転職のやり方がわからない人向け!転職の方法
「私、ここでずっと働くのかな…」
「もう会社に行きたくない」
「もっと他の仕事もしてみたい!」
私にはもっといい仕事があるハズ!そう思うことってありませんか?
でも、いざ『転職』となるとなんだか踏み出せないんですよね。
「そもそも転職ってどうやるの?」
そんな方に、
- 転職の流れ
- 転職のポイント
- タイプ別仕事の探し方
をまとめました。
この記事に書いてあること
転職までの流れ
今の仕事が苦痛で「もう会社に行きたくない」という方は、転職を心に決めたら少しでも早く今の仕事場から離れましょう。
あまり疲労やストレスを貯めてしまうと、身体や心が壊れてしまいます。
そうでない場合、オススメなのは、今の仕事を続けながら転職先を探す方法です。
何か特別なスキルがあった場合でも、すぐに転職できるかどうかはわかりません。
「失業保険をもらいながら、ゆっくり仕事を探すわ」という余裕のある方はそうそういないはずです。
転職は少しでも若いほうが有利ですからね。
転職の基本的な流れは、
- スケジュールを組む
- 転職先を探す
- 書類を作成し応募する
- 面接を受ける
- 内定が出たらすみやかに退職の準備(引き継ぎ等)
となります。
どうしても今の職場をすぐに離れる必要がある場合は、先に退職するのももちろんありですよ。
転職までの流れをイメージできたら、転職先を探しましょう。
- どんな仕事に求人が出ているか
- 気になる求人の条件
この2つをチェックします。
1.どんな仕事に求人が出ているか
やりたい仕事がある人も、とくに「これ」と決まっていない人も、今どんな求人が出ているのかをチェックしましょう。
求人が多く出る時期が決まっている職種もあります。
何をやりたいかわからない人も、求人情報を見ているうちに、気になる仕事が見つかるかもしれませんよ。
2.気になる求人の条件
求人情報の中には、詳しい条件が出ていないものもありますが、気になる仕事があったら、
- 勤務地
- 勤務時間
- 福利厚生
- 給与・賞与
を確認するのはもちろん、『条件』を見てみましょう。
資格保持者限定、経験者限定の求人も多いです。
やる気だけではどうしようもない場合もあります。
調べていくうちに、「その仕事をするにはどうしてもこの資格が必要」ということが分かった場合、その資格が「医師免許」などの高度なものでなければ、今の仕事を続けながら先に資格をとるという方法もあります。
急募の求人
採用が決まった場合、いつから働かないといけないのか決まっている場合があります。
「急募:来月から働ける人限定」などです。
通常、退社1ヶ月前に辞表を出すのがマナーとされています。
社内の雰囲気が悪い、上司に一矢報いたい、とにかく会社から逃げたい、という方でない限り、突然今の会社を辞めるのはオススメしません。
まずは求人情報をチェック
何にしろ、まずは深く考えないで、軽い気持ちで求人情報をチェックしてみましょう。
「案外今の仕事場のほうがまし」なんてこともあるかもしれませんよ。
転職で準備すること
気になる分野や企業がある人は、「企業研究」にうつります。
求人情報をチェックしてみたけれど、自分が何をやりたいのかわからないという人は、「自己分析」をすることで自分の得意なことが見つかるかもしれません。
また、企業研究をしていくうちに、あれ?何か違う…と思った方は、自己分析が足りていないのかもしれません。
自己分析は転職活動だけでなく、自分を知るためにもオススメですのでぜひ時間をかけて自分と向き合ってみてください。
転職活動における自己分析のやり方
自分の好きなことが必ずしも「得意」というわけではありません。
歌うことが大好きだけど音程がとれない…。という方が趣味で歌う分にはいいですが、それを仕事にしようというのは難しいですよね。
「好きな仕事」と「得意な仕事」が必ずしも一致するわけではないんです。
そのため、自己分析をすることによって、自分が気づかなかった分野への可能性が広がることもあります。
自己分析は、転職活動だけでなく自分を知るためにもオススメですが、まずは転職に向けての自己分析をしてみましょう。
- 職歴(今まで経験してきた仕事など)
- スキル(資格・技能・知識など)
- 経験・実績
- 人脈
- 特技・性格(長所・短所)
- 人間性
これらを書きだしていくのが一番オススメです。
●参考サイト:リクナビネクスト
「簡単キャリア整理シート(エクセル)」をダウンロードできます
また、文字で書いていくのが苦手な方は、簡単なマインドマップや折れ線グラフ(モチベーショングラフ)を作ってみるのもオススメです。
●参考サイト:マイナビクリエイター
そもそもこれらは自分をよく知るために書きだすものですが、それがまったくわからない!私は何が得意なの?という方は簡単な診断テストからはじめるといいでしょう。
●参考サイト:適職診断(マイナビ転職)
自己分析をしたけど、やっぱりよくわからない。という方は、人と直接会って話すことで客観的に見てもらうという方法もあります。
応募書類・面接対策
応募書類・履歴書の書き方が、初めての就職時と転職時では違います!
どこの小学校・中学校を卒業したかなんて、正直どうでもいい情報です。
職歴であったり、資格であったり、重要なポイントは他にたくさんあります。
最初の書類審査ではじかれてしまっては面接へも進めないですよ。
書類の書き方は、ネットにたくさん載っていますが、あなたにピッタリの文言やアピールポイントを求めるのであれば、書類添削サービスなどを利用してみましょう。
そして、一番緊張するのが「面接」ですよね。
書類は書き直しができますが、面接はやり直しができません。
予測できる質問に対する答えは容易しておきましょう。
あとは、練習あるのみ!です。
何度も練習しておけば、それが自信につながり、落ち着いて答えることができるようになります。
また、一人で練習するのではなく、誰かに見てもらうのがオススメです。
こちらも、転職エージェントによっては無料で面接対策もしてくれるので、面接が一番ひっかかっているのであれば、無料の面接対策がある転職エージェントに登録するのも一つの手ですよ。
企業研究のやり方
自己分析ができたら、次は企業研究です。
企業研究は、
- 自分に合う企業を見つける
- 志望動機を具体化する(面接時にも効果あり)
本当に自分が働きたい企業なのかを見極め、その熱意を面接で伝えるために重要ですよ。
1.企業の特徴を調べる
就職する上で必要な、福利厚生などの制度、採用条件をチェックするのはもちろんですが、企業のホームページなどがある場合は、
- 企業情報
- 事業内容
などをしっかり読みましょう。
また、企業情報が掲載された書籍などもあります。
基本的な企業の情報はしっかり調べましょう。
さらに、店舗等へ行くことができる企業の場合は、実際に足を運んでみるのもオススメです。
2.志望動機を具体化する
企業についてしっかり調べたら、そのデータにマッチした自分のアピールポイントを書きだしてみましょう。
実際に書きだすことで志望動機や自分のアピールポイントを具体的に整理できます。
今すぐ登録しておきたい転職エージェント
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転職で大事なこと
同じ会社に長く務めた人ほど、転職することに対する不安・恐怖があります。
今の仕事にそこまで不満を抱いているわけではないのなら、なおさらです。
しかし、終身雇用といわれていた時代はもう終わりを告げようとしています。
転職しようかな。と思ったときに動かないと、これから先、年月を重ねるほどに動きにくくなります。
転職で一番大事なことは「気持ち」です。
もちろん、履歴書の書き方、面接のコツ…それらも大事ですが、実はこれらは転職エージェント(無料)に登録すると無料で教えてくれます。
まずは行動することが大事です。
そしてその行動方法を間違わないことも大切です。
退職の仕方(内定からの退職手続き)
仕事を続けながら転職先を探す方も多いでしょう。
転職先が決まったら、今の会社を退職しないといけませんが、「それでは今日で退職します!」というわけにはいきません。
最近では、退職代行サービスなんていうものまであるようですが、そもそも「退職できない」ということは違法であり、退職の意思を伝えて2週間たてば退職することが可能です(※民法627条1項)。
もちろん、その2週間を有給消化にあてても法律上問題ありません。
どんな就業規則があろうと、法律(民法)が優先です。
とはいえ、なるべく円満に退職するのが理想ですよね。
とくに、同じ業種の企業へ転職するのであれば、噂が広まるかもしれません。
よほど辛い状況で働いていた(残業が違法なほど多い、パワハラ等がある)場合を除き、1ヶ月後に退職するくらいがよいでしょう。
求人を探す場所
求人を探す方法はいろいろあります。
しかし、探し方を間違えては、今勤めている会社にバレる可能性もありますし、1人っきりで転職までの道のりを進むことになります。
求人は、新聞・新聞の折り込み広告、フリーペーパーで探すこともできますし、転職専門のサービス、国の機関などを利用することもできますが、どの方法が一番よいのでしょうか?
- 転職サイト
- 転職エージェント
- スカウトサービス
- ハローワーク
ここでは、この4つのタイプについてまとめました。
転職サイト
転職サイトは、インターネット上の転職サイトに登録されている企業から自分に合う企業(求人)を自分で探すもので、気に入った求人情報を見つけたら、自分で応募してやりとりを進めるものです。
ただ、最近ではフォローが手厚い転職サイトが増えているので、転職サイトと転職エージェントの差がほぼない転職サイトもあります。
転職エージェント
「転職したいけどどうしたらいいかわからない」
「転職するのが初めて」
という方には、転職エージェントがオススメです。
転職エージェントでは、一人一人に担当者が付き、その人に合った仕事を紹介してくれるシステムです。
基本的にはネットでのやり取りとなるので、こちらもインターネット上で登録を行います。
もちろん、紹介だけでなく、自分が気になる企業があれば応募することもできますし、応募書類の書き方・面接の仕方・登録者一人一人にあった強みの活かし方などをサポートしてもらえます。
さらに、希望条件の交渉や入社日の調整など、なかなか自分ではうまく伝えられないこともお願いできますよ。
ただ、非公開求人が多いため、まったく転職の予定はないけれど、ちょっと求人だけみてみたいという人には不向きです。
転職エージェントを利用するメリット
1,あなたにあった求人を選んでくれる
職歴や希望条件から、あなたに最適な転職先を探してきてくれます。
あなたが希望する仕事を探してくれることはもちろん、あなたが自分では気付かなかった適職へ導いてくれる可能性もあります。
2,面倒な手続きはお任せ
転職エージェントは履歴書、職務経歴書、面接の日程調整などを行ってくれます。自分ではなかなか言いにくい給与交渉なども代行してくれることができるので、最適な条件での入社が可能です。
3,企業にあなたのことをプッシュしてくれる
人事担当者に人脈を持っているエージェントであれば、あなたのことをうまくプッシュしてくれるので、多くの応募者の中で埋もれることがありません。
type転職エージェント
イベントやセミナー、相談会が開催されることが多く、基本的には関東圏の方にオススメの転職エージェントです。
というのも、「勤務地から探す」のところでの区分けが関東以外バラバラで、例えば中国地方の岡山県であれば、なぜか関西地区に分類されており、求人もあまりありません。
ただ、type転職エージェントで転職した人の約71%は年収がアップし、利用者の87%が満足しているということなので、関東圏への就職を希望している方は検討してみる価値ありですよ。
- エージェントランキング総合満足度2位
- 非公開求人が約80%
- 希望勤務地が関東圏の方にオススメ
- 女性にオススメ
マイナビエージェント
業界大手の株式会社マイナビが運営する総合型の転職エージェント「マイナビエージェント」です。
転職専門アドバイザーによるカウンセリングがあり、自分のキャリアや価値観を見直し、自分では気づいていないような強みやアピールポイントを引き出してくれます。
また、マイナビエージェントで扱う求人のうち、約80%が非公開求人で、しかもマイナビエージェントしかパイプのない「独占求人」もあるので、まずは登録(無料)をして、アドバイスをしっかり受け、自分に合う職を見つけましょう。
- 転職サポート期間無期限
- 20代・第二新卒の転職に強い
- 非公開求人・独占求人あり
- 書類応募・面接日程の調整・条件交渉の代行あり
スカウトサービス
今人気の資格やスキルを持っている人であれば、好条件の引き抜き(スカウト)がくることもあります。
ただしそれは、あなたのスキルを知っている人(取引き先など)しかわからないことですし、他会社と接しない仕事をしている人は、いくらすごいスキルがあってもなかなか声はかかりません。
そんな方にオススメなのがスカウトサービスです。
これは、転職サイトや転職エージェントがサービスの一環として行っていることが多く、匿名で利用できるため、在職中でも今の会社にバレません。
特定の会社(今の勤務先など)には見えないように設定でき、名前・住所・生年月日などは伏せたままで、スキルや経験だけをみてオファーがくるというシステムです。
自分の経験がこんなところで役に立つんだ!なんて発見もあるかもしれませんし、大手企業からのお誘いがくるかもしれません。
登録しておいて損はありません。
doda(デューダ)
公開求人だけで6万件弱、非公開求人を含めると約10万件ある大手の求人転職サイトdoda(デューダ)です。
dodaでは、エージェントサービスはもちろん、スカウトサービスも無料で利用できます。
もちろん特定企業をブロックすることも可能ですし、企業から直接オファーの電話がかかってくるなんてことはないので安心です(基本的に、氏名、生年月日、都道府県以外の住所、電話番号、メールアドレスはすべての企業に公開されません)。
まずは、登録して待ってみることで、自分のスキルや経験をどんな企業で発揮できるか知るチャンスにもなりますよ。
- スカウトサービスはもちろんエージェントサービスもあり
- 応募書類の添削、面接のサポートあり
- 手続きの代行、年収・入社日などの交渉もしてもらえる
- 参加費無料のイベント多数あり
ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所・職安・ハロワ)です。
仕事を探す・転職するとなると、すぐにハローワークと思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
なんといっても、国(厚生労働省)の行政機関なので安心できるという人も多いと思います。
しかし、私が一番オススメしないのがハローワークを使っての転職です。
デメリット1
まず、手続きがめんどくさいということです。
1つの企業を紹介してもらうまでに時間がかかります。
自分で直接企業に連絡する必要はありません。
求職情報(書類・ネット)からよさそうな企業を見つけたら、書類にすべて記載し、提出すると、職員の方が直接企業に電話してくれます。
しかし、私はここまで調べて、書類をそろえて、やっと職員の方に提出して企業に電話してもらったのに、即答でNGをもらったことがあります。
その理由は「男性を希望しているため」でした。
なんでも、今は求人票に「男性のみ・女性のみ」と記載できないんだとか。
はっきりいって二度手間です。
男性しか興味ないなら、最初っからあの企業を選ばなかったのに。
デメリット2
そして、仕事を探しているのを誰かに知られる可能性があります。
仕事を辞めてからハローワークへ行くのであれば、失業保険の手続きかもしれないし、ハローワークにいてもおかしくないのですが、在職中に近くのハローワークに出入りしているところを誰かに見られると面倒なことになるかもしれません。
また、通常平日の8:30~17:15までしか開いていないので、平日休みがない方が利用するのは難しいです。
デメリット3
ハローワークインターネットサービスは気軽に使えません。
ハローワークに行くのが大変(混んでいるからイヤ・時間的に合わない・誰にも見られたくない)という方には「ハローワークインターネットサービス」があります。
ネットで全国の求人情報を見ることができるのですが、このサービスを利用するには、まずハローワークで求職申込手続きが必要です。
つまり、「誰にもバレずにネットでハローワークの求人情報を見る」というのは不可能ということです。
タグ:転職