年会費	12,000円（税抜）	還元率	1％
電子 マネー	–	マイル	スカイマイル

即日 発行	年会費 無料	マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可	Apple Pay	旅行 保険

• 入会・継続ボーナスマイルあり
• シルバーメダリオンの会員資格がついている
• 1ランク上のゴールドカードもあり

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードとは

米国デルタ航空提携のアメリカン・エキスプレス・カードで、スカイマイルが貯まり、アメリカン・エキスプレスらしいT＆E（トラベル＆エンターテイメント）に特化した特典がつき、海外旅行が好きな方や年に何度も海外出張があり、かつデルタ航空をよく利用される方におすすめできるクレジットカードです。

プロパーのアメリカン・エキスプレス・カード（通称アメックスグリーン）と同じく一般カードの区分にはなりますが、他社のゴールドカードと同じ水準か旅行関連に関してはそれを上回るような特典がついていることが特徴の一つです。

• 年会費：12,000円（税別）
• 家族カード(1枚目は無料）：6,000円（税別）
• ETCカード年会費：無料 （新規発行手数料：1枚税別850円）
• マイル：カード利用100円につき1スカイマイル（付与率は1.0％）

ただし、デルタ航空の航空券・旅行商品の購入時は、100円につき2スカイマイルが貯まりますので、マイルの付与率は2.0％へと上がります。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードの特徴

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」に入会しカードを保有するだけで、デルタ航空の上級会員のひとつであるシルバーメダリオンの会員資格が自動付与されることが一番大きなメリットで一番大きな特徴です。

通常、航空会社の上級会員資格を得ようと思えば、とにかくひたすら飛行機に搭乗して1年間で規定のフライトマイルを達成するしかありません。
その代わり、それ相応の特典を享受できるので人気となっているわけなのですが。

このデルタ航空においても、メダリオンプログラムの中でメダリオン会員資格取得必要マイル（MQM）メダリオン会員資格取得必要区間（MQS）とを年間25,000MQMか30MQS貯めてようやくシルバーメダリオンの会員資格を得ることができます。

言葉が難しいですが、わかりやすく言いかえると、年間25,000マイルのデルタ航空便の飛行距離の搭乗か年間30回のデルタ航空便の利用が必要ということです。

デルタ航空のメダリオンプログラムの厳しいところは、これが「毎年更新制」であることで、毎年25,000マイルデルタ航空便を利用しないといけないということです（25,000マイルを超えたマイル数は翌年カウント分へ持ち越し可）。

明らかに「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」を保有したほうが簡単にシルバーメダリオン会員の資格を維持し続けることができますね。

このように、ある特定のクレジットカードに入会するだけで、航空会社の上級会員の資格を得ることができるのはスカイチームのデルタ航空だけです。

ANAやJALでもある特定のクレジットカード（スーパーフライヤーズカード・JALグローバルクラブ）を保有するだけで上級会員資格になれるサービスがありますが、共に入会の条件として、それぞれプラチナ会員以上・サファイア会員以上になっている必要があります。

このプラチナ会員やサファイア会員になるためには、通常のマイルとは別にそれぞれ「プレミアムポイント」「FLY ONポイント」を貯める必要があり、いずれも年間5万ポイント必要です。

これらのポイントは実際に飛行機に乗らないと貯まらないポイントなので、頻繁に海外国内出張がある方などでなければ、会員資格取得条件の5万ポイント達成が本当に難しいのです。
ちなみに金額換算すると、共に年間40～50万円程度の飛行機代がかかるといわれています。

シルバーメダリオン会員特典

そんな上級会員資格であるシルバーメダリオン会員の特典をご紹介しましょう。

まずデルタ航空便チケット購入で通常加算されるマイルは1米国ドルにつき5マイルが7マイルへアップします。

フライト特典として、メインキャビンエコノミー以上のランクで予約され上級シートに空席がある場合の無制限無償アップグレード、メダリオンボーナスマイル25％、手荷物手数料免除、優先チェックイン・優先搭乗、スカイチーム・ステータス特典エリート扱いがあります。

特に搭乗前手続きでカウンターの長蛇の列に30分以上並ぶことはよくあることですが、優先チェックインの特典が利用でき行列に並ぶ必要がなくなりますので本当に助かる特典です。

また、入会特典が凄まじく入会ボーナスで5,000マイルから始まり、入会3ヶ月以内に

• 1回でもカードを利用すると500マイル
• カード利用合計10万円利用で3,000マイル
• カード利用合計25万円利用で10,000マイル

と、3カ月以内に25万円のカード払いを利用すると合わせて最大21,000マイルが獲得可能です。
※2018年7月31日カード入会申込分まで

3ヶ月でカード利用25万円は楽勝ですね。

さらにファーストフライトボーナス（ビジネスクラス利用25,000マイル、エコノミークラス利用10,000マイル）、カード利用ボーナスマイル（100万円ごとに3,000マイル）、カード継続ボーナスマイル2,000マイル（毎年カードを継続するたびに）とボーナス特典が盛りだくさんです。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード ゴールド

年会費	26,000円（税抜）	還元率	1％
電子 マネー	–	マイル	スカイマイル

即日 発行	年会費 無料	マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可	Apple Pay	旅行 保険

• 入会・継続・ファーストフライトボーナスマイルがすごい！
• ゴールドメダリオンの会員資格がついている
• デルタ航空券関連でのカード利用の場合マイルの付与率3％

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードの上級カードにあたるゴールドカードもあります。
インビテーションを待つ必要がなく、いきなり入会申込ができるゴールドカードです。

• 年会費：26,000円（税別）
• 家族カード(1枚目は無料）：12,000円（税別）
• ETCカード年会費：無料 （新規発行手数料：1枚税別850円）
• マイル：カード利用100円につき1スカイマイル（付与率は1.0％）

マイルの付与率は1.0％で、一般カードと変わりません。

ただし、デルタ航空の航空券・旅行商品の購入時は、100円につき3スカイマイルが貯まりますので、マイルの付与率は3.0％へと上がり、海外でのショッピングなどのカード利用時は海外カードご利用ボーナスマイルとしてマイルの付与率が1.25倍となります（外貨での請求が対象となり、カード利用日本円400円につきボーナスマイル1マイル加算）。

ゴールドカードということで、メダリオン会員資格もシルバーメダリオンの1ランク上のゴールドメダリオンの資格を得ることができます。

ゴールドメダリオン会員特典

シルバーメダリオンとゴールドメダリオン会員特典の違いは、デルタ航空便チケット購入で通常加算マイルが1米国ドルにつき7マイルから8マイルへアップし、メダリオンボーナスマイルが25％から100％へ4倍、搭乗日当日時間変更・空席待ち・直接発券の各手数料免除、満席時の座席確保（正規大人運賃エコノミークラス利用の場合）セキュリティライン優先アクセス、手荷物優先受け取り、スカイチーム・ステータスがエリートプラスへ、スカイクラブラウンジを含むスカイチームラウンジ利用です。

入会特典もさらにランクアップしており、入会ボーナスで8,000マイルから始まり、入会3ヶ月以内に

• 1回でもカードを利用すると1,000マイル
• カード利用合計15万円利用で5,000マイル
• カード利用合計30万円利用で15,000マイル

と、3カ月以内に30万円のカード払いを利用すると合わせて最大32,000マイルが獲得可能です。
※2018年7月31日カード入会申込分まで

さらにファーストフライトボーナス（ビジネスクラス利用25,000マイル、エコノミークラス利用10,000マイル）、カード利用ボーナスマイル（100万円ごとに5,000マイル）、カード継続ボーナスマイル3,000マイル（毎年カードを継続するたびに）とゴールドカードとなってさらにボーナス特典が盛りだくさんです。

メリット

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」メリットとは、

• デルタ航空の上級会員資格シルバーメダリオン（ゴールドカードの場合はゴールドメダリオン）がカードに入会するという条件だけでゲットできる
• 入会特典のボーナスマイルが達成条件も比較的簡単で多くのボーナスマイルがもらえる

ということと、アメリカン・エキスプレス・カードの特典として、

• 空港ラウンジ同伴者1名まで無料
• 無料ポーターサービス（成田・関空のみ）
• 空港クロークサービス（中部国際のみ）
• 海外旅行傷害保険最高5千万円（利用付帯、ゴールドカードは自動付帯で同額ただし利用付帯で最高1億円）
• 現地でのカード紛失盗難時緊急再発行サービス
• 日本語での24時間無料電話サポートのグローバルホットライン
• 手荷物無料宅配サービス（帰国時片道スーツケース1個まで）

といったアメリカン・エキスプレスならではの特典も加わり、本当に魅力的なカードです。

また、デルタ航空提携カードとはいえ、アメリカン・エキスプレス・カードであることには変わりなく国内外での高いステータス性があることと、その反面、入会審査のハードルが低くゴールドカードでさえ一般サラリーマンの方でも十分入会できます。

デメリット

次にデメリットですが、通常カード利用時ゴールドカードも含めて1.0％のマイルしか貯まらないこと、年会費が高額な割に特典などが中途半端であることは否めません。

デルタ航空をよく利用し海外渡航の機会も多い方で、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」を検討される場合、一般カードよりもゴールドカードのほうが、ボーナスマイルが4倍であること、カードラウンジの他にデルタ航空独自のスカイクラブラウンジやスカイチームラウンジも利用できるのでおすすめです。

また、電子マネーに関しては壊滅的で、すべての電子マネーに非対応でチャージも一切できませんので、電子マネー用としてサブカードが必要となります。

ただし、Apple payに関しては基本的に非対応ですが、JR東日本のSuicaアプリにおいて、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」を登録することで、その都度チャージで決済できますが、チャージ時のポイント付与は対象外です。

最後にプロパーのアメリカン・エキスプレス・カードと同じく、限度額については個別に設定されますが、これが異常に低い金額を設定されることが多いこともデメリットです。
一般サラリーマンの方だと、一番最初は20～30万円の限度額を設定されることが多いようです。

ただし、しっかりカードを使って実績を作ることにより、1年程度で100万円程度まではすぐに限度額が上がる傾向もありますので、所有する以上はメインカードとしてしっかり使うことをおすすめいたします。

まとめ

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」についてお伝えしてきましたが、このカードはなんといってもデルタ航空の上級会員資格シルバーメダリオン（ゴールカードはゴールドメダリオン）会員に簡単になれることが最大のメリットであり一番の特徴であることは間違いありません。

他のデルタ航空提携カードでこの特典があるクレジットカードはありません。

ただ、メリット・デメリットでお伝えしたように、あまりデルタ航空便を利用しない、年に1回以下程度しか海外渡航はしないという方には、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」よりも、「デルタ スカイマイル JCB テイクオフカード」のほうが年会費1,500円（税別・初年度無料）でマイル付与率は1.0％とコストパフォーマンスに圧倒的に優れているので、おすすめです。

逆に年間何度も海外渡航するしデルタ航空便をしっかり利用するという方には、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」の一般カードよりもゴールドカードの方がおすすめです。