お酒に逃げず嫌なことを忘れる方法!

こんにちは、石原です。
あなたはお酒が強い方でしょうか?
また日ごろからお酒を飲みますか?
私石原は人からは「お酒とか超強そうなんだけど!(笑)」とどこへ行っても誰からも言われるのですが、見た目とは裏腹に実はアルコール類は一滴も飲めません。

両親と弟も大酒飲みなのですが、私だけはどうもカクテルのようなかわいい女の子が飲みそうなお酒でも1口飲むと頭痛がしだし、2口目でちょっと気分が悪くなり、3口飲むともう横になってそこから2~3時間動けなくなってしまいます。
うちの弟は成人してから月に1回飲むか飲まないかぐらいのペースでたまにストレス発散のためにお酒を飲んでいましたが、ここ1、2年ほどで急激に飲むペースがアップ…
毎日500mlのチューハイやビールを2~3本は飲んでいるらしいのですが、母親に言わせると「ストレス」なんだそう。(弟は在宅ワークなので出勤もしなくていいし好きな時に仕事が出来るのに、それのどこにストレスが溜まるんだ?笑)
そこでいつも石原は思うのです。

「アンタらは嫌なことを全部お酒で忘れられていいよな。」と。

私はそもそもお酒が飲めないので、お酒で嫌なことを忘れたり気を紛らわせることすらできないんですよ。
でもまぁそれが自分にとっては当たり前なので「こんなもんか」ぐらいにしか思いませんが、内心「お酒で忘れられる人はいいよな…」なんて思うことも正直あります(笑)

そこで私は以前酒飲みの母に聞いたことがあります。
「お酒を飲んだら嫌なこととか忘れられるのか?」と。
彼女の答えは「ノー」でした。

「お酒を飲んでも嫌なことを考えないようにアルコールで思考を鈍らせごまかしているだけで、結局酔いから覚めたらまた嫌なことを思い出す。」とのことだったのです。

なるほどね、お酒を飲んでも、嫌なことをスパ―ン!と忘れられるという訳ではないんだな、アルコールを買うお金もかかるし、飲みすぎると体も壊しかねないし、良いことなしじゃないの!(笑)
それでもあなたは嫌なことがあったらお酒で忘れようとしますか?
それとも、何か別のことで嫌なことを忘れますか?
今日は、お酒に逃げずに嫌なことを忘れる方法について考えてみたいと思います。

嫌なことを忘れるには記憶に定着させないことが重要

頭を抱える女性

私は学生の頃、徹夜をしたことがありません。
中には徹夜して一夜漬けでテスト勉強をし、寝ずに学校にテストを受けに来る子なんかもいましたが、私はしっかり睡眠を取っておかないとテスト中頭も働かないし記憶力も働きませんでした。
そのことを今思い出し、記憶についてちょっと調べてみたところ、どうやら記憶には大きくわけて「短期記憶」と「長期記憶」に分けられるのだとか。

「短期記憶」は読んで字のごとく、友人や家族の入院している病室の番号を病院の受付で聞いて覚える、というような、短期ですぐ忘れてしまう(ずっと記憶に残ることはない)ような記憶で、長期記憶は言語、知識、体験、体が覚えるような、ずっと長期に渡って染みつくような記憶のこと。

実は、ピアノなどの楽器の演奏やスポーツといったような長期記憶に至っては、しっかり睡眠をとった方が体(と脳)に定着するという研究結果が報告されています。
ということは、長期的に記憶に残そうと思うのであればしっかり睡眠を取ればよい、ということになります。

逆に、記憶に残したくないのであれば、睡眠をとらない方がいいということに。
これは日本で実際に行われた実験なのですが、悲惨な交通事故の映像を見せた後に眠ったグループと眠らずに徹夜したグループとでは、徹夜したグル―プの方が翌日までショックを引きずりにくかったという結果が出ています。
ということは、嫌なことやショックな出来事があった日は、無理に眠って忘れようとせずに起きていた方が良い!ということなのです。

眠ってしまうと記憶が定着してしまうので、嫌なことをしっかり脳に記憶してしまいます。
つまり「嫌なことを早く寝て忘れよう」とするのは間違いだということ。
眠らずに起きていると、イライラしたり胸が締め付けられそうになったり悶々としたり何かと辛いですが、逆にその方が嫌なことを記憶にとどめておきにくくなるのです。
嫌なことがあった後眠ってしまうと記憶に残ってしまう、ということを覚えておきましょう。

嫌なことを忘れる方法

何か嫌なことがあると、お酒に逃げる人は多いと思います。
ただ冒頭でも少し触れたとおり、お酒でごまかすというのはそれが何度も続くとなると経済的にも体にも負担となってきますよね。
できればお酒の力を借りずに嫌なことを忘れたいものです。
では、お酒に逃げる以外で嫌なことを忘れるためにはどのようなことをすればよいのでしょうか。

仕事や趣味に没頭する

仕事でも趣味でも何でも構いません。
とにかく何かに集中して、何かに思いを巡らせる「考える時間」を作らないようにします。
慌ただしくしていれば嫌なことを思い出す暇もなくなりますよね。
嫌なことというのは思い出すから気分が沈んで悲しくなったり憤りを感じるのであって、思い出すことすらしなければ徐々にその悲しい気持ちや怒りといったようなネガティブな感情は徐々に薄まっていくものです。
とにかくあれよこれよと思考を巡らせる暇を作らないことが大切。

好きな物をおなか一杯食べまくる

お腹が空いていると、人は悲しい気持ちになるものです。
また、お腹がすくと怒りっぽくなる人もいますね。(私はお腹が極端にすくとイライラしてきます。笑)
お腹がすくとネガティブな気持ちになりやすいので、とにかくお腹を空かせないこと。
ケーキでもチョコレートでも甘い物でもいいので、好きな物をお腹いっぱい食べてみましょう。
満腹感は幸福感につながります。
お腹が満腹になり幸福感を感じている時は、嫌なことをあまり思い出さないはずです。
ただ注意しなければならないのが、甘い物の食べ過ぎですね。
極端な例を出すと「嫌なこと(ストレス)を忘れるために食べまくる→精神を病んでしまったり過食症」などのリスクも無いとは言えませんので、そのあたりはしっかり自分でコントロールして!

スポーツなどで体を動かす

ストレッチをする女性

体を動かし汗をかくことは体内の血液の巡りを良くして脳を活性化してくれ、新陳代謝も活発になります。
体を動かすとストレス発散になり、心も体もスッキリしているデトックス状態では思考も自然とポジティブに。
(スポーツ選手でいつもネガティブにクヨクヨしている人ってあまり見かけないですよね?)
とにかく体を動かし汗をかいてデトックスついでに、嫌なこともキッパリサッパリデトックスしてしまいましょう。

友達や家族に愚痴りまくる

嫌なことはとにかく自分の中に貯めこんでしまうのでなく人に愚痴って吐き出してしまいましょう。
私はいつも嫌なことがあると友人や母親に愚痴ります。
自分がどのような思いだったか、どれだけ辛かったか、どれだけ怒っているのか、というような、その場では表すことが許されず行き場を失ってしまっていた自分の思いを自分以外の人に吐き出すことで、ある程度は欲求不満が解消されます。
あまりしつこくしつこく同じことを何度も同じ人に話すようではそのうち呆れられてしまいそうですが、相手が話を聞いてくれるのであれば愚痴って吐き出してしまえばいいのです。
内容が「愚痴」というネガティブな物にはなりますが、話を聞いてくれる人とコミュニケーションもしっかり取れるので一石二鳥です。

旅に出る

嫌なことを忘れるためにはちょっとした旅行に出てみましょう。
ぶらっと海外一人旅もいいですし、ディズニーランドやUSJといったような国内のテーマパークで浮かれてみるのも良し。
楽しい場所に行けばおのずと嫌なことは忘れてしまうはず。
国内への小旅行でも十分ポジティブな気分になれますが、行ったことのない知らない海外の土地へ旅行してみることはとてもおすすめです。
一歩日本を出ると、日本国内にいては出会えなかった人と出会えたり、お国柄が違えば考え方や価値観も違い、様々な方向で沢山の発見があるはずです。
広い世界を目の当たりにすることで、今まで悩んでいたことがどうでも良く感じられますよ。

思い出の品をフリマサイトや質屋で売りさばく

もしあなたが今恋人と別れたばかりなどで傷ついている場合、恋人からもらった思い出の品や写真などを思い切って処分してしまうのが良いと思います。
写真などがいつまでも残っているようでは、いつまでも思い出して悲しくなってしまうかもしれないし、恋人にもらった物が目に入ると、その都度思い出して気分が落ち込んでしまいます。
写真はキッパリ処分する!
そして恋人からもらったプレゼントなどはフリマサイトや質屋で売りさばいてお金にしてしまいましょう。
悲しい思い出の品でもそれがお金に変われば、「逆にお金くれてありがとよ。」ぐらい開き直れるかもしれません。

不要なものを売りたい! そんな時にとても便利なフリマのアプリが「メルカリ」です。 メルカリはフリマアプリ初心者にも人気なだけに基本的な使い方は簡単ですが、出品する場合に、「

⑤の旅行に出る以外であれば今すぐにでも出来ることですね。
もし忘れたいことがあるのであれば、今すぐに出来ることから試してみましょう。

嫌なことを忘れるためにやってはいけないこと

当たり前ですが、嫌なことを忘れるためにやってはいけないこと第一位は、「いつまでもクヨクヨそのことばかりを考えて凹むこと」ですよね。
私も結構あるのですが、悲しい、嫌な出来事をあえて自分で思いだして悲しい気分に浸ることってあるんです…
ちょっとマゾっぽい行為ですが、気づいたらたまにしてしまっています。
悲劇のヒロインを気取っているつもりもないのですが、深層心理では悲劇のヒロインを気取っているのかもしれません(笑)

ですが、ずっと1つのことにとらわれているのでは限りある人生のうちの貴重な時間をとてもムダにして過ごしていることになります。
卑屈になりいつまでも引きずって生きるのは、賢い生き方ではありませんよね。
生きている限り前を向いて進んでいくしかありません。
また、自分がした嫌な体験を他の誰かに追体験させることはご法度。
例えば(これも極端な例ではありますが)あなたが子供時代に親から悲しい虐待を受けたとして、自分がされた虐待を自分の子供に同じ用にする、ということは、絶対に人として、親として、してはいけない行為です。
同様に、自分がされて嫌なこと、嫌だったことは決して他人様にしてはいけません。
私も母から「自分がされて嫌なことは人にはしてはいけない。」と小さい頃から教えられてきました。

まとめ

誰にだって嫌な思いをすることはあります。
悲しい経験をすることもあるでしょう。
嫌な気分になって憤りを感じることもあるかもしれません。
でも、いつまでもそのようなネガティブな感情に囚われてしまうのは勿体ないですよね。
先ほど挙げた「嫌なことを忘れる方法」を参考に、自分なりのストレスの発散の仕方、嫌なことを忘却の彼方へ葬り去る術を見つけてください。
生きていれば嫌なことはたくさんありますが、良い事は軽く、その一千万倍はありますからね。



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