ウザすぎる!アムウェイ勧誘の断り方
こんにちは、30代もうすぐ半ばに突入しようとしている石原です。
30代にもなると、そこそこ様々な経験を誰でもしていると思いますが、マルチ商法やらネットワークビジネスと呼ばれるような物に周りからしつこく勧誘されたり信仰宗教のようなものの集まりにに言葉巧みに連れて行かれたり…ということが一度や二度ある人も多いのではないでしょうか。
石原は高校までを日本で過ごし高校卒業後すぐ渡米しアメリカの大学に進学したのですが、石原がアメリカで大学生をしていた当時一番よく日本のみんなが利用していたSNSの定番はmixiでした。(最近の若い子、mixiなんて知っているんだろうか…笑)
日本の友達とコンタクトを取るためにほぼ毎日のように石原もmixiを利用していたことを思い出します。(←遠い目…)
そして石原がアメリカに住んでいた頃、中学や高校時代はあまり親しくなかったような同級生とも再び繋がることができたりとmixiを通じて新しい友情が芽生えたこともありました。
ところが、良い出会いもあればあまりよくない出会いもmixiを通じてありました。
というのも、そのmixiを通じて中学時代に同じクラスだったA君という男の子とmixiの中で友達になったのです。
そのA君、中学時代はいわゆる「不良」で、いつもチャラチャラしてたまに隣の中学校の生徒たちと喧嘩をしては問題を起こしたり…ということもしていたような子。
でも授業中はいつも先生と絡んで周りを笑いの渦に引き込んだりと、不良の部類なのだけど面白くて憎めないヤツ、という感じでした。
そんなA君と中学卒業以来久々にmixiを通じて繋がったわけなのですが、石原がアメリカから帰国する少し前にダイレクトメッセージで「日本に帰ってきたらご飯でも行こう。」と彼がいうではないですか。
その時なんとなく嫌な予感というか、A君にご飯に行こうと誘われたことにちょっと違和感を覚えた石原..,
そうなんです、実は石原(この後の章で詳しくお話しようと思いますが)このA君に完全に「カモ」「金ヅル」としてしかみられてなかったんですよね…
どういうことかって…?
そう、今日のトピックはネットワークビジネスではかなり有名どころの「アムウェイの勧誘の断り方」についてですよね。
次の章で石原の体験談を詳しくお話しようではないですか(笑)
この記事に書いてあること
アムウェイ勧誘している人の心理
さて、A君とは中学時代さほど気心知れていた訳ではないですが、実際にmixiを通じて中・高校時代はあまり関わりがなかったような他の同級生とも仲良くなれたという前例があったため、これを機に友達として以前よりも仲良くなれるかもね?なんて、彼がいきなりコンタクトを取ってきたことに違和感はあったものの、軽い気持ちで帰国後の食事を約束したのです。
そしてアメリカでの生活を切り上げ日本に帰国してから2回、3回ほど友達として食事に行ったり他の友達を交えて遊びにいったりした頃。
突然彼がこう言います。
「仕事決まった?ちょっと仕事手伝って欲しいから説明会に行かない?」
実はA君、高校卒業起業しエステサロンを経営していたので、石原はすっかりそのエステサロンでのお仕事か何か良い話があるのかな?と思い、とりあえず話だけでも聞きに行くことに。
当日説明会の会場だと指定された体育館に行ってA君と落ち合う石原。
石原以外の人たちもぞろぞろやってきて総勢50人ほど。
そして入り口受付で名前を書き、そこで「会場費として500円頂きます」と言われました。
その時点で「ん?これはやっぱりなんかおかしいぞ?」と思いましたがもう名前まで書いてしまっているので後に引くこともできず、結局渋々500円を払いその説明会に最後まで残ることとなったのですが…
はい、そうなんです、同級生A君から誘われたその仕事はアムウェイではなかったのですが、同じような「ネットワークビジネス」と呼ばれる物の勧誘だったのです!
そのネットワークビジネスに勧誘するために、何ヶ月も石原とメッセージのやり取りをしたり食事や遊びに行ったり…という何とも涙ぐましい努力をしていたのですねA君は。(働け、ヒマか。笑)
結局A君はその説明会が終わった後同じネットワークビジネスをやっている仲間の女の子B子ちゃんと一緒に石原を近くのファミレスに連れて行き、2人で石原を乗せようとしてきました(笑)
「今日前に出て話してた人すごいでしょ!?すんごいお金儲けしてんの!何もしなくてもお金が入ってくるし、高級車や高級腕時計やブランド物とか好きなもの沢山買っていい生活したいでしょ?」
「あの人達みたいにすごい人になりたくない?」
なんて、冷静に聞いていると「君たち大丈夫?」と思ってしまうような事を本気で熱く語ってくるからまぁ困った!(笑)
なんとかのらりくらりと石原はA君とB子ちゃんの話を交わし2時間後、「やるかやらないか即決できないけど考えておく」とだけ返事をし、やっと解放されました。
その後も1ヶ月ぐらいA君とB君からメールが来たり着信が入りつづけましたが、こちらが応答しないのでようやく諦めた様子。
ただ、元々知り合いでも何でもなかったB子ちゃんはいいとして、中学の同級生だったA君とはそれっきり。
せっかくSNSを通じて繋がったと思ったら連絡が途絶えました。(そりゃそうでしょうね。笑)
A君にとって石原は「中学時代にワイワイ楽しく同じ教室で青春時代を過ごした懐かしい同級生」というよりも「ちょっと色仕掛けでもしたら落とせそうなカモ」でしかなかったのですね。
なんとなく感づいちゃいたけど腹立つわ!(笑)
だってもしあなたがこういったネットワークビジネスやマルチ商法のような勧誘をしていたとして、失いたくないような大切な友人を勧誘しますか?
おそらくしませんよね。
勧誘することでドン引きされても、もしも縁が切れても平気な相手、どうでもいい関係の人しか誘わないのではないでしょうか。
このように、マルチ商法やネットワークビジネス系の勧誘をしてくる人というのは、どうなってもいいような相手しか勧誘しません。(稀にとても親しい相手を勧誘しみすみす今まで培ってきた友情をパァにしてしまうお馬鹿さんもおられますが…)
ちなみに先程お伝えしたように石原が同級生A君からしつこく勧誘されたのはアムウェイではありませんが、アムウェイの勧誘についても同様に、勧誘する側というのは「関係が切れても良いと考えている程度の相手」しか勧誘しません。
なぜそのような相手を勧誘するかというと、「完璧に舐めているから」です。
自分よりも低く見ている相手、疑似恋愛で相手をその気にさせれば簡単に勧誘できそうな相手、昔のよしみで勧誘すれば仲間になってくれそうな相手、断られたり不快な思いをさせても痛くも痒くもない相手、所詮「その程度」の相手…
そのような人を誘うのですね。
アムウェイに限らず、このようなネットワークビジネス系や信仰宗教などに勧誘する人の心理には「相手のことをを下手に見ている」「舐めている」「見下している」というようなものがあります。
それにこちらの不安を煽るようなことを言ってきたり相手をその気にさせて断れないようにするといったような恋愛感情のような物をそこに絡ませようとしたりと、何かと心理学を応用した手法を仕掛けてきます。
石原の弟も10年ほど前、中学時代部活でペアを組んでいた男の子にマルチ商法に誘われたことがあり帰宅してからとても怒っていたのを覚えていますが、誘われた側にとっては「自分はその人にとってその程度でしかなかったんだ…」というショックと憤りで大変不快な思いをします。
賢い断り方
何かを断ることに、賢いもなにもありません。
アムウェイのようなマルチ商法やネットワークビジネスを断ろうと思うなら、ハッキリ断れば良いのです。
相手側も関係が切れても自分にとってダメージが少ないような人しか勧誘していないので、ハッキリと断ったところで痛くも痒くもないはずです。
興味がないこと、これ以上またアムウェイの話をしたら二度と付き合いをしないこと、それぐらいハッキリと伝えても大丈夫です。
もし貴方が勧誘されて不快な気持ちになったのであれば、それも伝えてももいいでしょう。
ただしあなたにとっては全く興味のないアムウェイであっても、相手にとっては人生全てを捧げられる!というぐらい大切なものかもしれません。
価値観は人それぞれですので、くれぐれもその人の人間性までは否定しないであげてください。
曖昧な表現は避け(曖昧に交わして逃げてもあなたが首を縦に振るまで勧誘され続けますよ)、はっきりとその気がない、興味がないことを伝えることが大切。
一度はっきりと断られた相手にはおそらく二度と勧誘してはきません。
逆にいつまでも当たり障りのない返事をしたりその場しのぎの回答をして逃げていると、事あるごとに連絡をしてきたりとなかなか諦めてはくれませんよ。
NG行為
アムウェイの勧誘を断る上で絶対やってはいけないNG行為があります。
それは…
遠回しに断る
ハッキリ興味がないと伝えることが失礼になるのではないか?だとか、断ることで気まずい空気になるのを避けたい、興味はないけど断ったらこの人たちに嫌われるのではないか?などの思いから曖昧な表現で遠回しに断る人がいますが、それでは正直なところ相手にその気がないことは全く伝わりません。
石原もこれで失敗しました(笑)
説明会のあとファミレスで同級生A君とその仲間B子ちゃんに2人かがりであれこれ説得され一緒に仕事しようよ?などと言われましたが、2対1で勧誘されると興味がないことを伝えることで場の空気が1対1の時よりももっと悪くなるんじゃ?などと思ったり、正直2人がかりで勧誘されてその場で断るのが面倒臭い、どうせ今断っても2人がかりでどうにか私をその気にさせようとまた説得しにかかってくるんでしょ?と思い、その場でハッキリと断ることを石原は諦めたんですね。
もう断ること自体が面倒に思えてきて、もう会うことはないだろうし後日メールで断ればいいか、なんて簡単に考えていました。
日本の文化には「一を聞いて十を知る」という文化があります。
これは、自分の真意の浅いところの一部だけを相手にひけらかしておいて「あとはお察しください」という物ですが、この「お察しください」という断り方はネットワークビジネスやマルチ商法の勧誘をしている人には全く伝わりません。
というのもアムウェイなどのネットワークビジネス系やマルチ商法の勧誘をする人は、みんな「洗脳されている」のと同じような状態です。
お金儲けの為には友情をも厭わないという賭けに出ています。
だから必死で何ヶ月もメールで連絡をとったり食事や遊びに行って仲間意識や恋愛感情を持たせ、長期戦で勧誘してきます。
そのような人に曖昧な返事をしたりその場しのぎの事を言ってその場を逃げようとしたとしても、「どうすれば説得できるだろうか?」と益々熱心に勧誘してきたりしつこく連絡をしてくるのです。
石原もファミレスで曖昧に「即決はできないが考えておく」という返事をしましたが、普通の人であればこの返答はNOという事なのだな、と悟りますよね。
ところがアムウェイ等のネットワークビジネスやマルチ商法の勧誘をしてくる人はそれをNOとは捉えないので(頑張ればこれは落とせるぞ!と思ってしまいます。笑)その後もいい返事が聞けるまで何度も何度もしつこく連絡を取ろうとしてくるはず。
勧誘を断る際は遠回しに断っても二度手間になるだけですので、なるべくその場ではっきりと興味がないという意思を伝えておくことが大切です。
②その場の空気を読んで話をに乗る素振りを見せない!
石原もついついやってしまったのですよねこれ…
本当はもう体育館で500円徴収された時点で「無いわコレ」と思っていたくせに、その後相手の思うままファミレスに付いて行きその場の空気を気まずくしたくないから上部だけでもちょっと話を聞く、興味が全くないわけではないんですよ、というような素振りをしてしまいました。
本当は今すぐにでも話を切り上げて帰りたいのに、ついつい「フンフン、へぇー。」と話を聞いてしまったんです。
右から左に流していても「へぇー」と相槌を打っているということは相手は少なからず興味があるということなんだ!と無駄にポジティブ思考なのが勧誘屋さん(笑)
話を真剣に聞く、乗るような素振りを微塵もみせてはいけません。
③アムウェイを辞めるよう説得する
アムウェイの勧誘をしてくる人は少なからずあなたと何かしらの交友関係がある人かと思います。
全く知らない人からいきなり勧誘を受けるということはまずほとんど無く、全く知らない相手でもまず勧誘するためのステップとして、友達や恋愛対象としてしれっと近づいてくるはず。
おそらく勧誘をされる頃にはある程度距離が縮まっていることでしょう。
そこで、勧誘されたときに相手にアムウェイを辞めるよう説得するという事はNG行為中のNG行為。
アムウェイの勧誘をしている人にアムウェイを辞めるよういくら説得しても、「アムウェイのことをよく理解してないからそんな事言うのね」と、よけいにアムウェイへの勧誘は激しくなります。
アムウェイに関して否定的な意見を言い論破しようとしても無駄です。
アムウェイ部外者にいくら否定されようと、アムウェイのセミナーで同胞に会えばまたアムウェイに対する期待や希望で胸を膨らませる訳ですから、否定されたということ自体すっかり忘れてまた別の人を勧誘し続けるだけです。
④以前体験した別のネットワークビジネス系の勧誘の話をする
以前もアムウェイのようにネットワークビジネスやマルチ商法の勧誘を受けたことがあるという話をしたところで、こちらは仮に「以前にも勧誘された経験がある。だからもうネットワークビジネスの勧誘はたくさんだ!」という意図で話していたとしても、その意図は全く汲み取られることはありません。
むしろ「私たちのアムウェイは他とは全然違うの!」と、渾々とアムウェイの勧誘を続けられるだけ…
前に違うネットワークビジネスの勧誘を受けとことがあると告白することは、逆にアムウェイの人のモチベーションを無駄に上げてしまうだけですね。
5)まとめ
アムウェイに限らずネットワークビジネスやマルチ商法の勧誘は、されるととても気分が悪くなりますよね。
「あんな風に金持ちになりたくない!?」
なんてその世界の上の方の人たちを指して言われたところで、正直羨ましくもなんともないですし、あまりにもしょうもないというか…
この人の生きている世界は狭いんだな…と、少し哀れみの目で見てしまうことすらありますよね。
勧誘されて興味がない時はなるべく早い段階ではっきりと断りましょう。
もしあなたが勧誘をしてくる相手に不覚にも恋心を抱いてしまっている場合、断ることで連絡が途絶えるのではないか?関係が途切れてしまうのではないか?と怖いですよね。
でもよくよく考えてみてください。
その相手はそもそも、あなたにわざと恋愛感情を抱かせ、勧誘を断ることができない状況を最初から狙っているのです。
おそらくあなたが勧誘に乗り仲間になったあとは今までとはまた関係性が変わるでしょうし、その人はまた別の誰かをターゲットに同じような状況を作り出し勧誘を続けるでしょう。
もしあなたの大切な人、大切な友人がアムウェイをしていて勧誘された場合、興味はないしこれからも一緒にアムウェイをすることはないが陰ながら応援はする、というスタンスで少し距離を置きましょう。
いつかその大切な人が目が覚めてこちらの世界に帰ってきたときには、以前と変わらず暖かく受け入れてあげれば良いのではないでしょうか。
石原の時のように、勧誘してきた人(石原の場合は中学の同級生)とは勧誘を断った時点でプツンと連絡が途切れる人もいるでしょう。
でもそれも仕方のないこと。
こちらからしても、勧誘してきた相手は「所詮その程度」だったのです。
興味がないなら関係が途切れてしまうかもしれない事を恐れずにはっきりとその旨を伝えること。
そして勧誘を断る時はその人とのご縁がそこで切れても構わないという覚悟で断る事。
それが相手に対する誠意かと、石原は思います。