どうにかして!心のモヤモヤを消す方法
こんにちは、いつも夫に内緒で大好きなブランドのバッグなどを買い集めている石原です(笑)
私は現在専業主婦です。
なんせ私がストレスが溜まると買い物に走ってしまうとい浪費癖があるため、家計を握っているのは夫。
私は毎月夫から月々の食費、子ども手当のみを渡されるだけなので、勿論私の自由になるお金はありません。
専業主婦の私であっても2人の子供のお世話、料理、洗濯、掃除などの家事をしていると結局一日中お茶休憩する時間すら、控えめに言ってまったくありません。(盛ってません、本当にないんです。笑)
なのに外で働いていない(お金を稼いでいない)私にはお小遣いは無し…
仕方なく不用品をフリマサイトで売ってそのお金で自分の好きなバッグを買ったりしている訳なのですが…
なぜ専業主婦にはお給料が発生しないのでしょうか。
専業主婦=一日中家にいてゴロゴロ、ではありません!
あぁ、モヤモヤする…
今日は「心のモヤモヤ」に関するお話です(笑)
短大や大学、専門学校や高校を卒業するとほとんどの人が生活をしていくために親元から自立して社会人として働き始めると思いますが、会社の中では人間関係に悩んだり、仕事内容が過酷すぎて過労で倒れる人もいたりと、私たちは常に様々なストレスにさらされながら生きています。
最近ワイドショーなどで「ゴールデンウィークやお盆休みなどの長期休暇の直後は退職者が増加傾向にある」という話をよく耳にするのですが、立派な大人であるにもかかわらず会社に退職を申し出る際に「退職代行業者」を使い代わりに会社に退職する旨を伝えてもらうだとか、そういったびっくり驚き現象が今日本で多発しているそうです。
昔に比べパソコンやスマホなどの電子機器を使用した仕事も多くなったからなのか、サービス残業や休日返上など無理な勤務体制を強いられる人も多いからなのか、はたして現代人のストレス耐性が低いからなのかはわかりませんが、仕事のストレス等からうつ病や燃え尽き症候群のような症状が出てしまい苦しむ人も決して珍しくはありません。
安い賃金で、非正規雇用という形で労働している若い人たちも沢山います。
石原もそうでした。
何年も不安定な契約社員やアルバイトだった期間があります。
将来どうなるのだろう?このままでいいのか私の人生?と一人で悶々としていました。
私の知り合いも東京の大手メーカーにSEとして勤務していましたが、毎朝早くに出社し帰宅するのは日付が変わってからという生活が1年ぐらい続いた後うつ病になってしまい、結局せっかく苦労して入社した大手企業を退社することとなりました。
彼女の場合はたまたま勇気を出して精神科を受診しうつ病という診断がおりましたが、突然心のモヤモヤを感じ会社に行け無くなる人、会社に行っても「こんな生活をいつまで続けなきゃいけないのだろう?」と疑問を抱き続ける人、ただ漠然と将来についての不安感などを抱え情緒不安定になってしまう人、そういった心のSOSを感じ取りながらもそれを放置してしまう人なども多くいます。
今日は、誰もが抱えてしまう可能性のある「心のモヤモヤ」の正体、そしてそのモヤモヤを消す方法について考えてみたいと思います。
原因はなに?モヤモヤの正体
冒頭でもお話しした通り、昨今のストレス社会では誰もがストレスに晒されうつ病など心の病にかかってしまう可能性があります。
石原も20代前半でうつ病になり、その後うつ病を克服するまでに20代半ばにさしかかるまでの数年間を惰性で過ごしたという経験があります。
心を病んでしまう原因には会社の人間関係や過重労働などが原因で心を病んでしまう場合もあれば、必ずしもそういったことが原因で心を病んでしまうとも限りません。
若い人であればただ漠然と将来が不安だったり、自分に自信が持てない、言いたいことをはっきり言うのが怖い、ついつい人の意見に流されてしまう、などと、ネガティブな感情があなたの中にあるからモヤモヤするのかもしれません。
そして実は、順風満帆に順調に出世街道をたどってきた経済面でも会社や社会での地位を確立したような人でも、心に突然モヤモヤを抱えたりすることがあるのです。
20代、30代ではただがむしゃらに仕事を頑張ってきた、突っ走ってきた、という人が多いでしょう。
大学などを卒業して学生気分から一転、社会人としてふさわしいマナーを身に着けたり上司や先輩、取引先の人達に対する言葉遣いや態度などを学んだり、仕事の業務内容でも覚えることが沢山ありただただ慌ただしくそれをこなしてきた、という人も多いでしょう。
その時分は自分が頑張れば頑張っただけ必ず結果につながり、どんどんスキルアップがのぞめる時期です。
ところが、30代以降、40代、50代…ともなると、仕事上必要な事は一通り頭に入っているしほぼすべての業務をそつなくこなすことができ、向上心はあれどこれ以上スキルアップのしようがなかったり、若かった頃よりも自分が頑張っただけの仕事の成果というものがなかなかはっきりと見えづらくなってくる時期です。
20代、30代ではメキメキとスキルアップし何か出来るようになる度に嬉しくなったりワクワクしたりしたものですが、40代や50代にもなるとそのような機会が極端に少なくなってしまいます。
自分の仕事に対する情熱や能力の限界を感じることもあるでしょうし、今以上の出世は望めないと気づきモチベーションが下がったりと、すべてがそこで滞ってしまい、やる気を削がれ空しくなったりすることもあるでしょう。
こういった倦怠感や停滞期にハマってしまい今以上の高みを目指すことができなくなる状態を「上昇停止症候群」と言い、なんともいえないモヤモヤした気持ちが常に胸の中をモゾモゾ、頭の中をぐるぐるしてしまいまうのです。
一見周りから羨ましがられるような管理職など、そこそこの地位、職位に付いているような人でもこのようなモヤモヤを抱えることは決して珍しくないのです。
また最近では業務上必要な報告や連絡をスマートフォンやタブレットなどの端末を使用して行う会社も多くなりました。
(高校生の宿題ですら、データでスマートフォンに送られてくるぐらいですからえらい時代になったものです。笑)
20代、30代ごろまでは新しいスマートフォンやタブレットなどの端末を会社から渡されても割と誰でもそこそこ扱えるのですが、それが40代、50代…と年齢を重ねていくと新しいことを新たに覚えることが難しくなったり、新しい機器の使い方を覚えるというだけでも気が重たくなったりするもので、時代の流れについていけない自分、新しいものに順応できない自分に幻滅したり、それこそ自分の能力の限界を感じることにもなりますよね。
「もう俺の時代は終わったな…」と思ってしまうことで、今までがむしゃらにただ走り抜けてきた20代、30代の頃の仕事への情熱と今の自分とを比べ、抜け殻のようになってしまう。
以前は遅くまで仕事をしていても翌日に持ち越さなかった疲れも今ではなかなか抜けなかったりと、体力の限界、つまり「老い」も感じるようになってきます。
また若い頃がむしゃらに頑張ってきた仕事も、40代、50代にさしかかると結局は自分も会社の都合のよいただの「歩兵」であったことに気づく…
そういった時に「自分は今まで何をしてきたんだろう?」と疑問に思う人もいるようです。
若い頃と違いどんどん退化していく自分や、一番輝いていたはずの20代、30代の頃の良い時をすべて仕事に注いでしまったもう戻れない過去の自分を目の当たりにし、目標や目的を見失ってしまうのですね。
こういった諸々が原因となり、心の中がざわざわモヤモヤしてしまうのです。
このように中年になり人生の目標を見失ってしまったり心に疑問やモヤモヤを抱えてドツボにハマってしまう状態のことを「中年の危機」と言ったりもします。
海外ドラマなどでたまに耳にする「middle age crisis」のことです。
モヤモヤ解消法
このように心にモヤモヤを抱えてしまった場合、どうすればそのモヤモヤを解消することができるのでしょうか。
モヤモヤ解消法を考えてみましょう。
①自分の感情を吐き出して!
自分に自信が持てなかったり言いたいことがなかなか言えない人、ついつい人の意見に左右されがちだという人は、自分の中の軸がブレブレ。
あなたの中に絶対に譲れない考えやこれと言った思いがないので、人の意見に流されてしまうし自分の言いたいことを自信をもって主張することが難しくなってしまっています。
この場合、とにかく自分の感情を表に出すこと、ため込まずに吐き出すことが大切です。
これは石原が10代、20代前半頃の思春期によくやっていたことなのですが、何か嫌な事や悲しいことがあるとすべてノートにその時の感情を殴り書きしていました。
後から見返すとおどろおどろしいですが(笑)、行き場を失った感情をそこで吐き出すことで、誰に話すわけではないけれどもある程度自分の中で気持ちに整理がつくようになるのです。
本当のことをすべて思ったままに人に言うと、もしかしたら人に不快な思いをさせたり怒らせたりしてしまうかもしれませんが、家の中で自分しか見ないようなノートに感情をぶつける分にはどこにも角は立ちません。
そうやって日々自分の思ったことや気持ちをぶつけることで、それまでブレブレだった自分の軸にも徐々に輪郭ができ始め、じきにしっかりとした軸になっていきます。
とにかく感情を吐き出し自分の気持ちや思考を少しずつ固めていくことで、少しずつ自分の考えや意見に自信が持てるようになってきたり自分自身を客観的に見ることができるようになってきます。
またただ漠然と不安がある、恐怖がある、怒りがある、悲しい…というような感情を抱えている場合も、そうやってノートに感情をぶつけることで何が原因でそう思っていたのかが自分でつかめてきます。
その不安や怒り、モヤモヤの原因が分かれば、それを1つずつ潰していけば良いのです。
自分の感情のはけ口、心を整理する道具として、上手にノートを活用しましょう。
自分の中に軸がない、軸がブレブレだ、これを言ったら人にどう思われるだろうと心配だ、漠然と不安や悲しみなどのネガティブな感情があるというような人には「ノートに感情をぶつけてそれを徐々に自分の軸として形成していく」「感情を整理して原因を見つける」ことをおすすめします。
②イメージトレーニングでなりたい自分になろう
仕事面でもプライベートでもそうですが、こうなりたいな、こうなってほしいな、と思うことを寝る前などにリアルに想像してイメージトレーニングをすることもおススメです。
ポジティブな出来事をイメージするとそれがあなたの潜在能力にも働きかけると言われていて、こうなってほしい、こうなりたい、ということを強くイメージすれば本当にそのような結果を引き寄せることができるのです。
これは「強く願えばいつか願いはかなう」というような若干他力本願な考え方というよりは、「強くイメージすることで実際にそれが起こるように無意識のうちに自分が行動を起こすことができる」というもの。
良い結果になるも悪い結果になるも、すべてはあなたの手の中にある、ということです。
自分に自信がない、いつも思ったようにならない、というような人には「イメトレ」は是非一度試してみてもらいたい方法です。
③自分の人生を方向転換させる
このモヤモヤを解消するには、まず自分の人生を方向転換(軌道修正)せねばなりません。
なぜならその心の中に今渦巻いているモヤモヤは、私の人生こんなはずじゃなかった、このままでいいのか?自分らしい生き方が出来ていないのではないか?と、あなた自身が自分の人生に対して疑問符を投げかけているからです。
若い頃思い描いていた人生と今の人生を比べてみてどうでしょうか。
自分が60代以降になり定年退職をした後の人生のことをしっかり考えたことはあるでしょうか。
定年退職後はどのような人生を送りたいですか?
今の自分の生き方、人生に疑問がある、という場合、軌道修正するには多少の時間が必要です。
歩みをとめ考えなければならないので、そこで一度人生は停滞してしまうかもしれません。
ただ、人生はいつだって、どの時点からでもやり直しが効くものですし、方向転換も自分の努力次第で可能なのです。
もしかしたら苦労するかもしれませんが、転職もあり。
心機一転田舎や海外に移住してみるのも良いですね。
ちなみに石原、10代後半から20代前半にかけてはアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに住んでいました。
私が育った土地とは違い、年中比較的温暖な気候(夏はカラっとしていて暑くても日本より過ごしやすいけど冬は雨が降ると普通に寒い!笑)に、街のいたるところにずーっと植えられた背の高いパームツリー。
ラッシュアワーの信じられないほどの渋滞と、想像していた以上にLAに多いメキシコ系移民やその子孫たち、海辺の風を感じながら眺める夕日やたまに見かけるセレブリティ(笑)
すべてが私が今の自分の基礎を築く時期に見てきて、大好きだったものです。
いつか子育てが終わって夫が定年したら、自由気ままにロサンゼルスに移住するのもいいな…(永住権やビザはどうするの?という現実的な問題には今は触れないで!笑)
移住は無理でも、老後は夫とヨボヨボ世界一周旅行というのもいいですね。
老後のことを考えるとなんだかワクワクしてきてモヤモヤが飛んでいきそうです(笑)
4)まとめ
心の中に一度モヤモヤを抱えてしまうと、その原因が何かを見極めその芽をつぶさない限りはいつまでもモヤモヤが消えてくれません。
あなたの心のモヤモヤの原因はあなたにしかわかりません。
漠然とした不安感、怒り、悲しみなどといった感情は、その原因をまずは探ること。
そして原因が分かったらそれぞれに対処していくことで少しずつモヤモヤは消えていきます。
また40代、50代と歳を重ねるうちに自分の人生このままでいいのか?こんなはずじゃなかった、人生の目標を見失ってしまった、というような人は、一度立ち止まり自分の人生、生き方について考えてみましょう。
人生を上手に軌道修正できれば、心のモヤモヤはすぐに晴れますよ。
どうせなら晴れ晴れとした気分で毎日を楽しみながら生きましょう。