Vプリカの購入方法やコンビニでのチャージなどまとめました!
ここ1、2年プリペイドカードというものが流行っていますが、そもそもプリペイドカードって何でしょうか?
クレジットカードとはどのような違いがあるのでしょうか?
簡単に説明すると、クレジットカードは入会申込・審査を経てプラスチックカードが手元に届き、初めて利用できるようになる「後払いのカード」で、プリペイドカードは、入会審査がなく名前の通り「プリペイド(前払いの)」カードです。
クレジットカードとプリペイドカードの違いは詳しく後述します。
この記事に書いてあること
Vプリカとは
Vプリカは、ライフカードで有名なライフカード株式会社が発行しているプリペイドカードで、通常のプリペイドカードと異なり「ネット専用VISAプリペイドカード」ですので、手元にプラスチックカードがやってくるわけではないので、リアル店舗では利用できません。
- 年会費:無料
- 国際ブランド:VISA
- ポイント:なし
申込時に19種類からのバーチャルカードのデザインが選べます。
※カードが郵送されてくることはありません、ネット上の個人アカウントのページでの管理するカードのデザインです。
Vプリカの有効期限は発行日から1年間です!
継続してVプリカを利用したい場合は、また一から新しいVプリカを購入しなければならず、プリペイドカード番号が変わってしまいます。
クレジットカードとの違い
プリペイドカードは、クレジットカードとは違い入会時に入会審査がありませんが、クレジットカードと同様にVISAなどの国際ブランドが入っているものが大半なので、クレジットカードと同様な使い方ができます。
ただし、Vプリカはバーチャルプリペイドカードなのでリアル店舗では利用できません。
信用情報に自信がない方や過去5年間以内に金融事故を起こした方などクレジットカードに申し込みできない方、他にも、クレジットカードは審査があるから面倒くさい、後払いが苦手。といった理由で「クレジットカードが嫌いな方」にもプリペイドカードはオススメです。
ネットで何か買いものや登録をする際に、クレジットカードと同じ使い方ができる「プリペイドカード」は1枚持っておくと便利ですね。
Vプリカの登録から利用までの流れ
まず、Vプリカの公式ホームページにて個人アカウントを開設します。
これでバーチャルプリペイドカードが発行された形となります。
コンビニ端末でVプリカを購入するか、コンビニで販売しているPOSAカードのVプリカギフト(Vプリカギフトのみ個人アカウント開設不要でも利用可)を購入するか、ネット上でクレジットカードかネットバンクからVプリカを購入するかの3通りのパターンからいずれかの方法でVプリカを購入します。
クレジットカード・ネットバンクからVプリカを購入する場合は個人アカウントのページから購入する形となるので、購入するとそのままネット上ですぐに残高が反映されてVプリカが利用できるようになります。
コンビニ端末でのVプリカ購入の場合は、レジで支払うと発行コードがもらえますので個人アカウントのページで発行コードを紐づけることでVプリカに残高が反映されます。
VプリカギフトもPOSAカード購入後、個人アカウントに紐づけることで利用できるようになりますし、個人アカウントなしでも、Vプリカギフトのカード裏面のQRコードから専用WEBページへアクセスし認証番号とカード番号下4桁を入力することでVプリカのカード情報が確認でき、Vプリカとして利用できるようになります。
購入方法
- アカウント登録
- Vプリカ購入
コンビニや店頭でVプリカを購入する場合は、購入後にアカウント登録という流れも可能です。
1.アカウント開設
アカウント開設は無料です。
また、完了まで5分もかかりません。
①開設をクリック
ネットからVプリカの公式ページにアクセスし、『アカウント開設』をクリックします。
②事前登録
メールアドレスを登録すると、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
メール内に記載されたURLをクリックします。
③本登録
- ログインID
- ニックネーム
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 居住地(都道府県のみ)
- 電話番号
- ログインパスワード
- 秘密の質問
を入力し、確認を押すと登録完了です(念のため「登録完了メール」が届いているかチェックしましょう)。
2.Vプリカを買う
ネットからのアカウント開設が完了したら、いよいよVプリカを購入します。
購入方法は3種類あり、
- コンビニで支払い
- インターネット(クレジットカード・インターネットバンキング)で入金
- お店で買う
支払いが完了すると、すぐに利用できるようになります。
①コンビニで買う方法
- コンビニにある端末で、好きな金額のVプリカを選択、申込券が発券される
- レジで支払い、「Vプリカ発行コード」を受け取る
- Myページ(Vプリカサイト内)にログインし、「コード入力」をクリックし、コードを入力
という流れです。
Vプリカを購入できるコンビニは、
- セブンイレブン(マルチコピー機)
- ローソン・ミニストップ(Loppi)
- ファミリーマート(Famiポート)
- デイリーヤマザキ・セイコーマート(サンプルカードをレジへ持っていく)
などがあります。
②クレジットカード・インターネットバンキングで買う方法
- Myページ(Vプリカサイト内)にログインし、「Vプリカ購入」をクリック
- 支払い方法(クレジットカード or インターネットバンキング)を選んで入金
この方法だとすべてネットで完了するので便利ですね。
③お店(WonderGOO)で買う方法
- 店頭にあるVプリカのDVDケースをレジに持っていく
- チャージ希望金額を伝え支払い「プリペイドIDシート」を受け取る
プリペイドIDシートに、Vプリカ発行コードが記載されています。
ポイントを交換する方法
また、購入とは異なりますが、ポイントサイト等で貯まったポイントをVプリカにチャージすることも可能です。
モラタメ、お財布.com、moppy、Pexなど、10社以上と提携しています。
Vプリカの購入金額
Vプリカの購入金額は、
クレジットカード・ネットバンクからの支払いの場合
- 500円
- 1,000円
- 2,000円
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円
- 20,000円
- 30,000円
の8パターンから選べます。
ただし、実際の支払い金額は上記の購入金額に+200円が必要ですが、ライフカードで購入した場合はこの+200円が割引となりお得です。
この辺はライフカードが発行するプリペイドカードということで優遇があります。
コンビニで入金する場合
コンビニ端末(セブンイレブンのマルチコピー機・ローソンのLoppi・ファミリーマートのFamiポートなど)からの購入の場合、
- 2,000円
- 3,000円
- 5,000円
- 7,000円
- 10,000円
の5パターンで、7,000円は+280円、10,000円は+390円、その他は+200円と購入価格が割高になってしまいます。
また、デイリーヤマザキとセイコーマートでは、サンプルカードでの購入となり、デイリーヤマザキでは、3,000円・5,000円・7,000円(購入金額は7,000円のみ+280円でその他は+200円)、セイコーマートは3,000円・5,000円(いずれも購入金額は+200円)の2パターンです。
各コンビニで販売しているVプリカギフトと呼ばれるPOSAカードを購入し、
- 3,000円+250円
- 5,000円+290円
ネット上で手続きをすることで個人アカウントに残高が追加されるという購入の仕方もあります。
上記のいずれかの方法でVプリカ購入の支払いが完了すると、すぐにプリペイドカードとして利用できるようになります。
ちなみに、Vプリカは1アカウント10枚・10万円まで利用できます。
Vプリカを使える店
Vプリカは、インターネット上のVISA加盟店であれば3-Dセキュアも搭載しているので基本利用できますが、バーチャルプリペイドカードであるためリアル店舗では利用できません。
さらに、FX取引や小切手購入といった現金取引、公共料金などの月額継続契約の利用料金の支払い、航空券やフェリーや高速バスなどの料金など後日カードの提示が求められる可能性のある店舗での利用もできません。
Vプリカのメリット、デメリット
Vプリカについて詳しくみていきましょう。
メリット
クレジットカードに似た使い方ができる
1つ目はクレジットカードと異なり入会審査がないのに、クレジットカードと同様な使い方ができるということです。
Vプリカの個人アカウントを開設して、そこに購入したVプリカの金額を紐づければ、すぐに利用できるようになるのでクレジットカードと比べるととても気軽ですね。
セキュリティが高い
2つ目はプリペイドカードでありながら、セキュリティがクレジットカードと同レベルに高いことです。
VISAの国際ブランドのクレジットカードに載っているVISA認証サービス(3-Dセキュア)に対応しているので、VISA認証サービス(3-Dセキュア)を利用した本人認証が必要なサイト(ゲームサイト等)でも、Vプリカで支払いができます。
もう少し身近な例として、スタバのスタバカードやタリーズコーヒーのタリーズカードへのクレジットカードチャージの際に本人認証として3-Dセキュアが求められ、これが理由でプリペイドカードだとチャージができないということがよくありますが、Vプリカは3-Dセキュアに対応していますので、エラーが出ることがありません。
セキュリティに関連しては、有効期限が1年間に限られている、実質使い捨てのカードになりますので、海外サイトでのネットショッピングなどの時にクレジットカードで決済するのに不安がある時の代替利用ができるというメリットがあります。
万一、プリペイドカードの番号が流出してしまっても個人アカウントのページで再発行の手続きをすることでVプリカのカード番号を簡単に変更することが出来るので、クレジットカードと異なり簡単に使い捨てることができるので安心です。
さらに、Vプリカの個人アカウントのページで簡単にセキュリティロックをかけることができるので、2重に安心ですね。
前払いなので使いすぎて困ることがない
3つ目のメリットは、他のプリペイドカード同様、前払い方式のカードなので使いすぎの防止になることです。
クレジットカードでの買い物は、つい気が大きくなり無駄な買い物をしてしまうという方に適していますね。
デメリット
有効期限が1年間
1つ目のデメリットは、有効期限が1年間しかないことです。
メリットである「セキュリティが高い」裏返しとして、登録して1年間が経過してしまうと利用できなくなります。
追加でVプリカを購入して残高を追加すれば利用できますが、バーチャルプリペイドカードとしては新規で作りなおしの形となりますので、カード番号も変わってしまいます。
これはメリット・デメリット双方ありますので、利用する方の考え方次第ですね。
使わないと手数料がかかる
使わずに持っているだけだと、休眠手数料が発生してしまいます。
Vプリカの未利用期間が3ヶ月を超えた場合、休眠カード維持費:125円がかかります。
ある程度、継続してネットショッピングなどで利用しないとお得どころか高くついてしまう可能性がありますので要注意です。
ポイント・保険など特典なし
3つ目のデメリットはポイントや付帯保険のようなものが一切ないことです。
クレジットカードや他のプリペイドカードのように、0.5%のポイントが貯まるというポイントシステムは一切ありません。
また、旅行保険もありませんしショッピング補償保険もありません。
ネットショッピングで利用した際に、運悪く何かしらのトラブルに遭遇し店舗側も一切補償してくれないとなった場合にショッピング補償保険があると助かることがありますが、これが一切ないので不安要素にあります。
リアル店舗で使用できない
4つ目のデメリットは、VISAブランドで3-Dセキュアに対応しているものの、実はVプリカが利用できないケースが結構あることです。
詳しくは、Vプリカを使える店の項目で後述します。
購入手数料がかかる
5つ目のデメリットとして、購入時に200円程度の手数料が必ず発生してしまうことです。
券面3,000円分のVプリカを購入しようとすると実際の支払い金額は3,200円となってしまうのです。
まとめ
メリットよりもデメリットのほうが多い印象があるVプリカですが、VISA認証サービス3-Dセキュアに対応しており、プリペイドカードにしてはクレジットカード並みの高レベルのセキュリティで安心です。
また、何かしらトラブルが発生した場合や、カード番号が流出した場合に、すぐ自分から個人アカウントのページで再発行の手続きをすることでVプリカのカード番号を簡単に変更することが出来るので、セキュリティ関連では万全です。
海外サイトや、あまり有名ではないECサイトでの買い物での自己防衛手段としての利用が、一番のメリットでおすすめできるポイントです。
ライフカード株式会社が発行しているプリペイドカードですので、ライフカードを利用している方にはおすすめで、ライフカード利用で貯まったLIFEサンクスプレゼントポイントでVプリカへ交換できますし、前述した通り、ライフカードでVプリカを購入することで購入手数料が免除され額面と同額で購入できるというメリットがあります。
ただし、これまで誕生月はポイント5倍で2.5%でしたが、2017年7月からは改悪が発表されており誕生月3倍となりますし、ANAマイル・Gポイントへの交換レートの悪化、これまでポイント付与対象だったETCカード利用分・nanacoチャージ・Edyチャージがポイント付与対象外となってしまいますので、これからライフカードを作ろうという方はご注意ください。
最後に、ここ数年ネット上で簡単なアンケートやポイントサイト経由でのネットショッピング・クレジットカードの発行・FXの取引口座を開設するなどの行為で、ポイントがもらえるハピタスなどのポイントサイトが人気ですが、モッピー・げん玉などのポイントサイトで貯めたポイントもVプリカに直接交換することができますよ。