評判はどう?DCカードJizile(ジザイル)についてまとめました

DCカードジザイルイメージ

年会費無料還元率1.5%
電子
マネー
ポイントDCハッピープレゼント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • リボ払い専用カード
  • 家族カードも年会費無料
  • 海外旅行保険・ショッピング保険有り
公式サイトへ

DCカードJizileとは

三菱UFJニコス株式会社が発行するクレジットカードで、年会費永年無料(家族カード無料・ETCカード発行手数料1,000円)、クレジットカードの国際ブランドはMASTERのみです。

貯まるポイントはDCハッピープレゼントポイントで、カード利用金額1,000円で3ポイント貯まりますので、1ポイント5円相当であることを計算すると還元率1.5%となり、2017年2月現在、年会費無料のクレジットカードの中では最も高いポイント還元率のカードです。

ポイントの有効期限は初年度3年間で、2年目以降は前年に獲得したポイントが200ポイント以上であれば翌年持ち越しとなり、ポイントの有効期限は初年度と同じく3年ですが、200ポイント未満であるとその年の3月末で失効してしまいますので注意が必要です。

このように、年会費無料のクレジットカードの中では最も還元率の高いのがDCカードJizileなのですが、大きな欠点が実はこのクレジットカードはリボ払い専用クレジットカードなのです。
リボ払いをすると年利15.00%もの金利がかかりますから、ポイント還元率1.5%なんて、どうでもいい数字となってきます。

これについては、リボの高金利を回避して、きっちり1.5%のポイントをいただく方法がありますので安心してくださいね。

DCカードJizileの特徴

なんといっても年会費永年無料かつ1.5%の高還元率カードであることです。

DCハッピープレゼントというポイント交換システムがあり、こちらではnanacoポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・Tポイントといった人気の共通ポイントへの交換もできますし、三菱UFJニコスギフトカード・クオカード・Amazonカードなどといった使い勝手が非常に良いギフトカードなどに交換することもできます。

さらに、貯めたポイントをキャッシュバック(還元率1.2%)するということもできますので、貯めたポイントの使い勝手はポイント還元率と同様にトップクラスです。

交換する際に還元率が1.5%から0.9~1.2%へ減算されてしまうケースがありますが、それでも多くは還元率1.2%を保持しています。
ただし、Suicaポイント・nanacoポイントへの交換すると、還元率は0.9%となりますのでご注意ください。

還元率1.5%なのは、ヨドバシカメラのポイント、ノジマスーパーポイント、TOKYU POINT、ベルメゾン・ポイントです。

また、ANAとJALの両方のマイルへの交換も可能ですのでマイラーの方にもこのクレジットカードを利用する検討の余地は十分にあります。

特にJALマイルは、500ポイントで1,250JALマイルへ直接交換できマイルの付与率としては0.75%となります。
JALマイルはANAマイルと比べると貯めにくいといわれており、本家のJALカードでさえ基本的に0.5%のマイルしか貯まりません。

JALマイラーの方であれば必須となっているJALカードのオプションサービス・ショッピングマイル・プレミアム(別途年会費3,240円・税込)に加入して、ようやく1.0%のマイル付与率となります。

そう考えると、JALマイルを貯めることにおいては、クレジットカードを年間100万円も利用しない場合、本家のJALカードよりも安価で効率的に貯めることができるといえますので、ライトJALマイラーの方にはおすすめのクレジットカードとなります。

ANAマイルの場合は、直接ANAマイルへ交換できないので、一旦nanacoポイントへ交換し、さらにANAマイルへ交換するという流れになります。
ただ、DCハッピープレゼントポイントからnanacoポイントで0.9%へ減算されてしまい、さらにANAマイルへはnanacoポイントの0.5倍化されるので、ANAマイルの付与率としては、たったの0.45%になってしまいますので、あまりおすすめできません。

そして、三菱UFJニコスカードが運営している独自のポイントアップモール「POINT名人.com」は、Amazon・楽天・Apple Store・ビックカメラ・JTBなど、幅広いランナップとなっており、DCカードJizileと組み合わせることで、かなりお得に買い物ができます。

おすすめは、Amazon・楽天市場(ポイント2倍)、LOHACO(3倍)、基本的に値引き販売を一切しないApple Store(2倍)などです。

DCカードJizileは電子マネーに弱いというのがデメリットの一つですが、auユーザーであれば、auWALLETカードへauかんたん決済経由でチャージができ、auWALLETカードへのチャージ時にDCカードJizileのポイント1.5%、auWALLETカードでの決済時にauWALLETポイント0.5%の合計2%のポイントを獲得することができますので、かなりお得です。

公共料金などはプリペイドカードだと決済できないことが多いので別としても、その他MASTERカードが使えるコンビニから百貨店に至るまでのリアル店舗からネットショッピングまで、auWALLETカードを使うことで、2%のポイント還元率の状態で買い物ができることは驚異的です。

DCカードJizileリボ払い以外の返済方法

さて、ここまでDCカードJizileが年会費永年無料であるにも関わらず、どれだけお得なクレジットカードであるかをお伝えしてきました。

最初にお伝えしたように、リボ専用クレジットカードであることがここまでのメリット・お得感をすべて吹き飛ばしてしまうほどのデメリットになってしまうことが非常に残念ですが、リボ払いの高金利を回避する方法が実はあるのです。

DCカードJizileに新規入会すると、初期設定として毎月5,000円の定額払いとなっていて、5,000円を超えた金額は繰り越しとなりリボの年利15%によって、雪だるま式に利用残高が膨れ上がる可能性が出てきます。
特にメインカードとして毎月10~15万円程度カード決済をしていくと、本当に恐ろしいことになります。

ただ、この毎月の支払い金額は、

  • 5,000円
  • 10,000円
  • 20,000円
  • 30,000円
  • 40,000円
  • 50,000円

の6つのパターンから選択することができるので、この支払い金額の選択制度を「利用」します。

まず、カードが手元に来たら、ネット上かコールセンターへの電話で毎月の支払い金額を上限の5万円に変更します。
そして、必ず毎月5万円以内にカードの利用金額を抑えると一括払いの扱いとなり、リボ払いの金利15%が一切かかりません。

つまり、5万円以内の利用金額においては、すべて一括払いでクレジットカード決済したことになるのです。

昨年までは、5万円以上使ってしまった月は、コールセンターにその都度電話して手続きを取りさえすれば全額一括払いにすることも可能でしたが、どうやら対策が入ったようで今は、DCカードの指定口座へその都度全額振込まなければいけなくなりました(コールセンターで確認済み)。

振込手数料一定回数無料のネットバンクを活用するという手もありますが、以前に比べるとかなりめんどくさくなったことは否めませんし、現実的ではなくなりました。

このようなことからも、毎月5万円以上クレジットカード決済する方には向いていないクレジットカードとなりますので、メインカードは別のものを利用しDCカードJizileはサブカードとして利用するのが賢い使い方といえます。

DCカードJizileのメリット

なんといっても、年会費永年無料のクレジットカードの中では高還元率のカードであることです。

ポイントが多く効率的に貯まるだけでなく、貯めたポイントを使う際にも使い勝手が非常によく、ネットショッピングにおいてはポイントアップモールを経由することで、超高還元率のポイントを狙えます。
JALマイルを貯める場合0.75%のマイル付与率となるのでお得です。
ライトなJALマイラーの方には一番おすすめできるクレジットカードです。

さらに、海外旅行傷害保険最高1,000万円が自動付帯です。
これだけだと心もとないですが、他のクレジットカードの付帯保険や短期の海外旅行保険にプラスする形で考えると年会費無料ですので助かりますね。

保険関係でいえば、最高100万円までのショッピング保険も付きます。
こちらは利用付帯で、海外・国内問わずDCカードJizileで決済して購入した商品が購入日から90日間補償されます。
ただし、実際に補償を受ける場合には1万円の自己負担金が必要となります。

最後に東海道新幹線にお得に乗車できるプラスEXもオプションサービスとして申し込めば使えます。
しかし、東海道新幹線のみならず新大阪~博多間の山陽新幹線も利用し新幹線の利用頻度もかなり高い場合は、ビックカメラSuicaカードとガラケーやAndroidスマホで使えるモバイルSuicaとEX特約の3つを組み合わせたほうが、お得となります。

DCカードJizileのデメリット

やはりリボ専用クレジットカードであるということです。
最初に毎月の支払い金額を5万円に設定することで、5万円までは一括払い扱いとなりますので大きな問題にはなりませんが、それ以上の金額を決済したい方やメインカード1枚だけクレジットカードを使いたいという方には不向きです。

2つ目として、ETCカードが完全無料でないことです。
発行手数料として1,000円(税別)かかり年会費はかかりませんが、無駄なお金なので、複数枚クレジットカードをお持ちの方は、完全無料なETCカードを申し込めるクレジットカードのETCカードを利用されることをおすすめします。

3つ目として電子マネーに弱いことです。
楽天Edy・Suica・SMART・ICOCAにはチャージが出来ますがポイントが一切付きません。
WAONとPASMOにはチャージすらできません。

また、最近話題のiPhone7/7plus AppleWacth2から日本国内でスタートしたApple payにも対応していません(MASTERブランドであるため、今後対応する可能性があります)。

電子マネーへのチャージやApple payに関しては、他のカードを使うことをおすすめします。

まとめ

DCカードJizileは年会費永年無料のクレジットカードの中では、1.5%の最高のポイント還元率を誇るクレジットカードです。

リボ払い専用カードなのが最大の欠点ですが、毎月の支払い金額を上限の5万円に設定すれば5万円までは一括払いになりますので、リボ払いの高金利15%を払う必要もありません。

電子マネーに弱いのも痛いところですが、クレジットカードの利用は毎月5万円以内に収まるというライトユーザーの方には適しているクレジットカードです。

またクレジットカードのヘビーユーザーの方には、携帯電話や保険料などの5万円以内に収まる固定費の支払い用サブカードとして1枚持っておくというにもいいですね。



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