衝動買いをやめられないのは病気?衝動買いの心理を治し方

こんにちは、買い物大好き石原です。
皆さんは「衝動買い」をよくしますか?

石原はノープランで買い物に行った先での「衝動買い」は最近ではあまりありません。
というか元々物欲が凄まじいので(笑)

とにかく買い物に行く時は、買い物の目的をハッキリさせてから買うものリストをスマホにメモして、必要なものだけを目掛けて買い物に行くようにしています。

ただ、先ほども言いましたが元々物欲がものすごい強く「何かを買う」という行動でストレスを発散させてしまう困った傾向が強めの石原…
おまけに「ハマり症(凝り症)で「収集癖」もあるため、一度「これ素敵!」と何かに目覚めてしまうとそこからはもう目にも止まらぬ速さでいろいろとそれに関連する物をこれくしょんしてしまいます。

うーん、自分的には「計画的」な買い物をしているつもりなのですが、これもある意味「衝動買い」なのでしょうか…(汗)
今日のテーマは「衝動買い」について。
衝動買いをしてしまう心理とその治し方について掘り下げます。

衝動買いの原因

買い物する女性の画像

この記事を度々訪れてくださっている方はもしかしたらご存知かもしれませんが、実は石原、20代前半頃「うつ病」になった経験があります。
とあることが原因でうつ病になり、朝は目が覚めたその瞬間から涙が止まらないんです。

もちろん食欲もなくなり、とりあえず何か胃に入れておかなければという義務感だけで食事を強制的に摂っていました。
うつ状態が続くと食欲だけでなく睡眠欲、性欲など、人間の本能的な欲求全てが何処かに行ってしまうんです。

食べられない、眠れない、ということが何日も続き、お薬の力を借りてなんとか持ち堪えていましたが、薬の副作用なのかそのうち感情もフラットに…
辛いとか悲しいとか疲れたとか消化しようのない怒りのようなものと言った、ネガティブな感情以外の「嬉しい」「楽しい」「面白い」「心地よい」というようなポジティブな感情が一切なくなり、感情の起伏自体がどんどんなくなってくるのです。

ところが、ある時石原は気づいてしまったのです…
「買い物をしている時だけは気持ちが高揚する」ということに…

うつ状態で自殺の二文字も頭をよぎっていたため、このことに気づいてからはまあとても大変でした。
変に生きがいを見つけてしまったものですから(笑)

買い物に出かけては何も後先を考えず(そして値段も考えず…)買いまくる。
買い物をしている時だけは、いぜんのような楽しい、ワクワクするような感情が蘇ります。

気づけばクレジットカードでの買い物が100万を超えてしまっていました。

当時アパレルショップ店員の詩がないアルバイト店員だった石原は、そんな大金を一括で返せるはずもなく…

でも「うつ状態」なので、薬の副作用も手伝ってか脳が正常な判断を下すことができません。
本当はしてはいけないことですが、考えること、現実と向き合うことから逃げていた石原はクレジットカード会社からの督促状も放置していました。

一年近くかかったと思いますが、鬱が少しずつ改善してきた頃運良くとある会社に契約社員として就職でき、ようやく現実と向き合うことにした石原。

カード会社数社に頭を下げ、カードを全て解約し、残ったショッピングクレジット残高を毎月数万円ずつ、きかんにして1年半から2年ほどをかけて全額返済した、という大変にが〜い過去があります(笑)

あの頃のじぶんは今考えてみると本当に正常ではありませんでしたね。
買い物をすることで「ストレスを発散」させていたのですよね。

このように「衝動買い」のいちばんのげんいんは「強いストレス」であることが大半です。
大して欲しくもない、後から見たら「なんじゃこれ」というようなものばかりなのですが、その時はそれが欲しくて欲しくて買いたくてたまらないんです。

ものすご〜く、ただ「買いたい」の。(笑)
だって「買い物すると気持ちいい」から。

うつ状態でも、レジでカードをスワイプしている瞬間からものすごい大量のドーパミンが出て「快感」なんです。

当時の石原にとっては、ごっついステーキ肉にかじりつくより激しいセックスをするよりも買い物をすることの方が何百倍も何千倍も快感でした。

なので「衝動買いばかりしてしまう」という人は、実は黄色信号が点滅している状態なんですよ。

もしそのまま衝動買いが続き金額も膨らんでくると、あなたの生活そのものが破綻してしまう危険性があります。
衝動買いをしてしまう原因はストレスなんだよ、あなたは今強いストレスにさらされている可能性がありますよ、ということを覚えておきましょう。

衝動買いをやめられない心理

衝動買いをやめられない心理には、先ほどの章でも触れたとおり「買い物をしている間は気分がいいから」というものがあります。
石原のように心を病んで一日中ズヤーンドヨーンとしている状態でも、買い物中だけは心が弾みその間だけじぶんが笑顔に戻れるんです。

嫌なことを全部忘れさせてくれて現実逃避させてくれる買い物が、唯一じぶんを維一つの方法だったのですよね。

衝動買いをしていた頃(ここまでくるともう「買い物依存」と言った方がいいかもしれません)の石原の中には、寂しい、辛い、満たされていない、誰にも愛されていない(冷静に考えればそんなはずないのよ?母は石原の全てを受け止め愛してくれました。笑)、なんで自分だけがこんな思いをしているの?なのにあの人は…というような他人を妬む醜い嫉妬心や、何をしてもうまくいかない苛立ち。

そう言ったネガティブな感情しかありませんでした。

今衝動買いに悩んでいるあなたの心理にも、実はこのような感情ばかりが渦巻いていませんか?

治し方

衝動買いを直すには、「買いたい!」という衝動を抑える必要がありますが、その衝動を抑えるにはなんと言ってもストレスを解消してしまわないことには仮に一時的に衝動を抑えられたとしてもまた衝動買いを繰り返してしまいます。

まずは自分自身としっかり向き合い、何がストレスの原因となっているのか、なんでストレスを抱えてしまっているのかを考えてください。
そのストレスを根本から解消せねばならないのです。

ただ、一度衝動買いで「楽しい」だとか「ワクワクする」というようなこうようかんを覚えてしまうと、ちょっとやそっとの精神力では買いたい衝動にはかてません。

ですので「買いたくても買えない状況を意図的に作る」ことで、衝動買いをある程度抑えることができますよ。
「買いたいけど買えない状況」はどうすれば作れるのかって?

「お金を必要以上に持ち歩かない」ようにするのです。
電車賃とジュース代ぐらいの少額のお金以外は、最初から持ち歩きません。

クレジットカードで買い物をしてしまう人はカードを財布から抜いて家に置いておきましょう。
買い物は基本「現金」ですること!

カードは見えないお金なので、自分がいくら使ったかということを把握しにくく、どうしても後になって「使い過ぎた!」ということになってしまいます。

昔の石原のようにカードを解約しても良いですが、キャッシュレス決済が普及しつつある中で1まいもカードを持っていないとなると場合によっては不便を感じたり困る場面も出てくるかもしれませんので、買い物依存まで酷くはない「衝動買い」程度であれば、カードは財布から出して家に置いておくぐらいで良いでしょう。

ネットショップやフリマサイトにカードを登録しているなら、カード情報を削除すべし!

ワンクリックで簡単に買えないという面倒くさいシチュエーションをあえて作りましょう。
衝動買いを治すには、

  1. ストレスを解消する(もちろん買い物以外でね!)
  2. 買い物は基本現金のみで行い、必要な金額以上のお金を持ち歩かない!

というこの2点がキーポイントです。
ストレスをうまく解消することができれば、「衝動買い」も少なくなってくるはずです。

5)まとめ
今現在はうつから回復し10年ほど経ち、ほぼ買い物依存のような衝動買いから抜け出せた石原ですが、ま〜知らないうちに100万以上をカードで使っていた時は後から顔面蒼白でした(笑)

親にも頼れないので、うつ病を隠してなんとか就職し返済できるようになりましたが、お給料のほとんどがしょうもないモノを買いまくった後始末に消えて行きました。
頑張って働いたのにそのお金は全部手元には残らなかったのです。

自分が巻いた種とはいえ、なんてバカな話なんでしょう。
皆さんはこうなる前に、しっかり自分をコントロールして衝動買いはできるだけやめましょうね。



サブコンテンツ

このページの先頭へ