2枚目のクレジットカードにおすすめ!最強サブカードはこれだ!

「この店、結構使うんだけど、メインカードではポイント付かないからもったいないよな・・・」
「サブカード1枚だけ選ぶとしたらどれがいいんだろ?」

あなたにとっての「スーパーサブ」を探してみませんか?

西園寺
こんにちは。
2019年もクレジットカードの研究に余念がない、彩春館学園マネー研究部(仮)西園寺です。

クレジットカードが使えない店であったり、使えてもポイント還元率が低かったりすると、かなり損ですよね!
そこで重要になってくるのがサブカードでしょう。

というのも、クレジットカード一枚で全てをカバーすることは不可能なんです。
サブカードを利用して、メインカードでは補えないところをカバーしましょう!

では、サブカードとしてどんなクレジットカードを持てば良いのでしょうか?

サブカードにおすすめの条件

いろいろな考え方がありますが、

  • 利用頻度(りようひんど)の高いお店の割引・優遇特典がある
  • 現在利用している・これから利用したい電子マネーチャージに対してポイントが貯まる
  • ネットショッピングでのポイント還元率が高い
  • 旅行傷害保険が充実している
  • ショッピング保険が充実している(自動付帯・利用付帯でも補償額が高いなど)
  • ETCカードが無料

など
メインカードの弱点を補完するサブカードを選んでポイントの取りこぼしを無くしたり、補償面をカバーするのがいいでしょう。

少しわかりにくく感じられるかもしれないので、ここからは利用シーン別に具体例を紹介していきますね。

行動パターン別弱点補完カードの例

1,海外旅行大好きなT志さん

ワイキキビーチの風景
クレジットカード利用は楽天でのネットショッピングがメインだけど、年に2回は海外旅行に行く。
そんなT志さんが愛用しているクレジットカードがエポスカードです。
年会費無料のクレジットカードなのに、疾病治療費用に関してはゴールドカードクラスの補償内容。
旅行好きな方にとっても、最強のサブカードですね。
楽天カード+エポスカード

2,営業で外回りも多く外食することが多いN彦さん

休憩するビジネスマンのイメージ画像
メインでは飲食店などのサービスが充実しているエポスゴールドカードを利用するけど、通勤時に電車、セブンイレブンを利用するので、Suicaとnanacoチャージ時にもポイント付けたい。
nanacoのチャージで還元率が1.2%のリクルートカードを選択しました。
※但し上限は月3万円まで

エポスカードをメインにした組み合わせ例
エポスゴールドカード+リクルートカード

特にセブンイレブンやイトーヨーカドーなどで利用できるセブン&ホールディングスの電子マネーnanacoは、各種税金の支払いで利用できることで人気となっています。
2019/09/20現在、nanacoチャージでポイント還元率1.2%のリクルートカードは、かなりレアな存在です。

3,ローソン利用が多いm美さん

コンビニで買い物する女性のイメージ画像
クレジットカードはAmazonでの利用がほとんどで、メインカードはAmazonMASTERクラシックカードを利用。
一方、ローソンの利用が多くお得になるカードを調べた結果、dカードを見つけました。
AmazonMASTERクラシックカード+dカード
dカードはローソン利用で最大5%お得になるドコモユーザー必携のカードです。
さて、ここからはお得に利用できるサブカードを7枚紹介していきます。

もちろんこれらをメインカードとして使うこともオススメですよ!

西園寺が選ぶ!おすすめサブカード8選

楽天カード

楽天カードイメージ
年会費無料還元率1.0%
電子 マネーEdyポイント楽天ポイント
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 楽天市場内の利用であれば、一般カードは3%、プレミアムカードであれば5%と驚異の還元率
  • 年会費無料のカードでは実用性ナンバーワンかも!
  • 入会特典で5000ポイントGETできるチャンス!

タレント川平慈英さんのCMで有名な楽天カードで、すでに持っている方が多いのではないでしょうか?

  • 年会費:無料
  • 家族カード:無料(5枚まで発行可)
  • 貯まるポイント:楽天ポイント

楽天ポイントは、カード利用100円ごとに1ポイントが貯まっていきます。

ETCカード年会費540円(税込・楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合ETC年会費無料)、国際ブランドはVISA・JCB・MASTER・AMEXの4つから選べ、電子マネーの対応は楽天EdyとMASTERブランドを選択した場合のみauWALLETカードへのチャージが可能となりauWALLETチャージにおいても通常と同じポイント付与対象となります。

残念ながら、2017年11月利用分からは、これまでポイント付与対象となっていたnanacoクレジットチャージ・モバイルSuica(年会費の支払いも含む)・SMART ICOCA・ApplePayへのチャージがポイント付与対象外となってしまいました。

楽天カードにはたくさんの種類があります。

  • 基本の楽天カード
  • 女性特有の病気の補償の強化など女性向けの楽天PINKカード
  • 楽天銀行のキャッシュカードと一体化された楽天銀行カード
  • 楽天ANAマイレージカード
  • 学生向けの楽天アカデミーカード
  • 楽天ゴールドカード(年会費有料)
  • 楽天プレミアムカード(年会費有料)
  • 楽天ブラックカード(招待制・年会費有料)

などがあり、カードのラインナップが実は豊富であることが特徴の1つです。

そして、楽天カードといえば入会審査がかなりゆるいことでも有名です。

過去に不払いや支払いの3ヶ月連続遅延などの金融事故を起こした人でも限度額が5万円と少額ながらもカードが新規発行されるケースがあるようで、一般のクレジットカードと考え方が少し異なっており、楽天カードはとりあえずクレジットカードを発行して発行後も定期的に与信審査を行っているようで(非公表)、実際に信用情報機関の個人情報を開示すると楽天カードが開示した記録が残っているということが多くあります。

しかし、カードを利用して延滞などをせずにきっちりクレジットカードの利用料を支払っていけば、なんら問題ありません。

楽天カードをサブカードとしておすすめしたい一番のメリットが、楽天市場での買い物がお得になることです。
これは当たり前といえば当たり前なのですが、楽天市場での買い物を楽天カードで支払い、さらに楽天のスマホアプリから買い物するだけでポイントが4倍にまで跳ね上がります。

さらに格安SIMの楽天モバイルを契約しているとさらに1倍加算されポイント5倍となります(ただし、基本の1%を超える加算分のポイントは期間限定ポイントで加算されるので注意が必要です)。

また、楽天カードは1枚のクレジットカードで3つ(クレジットカード機能・楽天ポイントカードの機能・電子マネー楽天Edy)の機能がついていて使い勝手がよいこともメリットで、楽天カードのスマホアプリもかなり完成度が高く使い勝手もとても良いです。

最後にTポイントと同様に、楽天ポイントも楽天ふるさと納税での寄付(支払い)に利用できますので(期間限定ポイントも利用可)、ふるさと納税にポイントを活用するとお得さがさらに増しますね。
楽天カードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

エポスカード

エポスカードイメージ
年会費永年無料還元率0.5%
電子 マネー-ポイントエポスポイント
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 申し込んだその日に発行可能!
  • 年に4回ある会員限定の「マルコとマルオの7日間」で買い物10%オフ
  • 7,000店舗での優待サービスあり(割引やポイントアップ)

エポスカードは、株式会社丸井の子会社であるエポスカード株式会社が発行するクレジットカードで、丸井でのお買い物はもちろん丸井以外でもお得な特典が多い年会費無料のクレジットカードです。

  • 年会費:無料
  • 家族カード:設定なし
  • 貯まるポイント:エポスポイント

ポイントは、200円のカード利用につき1ポイント(リボ払い・3回以上の分割払いは200円につき2ポイント)が貯まります。
ですので、ポイント還元率は0.5%と一般的なカードの水準にとどまり、国際ブランドはVISAのみです。

電子マネーの対応は、楽天Edy・モバイルSuica・ApplePayに対応していて、これらの電子マネーへのチャージでもポイントが貯まります(nanacoには非対応)。
またスターバックスのスターバックスカードへのチャージでもポイントが貯まりますよ。

マルコとマルオの7日間

ポイント還元率は決して高くはありませんが、丸井のマルコとマルオの7日間という会員向けのサービス期間中は丸井での買い物すべてが10%オフとなりますので、定価でしか販売していないブランド品などをこの期間に集中してまとめ買いすると、この10%オフの威力は強烈です。

Amazon、楽天などを利用時に「たまるマーケット」を経由するとポイント還元率アップ

また、ネットショッピングの際にエポスのポイントアップサイト「たまるマーケット」を経由すると、ポイントが2~30倍になります。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・LOHACO・ヤフオク・ベルメゾン・ショップチャンネルなどのメジャーなネットショッピングサイトや楽天トラベル・一休.comなどの旅行予約サイトがありますので、有効活用しやすいですね。

ポイントの使い道

ポイントの使い道も丸井の店舗(丸井のネットショッピングでも可)での買い物で1ポイント=1円の値引きとして使え、各種商品券やANA・JALマイルへの交換も可能ですし、別途エポスプリペイドカードを申込み入手しエポスプリペイドカードへエポスポイントをチャージ(1ポイント=1円)すると、VISAが使えるお店で好きなものが買えるようになりますので、貯めたポイントはかなり効率的に利用できます。

飲食店やカラオケ店でも割引き店舗多数

リアル店舗でも割引特典のあるお店が多くあり、代表的なところではロイヤルホストの会計時にカードの「提示だけ」で5%オフ、カラオケのシダックスでカードの「提示だけ」でルーム料金30%オフ・フリータイム/パーティーコース10%オフ・1週間前までの予約で20%オフ、さらにエポスカードで支払うとポイント5倍などがあります。さらに、遊園地・レジャー施設も、よみうりランドや新江ノ島水族館などのワンデーパスや入場料が優待割引料金で利用できるなど特典が多数用意されています。

海外旅行の傷害保険が自動付帯

丸井の優待ともう一つエポスカードの大きなメリットが、海外旅行の傷害保険が自動付帯であること、補償内容も傷害死亡・後遺障害最高500万円で特に疾病治療費用270万円(1疾病の限度額)とかなり手厚い補償内容となっています。

年会費無料のクレジットカードなのに、疾病治療費用に関してはゴールドカードクラスの補償内容で、海外渡航の機会が多くメインカードの海外旅行傷害保険内容では少し不安がある場合は、補償を厚くする目的だけでエポスカードをサブカードとして持っておくのも有効な手段となります。

ゴールドカードであれば、国内主要空港ラウンジが無料で使える

エポスカードにはエポスゴールドカードという上級カードがありますが、(通常年会費税込5,000円がゴールドカード新規発行から1度でも年間50万円以上の利用があるとその翌年以降永年年会費無料となる)、一般カードの利用実績からゴールドカードへのインビテーションが届いた場合も永年年会費無料となり、しかも全ての国内空港ではありませんが国内主要空港のラウンジが無料で使えるなど通常のゴールドカードらしい特典サービスを利用できます。

ゴールドカードのインビテーションについては、エポスカード新規発行から50万円以上利用した段階で1年を待たずにゴールドカードのインビテーションが届いた、また、丸井での買い物にだけエポスカードを使って年間30万円決済しただけでインビテーションが届いたなどの事例がありますので、一律のルールがあるわけではないようです

丸井をよく利用される方と海外渡航が多い方にはエポスカードをおすすめします。
エポスカードについてもっと知りたい方はこちら

イオンSuicaカード

イオンカードSuicaイメージ

年会費無料還元率0.5%
電子
マネー
Suica
iD
ポイントときめきポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • イオンユーザーでSuicaを利用してるなら財布の中をすっきりさせることが可能。
  • イオンiDも利用可能!
  • 年会費無料で利用できる数少ないSuica機能付きクレジットカード

イオングループの店舗でお得に利用できるイオンカードにSuicaの機能がついたクレジットカードです。

  • 年会費:無料
  • 家族カード:設定なし
  • 貯まるポイント:ときめきポイント

ときめきポイントは、カード利用200円につき1ポイント付与で、ポイント還元率は0.5%と一般的な水準ですが、イオングループの店舗での利用は常にポイント2倍となりカード利用200円につき2ポイント貯まりポイント還元率は1.0%までアップします。

ETCカード発行手数料・年会費無料・国際ブランドはVISA・MASTER・JCBから選べ、電子マネーの対応は、WAON・イオンiD・ApplePayです。

その他、イオンカードと同様にお得な特典もついています。

  1. 毎月20・30日の「お客様感謝デー」には全国のイオングループの店舗でのお買い物が5%オフ
  2. 毎月15日「G.G感謝デー」で55歳以上のカード会員は全国のイオングループの店舗で5%オフ
  3. 毎月10日「ときめきWポイントデー」は、イオングループの店舗以外でのカード利用分もポイント2倍

一方、Suicaカードとしての機能ですが、最初のSuicaカード500円のデポジット(預託金)は不要、年会費も無料なので、カードタイプのSuicaを完全無料で利用可能というのが一番の大きなメリットとなります。
しかし、Suica部分のポイントに関しては、JR東日本グループでのカード利用は400円につき1ポイント(ときめきポイント)しか貯まらずポイント還元率もたったの0.25%とかなり低いのが大きなデメリットです。

ただ、SuicaチャージやJR東日本の在来線の切符などの購入で貯まったときめきポイントは、Suica電子マネーに交換できるので貯めたポイントの活用法としては無駄なく再び電車の利用などに利用できます。

別途、Suicaポイントクラブに登録することにより、JR東日本関連の店舗やイトーヨーカドー、紀伊國屋書店、タイムズ、ヤマト運輸などでポイント対象となり、ポイント2重取りが可能となります。
ただし、こちらは2017年12月にSuicaポイントクラブからJRE POINTへ移行することが決まっていますので、JRE POINTへの移行手続きが必要です。

「Suicaカード」という名前がついていますが、プロパーカードのビューカードやJALカードSuicaとは異なり株式会社ビューカードが発行するカードではないので、ビューカードの機能がすべて利用できるわけではありません。
ちなみに、イオンSuicaカードで利用できないビューカードの機能は、

  • 中央ライナー・青梅ライナーの携帯電話予約サービス利用不可
  • モバイルSuicaによるEX-IC(エクスプレス特約)利用不可
  • JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、券売機での支払い回数は1回払いのみ(分割払い不可)

となっています。

ただし、オートチャージに関してはイオンSuicaカードでも利用できます。

Suica関連のポイント還元率の低さが大きなデメリットですが、イオングループの店舗が最寄りにありよく利用される方で、サブカードを1枚でまとめたいという方にはおすすめです。

リクルートカード

リクルートカードイメージ
年会費永年無料還元率1.2%
電子 マネー-ポイントリクルートポイント
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 対応サービスを利用すると最大4.2%のポイント還元
  • nanacoチャージでもポイントが貯まる
  • デザインがシンプルで大人が使えるカード

リクルートが三菱UFJニコスとJCBと提携して発行しているクレジットカードで、1.2%の高還元率でリクルートポイントが貯まっていくというのが大きな特徴です。

  • 年会費:無料
  • 家族カード:無料(19枚まで発行可)
  • 貯まるポイント:リクルートポイント

ポイントは、毎月の利用金額合計の1.2%に対して少数点第1位以下を切り捨てたポイントを加算、国際ブランドはVISA・MASTER・JCB(VISA・MASTERブランドは三菱UFJニコスから発行、JCBブランドはJCBカードから発行)から選べます。

国際ブランドによって、ETCカードの扱いと対応電子マネーが異なるので、申し込み前によく確認しておく必要があります。

VISA・MASTERブランドの場合

ETCカードの新規発行手数料が1,080円、ETCカード年会費は無料、電子マネーはnanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICCOCA・ApplePayに対応しチャージ時でも通常の決済と同じく1.2%のポイントが付きます。

JCBブランドの場合

ETCカードの新規発行手数料・年会費ともに無料、電子マネーは、nanaco・モバイルSuica・ApplePayに対応し、チャージ時でも通常の決済と同じく1.2%のポイント付与が付きます。
※2018年4月16日より、nanacoチャージでポイントが貯まるのは月間30,000円分までとなりました

ETCカードの新規発行手数料有料という点が微妙ですが、メインとして使っていくにはVISAブランドのほうが使い勝手が良いです。

ポイントの使い道・交換

Pontaポイント

リクルートポイント→Pontaポイント(WEB上でPontaポイントへ1ポイントから即時等価交換可)
ローソン・GEO・昭和シェル石油のガソリンスタンド・大戸屋などのPonta加盟店で1ポイント=1円として買い物などにも利用できます。

JALマイル

リクルートポイント→Pontaポイント→JALマイル(2Pontaポイント=1JALマイルの交換レートで、2Pontaポイント単位で交換可)
メインカードにJALカードを利用されている方にも相性が良くサブカードとして最適です。

dポイント

リクルートポイント→Pontaポイント→dポイント(等価交換レートで交換は100ポイント以上100ポイント単位)
ドコモユーザーでメインカードにdカードやdカードゴールドを利用している方のサブカードとして最適です。

と無駄なく利用できます。
今後、改悪の可能性がありますが、現段階では年会費無料で最も電子マネーに強いクレジットカードですので、各種電子マネーへのチャージ用のサブカードとして最適です。
リクルートカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

JALカード

JALカードイメージ
年会費初年度無料 2年目以降2,160円(AMEXのみ6,480円)還元率0.5%
電子 マネー※WAON他ポイントJALマイル
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 今だけ最大1550マイルをもらえるチャンス
  • JALカードnaviでの買い物で100円=1マイル貯まる
  • JAL利用でボーナスマイルGET

日本航空(JAL)が各クレジットカード会社と提携して発行しているクレジットカードです。
基本的にカード利用200円につきJALマイルが1マイル(JAL CLUB ESTとゴールドカード以上だと有料オプションのショッピングマイル・プレミアムは自動付帯でカード利用100円につき1マイル)貯まっていきます。

JALカードといっても、「普通カード」・「CLUB-Aカード」・「CLUB-Aゴールドカード」・「プラチナカード」・「JALカードnavi(学生専用カード)」・「JAL CLUB EST(20代の方限定カードで、さらにCLUB ESTの中でも普通カード・CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナカードがあります)」と6種類に大別され、さらに国際ブランド(VISA・MASTER・JCB・AMEX・DINERS)とJALカードとの提携会社の違いによって、数多くの種類のカードが発行されています。

今回は、その中で最も一般的なJAL普通カードをご紹介していきます。

普通カードの種類は、

  1. JAL・Visaカード
  2. JAL・Mastercard
  3. JAL・JCBカード
  4. JAL・JCBカード(ディズニー・デザイン)
  5. JALカードSuica
  6. JALカードTOKYU POINT ClubQVisaカード
  7. JALカードTOKYU POINT ClubQ Mastercard
  8. JALカードOPクレジット
  9. JALアメリカン・エキスプレス・カード

と9種類あります。

基本のJALカードは前述したようにカード利用200円ごとに1マイル貯まっていくというカードで、年会費は初年度無料2年目以降2,160円(税込)ですが、⑤以降は各提携会社が発行するJALカードです。

JALカードSuica

⑤はビューカードとの提携で、貯まっていくポイントはJALマイルですが、Suicaチャージや切符の購入などJR東日本での利用時にはJRE POINTが貯まっていきます。
JRE POINTは、JALマイルへ交換できる(1,500JRE POINT=500マイル)ので、ポイントを無駄なく貯めていくことができます。
※JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費:3,240円)の場合は1,500JRE POINT=1,000マイル

JALカードTOKYU POINT

⑥⑦は東急グループとの提携で、基本的にはJALマイルが貯まっていきますが、WAONチャージでも、200円ごとに1マイル貯まるという特徴があります。
また、PASMOチャージに関しては2017年4月から変更となり200円で1TOKYUポイントが貯まるようになりました。
(PASMOチャージでは直接マイルは貯まりません)

さらに、東急ハンズや東急百貨店などの東急グループで買い物したときは、JALマイルだけでなく、TOKYUポイントも合わせて2重に貯まり、TOKYUポイントもJALマイルへ交換できる(2,000ポイント→1,000マイル)ので、大変効率がよく東急沿線在住者の方と東急利用者の方におすすめです。

JALカードOPクレジット

⑧は小田急グループとの提携で、通常のカード利用で貯まるJALマイルの他に、PASMOチャージでも通常と同様にカード利用200円につき1マイル貯まります。

さらに小田急ポイントサービス加盟店(小田急百貨店など)利用時や、PASMOでの小田急線乗車時には乗車ポイントとして小田急ポイントも合わせて貯まり、貯めた小田急ポイントは2,000ポイント=1,000JALマイルのレートで交換できますので、効率よくマイルを貯めることができます。

小田急沿線在住者の方と小田急利用者の方向けのカードで、サブカードとしてもおすすめです。

JALアメリカン・エキスプレス・カード

⑨はアメリカン・エキスプレスブランドの三菱UFJニコスが発行するJALカードになります。

年会費6,480円(税込)、家族カード年会費2,700円(税込)、ETCカード発行手数料・年会費ともに無料と一般カードとしては1ランク上の価格帯となっています。

年会費が高い代わりに、プロパーのアメリカン・エキスプレス・カードと同様に、国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ・旧ホノルル国際空港)のラウンジがカード会員ともう1人の計2名利用できますし、日本国内・世界100以上の国・地域の8,000以上のホテル・レストランの優待サービスのアメリカン・エキスプレス・セレクトが利用できますし、海外・国内旅行傷害保険も最大3,000万円(自動付帯最大1,000万円・利用付帯最大2,000万円)まで補償と手厚い補償がつきます。

また、三菱UFJニコスが発行しているので、MUFGカードと同様に銀聯カードも発行手数料本会員1,080円(税込)、家族会員324円(税込)、年会費いずれも無料で発行できます。

JALを利用する方で海外渡航が多い方におすすめのカードですね。

 

いずれのJALカードもJALマイルを貯めているという方におすすめで、すでにメインカードとして使っている方も多いかもしれません。

JALカードは年会費と定番のオプション料金を組み合わせるとそれなりの維持費【年会費2,160円+JALショッピングマイル・プレミアム会費(加入することで通常カード利用200円につき1マイルしか貯まらないJALマイルが100円につき1マイル貯まるようになります)3,240円=5,400円】となってしまうのが大きな欠点です。
しかし、サブカードとして使うのであれば、JALショッピングマイル・プレミアムに加入しないという選択肢も出てきます。

具体的には、例えばメインカードをドコモユーザーなのでdカードゴールドを利用している、電子マネーへの強さなどの使い勝手の良さとポイント還元率の高さでリクルートカードをメインカードとして利用しているという方のサブカードとして相性が良く(dポイント・PontaポイントいずれもJALマイルに交換できるのでJALマイルへポイントをまとめることができる、逆にJALマイルからdポイント・Pontaポイントへ交換できるのでdポイント・Pontaポイントにまとめることができる)おすすめです。

dカード・dカードゴールド・リクルートカードなどをメインカードとして使いつつ、JALカードをサブカードとして使うもう一つのメリットは、マイルを航空券に交換して無料で飛行機を利用できる特典航空券に関して、JALカード会員であるというだけで通常より500マイル少なく交換できます。

メインカードとして利用する方が多いJALカードですが、サブカードとしても十分効率的に運用できますね。
JALカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

AmazonMASTERカード

Amazonカードイメージ

年会費初年度無料
※年1回以上の利用で翌年も無料
還元率1.5%
※Amazon.co.jp以外の利用は1%
電子
マネー
iDポイントAmazonポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 新規入会で2,000円分のAmazonポイントがもらえる。
  • 無料の即日審査で、今日のAmazonショッピングから利用可能
  • 貯まったポイントは自動的に加算されるので、もらい忘れなし

ネットショッピングと言えばAmazonですが、Amazonが三井住友カード株式会社と提携して発行しているAmazonでの買い物でお得になるクレジットカードです。

  • 年会費:初年度無料(2年目以降1,350円※)
  • 家族カード:設定なし
  • 貯まるポイント:Amazonポイント

年会費は前年度に1回以上の利用で無料となります。
Amazonポイントは、カード利用100円につき1ポイント貯まるので基本ポイント還元率は1.0%(ただし、Amazonでの買い物決済に限ってはプライム会員であれば2.0%、プライム会員以外でも1.5%へアップ)・国際ブランドはMASTERのみです。

ETCカード年会費初年度無料2年目以降540円(税込・前年度に1回以上ETCカードの利用請求実績があれば翌年度無料)・電子マネーの対応はiDとApplePayで、お買い物安心保険年間100万円まで(海外での利用分および国内でのリボ払い・分割払い3回以上の利用分のみ対象、自己負担額1事故につき3,000円) の補償もつきます。

Amazonで年に1回でも買い物をすれば年会費は無料となり、Amazonでの買い物のポイント優遇もありますので、Amazonユーザーにはかなりおすすめでサブカードとしても最適です。

Amazonのプライム会員については、別途年会費3,900円もしくは月会費400円(いずれも税込)を払う必要がありますが、プライム会員も必須というくらいのAmazonヘビーユーザーの方には、プライム会員特典も含まれたAmazonMASTERゴールドカードのほうがおすすめとなります。

ゴールドカードだけに年会費は10,800円(税込)と高額になりますが、サブカードとしての利用で割り切るのであれば、カード申込み時にリボ払いの「マイ・ペイすリボ」も同時に申込むことで初年度の年会費が半額の5,400円(税込)とかなり抑えることができます。

リボ払いは金利が高いのでおすすめできませんが、カード到着後にネット上でリボ払いの毎月の支払い金額の設定をカードの限度額(例えば100万円など)にしてしまえば、全て一括払いの扱いとなりリボ払いの高い金利の支払いを回避できますし、マイ・ペイすリボに申し込んでも分割払いも可能です。

さらに2年目以降の年会費に関して、紙の明細を止めてWEB明細書サービスを申込むことでさらに1,080円引きとなり、2年目以降は年会費4,320円(税込)となります。

プライム会員の年会費が含まれていることを考慮すると、年会費はなんと実質420円まで下がりますのでAmazonのヘビーユーザーには本当におすすめとなります(カード入会と同時にWEB明細書サービスを申込んでも値引きの1,080円は2年目以降の年会費からとなります)。

実質420円まで年会費を下げたとしても、ゴールドカードの特典はそのままですので、Amazonでの買い物時のポイント還元率は2.5%までアップ、ショッピング補償も年間300万円まで補償金額アップ(自己負担額1事故につき3,000円は一般カードと変わらず)、国内主要空港のラウンジ無料利用可、最高5,000万円(自動付帯分1,000万円+利用付帯分4,000万円)までの海外・国内旅行傷害保険の補償特典もつきます。

AmazonMASTERカード(ゴールドカードも含む)のデメリットは電子マネーに弱いことで、iDとApplePay以外のnanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA・WAONへのチャージはポイント付与対象外です。
AmazonMASTERカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

セブンカードプラス

セブンカードイメージ

年会費初年度無料
2年目以降500円(税込み)
還元率0.5%
電子
マネー
nanacoポイントnanacoポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • JCBブランドのみApple Payに対応
  • 2年目以降も、前年度のクレジットショッピング利用5万円以上で年会費無料
  • セブン&アイグループ対象店で使うとポイントが2~3倍たまる


セブンイレブンホールディングスグループ内の会社の株式会社セブン・カードサービスが発行する電子マネーnanaco一体型のクレジットカードです。
※すでに所有しているnanacoカードを活用したい方には紐づけ型もあります。

一言でいうとセブンイレブン本家本元のnanaco一体型のクレジットカードですね。

  • 年会費:初年度無料(2年目以降は税込500円※)
  • 家族カード年会費:200円
  • 貯まるポイント:nanacoポイント

年会費は有料ですが、前年度に家族カードも含めて5万円以上のカード利用実績があれば家族カードとも2年目以降の年会費は無料となります。
ポイントは、カード決済200円につき1ポイント、nanacoでの支払い時には100円で1ポイントが貯まり、国際ブランドはVISA・JCBから選べます。

ポイント還元率は0.5%と一般的な水準ですが、セブン&アイグループの対象店(セブンイレブン・イトーヨーカドー・ヨークマート・デニーズ)で使うとポイント3倍となり200円につき3ポイント貯まり、さらに、イトーヨーカドーにおいて(ネットスーパーは対象外)毎月8のつく日(8・18・28日)のハッピーデーでは、ほとんどの商品が5%オフとなります。

セブンイレブンが発行するクレジットカードだから、nanacoチャージに関しても一番お得なのだろうと思いがちですが、セブンイレブンでのセブンカードプラスカード払いは1.5%のポイントが貯まりますが、nanacoチャージでは一般利用と同じくベースの0.5%のポイントしか貯まりません。

一方、前述したリクルートカードでnanacoチャージ(1.2%のPontaポイント)・nanaco利用(1.0%のnanacoポイント)で、合計2.2%のポイントが貯まるので、ポイント還元率だけで見るとリクルートカードのほう断然お得という結果になります。

とはいえ、セブンイレブン・イトーヨーカドーなどを普段からよく利用される方には、貯まっていく全てのポイントがnanacoポイントにまとまりますから、セブンカードプラスのほうが使い勝手が良いといえます。

nanacoチャージについては、この1年改悪相次いでおり、リクルートカード・プラスが新規募集停止となり既存会員についてもnanaco・モバイルSuicaチャージに関してポイント付与対象外、漢方スタイルクラブカードもポイント還元率約0.34%へ大幅ダウンし、さらに新規募集停止、最後には他のジャックスカードと同様にリーダーズカードへ統合(漢方スタイルクラブカード既存会員も有効期限を境にリーダーズカードへ強制変更)、さらに楽天カードもついにnanaco・モバイルSuicaチャージに関してポイント付与対象外となってしまいました。

このような流れを考慮すると、リクルートカードとYahoo! JAPANカードもnanacoチャージへの改悪も近いのではないかと推察できますね。
nanacoチャージでポイント付与となるのは、最終的に本家本元のセブンカードプラスだけになるのではないかと言われています。

nanacoへのオートチャージもセブンカードプラスのみですし、セブンカードプラスをサブカードとして今のうちから持っておくのもひとつの手です。

Yahoo! JAPANカード

Yahoo!Japanカードイメージ
年会費無料還元率1%
電子 マネーポイントTポイント
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 還元率1%でTポイントが貯まるクレジットカード
  • Yahoo!ショッピング・LOHACOで買い物すればポイント3倍
  • 審査が通りやすい

2015年4月から始まったヤフーグループのワイジェイカード株式会社が発行する新しいTポイントカード一体型のクレジットカードです。

  • 年会費:無料
  • 家族カード年会費:無料
  • 貯まるポイント:Tポイント

Tポイント貯めるなら必須のカード

Tポイントは、カード利用100円につき1ポイント貯まり、ETCカード年会費500円/枚(5枚まで発行可)、国際ブランドはVISA・JCB・MASTERから選べ、電子マネーの対応はSMART ICCOCA・ApplePay(VISA・JCB・MASTER)で、auWALLETカード(MASTERのみ)のチャージでも通常の決済と同じ1%のポイントが付きます。

nanaco(JCB・MASTER)へのチャージは、0.5%(200円で1ポイント)と、2018年2月28日に改悪となりました。
しかし、以前はJCBカードのみ対象だったnanacoへのクレジットチャージが、VISA・MASTERカードでも可能になりました。

ヤフーとの親和性が非常に高く、Tポイントも非常に貯まりやすい年会費無料のクレジットカードで、入会審査も楽天カード並みにゆるく、審査完了まで最短で2分というクレジットカードの入手のしやすさが大きなメリットです。

また、入会時のボーナスポイントがすごいです。
期間固定Tポイントになりますが、最大10,000ポイントがもらえます。

内訳は、入会で4,000ポイント、入会後のカード利用3回(利用金額の設定なし・入会月を合わせて2ヶ月以内)で、2,000ポイント×3の6,000ポイントが入る仕組みです。

Yahoo!ショッピング、LOHACOで使うとTポイントが3%以上貯まる

Yahoo! JAPANカードの最大の特徴は、Yahoo!ショッピングやショッピングサイトLOHACOで使うとポイントが常に3倍となり(Yahoo!ショッピング内のお店によりさらに+1~最大15倍)、さらにYahoo!プレミアム会員であればポイントは常に+4倍、ソフトバンクスマホユーザーならさらに+5倍となり、最大ポイント26倍となります。

また、ヤフオクの落札の際にこのカードで決済しても1%のTポイントが貯まります。

Yahoo!のサービスを利用する機会が多い方、Tポイントを集めている方に最適のカードでメインカードとしても十分使えますよ。

最後に節税目的でふるさと納税を利用されている方にもおすすめで、Yahoo!ふるさと納税での寄付(支払い)でなんとTポイントが利用できます(期間限定ポイントも利用可)。
Yahoo! JAPANカードについてもっと知りたい方はこちら

まとめ

今回はおすすめのサブカードついてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
あえて、カード枚数を増やして得意分野を活かすようなクレジットカードの使い方をすることで、お得感が増すこともあります。

クレジットカードの枚数を増やすことは財布の中のカード枚数が増えますし、支払い管理も2倍面倒になりますので、基本的にはおすすめしていませんが、お伝えしてきたようにメインカードの弱点を補う役割やメインカードと同じポイントが貯まり特定の店舗や利用方法においては、メインカードよりもお得にポイントが貯まるサブカードを見出すことが出来ればサブカードのメリットのほうが上回るのでクレジットカードを複数枚持ちするべきです。

ぜひ、みなさんも今お使いのメインカードを補完する最強のサブカードを見つけてくださいね!



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