最強はどれ?人気JCBカードおすすめ全まとめ
VISAやMASTERに比べると利用できる店舗が少なくて使い勝手が悪いと言われるJCBカードですが、日本だけではなく日本人が多く訪れる海外でも加盟店は少なくありません。
また、海外旅行では海外ブランドのカードが有利だと言われますが、盗難や病気などの緊急事態には「日の丸ブランド」のJCBの強さが引き立ちます。
一部の店舗ではJCBが利用できないこともあるので、近くのスーパーなどで作るハウスカードでVISA,を選択し、JCBカードをメインカードとする利用方法が一番有利な利用方法です。
この記事に書いてあること
最強JCBカード、「ザ・クラス」を目指すならJCBゴールド
年会費 | 初年度無料 10,000円(税別) | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
電子 マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 海外旅行傷害保険 最高1億円!
- 最強JCBを目指すならこのカードは必須
- カード発行最短即日!(平日11時までに申込・オンライン口座設定」が条件)
JCBカードとは
日本にはクレジットカードを発行している信販会社は数え切れないほどあります。
しかし、そのほとんどはVISAやMASTERという国際ブランドの決済網を利用して、決済を行っているのが実情です。
そんな中、JCBはVASAやMASTER同様に国際ブランドとして、自社独自の決済網を持ち、日本の信販会社にも自社決済網を提供しています。
このように国際ブランドと信販会社のブランドには天と地ほどの差があり、国際ブランドのJCBは自社独自で決済網を持つ強みがあり、海外展開も積極的です。
日本の大手信販会社としては、MUFGや日本のVISAの総代理店ともいえるである三井住友がありますが、JCBのように独自の決済網を海外展開していることはありません。
国際ブランドの決済網を持つ信販会社は、米国以外ではJCBと中国の銀聯だけです。
ポイントについて
JCBのポイントはOkiDokiポイントと呼ばれるもので、商品券と引き換える際には0.5%の還元率、決済代金と相殺する場合には0.45%の還元率です。
また、ポイントの有効期限は2年ですが、ゴールドなら3年、それ以上のプレミアムブランドであれば5年となります。
他の信販会社同様に「お得意様優待制度」があり、JCBの場合は「JCB STAR MEMBERS」と呼ばれています。
年間利用額が30万、50万、100万、300万と4ランクあり、更にJCB独自で発行している「オリジナルシリーズ」であれば更なる優待制度が準備されているのです。
最高ランクの「ロイヤルαPLUS」になると、ポイント付与率が最高7割アップしますから、商品券と引き換える際には0.85%の還元率になります。
高還元率とは言い難いのですが、他の信販会社に比べてサービスが充実しているJCBカードであることを考えると割がいいと言えるのではないでしょうか。
ただし、これはJCBが独自で発行しているクレジットカードの話です。
他の信販会社が国際ブランドとしてJCBマークを利用している場合には、OkiDokiポイントではなく、その信販会社のポイントになります。
JCBカードの特徴
クレジットカードにJCBマークがついたカードを見かけることも多いでしょうが、それらは大別すると3つに分類できます。
1つ目は、日本の信販会社が国際ブランドとしての決済網を利用しているだけのケースです。
2つ目は、JCBが発行しているクレジットカードですが、ANAなどの航空会社などと提携している「ハウスカード」です。
3つ目は、JCBが独自に企画して発行している「JCBオリジナルシリーズ」です。
JCBが一番力を入れているのは3つ目のJCBオリジナルシリーズで、先ほど説明したOkiDokiポイントの優待割合もケタが違います。
ただし、JCBカードの本当の実力はポイント制度ではなく、実際に利用する際のサービスです。
サービスが充実しすぎているため、どんなサービスがあるのかがわかりにくいのが欠点と言えますが、各種口コミサイトでは海外でのトラブルではJCBが一番頼りになると言われています。
また、ゴールドカード以上のプレミアムブランドにも力を入れており、ゴールドカード利用者で2年連続100万以上の利用をすると「JCBゴールド ザ・プレミア」に昇格します。
サービス料が年間5千円必要となっていますが、前年に100万以上の利用があれば無料なので、昇格後も100万以上の利用が続けばこのサービス料は永年無料です。
ポイントの有効期限が5年に延びるため、高額商品などとの交換が狙えます。
JCBカードの最高峰として位置づけられるのが「JCBザ・クラス」です。
年会費は5万円とかなり割高ですが、毎年プレゼントがあり、海外のビジネスクラス向けラウンジが利用できる「プライオリティパス」を無料でもらえます。
コンシェルジュサービスも充実していますから、年会費が10万円単位の海外ブランドのブラックカード並みと言えます。
メリット
JCBカードのサービスを他の信販会社と比べると、JCBカードの方が充実していることがわかります。
特に突出しているわけではないのですが、種類が多いので「他の信販会社のサービスがJCBにはない」という事が少ないのです。
改めて言う話でもないのですが、JCBは日本の信販会社です。
そのJCBが海外にも決済ネットワークを持ち、海外旅行で頼りになるのです。
VISAやMASTERも海外での緊急事態では対応をしてくれます。
しかし、対応してくれる相手は「外国人」です。
英語の実力がある人であっても、緊急事態に英語で対応するのは大変なことです。
これに対し、JCBは日本の信販会社です。
緊急事態にJCBで対応をしてもらうと、たとえ外国人が相手であっても片言の日本語で応対をしてくれることが多いです。
また、応対方法もビジネスライクになりがちなVISAやMASTERに比べると「切り捨てない」JCBは安心感があります。
つまり、海外ブランドのVISAやMASTERより、JCBの方が安心できるのです。
海外旅行は、何事もなく楽しく帰国できることが一番ですが、万が一の際にホッとできるのがJCBであり、人気の秘密です。
とはいえ、わかりやすいメリットはポイント制度でしょう。
年間100万以上の利用で一般カードでも「JCB STAR MEMBERS」により、商品券に交換した場合の還元率が5割アップとなり0.75%になります。
年間100万円も利用するのかと言われそうですが、1か月8万3千円です。
携帯電話などの公共料金をすべてまとめ、JCBカードをメインカードとすれば達成できない数字ではないのではないでしょうか。
案外気づかれていないJCBカードのメリットとして電子マネーのQUICPayが挙げられます。
iDなど同様におサイフケータイとしてスマホに組み込めますから、コンビニなどでの支払が非常に便利です。
支払が楽になるので、自然とQUICPayの利用頻度が増えて、利用金額も増加するのではないでしょうか。
また、JCBカードはキャンペーンも多く実施されています。
信販会社のキャンペーンは、キャンペーン先と共同で実施するものですから、信販会社の力やネットワークが広いほど充実します。
スーパーなどでハウスカードの宣伝を見ると、VISAやMASTERに比べてJCBはキャンペーンのメニューが特別に多い事に気が付くのではないでしょうか。
デメリット
最近JCBが利用できない店舗が増加しています。
外食店舗のチェーン店にもこのようなケースが少なからずあり、それ以外の店舗でも価格を安く設定している店舗も同様のことが多いようです。
この理由として、JCBの取扱手数料が高い点と、加盟店としての審査がVISAやMASTERより難しい点が挙げられます。
あまりいい例ではないのですが、風俗店でクレジットカード支払ができる場合があります。
ただし、この場合VISAやMASTERは利用できてもJCBは利用できないことがほとんどです。
クレジットカードの加盟店審査にはランクがあり、一番「緩い」のがVISAとMASTERのペアです。その一つ上のランクにJCBやアメックス、ダイナースクラブが入っているのです。
審査が厳しいグループに入っているため、使えない店舗が多いことは当然でしょう。
せっかくJCBをメインカードとしても利用できなければ意味がありません。
事情はどうあれ、一つのデメリットと言えるでしょう。
また、JCBカードは年会費が有料です。
信販会社が独自で発行しているケースでは無料となっているケースが多いのですが、JCBが発行している「JCBオリジナルシリーズ」は年会費が必要になります。
これは、MUFGや三井住友も同様であり、ハウスカードのように「スポンサー」がいないカードは、口座維持や保険のために年会費が必要なためです。
もっとも、一般カードであれば年間50万以上の利用と、利用明細書の郵送停止という2つの条件を満たせば年会費はゼロになります。
JCBカードの選び方
先ほどJCBカードの特徴として3つ挙げました。
JCBカードを選ぶ際は、この3つの特徴を見比べながら、どの種類のJCBカードにするかを選択することになります。
選択の際に決め手となるのはJCBカードをメインカードとするか否です。
もし、JCBカードをメインカードとするならば、まずJCBオリジナルシリーズのゴールドカードを検討することをお勧めします。
通常のゴールドカードは年会費1万円と高額ですが、30歳未満の方であれは、JCB GOLD EXTAGEを選べば年会費が3千円になります。
最近JCBは、これらのゴールドカードであっても初年度年会費無料キャンペーンをしていますからお試しで入会してみるのもいいでしょう。
「JCB STAR MEMBERS」のポイント優待割合にも違いがありますし、各種の保険制度なども充実しています。
しかし、オリジナルシリーズの一般カードに魅力がないわけではありません。
独身の方であれば、年間100万円もクレジットカード決済をしないかもしれませんが、年間50万円の利用があれば一般カードは年会費無料にできます。
しかも、一般カードであっても国内国外を問わず、旅行傷害保険は付いています。
年間利用額50万なら、毎月4万円強で実現できます。
携帯電話などの支払をJCBカードにすれば可能ではないでしょうか。
これに対し、オリジナルシリーズ以外のJCBカードはどうでしょうか。
この場合、提携先ではVISAやMASTERとJCBを選択させる形にしています。
どれにするかするか迷うところです。
ちなみにJCBが直接発行しているカードなので、OkiDokiポイントも付きます。
しかし、この場合は年間利用額がさほど見込めないので、「JCB STAR MEMBERS」の優待も見込めませんし、ポイントの有効期限も2年間です。
ただし、先ほど述べ通りJCBのキャンペーンは多いので、VISAやMASTERに比べるとメリットは大きいのではないかと思われます。
では、他の信販会社が発行するクレジットカードでJCBブランドがある場合、選択する価値はあるのでしょうか。
もし、そのカードを自分のメインカードとするのであれば、やめた方が賢明かもしれません。
先ほど挙げた通り、JCBカードが利用できない店舗が少なからずあるためです。
しかし、VISAやMASTERを利用するより、JCBの方が年会費無料やQUICPayがついているというメリットがあります。
JCB1枚だけで全ての決済をすることは無理があるかもしれませんが、他にVISAやMASTERを持っていれば問題はないでしょう。
まとめ
クレジットカードは利用できなければ意味がありません。
利用できる店舗が多少なりとも限定されるJCBカードは、その意味ではちょっと注意が必要です。
しかし大きなデメリットはそれだけであり、VISAやMASTERに比べればサービスが充実していることは間違いあれません。
JCBカードをメインカードとしつつ、いざという際に備えてVISAかMASTERのいずれかをサブカードとして準備していれば完璧でしょう。
上位カードを狙う意味はあるか?
JCBオリジナルシリーズでゴールドカードを申込むと、毎月月刊誌「The Gold」が届きます。
この月刊誌を読んでいると、必然的に上位カードである「JCBゴールド ザ・プレミア」などを意識することになります。
先ほど述べた通り、事実上年会費無料ですし日本国内でも使い甲斐があるサービスがあります。
更に利用を続ければ、最高峰の「JCBザ・クラス」が待っています。
サービスの充実さは先ほど述べた通りですが、ザ・プレミアは毎年100万円以上の利用がないと追加の年会費が発生します。
また、ザ・クラスもサービス内容に比べれば破格とも言える5万円の年会費ですが、5万円という金額は決して安いものではありません。
JCBカードを自分のメインカードとして、JCBが利用できない店舗用にVISAかMASTERというサブカードを持つという利用スタイルであれば、上位カードを狙う価値は十分。
特に「ザ・クラス」は日本で利用するのであれば、アメックスのセンチュリオンに負けないサービスが期待できます。
にも拘わらず年会費はセンチュリオンの7分の1ですから破格です。
年間100万円以上の利用を何年か続けていれば、ザ・クラスのインビテーションが届くと言われています。
JCBカードをメインカードにするなら、ザ・クラスを狙う価値は十分でしょう。
ちなみに自分からザ・クラスを申し込みたいと、コールセンターに相談しても、条件を満たせばOKのようです。
オリジナルシリーズ以外の注目カード
JCBが発行しているクレジットカードには他にも注目カードがいくつかあります。
ANAやJALとの提携カードは昔からありますが、顧客ターゲットを絞ったカードの中には興味深いものがいくつかあります。
まず、女性をターゲットにした「JCB LINDA」は、女性の心理を狙い年間利用額が50万、100万とレベルアップすると、その翌月からポイントが2倍、3倍となります。
使い過ぎに注意する必要がある危険性も秘めていますが、データ利用料として毎月100円、つまり年間1200円が必要な点には注意が必要です。
とはいえ、携帯電話の引落口座にしたり、毎月の利用額が1万円以上なら月単位のデータ利用料が無料になります。
また、きめ細かい補償内容を最低限の保険料でカバーできる保険制度や、女性受けするカードデザインも魅力的と言えるでしょう。
JCBカードは年会費が必要ですが、リボ払い専用カードの「JCB EIT」は、年会費が無料でしかもOkiDokiポイントが2倍になります。
リボ払い専用カードとはいえ、毎月の支払額を高額に設定しておけば事実上の一括払いカードにできます。
このカードも若い人にウケそうな6種類のカードデザインが揃っていますし、海外旅行傷害保険がついています。
毎年の利用額が少ないけど、海外旅行のためにJCBカードを申込もうとする人にお勧めです。
ドライブが好きな人には、ETCカードと一体化になった「ETC/JCBカード」がお勧めです。
車内にETCカードを放置することによる盗難被害を食い止めることができますし、カード自体の枚数を減らすことができます。
自家用車ではなく、旅先でレンタカーを利用する機会が多い人に、このカードはピッタリでしょう。
ETCカードの便利さは知っていても、わざわざ自家用車のETCカードを取り外すのは面倒ですし、他の家族が車を利用する際に不便です。
「ETC/JCBカード」なら自分も便利ですし、家族にも迷惑がかかりません。
また、OkiDokiポイントではなく、高速道路やガソリン代の利用に応じたキャッシュバックを選択することも可能です。
このように個性的なJCBカードを選択することもできますし、一家のメインカードとしてJCBカードを選択することも可能です。
その際、お勧めはやはりJCBオリジナルシリーズです。
そして、どのオリジナルシリーズを選ぶか、又は上位を狙うかは、1年間の利用額が100万円を超えるかどうかで判断すればいいでしょう。
JCBの最強カードは、「JCBザ・クラス」です。
年間利用額が100万円を超え、かつJCBをメインカードとするのなら狙うべきでしょうし、それだけの価値は絶対あります。
最強JCBカード、「ザ・クラス」を目指すならJCBゴールド
年会費 | 初年度無料 10,000円(税別) | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
電子 マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
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