ビューゴールドプラスカードのメリットデメリットまとめ

これまで、ゴールドカードなどの上位カードがまったく存在しなかったJR東日本のクレジットカードのビューカードですが、2015年4月に満を持してビューゴールドプラスカードが発行されました。

このビューゴールドプラスカードですが、やはりゴールドカードであるだけに年会費も初年度無料などの施策もなく、11,000円の費用がかかる一方、これまでなかった鉄道の「駅のラウンジ」が利用できるなどのお得な特典サービスが用意されています。

つまり、JR東日本の列車やサービスを頻繁に利用する方に、ビューゴールドプラスカードがオススメです。

ビューゴールドプラスカードとは

view ゴールドプラスカードイメージ

年会費11,000円還元率0.5%
電子
マネー
SuicaポイントJRE POINT

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 東京駅構内のビューゴールドラウンジを利用できる
  • 家族カード1枚は無料(2枚目以降9枚まで1枚につき年会費3,300円)
  • Suica定期券機能付き

  • 年会費:11,000円
  • 家族カード:1枚目無料
    ※2枚目以降3,300円
    ※9枚まで発行可
  • ETCカード年会費:無料
  • 国際ブランド:JCBのみ
  • 付帯機能:Suica、定期券、JRE POINTカード
  • 貯まるポイント:JRE POINT
  • ポイント還元率:0.5%
    ※1,000円で5ポイント
  • ポイント有効期限:ポイントの変動(貯める・利用する)から2年間

また、ビューゴールドプラスカードの大きな特徴は、

  1. クレジットカード機能
  2. Suica機能
  3. JRE POINTカード機能
  4. 定期券

の4つの機能を1枚にまとめることが可能なことです。

ビューゴールドプラスカードの口コミ、評判

財津
ビューゴールドプラスカード独自のサービスが人気なんですね。

西園寺
そうなの。
ゴールドカードならどのカードも似たようなサービスが付くことが多いんだけど、ビューゴールドカードは一味違うのよ。

財津
鉄道が好きな人やよく新幹線を利用する人にオススメなんですね。

メリット

✓ビューゴールドプラスカードは他のカードとここが違う
  • Suicaオートチャージのポイント還元率1.5%
  • 旅行傷害保険が海外・国内とも自動付帯
  • 年間100万円以上の利用で8,500ポイントもらえる
  • 東京駅構内のビューゴールドラウンジを利用できる

>>ビューゴールドプラスカードの申込みページに進む

Suicaオートチャージでの還元率1.5%

通常のカード利用ポイントが還元率0.5%と低いですが、Suicaオートチャージ利用分のポイント還元率は1.5%(1,000円につき15ポイント)です。

また、JRE POINT加盟店(アトレ・アトレヴィなど)では、100円で1ポイント貯まるので、カード決済での1,000円で5ポイントと合わせ、還元率は1.5%となります。

鉄道系のサービスをよく利用する方や、JRE POINT加盟店を利用することが多い方にはポイントがどんどん貯まる仕組みです。

旅行傷害保険が自動付帯

海外・国内旅行傷害保険が最高5,000万円自動付帯というのは、大きなメリットです。
一般的なゴールドカードにおいても、国内旅行傷害保険はだいた利用付帯であることが多いので、JR東日本らしい点でメリットの一つですね。

国内旅行傷害保険は、国内の旅行だけでなく、毎日の「Suica等で改札を入ってから出るまで」を補償するサービスも付帯しています。

ボーナスポイントの制度

ゴールドカードのボーナスポイントには2つあり、1つは年間100万円以上の利用で5,000ポイント貰えるというもので、もう1つは、年間のカード利用金額によってボーナスポイントが貰えるというものです。

2つののポイント制度を合わせると、貰えるポイントの合計は、

  • 年間70万円以上…1,500ポイント
  • 年間100万円以上…1,500+2,000+5,000=8,500ポイント
  • 年間150万円以上…1,500+2,000+3,000+5,000=11,500ポイント
  • 年間200万円以上…1,500+2,000+3,000+4,000+5,000=15,500ポイント

となります。
年間100万円以上(1ヶ月のカード利用金額:85,000円ほど)を狙いたいところです。

ラウンジを利用できる

ゴールドカードなので、空港等のラウンジが利用できるサービスが付いているのは普通ですよね。
ただ、ビューゴールドプラスカードは、国内主要空港ラウンジはおさえているのですが、海外は、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジのみ利用可能です。

しかし、ビューゴールドプラスカードのラウンジサービスの一番の特徴は、東京駅構内のビューゴールドラウンジを利用できることです。

ただし、ビューゴールドプラスカードを持っていることに加え、

  • 当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用する人
    ※利用後は不可
  • 当日東京駅発のグランクラスを利用する人
  • ラウンジ利用券を持っている人

このどれかに該当する方でないと利用できません。
同伴者は別途利用料金3,000円が必要なラグジュアリーなラウンジなので、これくらいの条件は仕方がないのかもしれません。

デメリット

  • 年会費が高額
  • 東京駅のビューゴールドラウンジ利用条件が厳しい
  • ゴールドカードにしては付帯保険の補償額が低い
  • 通常時のポイント還元率が低い
  • JRE POINT加盟店・定期券等のポイント優待は一般カードでも受けることができる

ノーマルカードとの違い

次に一般カードのビューカードとビューゴールドプラスカードの違いについてみてみましょう。

「ビュー・スイカ」カードビューゴールドプラスカード
年会費524円11,000円
家族カード年会費524円1枚目無料
ETCカード年会費524円無料
国際ブランドMASTER・VISA・JCBJCB
海外旅行保険死亡・後遺障害500万円5,000万円
傷害治療50万円100万円
疾病治療50万円100万円
救援者費用100万円
賠償費用3,000万円
携行品損害20万円
国内旅行保険死亡・後遺障害1,000万円5,000万円
入院3,000円/日5,000円/日
通院2,000円/日3,000円/日
年間ボーナス最大5,250ポイント最大15,500ポイント

まとめ

JR東日本グループが満を持して登場させたビューゴールドプラスカード。
一番のウリである東京駅のビューゴールドラウンジの利用条件が、ビューゴールドプラスカードに加えて当日の新幹線・在来線特急のグリーン券まで求められている点が、かなり残念な印象です。

特に一番新しく登場したJRE CARDの出来が良すぎるだけに、ビューゴールドプラスカードとの差がビューゴールドラウンジ、オリジナル特典、ボーナスポイント、付帯保険の補償額のアップくらいしかありません。

前述のとおり、付帯保険の補償額も内容が弱く、死亡補償の最高額5,000万円はともかくとして、年会費無料のエポスカードのほうが良い項目(ビューゴールドプラスカードは、海外国内旅行傷害保険の傷害治療・疾病治療が最高100万円しかない。一方年会費無料のエポスカードは傷害治療200万円、疾病治療270万円など)が散見されます。

通勤でJR東日本、しかも湘南新宿ラインなどのグリーン車が連結されている車両の路線を利用し、国内出張でJR東日本・北海道・東海・西日本の新幹線をよく利用し、さらに定期券はもちろん日用品などの買い物や食事での支払いでSuicaをよく利用するといった方であれば、ビューゴールドプラスカードを充分活用できるでしょう。

しかし、大半の方には、ビューゴールドプラスカードまでの必要性はあまりなく、一般カードのJRE CARDで十分となる可能性が高いと思われます。

ビューカード



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