イオンカードと楽天カードはどっちがいい?比較してみた!2020
クレジットカードについて勉強中の西園寺です。
年会費無料で、お得な特典サービスがある人気のクレジットカードといえば、
- イオンカード
- 楽天カード
ですよね。
イオンカードは、イオン銀行が発行しているイオングループの店舗でお得となる年会費無料のクレジットカードです。
実は、提携カードなどを含めると47種類ものイオンカードがラインナップされています。
楽天カードは、ネットショッピングの楽天市場やプロ野球球団の東北楽天イーグルスで有名な楽天グループが発行している年会費無料のクレジットカードです。
楽天プレミアムカードなどの、上位カードまで含めると、計8種類あります(非公表の楽天ブラックカードまで含めると9種類)。
楽天カードは、なんといっても楽天市場での買い物で最大ポイント15倍(一般カードの場合最大13倍まで)となるSPU(楽天ポイントアッププログラム)とポイントがたっぷり貯まる各種キャンペーンが有名です。
今回は、流通系カードのイオンカード(ベースとなるもっとも標準的なイオンカード)とネットショッピングだけでなくメインカードとしても十分使える楽天カード(一般カード)を徹底比較していきます。
年会費無料のカード(一般カード)で比較
まず、イオンカードと楽天カードの特徴を比較してみましょう。
イオンカード | 楽天カード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | |
国際ブランド | VISA・MASTER・JCB | |
家族カード年会費 | 無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 | 500円(注1) |
貯まるポイント | ときめきポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% |
200円につき1ポイント | 100円につき1ポイント | |
電子マネーの対応 | ApplePay WAON(カード一体型) iD(モバイルのみ) | Apple Pay Edy(カード一体型) 楽天Pay |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険(1品5,000円以上の利用付帯、購入日から180日以内) | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
基本的に、
- イオンカードはイオンの店舗をよく利用する人
- 楽天カードは楽天市場をはじめとした楽天のサービスをよく利用する人
がお得になるクレジットカードです。
公共料金や、スマホ・ケータイ代など、楽天カードはどこで使ってもポイント還元率1.0%とイオンカードの2倍ですので、多くの人にとってメインカードで使うなら楽天カードのほうがオススメでしょう。
もちろん、イオンでの利用がメインでなければです。
ただし楽天カードの場合は、ETCカードの年会費が500円と有料です。
(注1)楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員だとETCカード年会費初年度無料、2年目以降もETCカード年会費請求月にダイヤモンド会員・プラチナ会員だと無料です。楽天のサービスを頻繁に利用し、常に楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員以上をキープしている方だと問題ないですね。
一方イオンの店舗をよく利用する人にとって、イオンカードは必須といっていいほど、買い物時に多くの特典サービスがあります。
とくに毎月20・30日のイオンお客様感謝デー5%オフは、かなり強烈でイオングループのスーパーで、冷凍食品の買いだめなどをするとかなりお得なんです。
さらにイオンカードには、イオンゴールドカードという上位カードがあり、ゴールドカードにもかかわらず年会費永年無料なんです。
イオンゴールドカードは、自分から申し込み可能であるカードではなく、入会のためにはインビテーション(招待)の獲得が必須となります。
ゴールドカードのインビテーション獲得の条件は、イオンカード年間100万円以上の決済でインビテーションが郵送されてくると言われています。
比較的ハードルが低い条件で、公共料金など固定費の支払いをまとめると年間100万円の条件は達成できる方が多いのではないでしょうか。
イオンゴールドカードは、いわゆる格安ゴールドカードのジャンルに含まれますが、一般カードのイオンカードの特典サービスに加えて、
- 国内6空港のカードラウンジ無料
- 全国にあるイオンの店舗内にあるイオンラウンジ利用可(無料)
- 海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険最高3,000万円(利用付帯)
- ショッピングセーフティ保険最高年間300万円まで(利用付帯、5,000円以上の商品で購入日から180日以内要申請)
- 家族カードも年会費永年無料で上記の特典サービスが付く
といった特典サービスがあり、十分魅力的なゴールドカードです。
楽天カードにも楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードといった上位カードが存在しますが、いずれの上位カードも年会費が有料であるため、イオンゴールドカードのメリットは大きいと言えます。
ポイント還元率
ポイント還元率については、ベース部分は前述のとおり、楽天カード1.0%、イオンカード0.5%と楽天カードの方に軍配が上がります。
ですがイオンの店舗での利用においては、イオンカードのほうが各種割引特典も含めてイオンカードの方がいいです。
楽天市場をはじめとする楽天のサービスを利用する場合には、楽天カードのほうがお得となります。
よって公共料金などの固定費の支払いは、ベースのポイント還元率が高い楽天カードの方がオススメです。
また貯めたポイントの使い道については、イオンカードの利用で貯めたときめきポイントは、JALマイル、dポイント、Suicaポイント、WAONポイントの他、各種商品、商品券に交換できます。
楽天カードの利用で貯めた楽天ポイントは、楽天Edy(1ポイント=1円分)、ANAマイルへ交換、その他、1ポイント=1円として、マクドナルド、ミスド、くら寿司、しゃぶしゃぶ温野菜、つぼ八、ツルハグループのドラッグストア、大丸、松坂屋、フジなど、数えきれないほど多業種・多店舗で利用できることが強みとなっており、使いやすいポイントです。
審査
いずれのカードも主婦や学生でも入会可能なクレジットカードですので、初めてクレジットカードを持つという方にも、オススメのクレジットカードだと言えるでしょう。
2枚持ちはあり?使い分け方法
イオンカードと楽天カード、両方とも年会費無料で大きな弱点がないように見えます。
前述のとおり、イオンカードは楽天カードに比べ基本ポイント還元率が1/2しかない、楽天カードのETCカードは年会費無料にする方法があるが基本有料であることが、一番ネックとなってくるポイントだと思います。
ここで、検討したいのが「イオンカードと楽天カードの2枚持ち」です。
2枚持ちの具体的な運用方法について
- 公共料金などの毎月の固定費は楽天カードで決済(メインカードは楽天カードとする)
- イオンの店舗での買い物はイオンカードで決済
- ETCカードが必要な場合は、イオンカードのほうで申し込む(無条件でETCカード年会費無料であるため)
- 楽天市場などの楽天のサービス利用時は楽天カードで決済
- イオンゴールドカードを取得したい場合、最初の1年間は楽天カードを寝かせてひたすらイオンカードを利用する、イオンゴールドカード取得後は、上記のように2枚持ちの利用法で運用する
という使い分けがオススメですよ。
イオンゴールドカードは年会費永年無料で、前述のゴールドカードならではの特典サービスを受けることができるので、取得することをオススメします。
まとめ
いずれのカードも弱点がありますが、前述のとおり2枚持ちをすることで、お互いの弱点を補うことができます。
なんといっても、クレジットカード2枚持ちをしたところで年会費ずっと無料ですから、本当にオススメです。
ただしカード利用料の銀行引き落とし(イオンカードは毎月10日締め翌月2日引き落とし、楽天カードは毎月月末締め翌月27日引き落とし)の管理が多少面倒になることがデメリットです。
ですが引き落とし銀行口座を同じにするか、事前にメール告知サービスのあるネットバンクを利用することで、残高不足による滞納を防ぐことができます。
もし年間クレジットカード利用金額が、100万円を超える方であれば、イオンゴールドカード取得にチャレンジして、ぜひイオンゴールドカードと楽天カードの2枚持ちを目指してみてくださいね。
イオンカード
年会費 | 無料 | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
電子 マネー | WAON | ポイント | ときめきポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 入会で最大8000円相当のときめきポイントをGETできるチャンス!
- イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも2倍
- イオン銀行の普通預金金利が最大0.12%
楽天カード
年会費 | 無料 | 還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
電子 マネー | Edy | ポイント | 楽天ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 楽天市場内の利用であれば、一般カードは3%、プレミアムカードであれば5%と驚異の還元率
- 年会費無料のカードでは実用性ナンバーワンかも!
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