社内ニートになりたい?社内ニートの辛い現状とは

こんにちは。
働くことが大嫌いな石原です。

今から4年近く前、長男を妊娠中に仕事を辞めそれからは今現在までずっと専業主婦なのですが、できるならこのまま一生働きたくない!(笑)
どうも石原は凝り性なのに飽き性なので、新しく始めた仕事などでも最初は楽しくてバリバリ頑張るのですが、しばらくたつと退屈してきて「いかに仕事を頑張っているように見せながらサボるか」をそのうち考え始めます。

そう、石原はなかなかたちの悪い人間なんです(笑)
それに石原、手先は割と器用な方で要領もそんなに悪くない(と思っている)ので、他の人と同じ仕事を任されてもたいてい先に終わってしまうんです…
仕事をしている間は無我夢中で集中して取り組むからということもあるのですが、早々に仕事が終わってしまいその後はパタッと仕事がなくなってしまい手持無沙汰になってしまうことが多いのです。

私のように早々に仕事を終わらせて後はやることがなくなって社内でぶらぶらしていたりするような人をどうやら「社内ニート」なんて最近は言うのだそうです。
出社しても仕事を振ってもらえなかったり、重要な仕事は回してもらえず雑用ばかりが待ってくるような人や、仕事をしていないのに給料だけはちゃっかりもらっていくような「給料泥棒」のような人や、昔で言う「窓際族」のような人のことを総称して「社内ニート」と呼ぶのだとか…

私は今でこそ子育て中なので外で働いてはいませんが、もし子育てがひと段落してパートにでも出ることになったら「社内ニート」になりさがるのでしょうかね(笑)
今日は社内ニートについて一緒に考えてみたいと思います。

退屈すぎる!もし社内ニートになったらこんな1日になる

仕事中に寝る女性

社内ニートになる原因には、個人の能力や行いが原因の場合と、会社の教育や人選、人員配置などが原因で社内ニートになってしまう2パターンがあります。
個人的なことが原因で社内ニートになるパターンでは、極端に仕事ができない人であったり周囲とコミュニケーションを図ることが苦手な人に多く、何度も同じミスを繰り返す、社内の人とうまく人間関係が築けずトラブルを起こしたり人間関係につまずくことで職場で信頼を得ることが出来ず仕事を任されなくなり社内ニート化してしまうのです。

石原のような「ちょっとでもサボってやろう」というようなズル賢い(賢くはないか…)人や「ズボラな人」も個人の素行や人間性が原因で社内ニート化してしまいます。
また会社の教育や人選、人員配置などが原因の場合は、上司・先輩の指導力不足(上手に教育ができないから仕事ができる社員が育たない)、人手不足で余裕がなく満足に教育・指導を受けられなかった為に知識やノウハウが足りず仕事をしたくてもどうすればいいのかがわからない、逆に人手が足りていて1人1人に回ってくる仕事が少ない、といったようなことが根源です。

もしあなたが社内ニートになってしまった場合は、どのような1日を会社で過ごすようになるのでしょうか。
社内ニートは自分で仕事を見つけることもできない、何をしたらいいのかわからない、という状態になりたた社内でボーっとして過ごしたり退社時間まで時間をつぶさなければならなくなってしまいます。

世間一般の社内ニートがどのようにして1日を会社で過ごしているかというと、

  1. 誰かを捕まえて雑談
  2. 居眠り
  3. 社内を目的もなくうろうろ
  4. ネットサーフィン
  5. パソコンを触って仕事をしているフリ
  6. 何度もトイレに行く

などをして時間をつぶしているようです。
私にも経験があるのですが(あ、あるんだね。笑)、民間のこじんまりとした車屋さんで整備士をしていた頃のことです。

繁忙期は1日に何台も何台も立て続けにタイヤ交換に来たり車検に来たりと休憩する暇も正直惜しいぐらいなのですが(休憩なしでいいから早く仕事を終わらせて帰りたい。笑)、繁忙期を過ぎると1日1台も車検も何も入っていない日なんかもザラでした。

そんな日は本当に何もすることがありませんでした。
社長は「何もすることがないんだからもう座ってゆっくり今のうちに休憩しておけばいいよ。」と言っていました。

整備士の先輩のAさんは事務所から離れた掘っ立て小屋みたいな処を自分専用の休憩場所として確保していたので独りでそこで読書をしていましたが、専用の休憩場所なんて後から入った石原には用意されていません。(普通ありません。笑)

なので、いくら社長が座って休憩したらいいよ、と言ってくれたとはいえ、社長の前でずっと一日中椅子に座って休憩し続ける…というのもなんだか居心地が悪すぎて、私はそんな日はピットの掃除をしたり工具の手入れをしたり新品のワイパーゴムやオイルエレメントなどの消耗部品が置いてある部品置き場を自分が使いやすいように整理整頓したりして時間をつぶしました。

時には朝から何もすることがなくて草ぬきをしたこともありました。
ただ、そういう日が月に何日かあると、だんだんと本当にすることが無くなってきてしまうのです。

もうすることが無くなってしまうと、いよいよ人は「苦痛」を感じ始めます。
パソコンでネットサーフィンするといっても1時間も2時間もすればだんだん退屈してきます。
こんなことをして1日時間を無駄に過ごすぐらいなら早退して家で好きな事したい、と本気で何度か思いました(笑)

当時の私は「社内ニート」だったわけではありませんが、社内ニートでなくてもいよいよすることが無くなってしまうと思いのほか苦痛なのです。
もしあなたが社内ニートになってしまった場合、毎日どうやって退社時間まで時間をつぶそうか、最初の内はなんだかんだしてまぁまぁしのげていてもそのうち「することがないということが苦痛」に変わってくるはずです。

社内ニートが抱える悩み

パニックになる女性

1日中何もすることがなくて自由でいいな、と思う反面、社内ニートにも特有の悩みがあります。
先ほどの章でもあげたとおり、「することがなさすぎて時間があまってしまって辛い」「退社時間までの時間をどうやって潰そうか…」というのが社内ニートの一番の悩みでしょう。

先ほど私もすることがなさすぎて一日時間をつぶすのが大変だった、というお話をしましたが、時間がない時にはもっと時間がほしい!時間が足りない!と思う癖に時間があまると時間を持て余してしまって辛い、という状況に陥ってしまうのです。

時間を無駄に過ごしていると、だんだんに「一度きりの人生の中の貴重な時間をこうやって何もせず過ごすことで時間を無駄にしている」と思い始め、それがいつしか焦りに変わっていくこともあります。

そうなると状況は悪化する一方。
1人で焦って、かといって何もできず、ただただネットサーフィンや社内をうろうろしたりデスクにぼーっと座ったまま時間が過ぎるのを待って、自分はだんだんと会社にとって必要ない人間なんだと思い(または気づき)始め不安にもなります。

自分は価値のない人間なんだという自覚が一度芽生えてしまうとなかなか自信を取り戻すことは容易ではありません。
周りからの視線も痛いでしょう。

会社に居場所がなくなり立場も悪くなっていくでしょうし、出勤することが億劫になってきます。
ただここでふさぎ込んでしまったり開き直ってしまってはどうしようもありませんが、社内ニートである自分をあきらめないで、暇な時間をどう過ごすかで今後のあなたの人生は決まってきます。

社内ニートのメリット

社内ニートは仕事を振ってもらえなかったり、何をすればいいのかわからず手持無沙汰になる、怠け者、社内での立場や評価も悪く居場所がない、などと悪いイメージばかりが先行しますが、決してデメリットばかりではありません。

社内ニートにもメリットはあり、社内ニートの一番の強みはやはり「時間がある」ということ。
自分の自由に出来る時間、つまり余裕があるということは、その時間を有効に使って何かスキルアップのための勉強や資格取得のための勉強をすることができるということです。

普通の人であれば何か資格の勉強をしたいと思っても仕事が忙しくてなかなかそれどころではありません。
ただ、社内ニートのあなたには時間がある!

職場で持て余している暇な時間は、ある程度は自分の自由に使えるのではないでしょうか。
その時間をぜひ有効に活用してみましょう。
暇な時間を有効に利用するために、ぜひ以下を参考にしてみてください。

仕事のことをいちから勉強しなおすチャンス!

今あなたが社内ニート化しているには、何かキッカケや理由があったはずです。
何かミスをして信頼をなくしてしまったのかもしれませんし、そもそも仕事の内容や進め方について入社時にしっかりと教育してもらう時間がなかった為に仕事の進め方がよく理解できていないかもしれません。

一度失った信頼を取り戻すには、多大な努力が必要です。

たった一度のミスで簡単に信頼は吹き飛びますが、それを挽回するためには何度も何度も「成功」を積み重ねていかねばならないのです。

あなたがもしその会社でもう一度頑張ってみようという気があるのであれば、暇な時間を活かして今一度仕事について勉強しなおしましょう。
逆に今あなたが社内ニート化しているのは、今の仕事の理解を深めるための良いチャンスかもしれません。

スキルアップや資格取得に向けての勉強をしよう!

社内ニートを抜け出すには、「職場で失った信頼を取り戻せるように一から頑張る」か、「転職する」しか基本的には道はありません。
もし今の会社にはこだわらない、心機一転やり直したい、と思うのであれば、転職も視野に入れましょう。

転職するには、その職種に必要な資格を持っていた方が転職もしやすく、また選びしろも広がります。
この暇な時間を活かして次につながる資格試験などの勉強をしてみましょう。
語学を身に着ければ、ビジネスレベルにまで達することが出来ればもしかしたら今の会社に居ながらしていきなり海外との取引を任せられたり、「栄転」も夢ではありません。

自分のこと、自分の人生を見つめなおしてみよう!

暇があるということはそれだけ色々あれこれ考える余裕があるということ。
今の仕事も含め、自分のことを見つめなおししっかりと自分自身と向き合えるチャンスです。
将来のこと、仕事のこと、自分には何が向いているのか、何がしたいのか、あれこれと思考を巡らすのも良いです。
もし今の仕事以外にやりたいことが見つかったら、ぜひすぐにでも㈪「スキルアップや資格取得に向けての勉強をしよう!」を実践してください。

副業をする

会社によっては副業を禁止する会社もありますので、そのあたりは事前に会社に確認をしておく必要がありますが、暇な時間を使って副業をすれば時間も有効に使えて収入も増えてまさに「WIN-WIN」状態です。

ライターのような副業であれば、とりあえずパソコンのキーボードをパチパチとはじいていれば傍から見れば「仕事をしている人」にしか映らないので社内ニートとしての負い目も感じにくいかもしれません。(が、普段何もせずボーっとしているような人が急にキーボードをパチパチ弾き出すと周りは何事か?と突っ込んできたり、会社に内緒でもしも副業をしていた場合は最悪それが周りのみんなにバレてしまう、ということも考えられますが…)

ただし、副業も今の仕事と繋がるような副業は避けた方が無難です。
今の仕事とのコネクションを活かして副業…となれば、おそらく会社側は黙ってはいないでしょう。

どうでしょうか。
ただぼーっとしているだけではもったいないので、少しでも将来につながるように勉強をしたり副業をしたり…というのはとてもいい時間つぶしになりますよ。

5)まとめ
社内ニートになってしまうと周りからの視線は痛いし何より会社に居場所がなくなり居心地が大変悪くなってしまいます。
それが原因で心を病んでしまうこともあるかもしれません。

ただ、何もせずにボーっとしたりネットサーフィンや雑談で無駄に時間を過ごすよりは、もう一度仕事のことを勉強しなおしたり、転職を考えている人は転職について調べたり資格取得のための勉強をするのもよし、副業をするもよし…

でも石原が個人的に思うのは、ご縁があって雇ってもらった会社です。
もう一度最初から初心に帰り勉強しなおして、上司、先輩、同僚からの信頼をしっかり取り戻せるように自力で這い上がってほしい!
あなたの人生なのであなたが決めたらいい。

ですが、今一度仕事について理解を深め、上司にお願いしてでも仕事をふってもらって100%の実力を出し切り、それでもだめならその時に転職を考えてみてもいいかな?と、石原はそう思うのです。



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