アクサダイレクト自動車保険の事故対応や評判についてまとめました!【2020年版】

「アクサダイレクト」の正式名称は「アクサダイレクト総合自動車保険」で、フランスに本社を置く「AXA(アクサ)」グループにより1998年に日本に設立された「アクサ損害保険株式会社」が提供する主要商品の1つです。

AXAと言えばヨーロッパ各国のみならず南北アメリカやアフリカ、東南アジア諸国でも保険グループとして知名度が高い企業です。

特徴

アクサジャパンはその日本法人として信頼性は勿論、顧客満足度の向上に努めているため、日本設立からはまだ日が浅いものの既に大手損保として業界内および一般利用者からも認められています。
実際、業績から言えば「ソニー損保」に次ぐ人気があり、オリコン日本CS顧客満足度や価格.com自動車保険満足度で総合5位内に入る実績を持ちます。

保険金支払い余力を示す「ソルベンジー・マージン比率」でも、アクサダイレクトは2016年度の時点で695.7%です。
一般にソルベンジー・マージン比率が200%を超えていれば支払い余力に関して信頼して良いとされており、例えばダイレクト型自動車保険の大手「ソニー損保」が730.8%ですから、アクサダイレクトの695.7%は十分信頼に足る数値といえます。

アクサダイレクトはその名の通り代理店を置かないダイレクト型ですが、札幌・仙台・高崎・静岡・東京・福井・名古屋・大阪・広島・高知・福岡と全国に11ヵ所の事故処理拠点を置き、必要な時には面談での相談などにも対応できます。

加えて損害調査会社は全国に433拠点、「アクサパイロットガレージ」という自社修理工場も963ヵ所設置しているため、どこで事故が起きても対応が遅れるということはありません。

事故対応の評判

アクサダイレクト最大の売りは、CMからもわかる通り「チームアクサ」による事故対応力です。

1つの事故に対して受付スタッフ・サービススタッフ・フィールドマネージャー・アクサパイロットガレージスタッフが専任担当チームとして解決にあたります。

例えば事故を起こしたとの利用者からの連絡が入れば、受付スタッフがまずはその場でするべきことをアドバイス、直ぐに近くのサービス拠点からサービススタッフが駆け付け、アクサパイロットガレージスタッフが破損部分の修理に取り掛かります。
その間にフィールドマネージャーは面談による説明などを行い、事故解決までをサポートしていきます。

このような事故対応システムから、実際に利用している人たちからも「事故対応がスピーディ」という口コミが多く見られます。
特に事故受け付けから1時間と経たずに連絡がくるため、事故を起こしたばかりで不安いっぱいのドライバーを安心・落ち着かせてくれます。

加えて技術力の高い修理工場・アクサパイロットガレージで修理できるため、車の修理もスピーディ、交渉も「強気で押すべきところはしっかり押してくれて満足した」との口コミが目立ちました。

ただし、アクサダイレクトのフィールドマネージャーは過去の判例が載せられている「判例タイムズ」にかなりの程度頼っているようで、良くも悪くも判例タイムズに乗せられている過去の判例を過失割合の規準にしているとの意見もあります。

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補償内容

アクサダイレクトでは、対人賠償保険と対物賠償保険の2つを基本補償とし、これに搭乗者傷害保険か人身傷害補償特約のどちらかを付けなければなりません。
これら最低限の補償に、自分で必要と思える特約を追加していく形になります。

車両保険

アクサダイレクトで付随できるお得な特約の1つが車両保険です。

一般的な車両保険では契約した車両が事故により損害を被った場合にそれを補償するのみで、車内の身の回り品に関しての補償は別途に「車内身の回り品特約」を付帯しなければならないのですが、アクサダイレクトの車両保険ではそれだけで車内身の回り品の損害も補償してくれるようになっています。

アクサダイレクトの車両保険ではほとんどの事故をカバーできる「一般車両保険(フルカバータイプ)」と、補償内容を狭めてその分だけ保険料を安くできる「車対車+A(スタンダードタイプ)」の2種類が用意されています。

アクサ安心プラス

また、搭乗者傷害保険を付帯した人に限り利用できる、特約をパッケージ化したセット商品「アクサ安心プラス」も用意されており、

  • ファミリー
  • レディース
  • ペット

の3種類があります。

例えばレディースプランでは、搭乗者傷害保険の医療保険金倍額支払い特約に形成手術費用補償特約、さらに日常生活賠償責任保険特約や携行品損害補償特約がワンセットになって付帯されます。

逆に「セットプランは要らないけれど日常生活賠償責任保険特約だけは欲しい」という場合には単品で付帯することはできず、どうしても付帯したければアクサ安心プラスを利用しなければなりません。
この点はやや不便なのですが、必要と思われる特約をチョイスしたセットプランですし安心感も上がるので、決してムダということはないでしょう。

アクサプレミアムロードサービス

またアクサダイレクトはロードサービスの良さでも評価が高く、「アクサプレミアムロードサービス」として無料で利用することができます。

内容としては、ロードサイドサービスやレッカーサービスをはじめ、修理後車両搬送・引き取り費用サービス、そして宿泊・帰宅・ペット宿泊費用サービスその他となっており、その中にはインロック開錠やエンジンオイル・冷却水補充作業など非常に充実した内容となっているため、「もうJAFの必要がなくなった」との口コミが多く寄せられています。

保険料

気になる保険料ですが、アクサダイレクトでは「リスク細分型」という形式をとっており、走行距離やその地域性、ドライバーの年齢などの要素から事故の発生率を想定し、保険料に反映させています。

このため、事故発生率を上げる要素が多ければ多いほど保険料は上がりますし、逆に少なければ少ないほど保険料は少なくて済みます。
アクサダイレクトの保険料についての口コミで「他社と比べてそれほど変わらない」というものもあれば、「アクサにして大分保険料が安くなった!」というものもあるのは、このリスク細分型形式による違いと考えられるでしょう。

例えばゴールド免許のドライバー、車の使用頻度や走行距離が少ない休日ドライバー、交通量の少ない地域に住んでいる人、30歳以上の人、また契約車の初度登録年月が2年以内の場合も保険料が安くなります。

更にインターネットによる新規申し込みの場合は2500~1万円、インターネットによる契約更新の場合は1000円の割引になります。複数台契約する場合には2台目以降が7等級からスタートできるという割引もあり、これらをうまく組み合わせることができればかなり保険料を抑えることができるでしょう。

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まとめ

ダイレクト型自動車保険の中では、ソニー損保に次ぐシェア率を誇るアクサダイレクト自動車保険。
ロードサービスの充実と事故対応速度がアピールポイントであるため、自動車事故が多い人や運転に自信のない人はアクサダイレクトに加入しておけば安心、いざという時に満足のいく対応をしてもらえると期待できます。

補償内容に関しても、必要なものだけをカスタマイズしていけるので、無駄を省いて保険料を抑えたいという人にお勧めです。
逆に言えば保険についてあまり詳しくないのでどんな補償を選べばよいのか分からない…という人には少し難易度が高いかもしれません。

保険料も全体として「群を抜いて特別安い」ということはなく、「補償内容と保険料のバランスがとれている自動車保険」がアクサダイレクトといえるでしょう。

 



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