sbi損保自動車保険の事故対応や評判についてまとめました!

「sbi損保自動車保険」は、2006年6月に設立された「sbiホールディングス」の子会社です。
「sbiホールディングス」と言えばかつてソフトバンクグループの持ち株会社として金融事業を手掛けていた会社ですが、現在はソフトバンクから独立し、「あいおい損保」「ソフトバンク」との3社共同出資で「sbi損保自動車保険」を設立しました。

「東京海上」や「ソニー損保」などの大手損保と比べるとまだ日が浅い分、知名度の面でやや劣ります。

それでも既に「週刊ダイヤモンド」の自動車保険ランキングで7年連続1位を獲得するなど自動車保険業界の中でも評価が高く、特に利用者からは「保険料の安さ」でダントツ1位の支持率となっています。

特徴

このsbi損保自動車保険の保険料の安さは、利用者が直接ネットや電話で契約することで中間マージンを発生させない「ダイレクト型保険」によるところが大きいのですが、単に「ダイレクト型」というのであれば、それこそソニー損保やアクサダイレクトなど他の損保会社も同じです。

sbi損保自動車保険が他と一線を画しているのは、ダイレクト型を基本としながら代理店型自動車保険のメリットもうまく組み込んでいる、いわば「ハイブリッド型」自動車保険であるということでしょう。

つまりダイレクト型により必要経費を抑えて保険料の安さを実現させつつ、代理店も募集して、自動車保険に不安を持つ人に対しては対面形式で何でも質問できる環境を作っているのです。

ひたすら保険料を安くして集客に励むだけの損保会社ではなく、利用者1人1人のニーズに合わせた丁寧な仕事を意識している会社と言えますね。

事故対応の評判

いくら保険料が安くても、肝心の事故対応が悪ければ誰も契約なんてしません。
sbi損保自動車保険が自動車保険ランキングで7年連続1位を獲得し続けているのは、その安さとは裏腹に事故対応が非常に良く、総合的に満足度が高いためと言えます。

sbi損保自動車保険では、全国に約9580ヶ所のロードサービス拠点地を置き、事故対応に関しては24時間年中無休でスタッフがスタンバイしています。

事故に遭ったその場でsbi損保に電話連絡すると、次に何をすべきかを的確に指示してもらえただけでなく、動揺している気持ちを落ち着かせてくれて親切だったとの口コミが多く、丁寧かつ迅速な事故対応が期待できるでしょう。

示談交渉だけでなく、修理工場や場合によっては弁護士も紹介するなど全てが解決するまでトータルサポートで対応してくれますし、事故処理を依頼した後はインターネットから「マイページ」を開けば事故の経過状況や保険金の支払い状況などを随時確認できるようになっているのも便利なところです。

またsbi損保のロードサービスも評価が高く、様々なシチュエーションに対応できるとして人気があります。

例えば積雪やガス欠、その他の理由で身動きがとれなくなった場合に迅速に駆け付けてくれますし、キーの閉じ込みやサイドブレーキの固着、バッテリーが上がった場合などのよくある緊急トラブルの際にも素早く対応してくれます。
さらには車をレッカー移動せざるを得なくなり足がなくなってしまった場合でも、目的地までの交通費や宿泊費を1人につき1万5000円~2万円まで保証してくれるため、遠方へのドライブでも安心です。

補償内容

sbi損保自動車保険では、利用者のライフスタイルに合わせて3つの補償プランを用意しています。

  1. 充実プラン
  2. シンプルプラン
  3. おすすめプラン

ダイレクト型保険は基本的に自分で細かく補償内容を選んでいかなければならないため、自動車保険に詳しくない人にとってはここが悩みどころになってしまうのですが、sbi損保では最初から3つの選択肢を用意してくれているので、分かりやすく選びやすいのもメリットと言えます。

充実プラン

3種類中、最も手厚い補償内容になっているのが「充実プラン」で、sbi損保で用意されているすべての補償を網羅しています。
車両保険や人身傷害保険も1億円補償で、その他レンタカー費用や自損事故、車内身の回り品、廃車手続きなど様々な特約が付いており、どんな突発的な事故や問題にも対応できる安心プランです。

シンプルプラン

一方、3種類中で最もシンプルかつ費用を安く抑えることができるのが「シンプルプラン」です。
こちらは補償内容を厳選して必要な補償のみを付けることで保険料を最小限に抑えたい人にお勧めで、自動車保険の基本補償である相手方および自分・同乗者への5000万円の補償、車両保険のみに絞られています。

おすすめプラン

「充実プラン」と「シンプルプラン」の中間で、補償内容と保険料のバランスが最も良いのが「おすすめプラン」です。
おすすめプランでは自動車保険の基本的な補償内容に自転車事故補償、契約該当車で旅行中の何らかの損害、社内携行品の損傷に対する補償なども付随しているため、発生し得る問題をバランスよくカバーしているといえます。

 

もちろん3プラン共に対人・対物補償は無制限ですし、それぞれで補償内容を変更することも可能です。
ロードサービス内容や事故対応内容、その他のオプションも充実しているので、自分や家族の用途に合わせてプランを選び、必要事項だけ付け足すことのできる柔軟性が特徴ともいえるでしょう。

保険料

自動車保険料というのは補償内容によって大きく変わるため「ここが一番安い」と言い切れる会社を見つけることは難しいのですが、そんな中でsbi損保自動車保険は多くの利用者が「色々比較してみた結果ココが一番安い」と結論付ける、非常に珍しい保険会社と言えるかもしれません。

実際、「価格com自動車保険満足度ランキング」では保険料満足度9年連続1位を獲得し続けています。

sbi損保が他社より安くなる理由には、自動付帯される特約が少なくほとんど全てカスタムで選ぶことができるようになっていること、また平成28年からは走行距離区分が導入され年間走行距離が少ない人ほど安くなることなども挙げられますが、加えて様々な割引があることもその大きな理由となっています。

例えばインターネットから新規申し込みや更新手続きをした場合にはそれだけで1万円の割引になりますし、契約者がゴールド免許所有者であれば19%、契約車が新車やAEB搭載車であれば最大9%、また運転者範囲や年齢条件の設定によっても割引となります。
運転者範囲で言えば最も割引率が高くなるのが「本人限定(約8%割引)」、年齢条件で言えば「26歳以上」です。

加えてキャンペーンも随時行われているため、新規契約を考えている人はこまめにチェックしておきましょう。

まとめ

保険料の安さとバランスの取れた補償内容、事故対応の良さでも評価が高い「sbi損保自動車保険」

そのうえ支払い余力を示す「ソルベンジー・マージン比率」では2400%越えとなっており、保険業法により「ソルベンジー・マージン比率200%以上であれば健全とみなす」と定められている中でのこの数値は、sbi損保の支払い余力がいかに高いかを示すものとなっています。

そもそもsbiホールディングスグループですから信頼性は高く、大手他社と比べると今現在の知名度は低くても安心して利用することができるでしょう。

また、sbi損保自動車保険は3つのプランを提供することで自動車保険に詳しくない人でも選べるようにしている点も評価できますが、保険料削減のためにカスタムに保険を組み立てていけるところが何よりの特徴となっているため、自動車保険にある程度通じている人にはさらにお勧めの損保なのです。

 



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