ドコモ光にする前に一読しよう!ドコモ光の料金や速度を徹底解説!
ドコモ光ってどうなの?
ドコモといえば、NTTグループの携帯電話会社です。
今までNTTの光回線は、NTT東日本や西日本で販売していて、ドコモでは取り扱いがありませんでしたが、2015年3月からドコモ光として光回線を提供はじめました。
自宅で通信速度最大1Gbpsの高速通信が使い放題で利用できる事と、ドコモの携帯電話とのセット割引きもあって順調にユーザー数を増やし、2017年には300万契約を突破!更にサービスが拡充される事も期待されます。
その反面、急激なユーザー数の増加による回線対策が急務になっている事もあります。
速度が遅すぎるとの口コミもあるので、今後のドコモの対応に注目する点です。
特徴
ドコモ光の特徴は、ドコモで自宅の光回線から携帯電話、プロバイダまで全てをドコモで扱うことができることです。
そのため、ネットや通信関連の問い合わせは全てドコモの窓口に一本化されます。
もちろん料金の支払いも、手続きもドコモだけに連絡をすれば済む点が最大の特徴です。
料金体系は、ドコモの携帯電話とのセット割引で最大5,700円の割引があります。
全ての通信料金を一本化する事で、料金も安くなるのです。
ほとんどの光回線ユーザーにとって、ドコモ光にする方が安くなります。
2017年5月8日以降は、通信に関するすべてのサポートを担ってくれる予定になっているので、難しい設定やわかりにくい点をサポートしてくれ、初心者でも安心です。
様々な手続きもドコモショップでできるので、サポートや契約変更手続きの電話がつながらない!という心配も必要なくなります。
多くの人が使っているか?
携帯電話がドコモだと、携帯電話とのセットで料金が割引されるので、ドコモユーザーからの申し込みが多く、2017年に300万契約を突破しています。
MM総研によると2016年9月での光回線契約数は2,868万件なので1割程度はドコモ光の契約者とも言え、非常に多くの人に利用されていることが分ります。
料金とスピードの関係
料金は、
- プロバイダ込みのプラン
- プロバイダは自分で別途契約するプラン
があります。
プランにはマンションタイプと戸建てタイプがあり、これは回線によって決まるので自分で決める事はできません。
利用するプロバイダによって、AタイプとBタイプがあり、Bタイプが200円だけ高くなっています。
Bタイプのプロバイダは単独で契約しても高めの有名プロバイダから選択できる仕組みです。
プロバイダ込みのプランは、
- マンションタイプのA:4,000円・B:4,200円
- 戸建てタイプのA:5,200円・B:5,400円
となっています。
料金は、プロバイダと回線種類によって決まっています。
従って基本的には、料金と回線スピードに相関関係はありません。
ただ、ユーザー数が増えればそれだけ利用者が多い事になり、対応が悪ければ通信が混雑してしまいスピードが出なくなります。
一般的に、回線スピードが速いのは戸建てタイプのユーザー数が少ないプロバイダが有利です。
インターネットの回線は占有することができないので、同一の光回線で利用する利用者が多ければ多いほど、スピードは落ちます。
プロバイダについて
光回線を利用してインターネットを利用するためには、プロバイダが必要です。
ドコモ光の料金にはプロバイダ料金込みの料金を表示している事が多く、新規でドコモ光を申し込む場合やドコモ光に申し込む時にプロバイダも変更する時の価格になります。
ドコモ光で利用できるプロバイダは、2017年4月現在でプロバイダ大手のOCN、@niftyをはじめとして、ドコモネット(ドコモ独自のプロバイダ)、plala、so-netなど25のプロバイダから選ぶ事が可能です。
フレッツ光を利用中の方で今迄利用していたプロバイダをそのまま使いたい場合には、そのまま使うことも、解約して新たに申し込むこともできます。
プロバイダによって料金が異なっているので、気を付けましょう。
新規で申し込みの場合には、ドコモのプロバイダドコモnetをすすめられます。
想像以上にドコモnetが伸びているところもあり、通信が混雑し、ネット回線のスピードが遅いという事もあるようなので注意しましょう。
戸建てとマンション
光回線は戸建てタイプとマンションのような集合住宅タイプの2種類があります。
戸建てタイプは、各家庭に1回線引くため料金が割高ですが専用回線になるので、比較的通信がスムーズです。
マンションタイプは、マンション1棟で回線を共有するために利用人数が多くなる事で料金が割安になりますが、その分、回線が混雑してスピードが遅くなる傾向もあります。
マンションに光回線が無い場合には、マンションに住んでいても戸建てタイプになってしまう事もあるので注意が必要です。
マンションタイプは小さなアパート等でも選択できる場合があり、申し込み時に確認をします。
キャンペーン
2019年2月現在のキャンペーンは、
- dポイントプレゼント
- 工事費(最大18,000円)が無料
※2019年5月6日まで
です。
ドコモ光の公式キャンペーンはこの2つですが、申し込みする場所によっては、そこでの個別のキャンペーンがある場合もあります。
フレッツからの回線変更
フレッツ光からドコモ光に回線を変更する事も可能です。
その場合には、フレッツ光の契約がドコモ光の契約に変える転用という手続きをします。
まず、フレッツ光の契約者本人がNTT東日本、西日本へ転用を申し込むと、転用承諾番号を発行されます。
転用承諾番号は発行されてから15日間の期限しかありませんので、発行されたらすぐに申し込みが必要です。
転用承諾番号を発行されるのに必要なものは、
- フレッツ光の契約者名
- 利用場所住所
- お客様ID・ひかり電話番号・連絡先電話番号のどれか1つ
- 支払い方法
です。
転用承諾番号は、フレッツ光に電話して取得するほか、ネットでも取得可能です。
転用はあくまで光回線のみの契約変更になる為、別途プロバイダをどうするのか?を考える必要があります。
そのまま利用する事も可能ですが、メールアドレスを使っていない場合には、プロバイダも解約して新規にした方が料金は安くなるのでオススメです。
注意点
フレッツ光から転用してドコモ光に切り替えた後、ドコモ光からフレッツ光に戻す場合には、ドコモ光の解約とフレッツ光の新規申し込みになります。
ひかり電話を利用中の場合、転用しても番号は同じで使うことができます。
その他のオプションもそのまま利用可能ですが、ドコモ光に同等のサービスがない場合には、そのままNTT東日本・西日本からの請求が残るので注意が必要です。
ひかり電話を転用した場合は、フレッツ光に戻すときに同じ番号を取得できません。
例外として、昔からアナログ回線で電話番号を持っていてひかり電話にした人のみ、ドコモ光の解約前にアナログ電話に変更することでそのままの電話番号が使えます。
携帯電話がドコモであれば恩恵はとても多いです。
ドコモ以外の携帯電話の場合、光回線とプロバイダの料金が格安の場合があるので現状の通信料金をチェックしてから申し込みましょう。
お試しで転用をすることができない為、利用場所の近所での口コミなどを調べておくとよいですね。
せっかく料金が安くなっても、遅すぎて使えないという事であれば転用した意味が無くなります。
引っ越し先で使いたい場合、全てが新規でよいならば転居先で新規の申し込みになります。
今のものをそのまま引っ越し先で使う時には、フレッツ光の転居手続きを行った後に、ドコモ光への転用しないといけません。
まとめ
携帯電話がドコモのユーザーは、ドコモ光にするべきでしょう。
とても料金が安くなりますよ。
●詳しくはドコモ光公式サイトへ
その他の携帯電話を利用している人で、家でのネット環境がない人はあまり必要ないかもしれませんね。
家に固定の回線があるとスマホの通信容量を減らしたリ、PCやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続しやすくなるので、ドコモ光を使うのがオススメです。