Tポイントがザクザク貯まる!Yahoo! JAPAN カードまとめ
最近、いろいろな場所でTポイントが貯まったり、使えたりすると表示されていることが増えました。
銀行でも同様の表示されていることがあり、Tポイントの裾野がかなり広がっているなと実感します。
そんなTポイントが「ザクザク」貯まるカードとしてお勧めしたいカードがYahoo! JAPANカードです。
この記事に書いてあること
Yahoo! JAPANカードとは
年会費 | 無料~ | 還元率 | 1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | ポイント | Tポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- Tポイントが貯まるクレジットカード
- ヤフオクなどのYahoo! JAPAN系のサービスを利用する人は必須
- VISA、MASTER、JCBから選べる
Yahoo! JAPANカードは、ワイジェイカード株式会社が発行するクレジットカードです。
ワイジェイカード株式会社は、Yahoo! JAPANの子会社なので、Yahoo! JAPANが発行しているクレジットカードだと考えていただければいいでしょう。
月末締めで支払日は翌月27日と、平均的な支払サイトのカードです。
家族カードの発行ができ、Tポイントも共通利用ができるため、Tポイントの貯まるスピードは速いでしょう。
また、1か月の支払をまとめて請求されるので、生活費をこのカードにまとめることで家計簿的な利用が可能です。
カードブランドはVISA、MASTER、JCBと代表的な3つの国際ブランドを利用する事ができます。
JCBは利用できる加盟店が他の2つのブランドに比べて制限されていることがあるため要注意ですが、アメリカではディスカバーブランドの店舗で使えたり、ハワイでのサービスが向上していたりするメリットがある点は見逃せません。
とはいえ、一番の特徴は冒頭に述べた通りTポイントが貯まるTポイントカードとしての機能がある点であり、TポイントをオフィシャルポイントにしているTSUTAYAやファミリーマート利用者には便利でしょう。
口コミ・評判はどうなの?
【Tポイント】Yahooカードを作って、TマネーやEdy精算やらをまとめてたら、ポイント付いてきた(´∀`*)ヤッタゼ pic.twitter.com/HK1Nsxkxet
— ron (@ron20050113) 2018年9月28日
ヤホーのポイントすぐたまる
ソフトバンクのみんなは楽天カードよりヤフーカード作る方が得!まわしものみたいですまん… pic.twitter.com/5erA90hKNI— ∴ ୨୧ ∴めめおじ∴ ୨୧ ∴ (@kanizanoOgata) 2018年9月30日
「Yahoo! JAPANカード」の限度額は10万円~50万円。年会費が無料のクレジットカードなので、限度額はこのくらい。月々の利用実績によっては少しずつ枠が上がることもあります。あくまでも初期設定が50万円までってこと。
— クレジットカード審査 (@fx8swap) 2018年10月1日
どれが一番お得なんですか?
他にも「YJカード」という呼び方をする人もいるわ。
Yahoo! JAPANカードの公式ページにも、「ヤフーカード」は「Yahoo! JAPANカード」の愛称ですって記載されているのよ。
ヤフーカードのメリット
- 年会費無料
- ポイント還元率1%
- Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用はポイント還元率3%
- nanacoへのチャージでもポイントが貯まる(還元率0.5%)
- 審査が緩い
年会費無料なのにポイント還元率1%
年会費無料のクレジットカードなのに、
- 家族カード年会費も無料
- ポイント還元率1%
- ショッピングガード保険
が無料で付いています。
ショッピングガード保険は、ヤフーカードをで保険期間中に購入した商品が、購入日(配送等による場合には商品の到着日)より90日以内に、破損、盗難、火災などの偶然の事故により損害を被った場合に、所定の金額を補償してくれる。というものです。
補償対象商品 | 商品価格が10,000円(税込)以上のもの |
---|---|
支払限度額 | 1,000,000円 |
免責金額(自己負担額) | 3,000円 |
担保期間 | 購入日より90日間 |
対象となる利用 | 国内または海外でのヤフーカードによるショッピング利用 |
ただし、購入価格が1万円以上のもので、1回につき3,000円の自己負担金が必要です。
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用はポイント3倍
Yahoo!ショッピング・LOHACOで、ヤフーカードを使った場合、ポイント還元率は3%になります。
さらに!
ヤフーはソフトバンクの子会社なので、Yahoo!ショッピング・LOHACOが、ソフトバンクスマホユーザーならポイント10倍、ワイモバイルユーザーポイント5倍となります。
つまり、ソフトバンクスマホユーザーが、Yahoo!ショッピング・LOHACOで、ヤフーカードを使った場合は、ポイント還元率12%になるんです。
電子マネーnanacoへのチャージでもポイントが貯まる
以前はヤフーカードのJCB限定で、電子マネーnanacoへのチャージで通常と同じく1%分のTポイントを獲得できていました。
nanacoへのチャージでTポイントが貯まり、そのnanacoを使ったときにはnanacoポイントが貯まることから、ポイントの2重取りができることで話題の支払い方法です。
●詳しくはコチラ:nanacoカード活用法まとめ
2018年3月からJCBだけでなく、Master・VISAでもnanacoへのチャージでポイントが貯まるようになったのですが、ポイント還元率が0.5%に落ちてしまいました。
それでも、nanacoチャージでポイントが付かないカードがほとんどなので、0.5%とはいえポイントが付くというのはメリットの一つです。
審査が緩い
何かと比較される「楽天カード」と同じく、ヤフーカードの審査も比較的通りやすいと言われています。
ヤフーカードの申込条件は、18歳以上で安定した継続的な収入があることです(高校生は不可)。
デメリット
- ETCカードが有料
- 電子マネー機能がない
- 旅行保険がついていない
ETCカードが有料
ヤフーカードは、なんとETCカードが有料なんです。
5枚まで持つことができますが、1枚あたり:500円(税抜)かかります。
また、家族カードにはETCカードを追加できません。
電子マネー機能なし
せっかくコンビニなどで便利なTカードが付いているのに、電子マネー機能がついていないのは残念としか言いようがありません。
さすがにソフトバンク系のYahoo! JAPANカードにドコモ系のiDや、楽天のEdyを付けろとはいいませんが、WAONでもQUICPayでもいいので、電子マネーは付けてもらいたいですよね。
旅行保険なし
年会費無料なので仕方がないのかもしれませんが、国内旅行保険、海外旅行保険ともありません。
Yahoo! JAPANカードの特徴
Yahoo! JAPANカードのデザインは人により評価が分かれそうです。
ただ、派手目のカードデザインの割に、機能はスタンダードで、初めてクレジットカードを利用する人にもお勧めできるカードです。
特にヤフオクなどのYahoo! JAPAN系のサービスを利用する人にとっては、このカードがあるかないかでサービス利用の手間がずいぶん省けます。
ヤフオクに頻繁に出品している人にとって、本人確認は面倒な儀式ですが、このカードを持っている人はYahoo!が既に身分確認をしているため、身分確認を省略できるのです。
また、通常クレジットカードに付帯している補償などのほかに、プラチナ補償と呼ばれる有料の補償を付けることができます。
有料とはいえ、毎月490円の補償料であり、携帯電話などの損害保険がカバーされているため、補償内容を見ると割安と言えるかもしれません。
携帯電話はソフトバンクに限らず、他の携帯キャリアでもOKなので、携帯キャリアで加入しているサービスを解約してこちらに乗り換えてもメリットは大きいと言えそうです。
もちろん補償範囲は全1種類と多岐にわたりますし、補償範囲もYahoo! JAPANカードで購入したものと規定されているだけなので、このカードを自分のメインカードにすれば問題ないでしょう。
プラチナ補償とは
クレジットカードの有料サービスというだけで無視する人も多いのでが、月490円(税抜)で実用的なサービスを受けることができるプラチナ補償は一見の価値があります。
Yahoo! JAPANカードで購入したものである必要はありますが、このカードを自分のメインカードとすれば、その制約条件も事実上なくなるはずです。
- 修理補償金
- 破損補償金
- 宅配郵送事故補償金
- 盗難補償金
- 返品補償金
- 携帯電話水濡れ・全損補償金
- 交通トラブルお見舞い金
- 電子デバイス災害補償金
- 車上荒らし被害補償金
- 自転車事故賠償責任補償金
- お悔やみ帰省お見舞い金
- 旅行・イベントキャンセル補償金
- 海外旅行けが・病気お見舞い金
- 海外旅行持ちもの損害補償金
- 海外旅行思わぬ出費補償金
- なりすまし賠償責任補償金
- ネット売買トラブルお見舞い金
- 個人情報漏洩過失責任補償金
なんと18種類もの補償があります。
修理保証金
保証金額 | 限度額 | 条件 | |
---|---|---|---|
修理補償金 | 【メーカー保証書がある場合】 修理費用の100% 【メーカー保証書がない場合】 修理費用の50% | 年3回4.5万円まで ・メーカー保証書がある場合:1回につき3万円まで ・メーカー保証書がない場合:1回につき1.5万円まで | 【メーカー保証書がある場合】 メーカー保証開始日または購入日から4年以内に故障し、メーカーにより有償で修理した場合 【メーカー保証書がない場合】 メーカー保証開始日から4年以内に故障し、メーカーにより有償で修理した場合、もしくは商品到着後1年以内に故障し、メーカーにより有償で修理した場合 ※商品到着後もしくは商品持ち帰り後30日以内の故障は対象外 |
買い物がらみの補償として5つありますが、その中で特記すべき補償は修理補償ではないでしょうか。
多くの家電量販店ではメーカーの1年補償以外に店舗独自の延長保証を準備していますが、有料であり当然のことですが補償範囲はその商品だけです。
最近の家電製品は簡単に壊れませんが、それでもたまに不調になることがあります。
ハイテクを駆使したエアコンや冷蔵庫は、ちょっとした不具合で一気に不調になってしまうことがあるのです。
そのような「事故」は、買ってから1年とか2年では起きず、もっと時間が経過してか起きることが多いのではないでしょうか。
プラチナ補償であれば新品なら4年補償がついているのと同じであり、補償範囲も広いです。
ただし、限度額はそんなに高くはありません。
交通トラブルお見舞い金
保証金額 | 限度額 | 条件 | |
---|---|---|---|
交通トラブルお見舞い金 | 入院1日につき3,000円 | 年1回9万円まで(30日間まで) | 被った傷害の治療のために入院し、警察または公共交通機関等への届け出がある場合 ・業務中、運動中の傷害による場合は対象外 ・事故日より180日までの入院であること |
プラチナ補償には生活に絡む補償も含まれています。
ここで特筆すべきは「交通トラブルお見舞金」です。
海外旅行傷害保険はゴールドカードなどに付帯されていますが、国内旅行で事故などにあった際の補償が付いているカードは多くありません。
「交通トラブルお見舞金」は、一種の損害保険であり、Yahoo! JAPANカードで支払をした交通機関での事故などが対象です。
もちろん鉄道に限らず飛行機や船舶も対象です。
「電子デバイス災害補償」と「自転車事故賠償責任補償」
保証金額 | 限度額 | 条件 | |
---|---|---|---|
電子デバイス災害補償金 | 購入、落札金額または修理費用 (補償金額は被害商品の経過年数により減額) | 年1回10万円まで | Yahoo! JAPANカードで購入した情報端末(スマートフォン・タブレット・パソコン等)が、火災、落雷、破裂、爆発、風災、水災(床上浸水に限る)などの災害により損害を受けた場合 |
自転車事故賠償責任補償金 | 【人身事故扱いの場合】 身体障害を負わせた他人の入院期間に応じて10万円、5万円、2万円のいずれか 【物損事故扱いの場合】 損害を与えた他人の財物の時価または修理可能な場合は修理費用のいずれか低い額に応じて10万円、5万円、2万円のいずれか | 年1回10万円まで | ・Yahoo! JAPANカードで購入した自転車を利用しているときの交通事故 ・自転車を運転中の交通事故で、損害賠償責任を負担する場合に限る(交通事故届が行われていること) ・国内の事故であること |
生活に絡む補償には、「電子デバイス災害補償」「自転車事故賠償責任補償」も含まれています。
ちょっとした事故の補償をしてくれる保険は少ないでしょう。
プラチナ補償のメリットと言えるのではないでしょうか。
ただし、プラチナ補償の補償内容は小規模なものが多いです。
海外旅行の補償があるお見舞金制度がありますが、年間5万円が限度です。
海外で病気・ケガをした場合、ケガの内容・治療方法にもよりますが、500万円の補償でも国によっては足りない場合もあります。
たとえば、ハワイで急性虫垂炎で入院した場合の費用は300万円ほど、アメリカで骨折して2,000万円の支払い…という事例もあるようです。
メインカードとして使えるのか?
プラチナ補償を利用する前提条件として、Yahoo! JAPANカードをメインカードとする必要があります。
このカードを自分のメインカードとすることができるのでしょうか。
デメリットとしてETCカードが有料だったり、電子マネーがついていなかったりする点が挙げられます。
しかし、車を持っていない都心部在住の方にETCカードは無用ですし、電子マネーがついていなくても、コンビニだけは別のカードで代用することも可能でしょう。
コンビニでの使い勝手を重視するのであれば、Yahoo! JAPANカードをメインカードとするのは難しいかもしれません。
基本機能はベーシックなものですから問題ありません。
ポイント還元率も1%と十分です。
Yahoo! JAPANカードは、メインカードとして十分使えます。
ポイントについて
Yahoo! JAPANカードは、100円の利用に対してTポイントが1ポイント貯まります。
つまり、ポイント還元率が1%です。
Yahoo! JAPANの提携先で買い物をするとポイントは3倍になりますが、Amazonや楽天に比べるとサイトの規模が見劣りするため、利用者はさほど多くないのではないでしょうか。
ただ、ポイント還元率1%なら高還元率カードの仲間入りですし、カード独自のポイントを交換する必要はありませんから、手間もかかりません。
ポイントの有効期限を気にする必要がないという点でYahoo! JAPANカードでTポイントを貯めるというアイデアは評価が高いと言えるはずです。
毎月利用したカード利用代金に対するTポイントは、翌月15日頃には利用できます。
先ほど述べた通り、Yahoo! JAPANカードの支払日は利用月の翌月27日なので、支払前にTポイントだけ先行して利用できるわけです。
ただし、1枚のYahoo! JAPANカードに登録されているTカード番号は一つだけです。
もし、他にTカードを持っている場合は、ポイントが分散して使いにくくなります。
複数のTカードを統合することは可能なので、手続をすることをお勧めします。
また、Yahoo! JAPANカードは、Yahoo! JAPAN IDとリンクさせることができます。
Yahoo! JAPAN IDとYahoo! JAPANカードをリンクさせることも必要です。
Tポイントの使い勝手
1%の高還元率とはいえ、Tポイントを使う機会がなければ、文字通り「絵に描いた餅」になってしまいます。
TSUTAYA系の店舗を利用している人であれば問題ありませんが、他にどこで使えるのでしょうか。
T-POINTのサイトを見ると、ファミレスのガスト系で利用できますし、コーヒーショップのドトールでも利用可能です。
サラリーマンの方であれば洋服の青山やTHE SUIT COMPANYでも利用できます。
貯めることだけができる提携店が多いため、使うことができる提携店を探す際には若干注意が必要ですが、TSUTAYAやYahoo! JAPAN系以外でも利用価値は高いと言えるでしょう。
もちろんコンビニのファミマでの利用が可能です。
これだけでもTポイントの強みだと言えるのではないでしょうか。
基本機能が充実しているため好感が持てるYahoo! JAPANカードであり、初めて利用する人にも安心ですが、ちょっと凝った利用をしたいと考えると不満が生じるカードでもあります。
このカードをメインカードとして利用するか否かは、プラチナ補償を利用できるか否かで決まると言って過言ではありません。
Yahoo! JAPAN系のサービスだけであれば、サブカードとしての利用に終わってしまうでしょう。
しかし、プラチナ補償を利用できるほど、このカードを使い尽くすのであればYahoo! JAPANカードの利便性は一気にアップしますし、Tポイント還元率1%の威力との相乗効果で無敵のカードとなります。
Yahoo! JAPANカードに限りませんが、使うならトコトン使い尽くさないと、そのカードの魅力を最大限に引き出すことができないというクレジットカードの性格を如実に表しているカードだと言えるでしょう。
まとめ
メリットとデメリットを挙げましたが、電子マネーがついていないというデメリット以外はメリットの方が上回っています。
有料ながら費用対効果が高いプラチナ補償やTポイントが自動的に1%の還元率で付く点は、大きなメリットだと言えるのではないでしょうか。
年会費 | 無料~ | 還元率 | 1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | ポイント | Tポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- Tポイントが貯まるクレジットカード
- ヤフオクなどのYahoo! JAPAN系のサービスを利用する人は必須
- VISA、MASTER、JCBから選べる