auひかりへの乗り換え方法、料金やプロバイダについてまとめした!
auひかりって?
auといえばKDDIの携帯電話サービスなのですが、KDDIという通信会社の会社名よりもauの方が知名度があります。
KDDIは以前から、関東中心に東京電力などと一緒に光通信のサービスを行っていましたが、NTTの牙城を崩すまでに至る事はありませんでした。
2009年にauひかりとしてKDDIの光回線サービスを本格化していき、NTTの回線を借りたり、独自の回線を引いたり、NTT以外の会社の回線を利用してサービスを拡大しています。
カバー率が若干狭いため都市部は問題ありませんが、地方の一部で利用できない場所があるのが少し残念ですね。
auひかりとして光回線は、自宅で通信速度最大1Gbpsの高速通信が使い放題で利用できる事と、auのスマートフォンとのセット割引きもあって順調にユーザー数を増やしていて、2017年には290万契約を突破し、更にサービスが拡充される事も期待されています。
特徴
auひかりの最大の特徴は、auで自宅の光回線から携帯電話、プロバイダまで全てを扱うことができることです。
そのため、ネットや通信関連の問い合わせは全てauの窓口に一本化され、料金の支払いも、手続きもauに連絡をすれば済みます。
料金体系は、auのスマートフォンとのセット割引で最大2,000円の割引があり、全ての通信料金を一本化する事で料金は安くなります。
様々な手続きもauショップでできますし、ネットでも可能なのですし、トラブル対処や故障などの窓口も一本化される為、たらいまわしに合う事は無くなりますね。
また、auの携帯電話を利用中の人でなくても、ほとんどの光回線よりauひかりの方が安いです。
多くの人が使っているか?
auスマートバリューによって、スマーフォンとのセットで料金が割引されます。
そのためauユーザーからの申し込みが多く、MM総研によると2016年9月での光回線契約数は2,868万件、つまり光回線契約数の1割程度がauひかりを利用している。ということになります。
auひかりにしたら速くなったという口コミの影響もあり、回線の満足度がNO.1 になるなど多くのユーザーに支持されているんですね。
料金とスピードの関係
auひかりのスピードは、他の光回線よりも速いと評判ですが、実際の速度は使ってみなければわからない事が多く、口コミを鵜呑みにはできません。
NTTの回線を使わず独自の回線を利用している場合や、契約している人が少なければ回線が混雑することも少なく、速くなることもあります。
auひかりの料金の特徴として、一戸建てタイプのホームと、集合住宅用のマンションで体系が異なっています。
一戸建てプラン
一戸建ての場合は、3年契約の「ずっとギガ得プラン」5,100円が、3年目には4,900円になり、オススメです。
契約は自動更新ですが、更新月で解約すれば違約金等はかかりません。
集合住宅用のマンションのプラン
集合住宅用のマンションのプランでは、契約戸数によって料金が変わってきます。
この点は、NTTのフレッツ光でも同じです。
16契約以上の場合に、最安値の3,800円、8契約以上で4,100円です。
集合住宅に住んでいても、契約件数によってはホームタイプになることもありますが、これは申し込む時に確認できますし、その後契約数が増えると料金が下がる事もあります。
プロバイダについて
光回線を利用してインターネットを利用するためには、プロバイダが必要です。
auひかりの料金にはプロバイダの料金込みの料金になっています。
auひかりで利用できるプロバイダは、2017年4月現在で、
- @nifty
- DTI
- BIGLOBE
- So-net
- ASAHIネット
- @TCOM
- au one net
の7つのプロバイダから選ぶ事が可能です。
今現在の光回線の契約から乗り換える場合、上記のプロバイダを利用中であればそのまま乗り換えも可能です。
それ以外のプロバイダを利用している場合には、プロバイダの変更が必要になります。
プロバイダを変更して問題になるのはメールアドレスですよね。
メールアドレスだけを継続利用できるプロバイダであれば、そのまま利用する事は可能ですが(有料のことが多いです)、できない場合には、メールアドレスが変更となります。
キャンペーン
地域限定のお得プランや、他社から乗り換えの場合のキャッシュバックなど様々なキャンペーンを期間限定で行っています。
申し込む時期によりますが、今は競争時代ですので、たくさんのキャンペーンが同時進行されているので要チェックです。
フレッツからの回線変更
フレッツ光からauひかりに回線を変更する事も可能です。
フレッツ光の回線をそのまま使うのではなく、auひかりの独自回線となる為、工事が発生します。
ドコモ光やソフトバンク光と違って、フレッツ回線を転用する事が出来ません。
au独自の光回線を引くことになり、その点が他社と大きく異なります。
回線を変更するので、auひかりを新規に申し込み開通してから、フレッツ光の解約手続きをする形を取ります。
先に解約してしまうと、インターネットに接続できない期間ができてしまうので要注意です。
電話番号は、アナログ電話からの番号はauひかりでも使うことが可能ですが、フレッツ光のひかり電話からの電話番号は同じ番号を使うことができません。
注意点
auひかりは、KDDIが独自で回線を引いているので、どんな場合でも新規の申し込みになります。
他の携帯会社が行っている、コラボ商品とは全く違うので注意が必要です。
他社から乗り換えを検討している場合には、プロバイダの変更から考えなければなりません。
auひかりが選べるプロバイダを利用している場合には問題がないですが、最大手のOCNやyahooBBなどは利用できません。
さらに、他社からの乗り換えで気を付けなければならないのが、前の回線を解約するタイミングです。
光回線やプロバイダは、auひかりが開通してから解約すれば問題ありません。
auひかりの電話を電話番号そのままで使う場合には、開通後に電話の変更が行われるため、しばらくの間NTTの回線を残しつつ、電話が使えるようになってからの解約になります。
その為、電話番号のポータビリティを行いたい場合には、重複期間が長引く事に注意が必要です。
auひかりは、電話番号を2つかもつことができませんので、3番号以上欲しい事業者などは向きません。
個人で3番号必要なケースはほぼ稀なケースなので、それほど気にする必要なないでしょう。
まとめ
auひかりは、独自の回線を使っている事もあるため、新規申し込みとなります。
引っ越しで新居に引きたい場合には、引っ越し前に申し込み、引越と同時に使えるようにするとよいでしょう。
電話番号をそのまま使えない事があるので注意が必要です。
光回線と同時に電話番号を取った番号は使えません。
キャッシュバックが多いため、とにかく安く引きたいとか安い方がよいという人や、auのスマートフォンユーザーにオススメです。
●auひかり公式サイトはこちら