頭でっかちだと仕事ができない?改善方法は?

こんにちは、石原です。
石原の父親は頭がかなりでかいです。
そんな父親によく似た私の頭もまたでかいんです…

って、今日はそんな頭のデカさの話ではありません(笑)

今日のトピックは「頭でっかちだと仕事ができないのか?」というお話。

「頭でっかち」というと、どのような意味かわかるでしょうか。
口ばっかり、知識や理屈や理想ばかりをつらつらと並べて、そこに行動がまったく伴っていないことを「頭でっかち」と言います。

つまり、知識は人一倍ある。
なのにまったく行動に移せない、移さない、口ばかりの人のことですよね。

石原が高校生の時一人だけ同じクラスにザ・頭でっかち君がいました。
その子はいつも教室に響くような大きな声で何かにつけて自論を展開してはいましたが、明らかに口ばかりで行動はまったく伴っていない子でした。

そして、その頭でっかち君はやはり他の同級生たちから距離を置かれていました。
そしてそして、石原は密かに彼のことを陰で「耳年増シックスティーン」と呼んでいました。(高1の時の同級生なんです。笑)

皆さんの職場にもこのような「頭でっかち」な人はいますか?(もしかしてあなたが頭でっかちだったりして?)
頭でっかちな人の特徴や長所、そしてその改善方法について今日は一緒に考えていきたいと思います。

頭でっかちな人の特徴

腕組みする男性

頭でっかちな人に共通する特徴とは、どのようなものがあるのでしょうか。
ひとつずつ挙げていくのであなたの周りの頭でっかちさんと比べてみてくださいね(笑)

①自分は凄い、頭がいい!と思っている

冒頭に少し出てきた石原の高校時代の同級生の頭でっかち君もそうだったのですが、頭でっかちの人はなぜだか自分の学力や知識には大変自信があり自分は周りよりも秀でている、頭が良いと思っている傾向が…

周りが「?」となりそうな、やたら難しい言葉をわざと使って話を複雑そうに見せてみたり、自論を(しかも周りに聞こえるような大きな声で)展開し、まるでインテリ気取り。

でも実は頭でっかちさんが自信があるのは自分の知識や学力の面のみで、その他の面に関しては実は自信がありません。

だから、頭でっかちさんが捕まえて自論を説く相手とうのは、たいてい自分よりも大人しくて、弱そうでキャンキャン自分に噛み付いては来なさそうな人なのです。
自分の意見を否定されると不機嫌になるのも頭でっかちな人のひとつの特徴です。

その石原の高校の同級生も休み時間になると自分よりも大人しくあまり言い返して来なさそうな子(ココポイント!笑)を捕まえてコンコンと自分セオリーを説き伏せていましたが、他の人から見ると「なんかズレてない?」ということも結構ありました(笑)

②プライドがバカ高い!自分アピールもすごい!

石原の同級生の頭でっかちくん、物凄くプライドが高かったです!

①の「自分は凄いと思っている」というのに繋がる部分がありますが、変なところで自分に自信がありプライドが人一倍高いものだから周りはもう面倒くさくてしょうがない(笑)

全校集会でも、何かと全校生徒の前で最後の最後に質問したがり(彼にとっては自分アピールの絶好の場)集会を引き延ばすし、彼の暴走に振り回されるのは結構大変でした。

ちょっとウザ…いや、なんでもないです(笑)

③コミュニケーション能力が低く周りからの評判もちょっとうーん…

ごめんなさいね、またまた石原の高校の同級生の話になるのですが(笑)、彼は自分の豊富な知識や学力にとても自信があり、周りにも自分の凄さをアピールしたい、そして何より自分以外の人のことをちょっと見下している部分がありました。

自分をバンバンアピールする割には自分に意見をしなさそうな大人しい子数人としか付き合わないし、他の人に自分から進んで話しかけたりコミュニケーションをとっているような場面を見たことがほとんどありません。

彼のように、頭でっかちな人というのは実はコミュニケーションを人と取ることが苦手だったり、コミュニケーションを取ったとしてもそのアプローチの仕方が変化球すぎて周囲の人からの評判があまりよくない…ということも多いのです。

④口ばっかりで行動力はゼロ

頭でっかちさんは、とにかく知識は豊富でそれに対して自信満々なのですが大口を叩く割には行動力はゼロです。

そしてなぜ行動力がないか、本当は行動に移せるはずなのになぜ移さないのかというと、失敗するのが怖いから。

色々と理屈や屁理屈をこねくりまわすくせに、失敗を恐れるあまり行動にはまったく移そうとはしません。

まさに口だけ男!(女)

ちなみに石原の同級生の頭でっかち君もこんな所ありましたね…
いつかのお昼休みに、自分に反論してこないような大人しい男の子を捕まえて、頭でっかち君が進路の話をしていたんですよ。

大人しい男の子が「奨学金を借りれたら助かるけど、でも社会人になってから自分で全額返済するのは大変だよね…」というような事を言うと、頭でっかち君は教室全体に響き渡るような大声で「は?そんなもん踏み倒せばいいだろ?お前はバカか?俺なら絶対払わない。」とまぁ驚くような自論を展開していました。

でもまぁきっと彼は「口先だけ」なので、仮に奨学金を自分が借りたとしても「踏み倒すような度胸」なんて持ち合わせていないのは見え見えでしたけど(笑)

頭でっかちな人の長所とは?

悩む女性

こうやって頭でっかちの人の特徴を挙げてみると、一見短所しか見当たらないようにも思えますが、実は頭でっかちであることの長所も存在しなくはないんです。
頭でっかちの人の長所とは、ズバリ「物知り」なところと「失敗しない」ところ。

頭でっかちさんは知識は大変豊富なので、何を聞いてもたいてい即答で答えが返ってきたりします。

石原の同級生の頭でっかち君も、当時高校生ながらも、やたら政治や経済のことにも関心があったようで、周りの子たちが恋バナや部活動の話に花を咲かせている側で休み時間によく政治の話や経済の話をしていました。

そして「失敗しない」というのは、先ほどの頭でっかちの人の特徴の項目で挙げましたが、「失敗を恐れるから行動に移さない」ためです。
そもそも行動に移さないため、失敗する要素がありません。

人は失敗から様々なことを学ぶものですが、頭でっかちさんは常に新しい知識を仕入れてそちらから物事を学んでいる…のかな、そういうことにしておきます。(笑)

ちょっと頭でっかちさんをディスるような書き方になっていますが、知識が豊富なことはとても魅力的で良いことですし、失敗しない生き方というのもアリといえばアリですよね。

改善方法

もしあなたが頭でっかちさんで、それを自分で自覚していたり多少の生きにくさを感じているとしたら、そんな自分を少しでもなおせたら周りともうまく溶け込めて生きやすくなりそうですのね。

では頭でっかちを改善するには具体的にどのような事に取り組めば良いのでしょうか。

①自分以外の人の意見をしっかり聞き入れる

頭でっかちさんはいかんせん自分の意見、考え方への執着やこだわりが強すぎて、周りの人の意見をいち意見として聞き入れることができませんよね。

でも自分の主張ばかりをして他人の意見に耳を傾けないのでは、いつまでたっても周囲の人はあなたの意見どころかあなたをも受け入れてはくれません。

自分の意見を貫くこと、ちょっとやそっとでは考えがブレないことは大切なことでもありますが、自分の意見や考え方はいち個人の意見、考えとして、他人にそれを押し付けることは辞めましょう。

他人の意見に仮に同調できなかった、賛成できないとしても、考え方は人の数だけ存在していて当たり前。
自分の意見を押し通す前にまず、人の意見にしっかり耳を傾けて歩み寄る努力をしましょう。

そして、頭でっかちさんは特に自分の興味のある分野、得意な分野については異常なほどの知識を持ち合わせていますが、そうでない分野については嘘のように口をつぐみ大人しくなります。

ここはあえて、今まで自分が苦手だった分野や興味関心を抱かないような分野にチャレンジして、人から何かを学ぶということを覚えましょう。

人の意見を聞く良い練習にもなるし、苦手なこともマスターできる可能性があるので一石二鳥ですね。

②失敗をおそれるな!思い立ったら即行動はあたりまえ!

頭でっかちさんは失敗するのが嫌でなかなか行動に移さないというお話をしましたが、頭でっかちな自分を変えるのに一番簡単な方法は実は「失敗をおそれずにチャレンジすること」なのです。

なぜなら、他人の意見を聞き入れたり他の人には他の人の考え方があるんだということを頭ではわかっていてもなかなかそれを受け入れることは難しいですが、頭で思い描いたことを行動に移すというのは誰の反感も買わず誰一人として他人を嫌な気分にさせることなく自分一人でできることですよね。

頭でっかちで理屈ばかりをこねるばかりではなく、むしろ理屈がわかっているのであれば逆に行動に移しやすいはず。

実際に行動に移してみると、ああじゃないこうじゃないと頭の中で考えていたよりもずっと単純で簡単だと気付きます。

案ずるより産むが易しとはまさにこのことですね。

なんなら頭であれこれ考える前にとりあえずノープランで行動してみるという癖をつけましょう。

頭でっかちさんには行き当たりばったりでいきなり行動に出てしまうぐらいがちょうど良いです。

③自分の好きなことばかりをしない

頭でっかちの人は自分の趣向や考え方にあったことに対しては積極的なのですが、興味のないこと、やりたくないことに対しては消極的。

本当は自分がしなければならないことなのに、いつまで経っても行動せず、結局周りの人が密かに尻拭いをしている…なんてことも実は多いのです。

自分の興味関心のあることばかりをしていると、必ず周囲に不満を持つ人が出てきます。
プライベートな付き合いであれば、相手と付き合いがなくなる程度ですみますが、仕事絡みの相手や職場の人が相手の場合はそこからトラブルにも発展しかねません。

今一度自分の仕事、自分がやるべきことを再確認し、仮に興味がないようなことでも自分がすることは自分がしましょう。
人に押しつけて適当に逃げるのでは人間としてアウトです。

まとめ

頭でっかちさんにとっては少々至難の技もあるかもしれませんが、このまま頭でっかちでいて周りとあまり上手に付き合えないことが続くよりは今少し努力してちょっとでも頭でっかちを改善できたほうがよいですよね。

ぜひ先ほどの改善方法の項目を実行してみてください。

いきなり全てはできませんが、少しずつ努力することで頭でっかちも改善していくはずです。

努力次第であなたの人生は何とでもなるんです。

頑張りましょう。



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