トヨタのクレジットカード「TS CUBIC CARD」について調べました

TS CUBICカードイメージ

年会費初年度無料
2年目以降1,250円(税抜)
還元率1%
電子
マネー
QUICPay
PiTaPa
ポイントポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 車のトラブルに安心の「ドライバーズサポート24」が付いている
  • JALマイルにも交換可能
  • TS CUBIC CARD限定のお得な自動車保険がある




TS CUBIC CARDとは

TS CUBIC CARDは、トヨタファイナンス株式会社が発行するプロパーのクレジットカードで、

  • レギュラー(年会費初年度無料・2年目以降税抜1,250円)
  • セレクト(年会費税抜2,500円・2年目以降税抜3,000円)
  • ゴールド(年会費税抜10,000円)

と全3種類あり、いずれも国際ブランドはVISA・MASTER・JCBの3つから選べます。

電子マネーの対応はQUICPay(一体型・モバイル型・専用カード型の3つから選択可)とPiTaPaで、家族カード・ETCカード・東海道新幹線の乗車がお得になるプラスEXの設定もあります。

家族カードの年会費は、

  • レギュラー:1名につき400円(税抜)/年 ※初年度無料
  • セレクト:1名につき1,000円(税抜)
  • ゴールド:最初の1名は無料、2人目から1名につき1,000円(税抜)

です。

ETCカードは永年無料で、プラスEXは他のクレジットカードと同様に年会費500円(税抜)です。
関連記事:最強はどれ?ETCカードおすすめと選び方まとめ

現在、終了日未定の入会キャンペーンとしてカード入会後6か月間、QUICPay利用分5%キャッシュバック(最大6,000円)、ガソリンスタンドのENEOSでの給油が2円/L引き(灯油も含む)、携帯電話・電気料金の支払い設定で最大1,000ポイントがプレゼントされるというものがあります。

今回は、もっともベーシックな「TS CUBIC CARD レギュラー」についてお伝えしていきます。

TS CUBIC CARDの特徴

知名度でいえば、提携カードであるENEOSカードのほうが有名で保有している人も多いと思いますが、TS CUBIC CARDはプロパーカードだけあってトヨタ・ダイハツ車の購入から車検などのカーライフ全般にわたってお得になるというのが一番の特徴です。
よって、トヨタ・ダイハツ車ユーザーのためのクレジットカードといっても過言ではありません。

他のクレジットカードではあり得ない使い方として、トヨタ・ダイハツの新車購入時に、トヨタファイナンス発行のローンで、契約期間1年以上のローンを組んだ場合(残価設定型クレジット・通常クレジットどちらも対象)、TS CUBIC CARDのポイントを、通常は1ポイント1円計算のところ⇒1.5円でキャッシュバックできます。

キャッシュバックの方法は「月々のローン支払い額への充当(毎月)」もしくは「年1回の振込」から選ぶことができ、これがローンの支払い完了まで続きます。(当初組んだローンの終了まで)

さらに、TS CUBIC CARD会員限定の、あいおいニッセイ同和損保の自動車保険(任意保険)の「ながらくプラン」に加入することができます。

これは、加入から3年間は保険料金が一定となり、同保険会社での一般分割払いの同様の保険と比べると3年間で7,200円割安となり、さらに3年間無事故で保険を1度も使うことがなかった場合、無事故祝い金8,900円がもらえますので、最大で3年間で16,100円もお得になります。
ただし、保険料の支払い方法は、TS CUBIC CARD限定となります。

さらに車関係の特典では、ドライバーズサポート24というカード付帯サービスがあります。

サービスの内容は、「電話&ロードサービス」・「付随費用補償サービス」の2つがあります。
「電話&ロードサービス」は、万一の事故や故障が発生した際に指定の電話番号へ電話すると24時間いつでも適切な初期アドバイスを受けることができ、必要に応じてJAFのロードサービスに取り次いでもらえます。
ただし、JAF会員でない場合は規定の料金がかかり有料サービスとなります。

「付随費用補償サービス」は、自宅より50km以上離れた場所で事故・故障が発生し、電話&ロードサービスの特典経由でJAFのロードサービスを利用してもうまくいかなかった場合の、帰宅費用・宿泊費用・修理後車両の引き取り・搬送費などの費用を上限や制約が多少あるものの補償してくれる。というサービスです。

もちろん、車の購入・保険以外でも、レンタカーやカー用品での特典も多くあります。

TS CUBIC CARDは、TOYOTA・ダイハツ車好きの方には、一般カードの付帯特典とは思えないほどの特典がついてくるカードです。

また、TS CUBIC CARD はApple payにも対応しています。
ただし、他の対応クレジットカードと同様にJCB・MASTERブランドのTS CUBIC CARDを登録した場合はすべての決済機能が利用できますが、VISAブランドのTS CUBIC CARDを登録したApple payに関しては、リアル店舗での決済には対応しているもののアプリ内・ネット決済での利用はできませんので注意が必要です。

TS CUBIC CARDの還元率

他のクレジットカードと同様にTS CUBIC CARDにもポイントシステムがあります。
ポイント名がないのですがTS CUBIC CARD独自の「ポイントプラス」というポイントシステムで、カード利用金額1,000円につき10ポイント貯まりますので、ポイント還元率としては1.0%となります。

ポイントの有効期限は5年間とかなり長いです。

また、TS CUBIC CARD独自のポイントアップサイトも準備されており、こちらを経由してAmazon・楽天・ポンパレモールで買い物をするとポイントが最低2倍となり、キャンペーンなどで最大10倍までポイントがアップする店舗があります。
このサイトには、高級百貨店のネットショッピングサイトも入っていますから、幅広い買い物ニーズに対応しているといえますね。

さらに、ポイントプラス特約店などで、TS CUBIC CARDで支払うとポイント還元率が1.5倍まで上がります。

貯めたポイントの使い道もポイント還元率と同じくらい重要なポイントですが、トヨタのクレジットカードらしくトヨタグループ(トヨタ・レクサス・ダイハツ・日野)の店舗で新車を指定のクレジット会社でローンを組んで購入する場合には、貯めたポイントが1.5倍化され1ポイント=1.5円のレートでキャッシュバックされます。

また、トヨタグループのトヨタホーム(ハウスメーカー)で住宅を購入した場合も新車の購入と同じように1ポイント=1.5円のレートでキャッシュバックを受けることができます。

この新車・住宅の購入の際にキャッシュバックの他にJALマイルへの移行も選択でき、この場合は通常のポイント交換とは異なる特別レートとなり、4ポイント=3JALマイルのレートとなります。

その他、トヨタグループの店舗(トヨタ・レクサス・ダイハツ・日野・ジェームス・モデリスタ・トヨタレンタカー)などでの利用ついては、1ポイント=1円でのキャッシュバックとなります。
また、こちらの場合も同様にキャッシュバックの代わりにJALマイルへの交換を希望した場合は、2ポイント=1マイルでJALマイルへ移行できます。

TS CUBIC CARDのメリット、デメリット

トヨタ車を購入する際の値引き交渉で、「TS CUBIC CARDを作ってもらったらもう少し値引きできますが」と営業マンから話をふられることもあると思います。

トヨタ車やダイハツ車を指定のローンで購入する際には、TS CUBIC CARDを作ったほうがお得であることには間違いありません。
さらに車を購入したついでに自動車任意保険もお得に3年間加入できます。

ただ、車のローンを払い終わった後のお得感にかける。というのがこのクレジットカードの最大のデメリットです。

そもそも、車を所有していないし車を使う時はレンタカーで十分というライフスタイルの方には、このクレジットカードを持つ意味はほとんどありません。
また、トヨタグループの会社にお勤めの方やトヨタ系列の車が大好きで一生トヨタかダイハツ車に乗り続けるという方以外にもあまり特典・メリットはありません。

ポイントシステムについても1,000円単位でのポイント付与なので、999円までは切り捨てられることになりますから還元率は1%を切る計算となります。
マイラーの方にとっても、やはり航空系クレジットカードなどのより効率的にマイルが貯まるクレジットカードを選ぶほうがお得となります。

あと、細かいことですがカー用品店の特約店もオートバックスではなくジェームスというのがトヨタらしいところです。
自動車ユーザーが最も利用頻度の高いガソリンスタンドにおいて、ポイントアップ施策はあるものの値引き特典がないというのはマイナスです。

キャンペーン

2019/08/22現在TS CUBIC CARDでは、入会から6カ月間限定でキャンペーンを行ってるようです。

  1. ETCカードを新規で付帯し、6カ月以内のETC利用で250ポイントを獲得
  2. TS CUBIC CARDにQUICPayを付帯、ApplePayの設定を完了し6カ月以内の利用で250ポイントを獲得
  3. 入会から6カ月以内に、TS CUBIC CARDで携帯電話料金を支払いすると500ポイント獲得
  4. 入会から6カ月以内に、TS CUBIC CARDで電気料金を支払いすると500ポイント獲得
  5. 入会から6カ月以内に、明細WEB確認サービスに登録、カード利用で500ポイント獲得
  6. 入会から6カ月間、エネオスサービスステーションでガソリン給油し、TS CUBIC CARD、またはQUICPayでの支払いで1リットルにつき2円を割引き

この機会に入会を検討されてみてはいかがでしょうか?
>>申込みページはこちら

まとめ

TS CUBIC CARDは、トヨタ・ダイハツユーザーにはお得になる可能性を秘めたクレジットカードです。
プラチナカード並みのロードサービス付帯「ドライバーズサポート24」も一般カードで付いてきます。

ただ、自動車の購入からひと段落して以降、お得感に欠けるというのがこのクレジットカードのデメリットです。
そもそも車を使わない方にはまったくメリットのないクレジットカードですので、率直に他のクレジットカードをおすすめします。

トヨタの関係者以外の一般の方ですと、トヨタ車から日産車やホンダ車に乗り換えるということも発生してくるでしょう。

新車購入後の車検・整備もトヨタ系のディーラーに出すとTS CUBIC CARDのポイントアップ施策で1.0%のキャッシュバックが受け取れますが、自動車ディーラーの車検・整備は、そもそも高いので、キャッシュバック分よりも安く車検や整備をしてくれるお店は多く存在しますから、そちらを利用するほうが絶対にお得です。

自動車ユーザーの方の中には、そこまで手厚いロードサービスは不要で自動車任意保険の付帯サービスのロードサービスかJAFのロードサービスで十分だという方も多いでしょう。

TS CUBIC CARDは、トヨタ・ダイハツ車を指定のローン会社を利用して購入する可能性がある人におすすめしたいクレジットカードです。

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