仮想通貨投資は本当に稼げる?リスクを少なくして稼ぐおすすめの方法【2020年版】

仮想通貨とは?

ここ1~2年、「ビットコイン」「仮想通貨」という言葉を見たり聞いたりしたことがある。という方も多いのではないでしょうか?

ビットコインに代表される仮想通貨とは、世界各国の仮想通貨の取引所を通じて入手・利用できるインターネット上に存在する電子通貨・デジタル通貨といったものです。

電子通貨という呼び方をすると、セブンイレブンで利用できるnanacoや楽天Edyを頭に浮かべる方がいらっしゃるかと思いますが、根本的に異なるものになります。

ビットコインなどの仮想通貨は、日本円や米国ドルなどの法定通貨との換金性があるのです。

仮想通貨の特徴

仮想通貨の大きな特徴を挙げてみると、

  1. 法定通貨との換金性がある
  2. 暗号化と分散化技術により仮想通貨利用時の不正や消失を防ぐことができる
  3. 仮想通貨は法定通貨と異なり特定の国や銀行に依存しない

の3つが挙げられます。

仮想通貨が画期的で素晴らしいと評価されている点は、ブロックチェーン技術・P2P分散化技術・プルーフオブワークシステムなどの新しい技術により通貨としての安全性を高次元で保ちつつ、特定の国や銀行に依存することなく誰でも換金性のある新しい独自仮想通貨を作りだすことができ、仮想通貨の代表格であるビットコインは世界中でリアルに利用できつつあることです。

新しい独自仮想通貨は発行することで、株式上場と同様に資金調達ができることで注目を浴びている一方、新規仮想通貨発行を謳い文句とする詐欺も増えていてきているので注意が必要です。

とはいえ、日本国内においても2017年9月1日現在、大手全国チェーン店の家電量販店のビックカメラ、メガネスーパーなどで利用でき、各地域の飲食店・美容院・クリニックなどで利用できる店舗数も右肩上がりです。
ユニークなところでは、三重県にある川越自動車学校という自動車教習所での支払いにもビットコインが利用できます。

仮想通貨の買い方と種類

ビットコインが2009年1月に初めて発行された時、1ビットコイン=0.00076ドルという値が付きましたが、2017年9月の最高値は1ビットコイン=4,980ドル(日本円で約565,000円)という約655万倍に急成長しています。

また、仮想通貨の種類についてですが、大別するとビットコインアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の2つに分けることができます。
アルトコインの代表格としては、ライトコイン・イーサリアム・リップル・ネムなどが挙げられます。

そんな仮想通貨を日本円で購入(両替)するためには、まず、日本国内に開設している仮想通貨の国内取引所に登録する必要があります。

代表的な国内取引所は、ビットフライヤー・コインチェック・ザイフなどがあり、ネット上で個人情報を登録し運転免許証などの身分証明書のデータを送信・登録、最後に郵送されてくる最終確認のハガキを受け取ることで、すべての取引が可能となります。

国内取引所での登録が終わると、各取引所にある自分のウォレット(口座)へ

  • 銀行振込
  • コンビニでの入金
  • クレジットカードからの入金(クレジットカード決済上ではショッピング扱い)

などを利用することにより日本円を入金、ネット上(スマホアプリでも可能)日本円から各仮想通貨のコインを購入することが可能です。

ビットコイン以外のアルトコインに関しては、ビットフライヤーでは4種類、コインチェックでは12種類、ザイフでは2種類のコインが購入できます。

アルトコインは世界中で100種類以上もの多種多様なコインが取引されていますが、国内取引所では最多のコインチェックでも12種類です。
海外取引所を利用することで、より多くのアルトコインが購入・取引できますので、仮想通貨を投資対象として検討していらっしゃる方は、海外取引所にも登録しておいたほうがよいでしょう。

仮想通貨を投資対象として考える場合

ここ1年くらいで仮想通貨に投資する方が増えてきていますが、仮想通貨投資は大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、今は大丈夫です!

仮想通貨投資に限らず未来のことは誰にもわかりませんが、ビットコインはすでに多くのリアル店舗で支払いに利用できますし、日本国内の多くの大手企業どころか世界中の大手企業がビットコインに投資をしています。
さらに、日本国内の銀行も実は仮想通貨への投資を続々と開始しています。

すべては先を見越した動きなのですが、個人投資家に限らず多くの大手企業がビットコイン・仮想通貨に可能性を見出しているためだと言えますよね。

次に具体的に仮想通貨への投資の方法についてお伝えしていきます。

基本的に仮想通貨投資には以下の5つの方法があります。

  1. 国内取引所にて日本円からビットコインへ両替(※1)
  2. 日本円から両替したビットコインから、さらに海外取引所を通じてさらに各種アルトコインへ両替(※2)
  3. 国内取引所にてレバレッジを効かせたビットコインの信用取引(※3)
  4. アービトラージ(※4)
  5. ICO(※5)

(※1)ビットコインの上昇により資産増、再度、ビットコインから日本円へ両替することで利益確定、要両替手数料
(※2)アルトコインの上昇により資産増、アルトコイン→ビットコイン→日本円へ両替で利益確定、ビットコインで保有しておいても可
(※3)日本株の信用取引のようなイメージで上昇だけでなくビットコインが下落した時も利益を上げることができるようになる
(※4)取引所間差益:同じビットコインでも対日本円で微妙に価格が異なり、年に1~2回程度のわずかな頻度で取引所によって1万円弱の差額が生じることもあり、そのような時にはA取引所からB取引所へ資金移動するだけで利益を上げることが可能、ただし各種手数料がかかるので差額がわずかな時は損
(※5)イニシャルコインオファリング:日本国内での新規未公開株のコインバージョンのイメージで、ICOの権利を獲得できると大きく利益を確保できる可能性あり

まず初心者の方は①か、やっても③までで仮想通貨投資に慣れるまで様子を見るというやり方がオススメです。

④は仮想通貨においても日本株の取引と同じようにレバレッジ1~15倍の範囲で信用取引(預託金を預け入れることで預託金の1〜15倍の金額の取引が可能となる)ができます。
投資中・上級者の方で、日本株の信用取引を普通にやっている方やさらに先物取引もやっている方にオススメです。

最後の⑤は抽選に当たりICOの権利を獲得できなければ話になりませんが、ICOの権利が獲得できると、今のところかなり高い確立で大きな上昇が期待できますので、大チャンスとなります。

ビットコインが暴落した

ビットコインをはじめとする仮想通貨投資の具体的な方法4つをお伝えしましたが、2017年8月のビットコインとビットコインキャッシュの分裂騒動やその後の大きな売り材料の続発により2017年9月上旬にビットコインの相場が暴落しました。

「ビットコインの上昇相場はもう終わってしまったのではないか?」「もう仮想通貨投資は終了ではないのか?」と心配する方も多くいらっしゃいますが、結論から言うと大丈夫です。

理由は、前述したように、新しいブロックチェーン技術を軸とした既存の金融との融合「フィンテック」の流れを止めることはできませんし、実際に多くの世界中の大手企業が投資をしています。
ビットコインも株価と同様に「相場」ですから、上がることもあれば下がることもあると考えるほうが自然です。

ある意味、今回の本格的な調整(一時的な大きな下落)が入ったことでFXの世界と同様に投資する価値のある通貨として信任を得たと考えることもできます。
相場である以上、永遠に上がり続けることも下がり続けるもあり得ません。

2017年9月中旬に差し掛かり、ビットコインの相場は大きな下落から反発して1ビットコイン=40万円を軽く超えるほどに値を戻しています。
さらに言えば、海外取引所でしか買えない多種多様なアルトコインの多くは、まだまだ右肩上がりの上昇相場を演じています。

仮想通貨おすすめの投資法

最後に仮想通貨投資のおすすめの投資法についてお伝えしておきます。

前述したように2017年9月現在ビットコインはボラティリティ(価格の変動)が大きくなっており、初心者の方が新規で投資するには勇気がいる状況となっています。

しかし、ビットコインをはじめとする仮想通貨は中長期の視点で考えると今現在よりも上昇する可能性が高いと考える人が多いようです。
なぜなら、仮想通貨のキモであるブロックチェーンの新技術と特定の国や銀行に依存せずに済むなど世界共通通貨としてリアルに普及する可能性が高いなどの将来性の高さがあるからです。

とはいえ、将来のことなど誰にもわからないというのも事実ですね。

そこで、毎月一定額の日本円(毎月1万円でもいいですし投資上級者の方であれば毎月数十万円でもいいと思います)をビットコインに両替し続けることで、ビットコインのレートが上がっても下がってもビットコインの購入金額は一定化・平準化できます。

購入金額の平準化ができればリスクヘッジを取ることができますし、投資信託のように毎月地道にコツコツと貯蓄していくようなイメージで気軽に投資することができます。

投資中上級者の方であれば、海外両替所を経由してビットコインからさらに上昇が見込める各種アルトコインへ両替することで、ビットコインの上昇による対日本円差益+アルトコインの対ビットコイン差益の2重の差益すなわち2重の利益を狙えるので、アルトコインまで両替してある程度の上昇でビットコインへ再度両替し利益確定を行うという繰り返しがおすすめです。
毎月ビットコインを購入していくのでビットコイン換算での通貨量のボリュームも毎月増えていくことになります。

当然、日本株の銘柄選びのようにビットコインから両替する各種アルトコインの選択がとても重要になりますので、投資経験の豊富な方でなければ難しいです。

また、日本国内の両替所に比べて海外両替所はリスクが高いので、海外両替所で最もメジャーで利用する日本人も多い、ポロニエックスビットレックス(いずれも米国、直接日本円を送金できないため国内取引所でビットコインへ両替して国内取引所経由でビットコインを送金する必要あり)の2つをおすすめしておきます。

仮想通貨投資における最も大事なことは中長期の視点を持ち続け、気長にのんびり地道に投資し続けることです。

まとめ

今回は仮想通貨投資についてお伝えしました。

まだまだ未知の領域が多い仮想通貨の世界で「これから」という印象がありますが、投資対象としては非常に魅力的なものであることには間違いありません。

日本株への投資のように完全に安全性が確立されたとは言えない部分もありリスクもそれなりにまだ高いので、前述したようにビットコインへ毎月一定額の投資によるリスクヘッジに加え、自分の投資資金の全てを仮想通貨投資にまわすのはキケンです。

日本株の複数銘柄・日経先物・FX・投資信託・不動産投資・仮想通貨投資といったように複数の投資を組み合わせた分散投資によるリスクヘッジが大前提となります。

仮想通貨投資は投資するだけでも未来を感じることができる世界観があり、何よりも1日で2倍に急騰するアルトコインが未だに複数あり、まだまだ上昇相場を演じていて投資に夢が持てる投資環境です。

少額からスタートしても十分投資が楽しめるので、仮想通貨投資を検討してみてはいかがでしょうか?

 



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