2%)、楽天カード(1.0%)あたりと比べるとポイントの有効期限がいくら無期限とはいえポイントを貯めることだけ考えれば効率的ではないと言えますね。
ポイント還元率1.0%のカードと比べると、同じポイントを貯めるまで単純に2倍の時間、2倍の決済金額が必要となりますのでメインカードしては役不足です。

しかし、西友やサニーなどセゾングループの買い物利用が中心であれば、上記のカードより還元率は高くなるでしょう。

また、ポイント還元率が低くポイントの有効期限が無期限、年会費永年無料ということからもセゾンカードはサブカードとして利用するという考え方もあります。

セゾンが発行してるカードの種類

2006年にUCカード株式会社を吸収合併したことと、その後のウォルマートの完全子会社化により発行するクレジットカードも多種多様となっていいて、2017年1月末現在、発行カード総数は72枚(プロパーカード7種類・提携カード65種類)となっています。

セゾンカード(プロパーカード)

  • セゾンカードインターナショナル(VISA・MASTER・JCB)
  • ゴールドカードセゾン(VISA・MASTER・JCB)
  • セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • ウォルマートカード セゾン

セゾン提携カード

ローソン、PARCO、無印良品、ロフト、Francfranc、TOHOシネマズ、高島屋、西武グループ、みずほ銀行、WOWOW、ユナイテッド航空、マツダ、JAF、トイザらス、三井不動産、千趣会…と65種類のカードがあります。

提携カードとプロパーカードそれぞれのメリット

そもそも、プロパーカードと提携カードの言葉の意味が分からない方は、こちらの記事をご覧ください。

提携カードの場合は、その提携店独自のサービスがあるのでよく行くお店のカードを持つのがおすすめです。
例)PARCOカードは発行後1年間PARCOでの利用がずっと5%オフ

またプロパーカードは、全国の西友、リヴィン、サニーの利用で毎月5日、20日は5%オフになりますが、提携カードだとこの割引きがなくなります。

西友・リヴィン・サニーで利用が中心であれば、プロパーカードを選択するほうがお得です!

セゾンカードの永久不滅ポイントについて

セゾンカードは、1,000円につき1永久不滅ポイントが貯まり、ポイント還元率としては0.5%と一般的な水準となっています。

しかし、名前の通りポイントの有効期限が無期限である点と、独自ポイントサイト「永久不滅.COM」を経由することで最大ポイントが30倍となる点、さらに貯めたポイントの使い道がJAL・ANA両方のマイル、nanacoポイント、Amazonギフト券やiPadなどの人気商品への交換など幅広いこともあり、人気となっています。

また、西友などのスーパーといった日常的な買い物をする場所でお得になることからもセゾンカードと永久不滅ポイントの組み合わせは主婦などの女性から高い支持を集めています。

イオンカードとセゾンカード、持つならどちらがお得?

同じ流通系、スーパー・ショッピングモールといった同ジャンルの店舗を持つグループのクレジットカードということで、よく比べられるのがこの2種類のカードです。

イオングループのお店とウォルマートグループ、セブンイレブン・イトーヨーカドーのどちらで買い物をすることが多いか?によって、どちらがお得かおのずと決まってきます。

ただ、イオングループはイオン銀行というネットバンクを持っていることが強みとして挙げられるため、どっちも同じくらい利用するといった場合は、イオン銀行の普通預金金利の優遇特典でイオンカード(イオンカードセレクト)のほうがお得となります。

※イオンカードセレクトについてはこちら

まとめ

セゾンカードは即日発行可能で西友などのウォルマートグループの店舗やセブンイレブン・イトーヨーカドーでお得となる年会費永年無料のクレジットカードです。
ポイントの期限も無期限で家族カード・ETCカードもすべて年会費永年無料です。

ポイント還元率が0.5%と低いのが欠点ですが、セブンイレブン・イトーヨーカドーのユーザーの方は、nanacoポイントとのポイント2重取りで1.0%まで上がりますので、この欠点はある程度は解消することができます。

関連記事:nanacoカード活用法まとめ

さらに細かくいえば、西友をよく利用される方はウォルマートカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードが最もお得となりおすすめです(セゾンカードの西友・リヴィン・サニーの特典に加えて、さらに毎日3%オフの特典があります)。

セゾンカードはプロパーカードのセゾンカードを中心として、各種提携カードやプラチナカードまでの上位カードのラインナップが充実しています。
今回ご紹介したセゾンカードは、スーパーやコンビニといった普段のお買い物でお得となるクレジットカードです。

メインカードとして使うには役不足に感じる方が多いかもしれませんが、普段のお買い物の決済用としてのサブカードであればお得で十分に役に立ち、また数少ない即日発行カードでもありますので、急にクレジットカードを用意しないといけない場合には、筆頭候補となるクレジットカードです。



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