「自宅のインターネット回線、時間帯によってはかなり遅い。
ちなみに光回線・・・どうにかならないものか・・・」

「今度の引っ越し先でも、今と同じ回線のままでいいんだろうか？」

「もしかして、私が払ってるインターネット料金は高いの？損してる気がしてきた・・・」

など、自宅インターネット回線に対する不満や心配がある方は、意外と多いのではないでしょうか？

今回は、自宅で利用するインターネット回線について、

• 光コラボの本当のところ
• モバイル回線との組み合わせ別

など、きめ細かく比較していき、できるだけ安く回線速度が速いコストパフォーマンスの優れた自宅インターネット回線の選び方をまとめました。

回線とプロバイダは別物

回線

ここでは光ファイバーを利用した回線のことを指します。
フレッツ光、ドコモ光、auひかりなどすべて〇〇光の名前です。

プロバイダ

インターネットと回線の中間に位置するサービスのことです。
回線のみでプロバイダがないとインターネットに接続することはできません。
OCN、ぷらら、exciteなど

このように、回線とプロバイダは別物ですので、自分の好みやキャッシュバックキャンペーンの有無によってプロバイダを決めたほうがお得となります。

またプロバイダによっては、同じフレッツ光であったとしても通信速度に差が出るケースがあります。
ですのでプロバイダ選択の際には、通信速度の口コミや近隣エリアでの口コミ等も確認しておいたほうが間違いないでしょう。

光回線の料金内訳

光回線を契約する場合の料金内訳は下記の通りです。
ドコモ光（プロバイダはGMO BB）を例として見ていきましょう。

工事費用

光回線は回線工事費がかかりますが、中には一切かからないとしているところもあります。

注意が必要なのは、光回線の契約内容によって、たとえば工事費30,000円を60回（5年間）分割で毎月の利用料と合わせて請求するというパターンがあることです。

この場合、光回線の縛りが2年であったとしても工事費の部分が残ってしまい、解約して他の光回線へ移動することで出費がかさんでしまいます（工事費の残債は解約時に一括支払いを求める事業者が大半です）。

工事費の支払いが完了する5年のタイミングだと、今度は3回目の2年縛りの途中で、違約金が発生します。
工事費を分割して、一時的なキャッシュアウトを免れたとしても、この先解約する予定があるのなら、工事費をどこかで一括支払いする必要があることを覚えておきましょう。

逆に「他社光回線の違約金等を最大10,000円までキャッシュバックと別途負担します」といったキャンペーンを行っている光回線事業者もあります。
このようなキャンペーンを利用して、工事費の残債や2年縛りの違約金を支払って移動してしまうのもひとつの手段です。

違約金

最初の契約から2年以内に解約すると発生し、その後の解約は発生しないタイプと、2年ごとの更新月を逃すと発生するものがあります。

キャッシュバックに要注意

プロバイダによっては、キャッシュバックを行っているサービスがあります。
しかしキャッシュバック有りの場合でも、キャッシュバックの支払いのタイミングが、6ヶ月後や12ヶ月後というものが存在するので概要をよく見ておかないといけません。

さらには、そのプロバイダのEメールにて、利用開始3ヶ月後にキャッシュバックの手続きを指示する旨のメールを送信し、そこから「ユーザー自身の自己責任で手続きを行わないと、キャッシュバックを受けることができない」など非常にいやらしいことをする光回線事業者があります。

もれなく手続きを行えばキャッシュバックを受けることはできるのですが、どうしても人間ですから時間が経過してしまうと忘れてしまう可能性が出てくるものです。
※こちらが忘れるのを狙ってる可能性大です。

光回線を契約する前に、キャッシュバックキャンペーンがある場合は、

1. 実際にもらえる金額はいくら？（キャッシュバック「最大」〇万円という表記に注意、別途光電話などのオプションサービス加入が条件とされる場合があります）
2. その金額は、現金でもらえるのか？それとも商品券、家電量販店等のポイントなのか？
3. キャッシュバックがもらえるのはいつ？
4. キャッシュバックをもらうために追加の手続きが必要なのか？

という4点を確認しておくといいでしょう。

光回線の場合、あなたの環境によって料金が異なってきます

通信速度の速さと安定性から、最初に検討したいのは光回線です。

光回線の料金プランは、大きく分けて「戸建て用（一軒家など）」と「集合住宅用（アパートやマンションなど）」の2つに大別され、どの光回線事業者であっても基本的に集合住宅向けの料金プランのほうが1,000円/月～1,500円/月程度安く設定されています。

これには理由があって、一戸建ての場合は一軒ごとに専用に回線を引くことになるため高くなり、反対にマンションなどではあらかじめ集合住宅に回線を引いた一つの回線を複数の人で分けるので安くなるという仕組みだからです。

ただし、集合住宅の種別や部屋数によっては、集合住宅の扱いとはなりません。
この場合は光回線の契約上、戸建て扱いとなり戸建て向けの料金プランでの契約を強いられてしまうケースもあります。
そうなると集合住宅でも、1部屋に1回線引く必要があります。

集合住宅（マンション）

前述したように、集合住宅はもともと新築時に大家さんの意向で光回線も整備したという物件がかなり多くなってきていて、選ばれている回線は「フレッツ光」が多いです。

たとえば、後述するスマホのセット割でauのスマホを利用しているので、自宅回線もauひかりを利用したいと思っても住んでいるマンションにフレッツ光がつなげてあると、auひかりは利用したくても利用できません。
転居する際には、引っ越し先のマンション等の集合住宅にどの光回線がつなげてあるのか事前に確認しておきましょう。

戸建て

戸建てに関しては、個別に光回線をつなげるので、光回線の種類は自由に決めることができます。
また集合住宅のように、複数の世帯で一つの回線を利用するということがないため、時間帯によって利用者が集中し極端な速度低下が起こる可能性も低いです。

ただし戸建てとはいえ、光回線は半径100メートル程度の世帯で回線を分け合っているという仕組みから、利用者が同じ時間帯に集中することによる速度低下が起こる可能性はゼロではありません。

このように戸建ても集合住宅も、光回線を分け合って利用するという仕組みから、「最大速度1Gbps」という表記がされていても、実際には、100～200Mbps程度の速度となるのはこれが理由なんですね。

戸建てで光回線を利用する場合のデメリットは、集合住宅の料金プランと比べるとどの光回線を選んでも基本的に1,000円～1,500円程度割高となっているため、光回線を最安値で利用するということが不可能となることです。

住んでいる地域

前述したNURO光などもサービス提供エリアが限られていましたが、この他にも光回線や電力会社系のインターネットサービス、地域ローカルのケーブルテレビ会社のインターネット回線サービスなど地域限定でインターネット回線サービスを提供する事業者が多く存在します。

たとえば地方都市に行くと、地域ローカルのケーブルテレビ局が、ケーブルテレビ回線を活用し、インターネット回線サービスを提供しているというパターンも多くあります。
こういったものを、大手の光回線事業者と比較して選択してみることもオススメです。

回線別通信速度に関しては、オンラインゲームや高画質の動画視聴を市内限りは、実際に実測10Mbps以上常時出ていれば十分です。

通信速度が光回線と比べると遅いけれども、ケーブルテレビ回線だと、主に3,000円/月程度でインターネット回線サービスを提供していることが多いので、検討の余地は十分にあります。

光コラボが使いづらい格安SIMとの組み合わせなどには最適となる場合が多いです。

スマホをどこのキャリアで使っているか？

光回線の維持費を少しでも安くするために、数年前からスタートしたのが、スマホとのセット割です。

これまでNTTが光回線をフレッツ光といった商品名で販売していた光回線ですが、2015年2月から光回線の卸売りがスタートしたことにより、さまざまな形で新しい競争が生まれました。

その中で、顧客がほぼ飽和状態となっていた携帯電話事業者が自社顧客の繋ぎ止め施策として、ドコモとソフトバンクがドコモ光・ソフトバンク光という光回線、いわゆる光コラボを始めました。
auひかりも同じような仕組みです。
ですがauひかりの場合は、一部エリアでNTTからフレッツ光回線を借りて利用していますが、基本的にはKDDIの独自光回線サービスであるため、光コラボではありません。

具体的な施策内容としては、たとえばドコモのスマホ利用者がドコモ光を契約すると、毎月100円～3,500円程度割り引くといったもので、ソフトバンクユーザーがソフトバンク光を利用する場合の割引も同様のシステムです。

またソフトバンクに関しては、ソフトバンク光だけでなくソフトバンクのモバイル回線を利用した据え置き型ルーター・家庭向け回線サービスのSoftbank airも割引の対象となります。
今はもうあまりないかもしれませんがソフトバンク光の対象エリア外で、かつソフトバンク回線のエリア内在住のソフトバンクユーザーであれば、このSoftbank airはデータ消費量による速度制限等一切なく光回線と同じような使い方ができるため、十分に検討の対象となりますね。

光コラボとは

前の項と重複する部分もありますが、光コラボについて詳しく説明していきますね。

元々はNTT東日本・西日本が、フレッツ光という光回線を直接、法人・個人に対して販売していましたが、2015年2月から光コラボがスタートしました。

この光コラボという仕組みは、これまでNTT東日本・西日本が直接、顧客（法人・個人）に販売していたものを、光コラボレーションに参加する事業者（ドコモ・ソフトバンクといった大手携帯電話キャリアやniftyやBIGLOBEといったインターネットプロバイダーなど）へ販売し、その事業者がさまざまな自社の特典サービスを付加した上で顧客（法人・個人）へ販売するというものです。

簡単にいえば、フレッツ光を購入する際に新たに中間販売業者が入ったということですね。

従来：NTT東日本・西日本→利用者（法人・個人）

光コラボモデル：NTT東日本・西日本→事業者→利用者（法人・個人）

ただし従来のNTTフレッツ光からドコモ光へ変更する際には、フレッツ光の設備をそのまま利用し続けるため解約扱いとはなりません。
この場合は「転用」となるので、解約金も新たな追加工事もありません。
光回線そのものも、従来のフレッツ光回線の設備をそのまま使うため、基本的には通信速度や通信品質は同じです。

スマホ利用が条件にはなりますが、毎月のセット割など特典サービスを受けることができるようになるので、そのままフレッツ光を使い続けるよりは確実にお得となるケースが多いです。

多くのサイトで紹介されているように、ドコモのスマホを使っている方は、光コラボを選ぶことでインターネット料金を安くできます。
しかし、速度が遅いという声も多くあるのが事実です。
せっかく光にしたのにADSLと同等なんて、これでは本末転倒ですよね？

もちろん環境によっては、フレッツ光と同じくらいスピードが出るかもしれないので、やってみる価値はあるでしょう。
ですが、どうしても遅いのは嫌！というのであれば料金が多少高くてもフレッツ光をオススメします。

スマホとの組み合わせで選ぶオススメ光回線

ドコモ・ソフトバンクといった携帯電話事業者以外にも多くの光コラボによる光回線を販売する業者が出てきて話題となったのは記憶に新しいところですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか？

1. ドコモ
2. au
3. ソフトバンク
4. 格安SIM

この4つについて、どのような光回線との組み合わせで割引が可能なのか、みていきましょう。

ドコモ（キャリア）

ドコモに関しては、ドコモ光一択となります。

• 戸建て5,200円/月・集合住宅4,000円/月（2年定期契約の場合）
• プロバイダ料込

プロバイダは本家のドコモnetのほか、OCN、BIGLOBEなど25種類から選ぶことができます。
プロバイダによってはタイミング次第でキャッシュバックキャンペーンもありますので、ドコモ光への加入を検討している方は要注目です。

気になるセット割（ドコモ光セット割）の割引額ですが、100円/月（ベーシックパック1GBの場合）～3,500円/月（ウルトラシェアパック100・100GBの場合）と、かなりお得になるという割引額ではありませんね。

もっとも利用されるパケットデータ量で見てみると、個人向けのベーシックパック5GBで800円/月、家族でのデータシェア向けのベーシックシェアパック10GBで1,200円/月となっており、割引がまったくないよりはいいという程度のものです。

しかしドコモのケータイ・スマホに関しては、ずっとドコモを10年15年と使い続ける方が多いのが特徴でしょう。
ずっとドコモを使い続けるのであれば、自宅固定回線をドコモ光にするというのは十分アリです。

その理由は、ドコモにはdポイントクラブにあります。
これは、継続利用年数もしくは6ヶ月間のdポイント獲得ポイント数によりステージ分けされますが、ドコモを15年以上継続して利用すると最高のプラチナステージとなり、個人向けのベーシックパック5GBで800円/月の割引に加え毎月960dポイントがもらえます。
また家族での、データシェア向けベーシックシェアパック10GBで1,200円/月の割引に加え、さらに1,000円/月の割引が追加されるという長期利用者優遇特典サービスがあるからです。

【GMOとくとくBB】ドコモ光に申し込む

au

auひかりは、前述の通り光コラボではなく、KDDIの独自光回線サービスです。

• 戸建て5,100円～・集合住宅3,800円～
• プロバイダ料込

プロバイダも本家本元のau以外に、So-net、BIGLOBE、nifty、＠TCOM、ASAHINET、DTIから選べます。

auひかりとauのスマホを利用した場合のセット割引（auスマートバリュー）は、どのプロバイダを選択しても同じ割引が適用されます。
少しでもお得にするのであれば、キャッシュバック特典や、工事費無料特典サービスなどのキャンペーンで比較するといいでしょう。

ただし詳しくは後述しますが、光回線新規契約によるキャッシュバック特典サービスは、いろいろと罠が存在することもあるので、注意が必要です。

auのスマホとのセット割は、ドコモと比べ比較的単純で、スマホを利用の場合500円/月～1,410円/月の割引されます。
最近人気のauピタットプランだと2GB/月までのデータ量利用で500円/月の割引、2GB/月以上のデータ量利用で1,000円の割引です。

auも一見すると割引額が少ない印象ですが、家族4人が全員auのスマホを利用し、全員が1,000円/月の割引を受けた場合、4,000円/月が割引されます。
この場合は、光回線の月額利用料金の大半が捻出されることになるので、家族全員でauのスマホを利用してる方は、かなりお得です。

また地域によりますが、基本的にauひかりの実際の回線速度は100～200Mbpsの間の速度をコンスタントに出しており、口コミサイト等の評判もかなりいいようです。

プロバイダよって年度末などでは、おおむね30,000円～60,000円程度のキャッシュバックキャンペーンがあるので、タイミングによってはお得になることもあります。

auひかりに申し込む

BIGLOBE光

auひかりのプロバイダの一つでもあるBIGLOBEです。
少しまぎらわしいのですが、NTTの光回線を利用した独自光回線サービス・BIGLOBE光も提供しており、こちらでもauとのセット割であるauスマートバリューが適用できます（割引額はauひかりと同額）。

• 戸建て4,980円/月・集合住宅3,980円/月
• 3年縛りあり

BIGLOBE光の提供エリアに関しては、フレッツ光と同じエリアとなっていますので、auひかりのサービスエリア外の方は、BIGLOBE光を検討してみるといいでしょう。

BIGLOBE光に申し込む

ソフトバンク

ソフトバンクに関しては、基本的にソフトバンク光、もしくはソフトバンクのモバイル回線利用のsoftbank airとなります。

ソフトバンク光

• 戸建て5,200円/月・集合住宅3,800円/月（2年縛りあり）
• プロバイダ料込

ソフトバンク光のプロバイダに関してはYahoo！BBのみとなり、他のプロバイダは選択できません。

ソフトバンク光に申し込む

softbank air

ソフトバンクのモバイル回線利用のsoftbank airは、4,880円/月（ただし最初の2年間は3,800円、ソフトバンクスマホ・携帯利用の場合は4,300円+セット割によるスマホ割引）となります。

softbank airは自宅据え置き型のルーターで、モバイルルーターとは異なりバッテリー入っておらず自宅やオフィスのコンセントに電源をさして利用するものです。

光回線とは異なりソフトバンクのスマホと同じモバイル回線を利用することで、回線工事の必要性もなく、申込をしてsoftbank airの据え置き型ルーター端末が送られてきたら、すぐに利用できるというメリットがあります。

softbank airは自宅固定回線として利用することを想定されていますので、後述するWIMAX2+のモバイルルーターのように、3日間で10GBのデータ量を利用しても、通信制限もなく使い放題です。
しかし通信速度や通信の安定性に関しては、ソフトバンクのモバイル回線を利用しているため、どうしても光回線には劣ってしまいます。

ソフトバンクのおうち割

ソフトバンクのセット割は、おうち割と呼びます。

内容としてはauひかりと似ておりスマホは1,000円/台引き（ただしデータ量1GB・2GBは540円/台引き、3Gケータイ・タブレットは500円/台引き）です。
こちらも家族全員がソフトバンクのスマホ・ケータイを利用して、さらにソフトバンク光を自宅固定回線で利用すると、光回線利用料が割引でほぼ捻出できてしまうことになり、かなりお得な割引きですね。

NURO光

ソニーのグループ会社So-netがサービス提供しているNURO光も、ソフトバンクのスマホ・ケータイとのセット割（おうち割）が適用されます。
割引額もソフトバンク光と同額で最大速度が下り最大2Gbpsと他光回線の2倍となっており、実際の速度も速く、料金面においても、かなりシンプルでわかりやすくオススメです。

• 戸建て：2年縛りあり4,743円/月・2年縛りなし7,124円
• 集合住宅：1,900円～2,500円（マンション等による）

しかしNURO光の欠点として、サービス提供エリアがとても狭く、2018年6月現在、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、愛知、静岡、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の関東・東海・関西エリアのみしか利用できません。

格安SIM

格安SIMは種類が多いので下記の表にまとめます。

このように、大手キャリアと比べると割引額がかなり少ない印象ですが、格安SIMはそもそも毎月の料金がかなり安いので仕方ないですね。

格安SIMの場合は、セット割の割引額が少ないため、光回線はまったく関係なく自分の好み（キャッシュバックキャンペーンや実際の通信速度などの口コミ）で選べます。

また格安SIMは、利用者の増減などの状況により通信速度が変わってしまい、変更したほうがいい場合があります。
このことを踏まえると、光回線は別枠として契約しておくほうがいいかもしれません。

スマホ節約を検討してる人は必見！格安SIMがなぜ格安か？についてまとめました

こんにちは！ 彩春館学園、マネー研究部（仮）部長の芹沢です。 「スマホって毎月の利用料金が高い」 「あれ？そういえばスマホってあまり使ってないな」

2016-03-14 16:11

外でもガッツリ使いたい人向け

外でもガッツリ使いたい方や、一人暮らしの方で自宅に誰もいない時間が多いという方にオススメしたいのが、Wifiルーターです。

WiMAX

最近では、格安SIMながら爆速で有名になったUQモバイルですが、もともとはUQ コミュニケーションズという会社名でWIMAXというモバイルルーターサービスを提供していた会社です。
通信速度はそこまで速くなかったのですが、データ利用について無制限であったため一部の方の間で大変人気となっていました。

最近では、さらに進化してWIMAX2+という規格に代わり、通信速度も当初のものから比べかなり速くなり、自宅固定回線の代替えとして利用する人が多いのも特徴です。

しかしながらYouTubeなど、通信データ量の消費が当初と比べてかなり増えました。
ガンガン使うと、無制限プランであっても3日間で10GB利用することで、翌日18時～翌々日2時の間1Mbps程度の速度制限が課されてしまいます。
そのため自宅で、YouTubeなどの動画をよく視聴される方や、お仕事などで大きなデータのやり取りをされる方は要注意です。

逆にビジネス利用などで昼間の時間帯にガッツリ利用する方には、実質無制限のようなものですので、本当にオススメとなります。

UQコミュニケーションズのWIMAX2+料金プランは下図の通りです。

ポケットWi-Fi

WIMAX2+と同様に自宅固定回線代わりに検討したいのが、ソフトバンクとワイモバイルが提供しているモバイルルーターでのインターネット接続サービス、ポケットWi-Fi。

以前は、ソフトバンクにも無制限プランのポケットWi-Fiが存在していましたが、現在はすべて7GB/月までです。
それを超えると128kbpsの速度制限がかかるという料金プランしかありませんので、ワイモバイルのポケットWi-Fiが検討の対象となります。

ワイモバイルのポケットWi-Fi料金プランは下図の通りです。

ワイモバイルのポケットWi-Fiも無制限プランを選択したとしても、やはり、UQコミュニケーションズのWIMAX2+と同様に3日間で10GBデータ量を消費すると速度制限がかかります。

まとめ

光回線の戸建て・集合住宅、光コラボ、スマホとのセット割、モバイルルーターなどと細かく見てきましたが、自宅固定回線でもっとも安定して通信速度の速さを期待できるのは光回線一択です。

その中でも、KDDI独自光回線を利用するauひかりは通信速度の速さは口コミサイトや実際に利用している人たちの評判も上々で、とくにauのスマホを利用している方にはオススメですよ。

auひかり以外だと、NURO光もオススメです。

サービス提供エリアが関東・東海・関西のみとなってしまいますが、料金プランがシンプルで比較的安く光回線の中でも通信速度が速く（下り最大2Gbps）、ソフトバンクのスマホ（ケータイ・タブレットも含む）とのセット割（おうち割）も効きます。