三井住友VISAゴールドカードのメリットデメリットまとめ

三井住友VISAゴールドカードイメージ

年会費10,000円(税抜)
※初年度無料
還元率0.5%
電子
マネー
iDポイントワールドプレゼントポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 条件を満たせば、2年目以降の年会費を4,000円(税抜)にできる
  • 本会員・家族会員以外の家族にも海外旅行傷害保険が付帯
  • ネットからの申し込みで、最短3営業日でカード発行可能

三井住友VISAゴールドカードがおすすめな人

日本国内において、代表的なゴールドカードといえば、「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」と「三井住友VISAゴールドカード」ではないでしょうか?

どんなお店でも支払い時にクレジットカードを出しても恥ずかしい思いをすることがないですし、パルテノン神殿が描かれたカードのデザインとゴールドの色からもステータス感は抜群ですよね。

三井住友VISAゴールドカードは、入会審査が難しいといわれる銀行系クレジットカードで、しかも上級カードのゴールドカード、入会審査はどのくらい難しいのでしょうか?

気になるところです。

詳細は、しっかり後述していきますが、

  • そろそろゴールドカードが欲しいと思っているゴールドカード初心者の方
  • アメックス、ダイナースなどのステータスカードをメインカードとして使っており、持っていて恥ずかしくないVISAブランドのサブカードがほしいという上級者の方

といった方たちにおすすめのゴールドカードです。

今回は、ステータス感抜群のゴールドカード『三井住友VISAゴールドカード』を徹底解説していきます。

年会費、還元率、ポイント

それでは、三井住友VISAゴールドカードの基本概要からお伝えします。

  • 年会費:10,000円(税別)
    ※WEBからの申込で初年度年会費無料、2年目以降も割引あり
  • 家族カード:1枚目無料
    ※2枚目以降は1枚につき1,000円(税別)
  • ETCカード年会費:初年度無料
    ※ただし2年目以降前年に利用がない場合は年会費500円(税別)
  • 国際ブランド:VISA・MASTER(両ブランド2枚発行のデュアル発行可)
  • 電子マネー:iD・WAON・PiTaPa・Apple pay
  • ポイント:ワールドプレゼントのポイント
  • ポイント還元率:0.5%(カード利用1,000円につき1ポイント)

特典サービス

  • 空港ラウンジサービス
  • 一流ホテル・旅館宿泊予約プランby Relaxにて3,000円割引特典
  • 海外国内旅行傷害保険最高5,000万円(うち1,000万円自動付帯)
    ※海外旅行傷害保険のみ最高2,000万円の家族特約あり
  • ショッピング補償最高300万円
    (購入日から90日以内・自己負担額1事故3,000円)
  • VJデスク(日本語対応の海外旅行時の対応窓口)
  • ハーツレンタカー「ハーツGoldプラス・リワーズ」年会費永年無料
  • ゴールドデスク(ゴールドカード会員専用フリーコール)
  • 会員情報誌VISA(VISA)/MY LOUNGE(MASTER)郵送サービス

一般ゴールドカードらしく、年会費は税別10,000円と高額ですが、WEBからの申し込みで初年度年会費ですし、三井住友VISAカードの一般カードと同じく、2年目以降の年会費を安く済ませる方法があります。

三井住友VISAカードの場合、一般カードも含めて次年度以降の年会費が安くなる条件が複雑なので、一覧表にして説明しますね。

割引条件割引特典翌年の年会費
マイ・ペイすリボの登録+年1回以上利用50%オフ5,400円
Web明細サービス登録+年間6回以上の請求実績1,000円引き9,720円
年間100万円以上~300万円未満の利用20%オフ8,640円
年間300万円以上の利用50%オフ5,400円
マイ・ペイすリボの登録+WEB明細50%オフ+1,000円引き4,320円
年間100万円以上の利用+WEB明細20%オフ+1,000円引き7,560円
年間300万円以上の利用+WEB明細50%オフ+1,000円引き4,320円

上表の通り、「カードの年間利用金額」、「WEB明細書の登録(毎月郵送される紙の明細書の廃止)」、「リボ払いのマイ・ペイすリボの登録」といった3つの条件の組み合わせによる条件により、高額なゴールドカードの年会費をなんと4,320円まで下げることが可能です。

上表を見ると、年会費の最安値である4,320円にする条件は、

・マイ・ペイすリボの登録+WEB明細
・年間300万円以上の利用+WEB明細

と2つありますが、おすすめは、「マイ・ペイすリボの登録+WEB明細」です。

基本的に金利手数料が高額となるケースが多いリボ払いは、おすすめできませんが、三井住友VISAカードのマイ・ペイすリボの場合、毎月の支払い額を1万円以上カードの限度額まで1万円単位で設定できますから(一般カードの場合は5,000円以上1万円単位)、クレジットカードが手元に到着したらWEB上で、リボ払いに変更し、さらに毎月の支払い設定額をカードの限度額にしてしまえば、「実質1回払い」となります。

つまり、リボ払いの金利手数料は1円もかからずに2年目以降の年会費が安くなるということなんです。

また、リボ払いで実際に金利手数料が発生した場合に限り、ポイントが2倍となりポイント還元率が1.0%となりますので、考え方によってはおすすめです。

少額のリボ払いでポイント2倍にする方法

例えば、だいたい毎月10万円カード決済するので、毎月のリボ払いの支払い設定を10万円としておき、コンビニでジュースや弁当などの支払いで調整をして、100,500円の請求額となった場合、リボ払いの金利手数料がかかる金額は超過した500円に対してのみで、ポイントが2倍もらえるというやり方もあります。

ポイント交換について

次に、三井住友VISAゴールドカードの利用で貯まるポイントの「ワールドプレゼント」のポイントは、

  • 商品券などの景品交換
  • マイレージ移行(ANA・ミッレミリア・クリスフライヤー)
  • カード請求金額からポイント分割引くキャッシュバック
  • 電子マネーiD利用分からの割引iDバリュー
  • 他ポイントへの移行
  • Amazonギフト券などのオンラインギフトカード
  • ふるさと納税への利用

など、貯めたポイントの使い道がかなり幅広く魅力的で、ポイントの有効期限は3年間です。

また、ポイントの交換先として、特に人気となっているものが、ANAマイルへの交換です。

ANAマイルへ交換

ANAマイルへの交換は、三井住友VISAの一般カードだと、1ポイント=5マイル(マイル付与率0.5%)であるところ、ゴールドカードの特典として常時1ポイント=10マイル(マイル付与率1.0%)と、交換レートが一般カードの2倍です。

ちなみに、一般カード会員の方でも別途移行手数料6,000円(税別)を支払うことで、1ポイント=10マイルの交換レートにアップすることができますが、前述のとおり、年会費を4,320円まで下げることができますので、カードの入会審査に通過できるかどうかという問題はありますが、ANAマイルへ交換することを考えると、ゴールドカードのほうがコストパフォーマンスに優れています

他社ポイントへ交換

他ポイントへの交換ですは下図のとおり、23種類ものポイントへ交換ができます。

また、ネットショッピングの際に、三井住友VISAカード独自のポイントアップモール、「ポイントUPモール」を経由することで、貯まるポイントが2~20倍となり、加盟店もAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、じゃらんなど、人気店がたくさんありおすすめです。

ボーナスポイントについて

さらに、三井住友VISAゴールドカードには、前年度のカード利用総額によって、翌年にボーナスポイントがもらるという制度があり、最大でポイント還元率0.8%までアップできます。

前年度の年間利用金額ステージボーナスポイント合計還元率
50万円以上V150万利用で+100ポイント、以降10万円ごとに+20ポイント0.60%
100万円以上V250万利用で+150ポイント、移行10万円ごとに+30ポイント0.65%
300万円以上V350万利用で+300ポイント、移行10万円ごとに+60ポイント0.80%

前述したリボ払いでポイント2倍の特典と組み合わせることで、最大ポイント還元率1.3%までアップできますので、三井住友VISAゴールドカードのポイント還元率の低さという欠点を打ち消すことが可能ですね。

ノーマルカードとの違い

三井住友VISAカードの一般カードとの違いをまとめてみましょう。

一般カードゴールドカード
年会費1,250円(税別)10,000円(税別)
付与保険海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
海外国内旅行傷害保険最高5,000万円
(うち1,000万円自動付帯)
※海外旅行傷害保険のみ最高2,000万円の家族特約あり
リボ払いの最低支払額5,000円以上10,000円以上
ANAマイルへの交換率1ポイント=5マイル1ポイント=10マイル

三井住友VISAゴールドカードは、格安ゴールドカードとは全く異なり、昔ながらのゴールドカードらしい特典サービス満載のものとなっています。

にもかかわらず、前述のとおり年会費は初年度無料、2年目以降も4,320円まで下げることが簡単にできますので、非常にコストパフォーマンスに優れたゴールドカードで、損得だけを考えると、三井住友VISAカードの場合、一般カードよりもゴールドカードを取得したほうが圧倒的に良いです。

ただし、三井住友VISAゴールドカードは、銀行系クレジットカードであり、その上、上位カードのゴールドカードであることから、入会審査のハードルは高めであることが欠点です。

他のクレジットカード等の支払いで延滞がないことはもちろん、最低でも年収300万円、年収500万円あれば十分入会審査は通過できると言われています。

メリットとデメリット

ここで、三井住友VISAゴールドカードのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

メリット

  • 日本を代表するゴールドカードなので、どこで出しても恥ずかしくない
  • VISA・MASTERブランドの両方のカードを発行しても年会費は1枚分で済むデュアル発行が可能
  • 一般ゴールドカードなのに年会費がお得
  • ANAマイルへの交換がお得
  • ゴールドカード専用フリーダイヤルがあり、つながりやすい
  • 付帯保険に家族特約がある(家族カードを発行せずとも付帯保険対象となる)
  • ワールドプレゼントのポイントの使い勝手が優れている

デメリット

  • ポイント還元率0.5%と低い
  • ポイント付与の条件が利用金額1,000円につき1ポイントと1,000円単位
  • ダイナースクラブカードやアメックス・ゴールドカードにある、2名利用時1名分無料となるようなレストランサービスがない
  • これといった尖った特徴がなく他のゴールドカードと似たような特典サービスとなっている

 まとめ

このカードの一番の特徴は、なんといっても年会費を簡単に4,320円まで下げることができる点です。

年会費4,000円程度で、ゴールドカードの充実した付帯保険や特典サービスが利用できる、ゴールドカード初心者にオススメのクレジットカードです。

また、メインカードをアメックス・ゴールドカード、アメックス・プラチナカードやダイナースクラブカード、ダイナースクラブプレミアムカード(ブラックカード)を利用しているクレジットカード上級者の方で、海外渡航時用にVISAブランドのクレジットカードをサブカードとして持っておきたいという方にも便利なカードではないでしょうか。

ポイント還元率が0.5%(リボ払いポイント2倍とボーナスポイントステージ制度をフル活用しても最大1.3%)と低いのが大きな欠点ですが、ANAマイルへ交換は1.0%ですので、ANAマイラーには嬉しいカードですね。

入会審査が若干厳しめのクレジットカードですが、ゴールドカード初心者からクレジットカードをすでに使いこなしている方のサブカードとして、幅広い方におすすめの1枚ですよ。

 



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