コスパ最強!ゲーム実況用の安いコンデンサーマイクおすすめ○選2020年版
政府から発令された緊急事態宣言が出されて以降、現在までの間に社会は大きく変化しました。
「外出出来ない」ということもあり、自宅で有意義に過ごせる方法をメディアはこぞって発信するようになりました。
加えて有名芸能人たちも、今まで明るみにしてこなかった「私生活」を発信するようにもなり、国民の自粛への意識を高めるように呼びかけてくれてもいました。
我々が自粛期間を不安なく過ごせたのは、そんな人々が発信を続けてきてくれたからだということは言うまでもありません。
そしてこの発信の流れの中、1部の芸能人の方々が行ってきた「ある事」がかなり話題になっています。
それは、有名芸能人達による「ゲーム実況配信」です。
過去には、「本田翼」さんや、よゐこの「有野晋哉」さんなどが芸能人としてゲーム実況配信を行ったことで話題となっていました。
しかしこの自粛期間中においては、「狩野英孝」さんや、「今田耕司」さんなど、今までゲーム実況をするイメージの無かった芸能人の方々がこぞって配信するようになりました。
特に「狩野英孝」さんが配信した「デッドバイデイライト」の実況動画は、ご覧になった方も多いのでないかと思います。
そんな彼らの姿を見て、「ゲーム実況を始めよう」と意気込んだ方も少なくはないでしょう。
しかし、ゲーム実況を新たに始めたいという方において、このような声をよく耳にします。
- 「ゲーム実況を始めるには何をすればいいの?」
- 「マイクが必要って聞いたけど、色々種類があるの?どういうこと?」
- 「あんまりお金はかけられないけど、声が綺麗に撮れるマイクが欲しいな・・・」
ゲーム実況快適に行いたいということであれば、自身の声を録音するマイクの存在は避けては通れません。
そして、数あるマイクの種類の中でも、最も適したマイクは、いわゆる「コンデンサーマイク」という名称のマイクになります。
- 「コンデンサーマイクって何?普通のマイクと違うの?」
- 「コンデンサーマイクでも色々あるよね・・・どれを買うのが正しいの?」
- 「コンデンサーマイクって高いんじゃないの?そんな高いもの買えないよ・・・」
そんな方々のために、今回はゲーム実況に最適なコスパの良いコンデンサーマイクについて解説していきたいと思います。
この記事に書いてあること
コンデンサーマイクとは?
Csaba NagyによるPixabayからの画像
- 「コンデンサーマイクって普通のマイクとは何が違うの?」
- 「ゲームの実況にはコンデンサーマイクがいいって聞いたけど、なんで?」
世の中には数多くのマイクが存在しますが、基本的にマイクの種類としては「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類に大別することが出来ます。
世間一般で言う、いわゆる「普通のマイク」というものは多くの場合「ダイナミックマイク」と事を指します。
コンデンサーマイクは、簡単に言えば音声やボーカルなどを「高音質」かつ「クリアな音質」で録音するための高性能マイクです。
世の中で出回っている「ゲーム実況」や、「歌ってみた」などの動画は、基本的にはこの「コンデンサーマイク」を用いて録音していることがほとんどです。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いについては、以下の通りです。
ダイナミックマイク | コンデンサーマイク | |
---|---|---|
電源 | 必要なし (要オーディオインターフェース) | 必要あり (ファンタム電源、もしくはUSB電源) |
耐久性 | 高い | 低い(湿気や衝撃に弱い) |
接続方式 | ピンケーブル フォンケーブル マイクケーブル | USBケーブル マイクケーブル |
ノイズ | 拾いにくい | 拾いやすい |
感度 | 弱い、高音質録音は不向き | 高い、高音質での録音が可能 |
適したシーン | 音質を必要としない場面 | 高音質の音声が必要な場面 |
価格 | 低めの物が多い | 低めから高めまでピンキリ |
コンデンサーマイクとダイナミックマイクでは、そもそもの用途が全く違います。
ダイナミックマイクの場合は、音質を気にせずただ音を録音、もしくは拡声するために用いられることが多いです。
しかし、コンデンサーマイクは完全な「録音」のみの用途で用いられるので、音質にこだわる場合はこちらを選択する必要があります。
加えて、ダイナミックマイクの接続方式は、大きく分けて「ピンケーブル」「フォンケーブル」「マイクケーブル」とありますが、マイクケーブル以外の録音の場合においては、基本的には音質良く録音することはできません。
しかし、コンデンサーマイクの場合であれば、接続方式が「USBケーブル」と「マイクケーブル」のどちらも高音質で録音することが可能になります。
ゲーム実況の場合であれば、音声の録音環境、加えて音質についてはしっかりとこだわっていきたいところです。
ゲーム実況の場合は、コンデンサーマイクを選んでおく方が快適な実況環境を整えることが可能なのです。
価格帯の違い
Thorsten FrenzelによるPixabayからの画像
- 「コンデンサーマイクって高いんでしょ?何十万もする物は買えないよ…?」 「値段もばらばらだけど、値段によって何か違ったりするの?」
コンデンサーマイクのイメージとしては、プロの歌手や声優さんがスタジオで録音する際に使用するマイクと言うイメージが根強いため、一般的には値段が高いものを想像する方が多いと思います。
しかし、近年においては安価なモデルも非常に多く、家庭で手軽に録音することを前提とした物も非常に多く販売されています。
コンデンサーマイクの価格帯における特徴は以下の通りです。
価格帯 | 特徴 |
---|---|
1000円~10000円 | ・エントリーモデル、家庭録音向け ・音質は低い ・接続方式は「ピンケーブル」か「USBケーブル」 ※中華製が多い |
10000円~30000円 | ・エントリーモデル、家庭録音向け ・音質は中程度 ・接続方式は「USBケーブル」か「マイクケーブル」 ※大手メーカーの物が多い |
30000円~50000円 | ・セミプロモデル、家庭・スタジオ向け ・音質は高い ・接続方式は「マイクケーブル」の物がほとんど ※大手メーカーの物のみ |
50000円~100000円 | ・プロモデル、スタジオ向け ・音質はかなり高い ・接続方式は「マイクケーブル」のみ ※「業務用」 ※大手メーカーの物のみ |
100000円以上 | ・プロモデル、スタジオ向け ・音質は一番高い ・接続方式は「マイクケーブル」 ※「業務用」 ※大手メーカーの物のみ |
価格帯における違いを大別すると、「音質」「使用環境」「接続方式」で分けることが出来ます。
安価なものは、音質は低い代わりに接続方式が「ピンケーブル」や「USBケーブル」など、一般家庭向けの接続方式となっている物が殆どです。
安価に手に入る理由としては、そのほとんどが「中華製」のノーブランド品だと言う特徴があるためです。
なので、安価に手に入りこそするものの、品質としては当たり外れが大きく、口コミなども信頼性が低いためあまりお勧めはできません。
安心して購入したいということであれば、10000円台~30000円台の信頼できるメーカーから購入することをおすすめいたします。
信頼できるメーカーと選び方
近年においてコンデンサーマイクは比較的安価に手に入るようになってきましたが、それでもそれなりの値段がする物も多いので安易に購入して失敗したくないという方は非常に多いと思います。
下手に安いと言うだけの理由で購入してしまうと、結果的に自身の求めていた音質が録音できなかったり、すぐに壊れてしまい使用できなくなるというリスクも背負うことになってしまいます。
コンデンサーマイクを購入する際は、信頼できるメーカーの物を購入することを強くお勧めします。
信頼できるメーカーは、具体的に以下の通りです。
- マランツプロ
- Blue
- AKG
- Razer
- SHURE
- RODE
- MXL
- audio-technica
- SONY
- HyperX
上記のメーカーの物であれば、製品としても安定した作りになっているので、初めてコンデンサーマイクを購入する際においても、安心して手に入れることが出来ます。
現在ゲーム実況を行っているゲーム実況者の多くも、上記いずれかのコンデンサーマイクを使っていることがほとんどなため、音質についても彼らの動画と同等に録音することが可能になります。
加えて、実況者たちの多くは自身の録音環境を公開していることも多いので、動画越しではありますが実際のマイクを確認することもできるので、購入のイメージも付きやすくなることでしょう。
コスパ最強のおすすめマイク
- 「コンデンサーマイクの選び方はわかったけど…種類がたくさんあるから選びきれない…」
- 「せっかく買うんだから、これを買っておけば間違いない!と言えるものが欲しい!」
- 「あまり高いものは買えないから…コスパいいマイクが欲しいんだけど…」
そんな方々のために、今回は「コスパ最強」とも言えるコンデンサーマイクを厳選してご紹介いたします。
基準としては、「信頼できるメーカー製」「コストは抑えめ」「音質も良いもの」と言う点を基準にしたいと思います。
特に、「コスト」に関しては今回は「10000円台」の製品に絞ってご紹介していきたいと思います。
Blue Microphones Yeti
メーカー | Blue |
サイズ | 12 x 29.5 cm |
指向性 | 単一指向性、無指向性、双指向性、ステレオ |
付属品 | USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | 2年間メーカー保証 |
価格 | 17,100円(2020年5月18日現在の価格) |
audio-technica AT2020USB+
メーカー | audio-technica |
サイズ | 12×16.2cm |
指向性 | 単一指向性 |
付属品 | 三脚デスクスタンド、専用スタンドマウント、変換ネジ(3/8-5/8)、マイクポーチ、3.0m USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | 2年間メーカー保証 |
価格 | 18,260円(2020年5月18日現在の価格) |
HyperX QuadCast スタンドアロンマイク
メーカー | HyperX |
サイズ | 10.2 x 24.9 cm |
指向性 | ステレオ、無指向、カーディオイド、双方向 |
付属品 | マウントアダプター USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | 2年間メーカー保証 |
価格 | 16,667円(2020年5月18日現在の価格) |
Razer Seiren X
メーカー | Razer |
サイズ | 9 x 19 cm |
指向性 | 単一指向性 |
付属品 | マウントアダプター USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | 日本正規代理店保証 |
価格 | 12,099円(2020年5月18日現在の価格) |
AKG Project Studio Line P220
メーカー | AKG |
サイズ | 5.3 x 16.5 cm |
指向性 | 単一指向性 |
付属品 | サスペンション付ホルダー、キャリングハードケース USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | メーカー保証 |
価格 | 18,150円(2020年5月18日現在の価格) |
まとめ
ゲーム実況を行う上で、音質については必ずと言っていいほどこだわらなければいけない部分です。
どれだけゲームプレイが卓越していたとしても、実況音声がクリアに録れていなければその魅力も台無しになってしまいます。
マイク選びは、ゲーム実況にとってとても大事な要素であると言っても過言ではないでしょう。
加えて、ゲーム実況を録音する際には、その用途に適したマイク選びをする必要があります。
ゲーム実況の際には、高音質かつ繊細な音まで録音することが可能な「コンデンサーマイク」を選択しましょう。
最後に、「このマイクを選んでおけば間違いない!」と言えるコスパ最強のコンデンサーマイクをご紹介いたします。
Razer Seiren X
メーカー | Razer |
サイズ | 9 x 19 cm |
指向性 | 単一指向性 |
付属品 | マウントアダプター USBケーブル |
接続方式 | USB電源 |
保証 | 日本正規代理店保証 |
価格 | 12,099円(2020年5月18日現在の価格) |
ゲーミングデバイスのメーカーとして有名な「Razer」のコンデンサーマイク、「Seiren X」です。
「Seiren X」の特徴は以下の通りです。
- コンパクトなフォルムなので、場所をとらない
- ドライバ不要で、すぐに使えるようになる簡単設計
- 集音性がとても高く、同価格帯のマイクに比べて圧倒的
- ショックマウント内蔵式なので、振動にも強い
- 遅延ゼロの 3.5 mm ヘッドホンモニタリング用端子も搭載
- ミュートボタンを搭載しているので、手元での操作も簡単
- ボリュームコントロールダイヤルにより、手元での音量操作が可能
ゲーミングデバイスメーカーの「Razer」が制作しているということもあり、ゲーム実況配信者のことを第一に考えた設計が要所に見て取れるデバイスです。
音量操作が手元で行えるので、わざわざ配信画面とにらめっこしながら音量操作をする必要はありません。
マウントアダプターの設計も非常にしっかりしているので、デスクの上に安定して配置することが可能です。
デザインも非常に高級感にあふれているため、デスクの上に置いておくだけで所有感を満たしてくれるのも魅力的です。
価格も12000円台と非常に手ごろであるため、最初にこの1台を購入しておけばまず間違いはありません。
音質面においても、価格面においても、「Seiren X」はコスパ最強のコンデンサーマイクであると言えるでしょう。
コンデンサーマイク選びは、ゲーム実況のクオリティを左右させる大事な要素です。
是非この記事を参考に、ゲーム実況用のコンデンサーマイクを選び、快適な配信環境を整えてみてください。