今すぐ教えてあげなきゃ!格安スマホのデメリットを知らないまま契約しちゃう人が急増中!

芹沢
こんにちは
彩春館学園、マネー研究部(仮)部長の芹沢です。
今回は格安スマホのデメリットについて紹介していきますね。

財津
格安スマホって格安SIMとは違うんですか?

格安スマホとは、その名の通り格安で販売されているスマートフォンのことで、MVNO各社が販売するSIMカード(格安SIM)を挿して利用します。

ですので格安スマホと格安SIMとは違うものですが、格安SIMと同じ意味として使われることがありますので、今回はSIMについても触れていきますね。

スマホを格安で利用できることで、一気に広がった格安スマホですが、2017年4月に国民生活センターが発表したものによると、デメリットを理解しないまま契約し

「こんなはずじゃなかった・・・!」
「おいおい、全く使い物にならないじゃないか!」

このような不満も急増しているとのことです!

MVNOや格安SIMについて詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
参考記事:スマホ節約を検討してる人は必見!格安SIMがなぜ格安か?についてまとめました

参考:こんなはずじゃなかったのに!“格安スマホ”のトラブル-料金だけではなく、サービス内容や手続き方法も確認しましょう-国民生活センター

では、なぜこのようなことになるのでしょうか・・・?
どんなことで困ってるのか見ていきましょう。




キャリアのスマホと違うことで戸惑う

メールアドレスが無くなった

MVNOを使った格安スマホでは、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などのいわゆるキャリアで使用できるメールアドレスが基本的に使えません。
※ワイモバイルは利用可

このようなアドレスがなくなったことで、メールが利用できず困る人がいるようです。
解決作として、Gmailやヤフーメールを使う人もいるのですが、相手側の受信設定によりメールが届かないなんてことも起こりえます。

相手に受信許可してもらえば問題なく利用できますが、1人ずつ対応してもらうのも、現実的ではないですよね。

Eメールである必要がないのであれば、電話番号でやりとりするSMS、iPhoneではiMessage、またはLINEやFacebookのメッセンジャーを利用したほうがいいでしょう。

初期設定(APN設定)がわからない

格安スマホの場合、APNという接続情報を入力して利用開始できます。

IIJmioののようにわかりやすく案内してくれてるページもあるので、APN設定時には確認してみてください。
参考:初期設定(APN設定)をしよう|IIJmio

端末とSIMを別々に用意した場合のトラブル

中古端末購入を購入したら騙された

盗品であったり、前の所有者が端末代金未払いだったりすると、当然その端末は利用できません。

ヤフオクやメルカリなどを利用し個人から購入する場合は、気を付ける必要があります。

中古端末を購入する場合は、なるべく信頼できるショップを選ぶようにしましょう。

SIMカードをちゃんと挿してるのに圏外

SIMカードと端末側の周波数が対応してないケースです。
ご自身の利用したい端末で使えるかわからない場合は、MVNO各社に問い合わせてみましょう。

SIMロック解除?何それ?

ロック解除されたスマートフォン

大手キャリアで使用してたスマートフォンに格安SIMを挿して使うことも出来ます。
新たに端末を購入する必要が無いため、最も低コストな格安スマホと言えるでしょう。

しかし、端末と格安SIMの組み合わせによっては、そのまま利用できない場合もあります。

例えばDMMモバイルの場合は、ドコモ回線を使用してるSIMなので、au端末で利用することはできません。
このauの回線用にロックされた状態を解除するために、SIMロック解除が必要なのです。

但し解除できるのは、SIMロックの解除が義務化された2015年5月以降に販売された機種に限られます。
auのAndroid端末は、電波の種類がドコモやソフトバンクと異なるため、SIMロック解除しても利用できない場合があるので注意が必要です。

端末ごとの電波や周波数について詳しく書いてる記事がこちらです。
電波の入りが悪い理由が判明!SIMフリースマホを購入する前に知っておきたいこと

サポートに電話しても待たされる

行列
格安スマホは、店舗を構えてない会社もまだまだ多くあるので、直接聞くことができないことがあります。
そうなるとサポートに電話するわけですが、電話が混み合っててなかなか繋がりません。
格安スマホは当初自分で調べて使える方を対象としてたので、初歩的なサポート対応は想定していませんでした。

サポートしてくれるMVNOも増えてますが、ドコモなどキャリア相当のサービスを求めることは無理だと考えておきましょう。
そこまで望んだら、MVNO各社は値上げせざるを得ないからです。

それでも安くスマホを持ちたい人のための対策

ここからは面倒くさくない方法でスマホを安くする方法を紹介していきます。

最初にご紹介する方法はドコモを利用する方法です。
「え、ドコモ?格安スマホじゃないじゃん?」と思うかもしれませんが、設定がわからなくてトラブルに対処できなかったり、安心のサポートを望む方はこちらのほうがいいでしょう。
何より電波の入りは群を抜いてます。

ドコモのウルトラシェアパック

定額通話がないので、通話を利用しない&家族で利用する人向けですが、ウルトラシェアパックというプランがあります。
※通話は20円/30秒で一般的な格安SIMと同じ料金です。
自分、家族の使ってる毎月のパケットを確認し、最適なプランを選択することで無駄な料金を払わないですみます。
多くの人が損をする仕組みになっており、ヘビーユーザーの負担を代わりにしてるだけです。

まずはご自身の使用量を確認してみてください。
参考:データ通信量確認方法(My docomo)

ワイモバイル

「サポートがなくては困るけど、でも料金は格安SIM並で使いたい」

そんな方は店舗数の多いワイモバイルを利用しましょう。

ワイモバイルは自社で通信回線や設備を持ってるためMVNOにはあてはまりません。
しかし回線は持ってるけど、ソフトバンクの回線を利用しているのでセカンドキャリアと呼ばれています。
そのため「@ymobile.ne.jp」のアドレスを利用できます。

1日10分くらいの通話もつけた格安プランを探してるなら、かなり安く利用可能で、さらにSIMのみの契約も可能です。
※但し2年縛りあり、2年以内の解約だと9500円の違約金が発生、また2年過ぎるとキャンペーンが終了し1,000円料金が上がります。

その他では楽天モバイルやUQ mobileもワイモバイルほどの数はないですが店舗を構えてます。

初期設定を代わりにやってくれるところで購入する

格安スマホを購入して、まずやらないといけないのがAPN設定です。
キャリアのアドレスがないのでGmailなどのフリーアドレスを取得しておきたいですね。
そして連絡先の移行も知識が無い方には難しいかもしれません。

そんな初期設定を全てやってくれるところで購入しちゃおうというわけです。
下の表にある家電量販店では、初期設定など有料でサポートを行ってます。


表:格安SIMのサポート体制は万全? 各社の対応を調べた|日経トレンディネット

また上記の家電量販店では格安SIMのコーナーもあるので、端末購入時に相談も可能です。

さらに、初期設定を訪問サポートでやってるMVNOもあります。
有料ですが、こちらの手続きはネットで全て完結できます。
参考記事:格安SIMのサポート体制は万全? 各社の対応を調べた

格安スマホはセルフサービスなので、自分でトラブルに対処できないと厳しいです。
端末ひとつとっても、店員に上手く乗せられてハイスペックスマホを選んでしまったり、反対に使い物にならない格安端末を選んでしまうこともありえます。

ですので、どうしても格安スマホを持ちたいのであれば、上記のようなお任せできるサービスを利用するのはありじゃないでしょうか。

以上です。

芹沢
セルフサービス、つまり丸亀製麺みたいなものよね

財津
丸亀製麺(ゴクリ)
と、ということは!スマホはうどんですか!?

芹沢
そういうことになるわね。
(急にテンション上がってきてる?)

財津
じゃあSIMは汁?

芹沢
まあ、そうね。

財津
もちろんWi-Fiは油揚げですよね?

芹沢
・・・
え、なんで?

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