人生が変わる?徳を積む行動や方法

こんにちは!
物心ついた小学生の頃から邦楽よりも洋楽を好んで聴いてきた石原です。

小学校中学年ぐらいの頃でしたかね。
うちにラジオとカセットテープしか聴けないラジカセじゃなくて、CDが聴けるCDラジカセたるものがやって来ました。

それまでずっとカセットテープしか持っていなかった石原は、CDラジカセがうちに来たのを機に出かける度に母に頼み込んで色々とCDを集め始めたんです。
そんなある日、テレビCMでダイアナ・キングのShy Guy(シャイガイ)という曲を耳にし、即効で母と地元のCDショップに行ってCDを買ってもらいました。

もうそこからはどっぷり洋楽にハマってしまい、マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン…当時とりあえずテレビで耳にしたことのある曲をとことん買い漁りかたっぱしから聴いていきました。

その後小学校高学年ぐらいになると一瞬ジャニーズ系アイドルなんかにも浮気するのですが(女子なら誰もが通る道!笑)、やっぱり音楽性で言えば邦楽より洋楽派なのは30歳を過ぎた今でも変わりません。
と、今日は洋楽のお話…ではなくですね…
「徳を積む」ということについてのお話です。

え?石原の洋楽好きと徳を積むこと、全然関係ないじゃないかって?
はい、そう思ったあなた。
騙されたと思ってとりあえず次の章へ読み進めていきましょう(笑)

徳を積むとは

手を握る画像

今から10年程前です。
邦楽「トイレの神様」という歌が、大ヒットしたのを皆さんは覚えているでしょうか?(洋楽じゃないんかーい!笑)

上村花菜さんというシンガーソングライターさんの曲ですが、歌詞の内容はざっくりまとめると、昔上村さんはおばあちゃんと暮らしていて、トイレ掃除が好きではなかった彼女におばあちゃんが「トイレには女神さまがいて、毎日ちゃんとトイレをきれいにしていたら女神様のように綺麗な女性になれるよ」という事を教えてくれたのだそう。

それからは毎日、女神様のように綺麗になりたくて彼女はコツコツトイレ掃除を頑張った。
でもいつだか彼女は思春期(反抗期)を迎え、おばあちゃんに何を言われても反発したり家にも帰らず彼氏と遊ぶようになったり、そしておばあちゃん孝行したいと思った時にはもうおばあちゃんはこの世にはいなかった…

という、おばあちゃんとの思い出やおばあちゃんが教えてくれた大切な事について歌った歌なのですが、この歌の中に上村さんのおばあちゃんが上村さんに教えてくれた1つのとても大切な教えが隠れています。

「トイレにはそれはそれはキレイな女神さまがいるんやで だから毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで。」

そうこの部分の歌詞です!(上村花菜/トイレの女神様 より抜粋)
どういう意味でしょうか。

トイレ掃除=汚い=やりたくないな…と思う人が多い!
でも、人が嫌がるような汚れ仕事だからこそあえて自らすすんでやることは、「徳を積む」ということに繋がりますよ、ということなのです!

誰かに褒められることもないかもしれない。
誰かに感謝されることもないかもしれない。

だけど、誰かがやらなくてはならないし、それならば自分がやりましょう。

困っている人がいるなら、見返り関係なく救いの手を差し伸べましょう。
もしかしたらそのような行動は自分のためにはならないかもしれませんが、自分以外の他人様のためにはなりますよね。

自分の損益を考えずに他人様を助けること、誰も嫌がってやらないようなことでも自分から進んでやること、誰かのためになることをすること、そういった善い行いをし、目には見えないところで経験値をどんどんと増やしていくことを「徳を積む」と言ったりします。

徳を積むと何が良いかって、「善い行いはすべていつか何等かの形となって自分に返ってくる」ということです。
徳を積むことで周りからの信頼も厚くなり出世するかもしれません。

お給料やボーナスも増えるかもしれません。
人が人を呼び、素晴らしいご縁があるかもしれません。

反対に、悪い行いばかりを積み重ねているとその何倍、何十倍にもなって跡からツケがまわってくるもの。
「因果応報」といって、善い行いも悪い行いもすべてはまわりまわって自分に返ってくる、という諺がありますが、まさにソレなんです。

どうせなら人の役に立つこと、困っている人の力になってあげることをして、気持ちよく毎日を過ごした方が良いですよね。
徳を積むということは、貯金を溜めていくのとは違いなかなか目に見えないものなので、一体何をどうすれば徳を積んだことになるのか、何をすれば徳を積めるのか、少しわかりにくいですよね。

次の章では徳を積む行動や方法について考えていきましょう。

徳を積む行動、方法

基本的に徳を積む行為というのは、「自分のため、というよりも、他人様のため、みんなのためになる行動のこと」を指します。
では、具体的にどのような行動が徳を積むことに繋がっていくのでしょう。
一つ一つ見ていきましょう。

地域の清掃活動に参加する

落ち葉掃除

地域での清掃活動などもそれに当たります。
私は地元のT市から車で30分ほど離れたK町というところに結婚してから移り住みましたが、自宅のあるK町から実家のあるT市に帰る途中にY町という町を経由します。

そのY町はK町と同じぐらい「ド田舎」なのですが、何がスゴイかってY町の人達は毎週日曜の朝早くから近所の人達が集まって必ず「町の清掃活動」をしているのです。
私の地元のT市ではそのような光景を見るのは一年に数回程度。

全くやる気ナシ(笑)
現在自宅のあるK町でも、地域の人たちが集まって公会堂の辺りのゴミ拾いや草刈りをしているのを見かけるのは数カ月に1度程度です。
なのに、Y町の人たちは必ず毎週日曜日の朝、みんなで集まって清掃活動をしているのです。

夏は毎年グラウンドがある公民館のようなところに皆集まって夕涼み大会をしているのを見かけるし、地域の人たち同士の結びつきが本当に強い良い市町村だなぁと、私はいつも感心させられます。

このように、地域の人たちがみんな気持ちよく過ごせるように、みんなでゴミ拾いをしたり草刈りをするというような地域の清掃活動に参加することもまた「徳を積む行動」のひとつだと言えるでしょう。

正直清掃活動なんて面倒くさいですよ。
自分が捨てたわけでもない空き缶やたばこ、誰が拾いたいですか?

休みの日は昼までゴロゴロしたいでしょう。
ただしあなたが徳を積みたいのであれば、そのような活動にも積極的に参加し、周囲と協力しより健やかにみんなが過ごせるように努力することが大切です。

見返りは求めず困っている人を助けよう

さきほど「因果応報」という言葉を出しましたが、自分がした行いは善いも悪いもすべて何らかの形になって自分に返ってくるものです。
悪い行いをすればしっぺ返しを食らうし、善い行いをすればいつかあなたの努力は報われる、いつか良いことが起こるだろう、ということですね。

徳を積みたいのであれば、見返りを一切求めず困っている人を助けてあげましょう。
仕事が溜まって終わらない同僚がいれば、少し手助けをしてあげる。

お母さんが一日中休憩する暇もなく料理、洗濯、掃除などを一人でしているのであれば、洗濯物をたたんであげたり掃除機をかけてあげたりと何か手伝ってあげましょう。
日本でも地震や津波、大雨などの震災で被災し住む場所や生活資金を失ってしまう人も沢山いますが、その人たちの為に募金をするのも良いことだと思います。

お家のない寂しそうな野良犬や野良猫がいて、もしあなたの家がペットを飼える状況で責任を持って彼らの最後を看取る覚悟があるのなら、そのようなわんちゃんや猫ちゃんたちを引き取るというのも徳を積む行動だと思います。

あくまでも他人は他人ですが、人はお互いに助け合ったり譲り合ったり尊重しあって支え合って行かなければ生きていけないのです。

会社や自宅の掃除をする

トイレの画像

前述した「地域の清掃活動に参加する」という項目と被る部分もありますが、自分の家でも会社でも、隅々まで清掃が行き届いているといった例は稀です。
特にトイレ。

自宅のトイレにしろ会社のトイレにしろ、必ず誰もが一日に何度かお世話になるプライベート空間(笑)
汚れるのも早く、また排泄をする場所なので「汚いから掃除するのが嫌だ」という人も多いでしょう。

石原も嫌です。(え。笑)
ただ、冒頭のあたりでも触れたとおり、トイレ掃除のような汚い仕事、みんなが嫌がるような仕事を進んでするようにすると、それは確実に「徳を積む」という行動に繋がっていきます。

誰かが掃除してくれるからみんなが気持ちよく利用することができるのです。
その「誰か」にあなたがなってみてはどうでしょうか。

人のことを悪く言わない

これはもう生きていく上で基本中の基本です。
もうわざわざここで言うまでもないようなこと。

ですがここでわざわざ言う、ということは、「できていない人(大人)があまりにも多いから」です。
石原の周りにもいるんですよね…

高校の同級生のA子なのですが、もう私たちぐらいの年齢になってくると同級生でも自分のお店を持ち始める人、自分の病院(開業医)を持ち始める人がパラパラ出てきます。

とある同級生の中に、婿養子を取って子供を3人生みながら自分のお店を持っている自営業のB子ちゃんという子がいるのですが、A子は何かにつけてB子やその家族のことを悪く言ったり貶めようとします。

B子ちゃんが自営業の傍ら休日の度に家族旅行に行ったりおいしそうなレストランで食事をしている写真をSNSにアップすると、それを見たA子はたいていそのSNSのスクリーンショットを石原に送ってきて何かとケチを付けます。

「B子のSNS見た?B子んちのエンゲル係数一体どうなってんの?」「B子のお母さん、この歳でこの髪型はイタイわ…」「B子はいいわよね、子供もお母さん(実母)が世話してくれるから仕事終わりにしょっちゅう飲みに行ってるじゃん。」などなどです。

石原も正直B子ちゃんのSNSを見ると「ウチと違ってだいぶと自由で優雅な生活を送っているなぁ…」とは思いますが、それはB子ちゃんが若い頃下積み自体からコツコツ努力をしてきて得た賜物だと私は思うのです。

お母さんが自分の子供たちのごはんを作ってくれて見てくれるなら別にそれでもいいじゃないか。
その代わり彼女は自分のお店を経営して家族を支えているのだし…

正直石原もB子ちゃんのSNSを見るととてもとても羨ましいです(笑)
ただ、羨ましいとは思いはしますがだからと言ってB子ちゃんやその家族のことを貶めるような事を言うのはまた違いますよね。

人のことを悪く言う人、人のことを妬む人というのは、自分自信がそもそも幸せではない可能性が高いのです。

そもそも幸福感に満たされている人は、人がどこに行こうが何を買おうが、「あ〜いいね〜うらやましいね〜」と口では言っても実は人のことなど全く気にしてはいません。
人のことを悪く言うことで自分の評価も下げてしまう、ということに気づいていないのです。

徳を積むためには、人のことを悪く言わない、貶めるような事を言わない、人や人の人生に嫉妬しないことです。

周囲の人に愛想よく!他人様に向かって偉そうにしないこと!

会社の人、友達、買い物に行ったときのレジのおばちゃんやコンビニ店員さん、出会う人で会う人に笑顔で愛想よく接することも徳を積む行動に繋がります。

石原も昔アパレルで働いていた頃、なぜかレジのお金を置くトレイの上にお金を置くのではなく、お金をもうこちらに向かってボンっと投げてくるようなお客さんが男女関係なく何人かいました。(しかもみんな30代後半から50代ぐらいにかけてのいい歳した大人ですよ。)

べつにこちらが何かした訳ではないのに、ブス〜っとした表情で愛想なくお金を投げてくるのです。(頼む、投げるな、置いてくれ。置けばしまいだ。笑)

こちらは店員なので「あんたなんなんださっきからその態度はー?!」などと言えるわけもなく(笑)、お金を投げられようがブスっとして相手が無言だろうが何だろうが最後は笑顔で「ありがとうございました〜」と言わなければならなかった訳ですが、もうそういう人は普段から誰に対しても常に「そう」なんでしょうね。

もしかしたらそういった人は職場では上司にはへこへこしているのかもしれませんね。
ただ他の同僚、部下、地域の人や家族相手にはいつも「そう」なのだと思います。

こういった人は普段の生活態度や他人様に対する態度がなっていないので、みすみす徳を積む機会を逃しまくっているようなものです。
常に人と接する時は笑顔を忘れないように、そして決して他人様に対して偉そうな態度、人を見下すような態度はとってはいけません。
これも生きていく中で基本中の基本ですよね。

ネガティブなことを口にしない

人は感情を完全に隠すことはできません。
心の中でネガティブなことばかりを考えていると、それが自身の無さ、声の大きさ、表情や態度などにすべて現れてしまいます。

自信がなくいつもネガティブなことばかりを言っているような人のところに徳は集まりません。
何があってもちょっとやそっとでは動じないぐらいの図太さというか、「何があっても私は大丈夫!」とどっしり構え、なんとかなるさ!とポジティブシンキングで過ごすようにすればそれがあなたの表情、態度などに表れ、寄ってくる人や物も良い人、良い事柄が引き寄せられてきますよ。

4)まとめ
徳を積んでいくと目に見えないところで自分の人生レベルがアップしていきます。
周りからの信頼も厚くなりみんなに頼りにされ、信頼の厚いあなたのところに誰かが良い縁談を持ってきてくれたり仕事面で窮地に追いあられても誰かが助けてくれたり、そうこうしていると給与がアップしたり出世したりと、善い事や良い人があなたの周りに集まってくるようになってきます。

徳を積む行動を心掛けるようにしていくと、人づきあいにおいても円滑に進んだりと良い事づくし。
徳を積みたいと思っている人は是非この記事を参考に行動をしてみてくださいね。



サブコンテンツ

このページの先頭へ