ジャックスリーダーズカードのメリットデメリットまとめ
年会費 | 初年度無料 2年目以降2,500円(税抜き) | 還元率 | 1.1% |
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電子 マネー | – | ポイント | リーダーズカードポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- Amazon限定デポジットとの交換は最大1.32%の還元率
- ETCカード、家族カードの追加も可能
- 年間50万円以上のカードショッピング利用で次年度年会費無料
ジャックスリーダーズカードとは
ジャックスリーダーズカードは、ジャックスが発行しているクレジットカードで、国際ブランドはVISAのみです。
年会費は、初年度無料ですが2年目以降は2,500円(税別)、家族カードは1枚追加で400円(税別)となります。
ただし、前年のカード利用総額が50万円以上であれば2年目以降も年会費は家族カードも含めて無料となります。
ポイントについて
貯まるポイントはリーダーズカードポイントで、カード利用1,000円で11ポイント、リボ払いの場合だと、1,000円で14ポイント貯まりますので基本的にポイント還元率1.1%です。
貯めたポイントは、Jデポに交換することができます。
Jデポに交換すれば、クレジットカードの請求額から、交換したJデポの金額分が値引きになりますので、貯めたポイントをそのまま値引きに回したいという方には、ぴったりのポイントサービスです。
また、Amazonでのカード利用分限定で値引きができるAmazon限定デポジットに交換できるコースもあります。
Amazon限定デポジットへ5,000ポイント交換すると、ジャックスで1,000ポイントをプラスして6,000円分のAmazonでのショッピングからリーダーズカードの利用明細上で値引きしてくれるというシステムです。
Jデポに0.22%のポイントを上乗せしてくれることになり、Amazon限定デポジットだけだとポイント還元率1.32%となります。
ポイントの有効期間は、Jデポが2年間ですがAmazon限定デポジットへ交換した場合は、3ヶ月に大幅に短縮されてしまいますので、ご注意ください。
ジャックスリーダーズカードの特徴
カードの請求金額から直接値引きができるというのが、リーダーズカードの大きな特徴です。
2015年12月請求分までは、カード利用1,000円で15ポイント、リボ払いなら1,000円で18ポイントついていましたので、基本1.5%のポイント還元率でAmazon限定デポジットのシステムを活用すると1.8%、さらにジャックスモールを経由してAmazonでショッピングすることで2.3%までポイント還元率を伸ばすことができる人気高還元率カードでした。
しかし、2015年12月請求分以降、改悪されてしまい基本のポイント還元率が1.1%まで低下してしまいました。
クレジットカードの発行元であるジャックスに事情があってのこの改悪だった訳ですが、これにより一気にリーダーズカードの魅力が低下してしまい、このポイント還元率とシステムに魅力を感じていたカードホルダーが一気に離れたとも言われています。
メリット、競合カードと比べての優位性
2015年12月の改悪以降、率先してリーダーズカードを選択する理由がなくなってしまいました。
カード利用分からポイントで値引きというシステムが良いという方には、ポイント制度の改悪があったものの、同じジャックスから発行されている漢方スタイルカードやレックスカードのほうが、ポイント還元率1.5%なのでお勧めできます。
年会費無料・ポイント還元率の高さを求める方には、ポンタポイントが貯まるリクルートカードであればポイント還元率1.2%でおすすめです。
リクルートカードは、各種電子マネーのチャージにおいてもそのまま1.2%のポイントが貯まる貴重なカードでもあります。
また、Amazonでお得に買い物をしたい方やAmazonのヘビーユーザーの方には、Amazonゴールドカードが2.5%(Amazon以外の利用は1.0%)のポイント還元率で、貯まるポイントもAmazonポイントなのでおすすめです。
ゴールドカードなので年会費が10,800円(税込)と高額ですが、マイ・ペイすリボというリボ払いの設定をすると年会費が半額、2年目以降はWEB明細書サービス申し込みでさらに1,000円(税別)値引きで最大の値引きを利用すると2年目以降4,320円(税込)の年会費でゴールドカードが持ててしまいます。
しかも、この値引き後の4,320円(税込)の年会費には、Amazonプライムの年会費3,900円(税込)が含まれていますので、実質Amazonゴールドカードの年会費は420円です。
Amazon系の次点は、Orico Card THE POINTです。
こちらは年会費無料・ポイント還元率1.0%の一般カードですので、年会費を下げるためにリボ払いの仕組みを利用するなどそういう面倒なことが嫌な方には、Orico Card THE POINTのほうがおすすめできます。
Amazonのショッピングは、オリコモール経由で1.5%のポイント還元率になりますし、カード本体に電子マネーのIDとQUICPayの機能がついています。
デメリット
やはり、2015年12月のポイント制度の改悪は非常に痛いものでした。
改悪後も大きなデメリットはないカードであるのですが、積極的におすすめできるクレジットカードでなくなってしまったというのが本音です。
そもそも航空マイルを貯めるのに適したカードでもありませんでしたし、電子マネーへのチャージでポイントが貯まるものでもありませんでした。
メインカードとして使うという前提で、年会費実質無料・ポイント高還元率で貯まったポイントも請求金額からの値引きとAmazonでのショッピングであればさらに割増しでポイント値引きしてもらえるという明快なシステムのクレジットカードということで人気があったわけです。
この魅力が大幅に低下してしまったというのが一番のデメリットです。
まとめ
ポイント高還元プラスAmazonでのさらなる高還元特典、貯めたポイントでクレジットカードの利用金額からの値引きというシンプルなシステム、独自モール経由でのショッピングでポイントが割増しでもらえるという、以前のリーダーズカードの大きな魅力が大幅に低下してしまいました。
これらの項目でクレジットカードを選ぶのであれば、リーダーズカードよりお得なクレジットカードが存在します。
厳しい言い方になりますが、他のクレジットカードを探したほうが賢明といえます。