30~40代で友達がいない人の特徴と考え方
■30~40代で友達がいない人の特徴と考え方
こんにちは。
どちらかと言えば友達が多い方の30代前半の石原です。
今日のテーマは「30代~40代で友達がいない人の特徴」についてなのですが、30代40代のそこのあなた!
友達はいますか?
私は今30代前半ですが、学生時代に知り合った友達以外にもその後社会人になってから職場で一緒だった人の中にも何人か友人と呼べる人がいます。
またお互い偶然ほぼ同時期に第一子を出産し、高校卒業後はほとんど会うことがなかったのに出産してから頻繁に子供を含めて会う高校の同級生も1人います。
その逆に、自分が結婚し母親になったことで、それまで頻繁に会っていた独身の友人とはやはり自然と距離が出来ていき、付き合う友人は自分が結婚し母になったことでガラっと変わっていきました。
このように、歳を重ねたり自分の状況が変わるにつれ付き合う友達も変わってくるのが一般的と思いますが、30代、40代ともなると、人との出会いはほとんどが会社や仕事関係に限定されてくるのではないでしょうか。
30代や40代といえば職場でも中堅と呼べる立場で仕事も忙しくバリバリ働ける時期ですから、毎日職場と家の往復だという人も多いと思います。
となると、やはり出会いは職場関係の人になったりするわけですね。
この記事に書いてあること
そもそも友達の定義とは
そもそも「友達」の定義とはどのようなものなのでしょうか。
先ほど言ったように、30代、40代になると新しく知り合う人は同じ会社の人であったり取引先の人であったりと仕事でつながりのある人ばかりだという人も少なくないと思いますが、私の考える30代40代の世代の友達の定義は
- プライベートで会う(ご飯を食べに行く、ゴルフに行く、映画に行く、買い物に行くなどなど)
- 素の自分をさらけ出せ、プライベートな相談なども出来る
- メールやLINE、電話などで頻繁に連絡を取り合う
- 一緒にいると楽しい
- 困ったときにアドバイスをくれたり助けてくれる
上記の4つに当てはまる相手なら、職場や仕事関係で知り合った相手であっても「友達」と呼んでいいのではと私は思っています。
私も実際に社会人になってから知り合った人で今でも定期的に連絡を取ったり遊んだりしている相手というのは、上記の4つすべてに当てはまる人です。
もちろん「友達」の定義は人それぞれ、明確なルールはありません。
が、おおよそどんな人にとっても上記の4つにすべて当てはまる相手のことは「友達」と呼べるのではないでしょうか。
友達がいない人の特徴
友達を多く作れるかどうかというのは、その人の性格にかなり左右されます。
あなたが社交的で明るい性格であれば自然と周りには沢山の人が集まってくるでしょうから、必然的に出会いも多くなるでしょうし付き合いも広がるでしょう。
学生時代はたいていそういった太陽のような明るい性格の人は男女問わずにクラスの人気者的な存在ですよね。
逆に教室の隅っこでおとなしくじーっとしているような人は、同じように隅っこで控えめにしている人や、はたまたあまりしゃべらない(しゃべっても声が小さかったり…)なんとなく暗い雰囲気を醸し出しているような人たちとかたまっている傾向がありますが、大人の世界でもそれは同じ。
明るくハキハキとしている人は、上司を含め周りからも可愛がられ、口数の少ないおとなしい人は「暗い人」と思われがちで、あまりそのような人の周りには社内でも人は集まってこないのではないでしょうか。
30代40代で友達がいない人が必ずしも「暗い人」や「おとなしい人」というわけではありませんが、やっぱりそういった特徴を持っている人は友達が少ない(もしくはいない)といった傾向が見られます。
友達が多いか少ないかはその人の性格にかなり左右される部分があるということを冒頭でも触れましたが、このほかにも30代40代で友達がいない人には以下のような特徴があります。
何よりも1人の時間が好き
私も1人の時間が好きですし、若い頃から1人でいても全く苦ではありませんでした。
なぜかというと、自分一人でやりたいこと(趣味)があるから。
私の趣味は、小学生の頃から気づけば歌を歌うことと、音楽を聴くことと、映画や海外ドラマを観ることでした。
別に人と一緒にやっても良いのですが、音楽を聴いたり映画をみたりすることはどちらかといえば1人でいる方が集中できるしその世界にどっぷり浸れます。
なので私は基本「1人」が好きなのです。(30代になった今でもです)
私のように人と群れるよりも1人でいる方が好きな趣味に没頭できるからいいのよ、という人は、1人で過ごすことがそもそも苦ではないので友達もあまり必要ないと思っている人も多く、結果的に「友達がいない(というか作らない)」という人も多いです。
仕事が忙しい
次の章にも「仕事が忙しくて友達を作る暇がない」という人たちの例が出てくる予定なのですが、仕事が忙しくて友達と休みの日が合わないという人も友達がいません。
というか、休みが合わず会えないので自然と疎遠になっていってしまいます。
何よりも家族が優先
結婚すると生活拠点が今までの場所から他所へ移るという人もいますし、結婚し家族を持つことで優先順位がガラっと変わるのです。
私もそうですが、結婚すると家族が一番大事で、家族を一番に考えなければならないのです。
必然的に今まで頻繁に会っていたような友人とは疎遠になり(その代わり家族と過ごす時間ばかりになります)、また男性も女性も結婚し家庭を築くことでやはり価値観や考え方にも変化があり、自然と自分と同じような「既婚者」同士でかたまるようになります。
私石原も、結婚してからは独身の友達との付き合いがほぼなくなり、逆に今まであまり付き合いのなかった私よりも先に結婚していた高校の同級生なんかとの交流が増えました。
価値観や優先順位が変わり、考え方にも変化がある。
ということは、既婚者は既婚者同士、独身者は独身者同士でいる方が話も合うのですよね。
また子供が生まれてからは子供のことで手一杯で、友人とLINEや電話で連絡を取ること自体も減りました。
家族が優先になることで、私はグっと友達は減りました。(が、大切な家族がそばにいるので後悔は全くありません。)
友達を作れない理由
「友達が必要ないから作らない」のと、「作りたいのに作れない」には違いがあります。
ここでは「作りたいけど作れない」という人の理由について考えてみましょう。
友達を作りたいのに作れない理由には、以下のようなものがあります。
性格的なもの
恥ずかしがり屋だったり人見知りが激しいなどから、なかなか自分から相手に働きかけるようなことが出来ず、友達を作れないという人ですね。
学生や小さい子の間でも、引っ込み思案だったり極度の恥ずかしがり屋や人見知りだとなかなか周囲に打ち解けるまで時間がかかるという子はいますが、それと同じです。
30代40代の大人の世界では学生時代の時のように「みんなで足並みそろえて…」というよりは「人は人、自分は自分」というスタンスなので、わざわざ気を使って隅っこでじっとしているような大人しい人に話しかけていって仲良くなろうとする人もなかなかいないでしょうから(1人でいたければ無理に友達を作らなくても1人でいればいいじゃん?という感じですよね)、必然的に内向的な人は大人になるにつれどんどん友達を作れなくなっていきます。
また「性格が悪い人」も友達を作れません。
若い女の子の社員に意地悪なことを言うお局様とか、口うるさくどうでもいいような細かいところまで指摘してくるような上司や同僚も周りからは忌み嫌われます。
仕事が忙しくてそれどころではない
30代40代ともなると仕事でも重要なポストに就いている人も多いでしょう。
毎日残業をしなければ仕事が終わらない、という人もたくさんいますよね。
職場と家の往復では新しい出会いは期待できないし、忙しい合間を縫ってわざわざ友達を作ってまでプライベートを充実させようというような人はこの年代には少ないはずです。
私の夫(もうすぐ40代に突入)もこのタイプで、仕事が忙しく毎日職場と家を往復するだけ。
私とお付き合いを始めるまで、休みの日の前の日の仕事帰りにコンビニで飲み物やお菓子を買い込み、夜は家で自分の趣味(音楽が好きで学生時代から趣味でDJをしています)に没頭し、翌日の休日は1日布団から出ずに前日買い込んだお菓子を食べながら録画していたバラエティ番組を見ながら、、食い貯めと寝貯めをしないと持たないと言っていました。
まぁ今文章に起こすとなんともまぁ勿体ない休日の過ごし方だなあと思いますが(笑)、それだけしないとまた明日からの仕事が持たないほど、仕事が忙しく精神的にも肉体的にもきつかったようです。
そんな忙しい30代40代だと、本当に「仕事が忙しくて友達を作っている暇なんてない」んですよね。
もし同じ趣味を持つ友達でもいれば、プライベートも充実するかもしれない。
ただ、友達を作りたくても作っている暇と余裕がない、んです。
ムダにプライドが高い
30代、40代になると、もうそろそろ「人から指摘された自分のいけないところをすんなりと受け止められる」ような柔軟性がなくなり人間が出来上がっている頃です。
プライドが高すぎる30代、40代の人も、友達が少ない傾向にあります。
なぜかというと、自分以外の他人をちょっと上から目線で見ているから。
常に自分の方が相手よりも上、と思っているので、会話の節々にどうしてもそれが見え隠れしてしまいます。
上から目線のえらそうにしている人とわざわざ友達になろうという人はなかなか探しても見当たらないでしょう(笑)
また、自分の方がお前よりスゴイぞアピールをわざわざしてくるようなマウンティング行為が激しい人にも本当の友達はできません。
そして自慢話が多かったり人の話を聞いていても自分の話題にそこからすり替えていくような人からも人は去っていきますよ。
とにかくネガティブ!
「私なんて○○だし…」「きっと私と一緒に居ても誰も楽しくないだろうし…」などとネガティブ思考(発言)ばかりしている人には友達はできません。
だってケアがいちいち面倒くさいんですもん(笑)
また、ちょっとメールやLINEの返信が遅くなっただけで「なんで返信をくれないんだろう」とウジウジしているような人なども同様に面倒くさいので友達が作りにくいですよね。
親の介護などの家庭の事情
私の夫はアラフォーですが、夫と夫の姉たち(義姉)は年が10歳近く離れているため、義姉たちはすでにアラフィフ。
なので、夫の両親(私の義理の両親)は二人とも70代半ば。
最近年なのか、二人ともよく体を壊し、今年だけで2人合わせて3回入院をしました。
30代、40代の親世代は70代や80代になっていますので、どうしても病気をしがちだったりします。
介護が必要な場合も少なくなく、そういった場合は友達云々ではなく、そんなことしている暇はないのです。
見た目がちょっとアレ…
正直に言いましょう。
30代、40代といえば、男女ともにもう汚いおっちゃんとおばちゃんです。
お世辞にも「かわいい」「さわやか」と言える時期はとっくのとうに通り過ぎています。
そんな立派なおっちゃんとおばちゃんが人から好かれるためには、まず見た目をこぎれいに、清潔感を忘れてはいけません。
「もういい歳だから…」「誰もこんなおじちゃん(おばちゃん)見てないよね~」なんて、ボッサボサの髪とヨレヨレの服と健康サンダルでコンビニとか行ったりしてないでしょうね?(わ…私だ…)
人は見た目じゃないという人もいますが、正直なところ人は見た目が100%です。
見た目に興味を持ってもらえないと、中身まで知ってもらうまでに人との付き合いは深まりませんよね。
まず人は(なんだかんだ言って)見た目から入るのです。
清潔感のない人にはできるだけ人は近寄りたくありませんし、逆にご年配の方でも清潔感のある人であれば「この人素敵だな」と思われたり「もっと話をしたいな」と思われることもあるのです。
まずは自分に興味を持ってもらわないと、誰かと友達になるキッカケすら掴めません。
見た目が不潔っぽい人、清潔感をどこかに置き忘れてきた人は、まず見た目をこぎれいにするところから始めましょう。
友達を作りたくても作れない人の対策
友達と作りたくても作れない人の対策ですが、まずあなた自身に問題があって作れないのか、他のこと(家庭の事情や仕事の忙しさ)が原因で作れないのかによって話が変わってきます。
もしあなたに何かしらの原因があって友達ができないというのであれば、あなたがあなたの悪いところを悔い改める意外に友達を作る術はありません。(でないと誰もあなたを受け入れてはくれません。)
人と接する時の自分の態度や発言に気を付ける必要があるかもしれません。
自分からグイグイ行けない性格でも、友達を作るためには自分から積極的に人にかかわっていく姿勢にシフトする必要があるかもしれません。
人を見下したり自分自慢が好きなあなたは、大好きな自分自慢や上から目線を悔い改める必要があります。
自分の話ばかりでなく、相手の話をしっかり聞くことも、人間関係を円滑に進めていくためには重要な事です。
ただ、30代40代までの今までのあなたのスタンスをガラっと変えるというのは、並大抵なことではありません。
努力もしなければならないし、我慢もしなければならないことがあるかもしれません。
ストレスだって貯まるでしょう。
自分のスタイルを崩してもいいから友達を作りたいというのであれば、まずはあなたの悪いところ、いやなところを少しずつでいいので直していきましょう。
もし仕事が忙しすぎて友達ができないというのであれば、時間内に仕事を終わらせてプライベートを充実させられるぐらいの時間を作るようにするか、思い切って転職してしまうかですよね。
休みの日に外出するのが億劫な出不精さんは、まず出不精をなおし面倒くさがらずに外出していかねば新しい友達との出会いもありません。
出不精をなおし新たな出会いを求めて新しい場所に行くことはとても刺激的で良いことだと思いますが、ただ転職に関して言うのであれば、そこまでして時間を作って30代40代になっても友達を作る意味が果たしてあるのでしょうか?
生きるためには銭を稼がなくてはなりませんが、30代や40代になってからの転職はなかなか敷居が高いですよね。(まあ友達を作る時間がほしいがために転職をするというのは極論ではありますが…)
また30代、40代になれば結婚し家庭を持っている人が大半です。
家庭がある人はこの先も家族が一番優先なのは絶対に揺るぎませんし、そのような人たちと休日に遊びに行こうとしてもなかなか難しいのではないでしょうか。
独身の30代、40代の人も、1人での上手な時間の過ごし方をすでに知っている人がほとんどでしょう。
無理に友達を作って一緒に出掛けるよりも、1人で自由に過ごした方がストレスもたまらずかえって良いかもしれません。
それに無理に頑張って友達を作ったとしても、それはテンポラリーな物に過ぎないかもしれないし、その友情が生涯ずっと続くという保証はありません。
せっかく頑張って友達を作ったのにその友情をすぐ失うとしたら、精神的には結構な苦痛になりませんか?
ですので、私は個人的には無理に友達を作る必要性は感じませんし、私自身ももう今更新しく友達を作ろうとも思いません。
友達がいるに越したことはありませんが、いないからと言っても正直に言ってそうたいして困るようなことはないのではないでしょうか?
私の夫には本当に友達がいませんが(田舎なので地元の幼馴染はみんな都会に出てしまっていていないですし、職場と家との往復で出会いもないので友達はゼロです。)、友達がいなくて困った事といえば結婚式の時に友達が多い私と友達の少ない夫の招待客の数合わせをどうするかな…と困ったことぐらいしか思い当たりません。
実は結婚の話が決まった時まっさきに「もし式をするなら招待客の数合わせをなんとかしなくちゃな…」と頭に浮かんだこともあり、私たちは結局式を挙げなかったのです。
これは本当です(笑)
でも、困った事といえばこれぐらいなのです。
ね?友達がいなくてもそんなに思い悩むようなことはないんですよ(笑)
なので、あまり「私(僕)には友達がいないから…」と卑屈に感じる必要はありません。
堂々としていれば良いのではないでしょうか。
我が道を突き進む30代40代、一匹狼もなかなかかっこいいではないですか。
どちらかというと30代40代になってまでいつまでも仲間同士で群れている大人の方が「大丈夫?」と思ってしまいますが…
まとめ
友達がいないよりはいた方が良いと思うのが一般的な考えです。
たのしい、面白い経験を一緒にすれば思い出もできるし絆も深まるし、辛い事があった時もその悲しみを友達と共有すればその痛みは半分になります。
子供時代から学生時代ごろまでの友達づくりは、私たちが生きていく中で特にとても重要だと思うのです。
自分や家族以外の人との関わり合いの中で学ぶことは沢山ありますから。
ただ、30代、40代になった時に気づいたら友達と呼べるような人が一人もいなかった、ということは別に格別珍しいことではなく、結構身近にありふれている話。
家族がいる人はどうしても家族優先になるので友達がいたとしても独身の頃のようには友達付き合いはできないし、独り身の人もわざわざ友達を無理して作らなくても1人での上手な時間の使い方、楽しみ方をしっている人は大勢います。
どうしても誰かと深く関わりたいというのであれば、興味のあるイベントや趣味のサークルなどに参加してみるのも良いですが、そうやって自ら行動を起こすにも仕事が立て込んでおらず自分に余裕がある時でないと難しいですよね。
30代、40代というと働き盛り。
仕事をバリバリこなしているあなたを見て密かに素敵!と思いを寄せる新入社員ももしかしたらいるかもしれないし、「○○さん(あなた)は何でこんなに仕事が早いんだろう、すごいなあ、秘訣を聞いてみたい!」と密かにあなたを慕っている後輩もいるかもしれません。
もしあなたが30代や40代であるなら、あまり友達がいないことを悩む必要はないのではないでしょうか。
その年ごろになるとあなただけではなく他の人も徐々に「友達付き合い」というものはし難くなってくる頃なので、意外とみんな「友達と呼べる人がいない」と、同じことを感じていますよ。
あまり思いつめないで、あなたはあなたらしく生きましょう。