JMBローソンPontaカードVisaのポイント還元率、審査などまとめました!

ローソンのユーザーにとってPontaポイントは一種の金券に等しいでしょう。
それならばクレジットカードのポイントがPontaポイントでもらえれば効率的ではないでしょうか。

そのような人のためにできたのがJMBローソンPontaカードVisaです。
セゾンカードが発行しています。

JMBローソンPontaカードVisaとは

JMBローソンPontaカードVisaカードイメージ

年会費無料還元率0.5%
電子
マネー
iDポイントPontaポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • ローソンで使うと100円(税抜)ごとに2ポイント。
  • JALマイルにも交換可能。
  • 年会費無料のETCカードを作ることができる。
公式サイトへ

このカードはセゾンカードが発行するローソンのポイントカードです。
カードを利用することで貯まるポイントはローソンで利用できるPontaポイントになります。

Pontaポイントは、JALのマイレージに交換できるので、JALユーザーにとってはマイルを貯めることが可能です。
ただし、JALカードなどを利用する際に比べるとマイルへ交換する効率は悪いと言えます。

セゾンカードの常で年会費は無料です。
ポイントカード的な感覚で利用できるクレジットカードと言えるのではないでしょうか。

ポイントについて

ローソンのポイントカードという記述からわかっていただける通り、貯まるポイントはローソンのPontaカードです。
キャッシュバックなどに利用することはできませんが、もともとこのカードを申し込もうとする人はローソンのユーザーでしょうから問題はないでしょう。

ローソンなどで利用すれば100円に対して2ポイント付きます。
Pontaポイントはローソンで1ポイント1円の割合で利用できるので、2%の還元率だと言えるでしょう。

しかし、一般のVISA加盟店で利用すると1,000円で5ポイントとなり、還元率は0.5%です。
2%と比べると低いと言えますが、一般的なクレジットカードの還元率に比べれば平均値と言えるのまではないでしょうか。

先ほど述べた通りJALのマイレージに交換できますが、この際の交換レートは2ポイントで1マイルです。
JALのマイレージに交換すると割が悪いと述べましたが、JALカードなら100円で1マイル貯まります。
参考記事:JALマイルが一番貯まる最強還元率カードはどれ?JALカード全まとめ

これに対し、Pontaカードであればローソンなら100円で1マイルですが、一般の店舗であれば400円で1マイルという計算になります。
あまりPontaポイントからJALのマイレージにする人はいないのではないでしょうか?

これに対し、JAL搭乗時に貯まったマイルをPontaポイントに交換することができます。
1万マイルごとなら1マイル1ポイント、それ以下なら1マイル0.5ポイントです。
飛行機での出張が多く、JALをよく使うのであればメリットがあると言えるかもしれません。

JMBローソンPontaカードVisaの特徴

ここまでで述べた通り、このカードは主にローソンで利用することを前提にしているクレジットカードです。
また、ローソンPonta iDを利用すれば、ローソンの支払もスムーズです。

ローソンでの利用でポイント還元率が最大化されますから、ローソンだけで利用する人も少なくないでしょう。
そのような人は事実上のカードレスショッピングが可能です。

先ほどポイントのところで述べた通り、JALマイレージマイルとPontaカードを相互に交換することができます。
そのため、特典航空券に交換するほどマイルは貯まらないものの、捨てるのももったいないという人には適していると言えるでしょう。

3千マイルからPontaポイントに交換できますが、1年に1度搭乗するかどうかわからない程度という人ならともかく、3年間有効期限がありますから、3千マイル貯めることは難しくないかもしれません。
ちなみに東京から沖縄まで往復すると最大約2,000マイルです。
ちょっとした旅行や出張が多ければ貯まってしまうのではないでしょうか。

メリット

ローソン利用者であれば、このカードがなければもったいないとも言えるようなクレジットカードです。

ローソンで利用すると100円で2ポイントというのは、競合すると思われるセブンカードプラスをセブンイレブンで利用した際の1%という還元率より有利だと言えます。
また、JALとの提携カードなのでポイントの相互交換ができる点もメリットだと言えるでしょう。

ポイントの面でもう一つ挙げれば、キャンペーン期間中であればローソンの利用でPontaポイントとJALマイレージが両方貯まるという大盤振る舞いのキャンペーンを現在実施しています。
期間限定ではありますが、この手のキャンペーンは好評であるが故に止めるとことができないという一面もあります。
継続キャンペーンとなる可能性が高いのでチャンスかもしれません。

Pontaポイントは隠れた利用方法があり、ローソンで利用できる「お試し引換券」と交換できます。
1ポイント1円のPontaですが、もっと換金率の高い引換券が発行されるのです。
引換券の種類は、その時々によって変わりますが、常にチェックしていれば自分にとってお得な引換券をもらう事かできます。

これだけを考えれば驚異の還元率になりますが、世の中思うようには行かないことが多いです。
ただビールの値引券が出てきたときはチャンスかもしれません。

また、さきほど挙げたiDが利用できる点は、どのコンビニでも便利です。
最近はiDを利用できる店舗がコンビニだけではなく、他業種にも広がっています。

普段はローソンを利用していても、別のコンビニで気になる商品があるから買っているという人も少なくないでしょう。
ローソンのiDだからローソンでしか使えないという事はありません。
iDが利用できる店舗であればどこでも利用できます。
スマホタッチで支払が完了する便利さは、説明するより自分で一度体験したほうがよくわかるでしょう。

クレジットカードとしての基本機能は当然抑えていますしVISAカードなのでクレジットカードを利用できる店舗であれば間違いなく利用できます。
独身の方であれば自分のメインカードとすることができるのではないでしょうか。

デメリット

言うまでありませんが、ローソンを利用しない人にこのカードは用がありません。

どのコンビニを利用するかは人により決まっており、気になる商品がある場合にたまに浮気をすることがあっても、それ以外はコンビニを変えることは少ないのではないでしょうか。
そのため、セブンやファミマを主に利用している人に勧めることはできません。

また、セゾンカードの発行しているカードですが、ローソンのカードなのでセゾンカードの永久不滅ポイントは付きません。
そのため、このカードでゲットしたPontaポイントの有効期限がなくなるわけではなく、一度も利用しないと1年で期限切れになります。

ローソンのハウスカードなので、一家が賃貸住宅に住んでいる場合、1階にローソンが入店しているとポイントゲットのチャンスが多くなります。
ただ、このカードは家族カードを作ることができません。
ETCカードを作ることはできるのですが、残念なデメリットです。

まとめ

JALマイルをPontaにする価値はあるのか?

PontaポイントをJALのマイルに交換可能です。
ローソンのヘビーユーザーの方は、これで旅行代がタダになると期待している人もいるかもしれません。
実際にはどうなのでしょうか。

東京から札幌の往復航空券を得点航空券でゲットしようとすると1万5千マイル必要です。
Pontaポイント2ポイントで1マイルなので、3万ポイント必要です。

つまり、Pontaポイントとして3万円分と東京札幌間の航空券が同じ価値だということなります。
日程の決まっているバカンスに定価で航空券を購入する日は少ないでしょう。
この場合、ディスカウントチケットを購入することが多いのではないでしょうか。

実際に旅行会社で検索すると、11月に札幌へ行くホテル付のツアーの最安値は27,600円でした。
JALを使う前提で検索したのですが、格安航空券だけならもう少し安いかもしれません。
札幌ならば特典航空券をあえて利用する意味はないかもしれません。

実は東京那覇間でも同じマイル数です。
こちらはディスカウントチケットでも、もっと高いと思われますから、特典航空券のほうが有利だということができそうです。

必要マイル数はJALのWEBに出ていますから、必要なPontaポイントとディスカウントチケットの関連を調べてから決断したほうがいいでしょう。

三菱商事のテコ入れは実るのか?

現在ローソンは三菱商事が運営しています。
そのため、三菱商事が企画している「まちエネ」ともタイアップしています。
最近増加している新電力の類ですが、ニュースでご存知の通り料金収納のキモとなるスマートメーターに不備があり、東電管内の新電力は大混乱に巻き込まれています。

とはいえ、この「まちエネ」は、Pontaポイントがもらえるチャンスもあるため、無視できるものではありません。
もらえるPontaポイントはこのカードにチャージすればいいですし、支払をこのカードにすればポイント付与割合が1,000円当たり15円と一般店舗の3倍有利になります。

ファミマとサークルKが合併することで、コンビニ業界2位の座が危うくなってきたローソンですが、三菱商事の必死のテコ入れがどこまで実るかは未知数と言っていいでしょう。

JMBローソンPontaカードVisaは、ローソンで利用することを前提にしたカードです。
肝心なローソンに元気がなくなると一気にカードの使い勝手が悪くなるわけです。

ローソンは惣菜類が強いと言われており、お弁当などについてはセブンより評判が高いです。
それが気に入ってローソンを多用している人も多く、そのような人がJMBローソンPontaカードVisaを利用するわけです。

ローソンユーザーは多く、このカード利用者も多いです。
ぜひ三菱商事にはローソンやPontaポイントのテコ入れをお願いしたいものです。

リクルートカードとの比較

JMBローソンPontaカードVisaが真っ向勝負を挑まれるカードとしてリクルートカードが挙げられます。
ポイント還元率1.2%と高還元率ですが、系列のリクルートグループでしか利用できないポイントなので評判はよろしくありませんでした。

しかし、このリクルートポイントがPontaポイントに等価交換できるようになり話が変わったのです。

リクルートカードはどの店舗で利用しても1.2%の還元率です。
そのため、JMBローソンPontaカードVisaの倍以上の還元率になります。

このようにして貯めたリクルートポイントがそのままPontaポイントになりますから、ローソン以外の店舗でクレジットカードを利用するのであればリクルートカードのほうが有利です。
関連記事:リクルートカードは年会費無料で還元率1.2%!デメリットはないの?

ただし、さすがにローソンでの優遇ポイントはありませんから、ローソンで使うならJMBローソンPontaカードVisaのほうが有利になります。

具体的な使い方としては、ローソンではローソンPonta iDを使い、事実上のカードレスとします。
そして、それ以外の利用はリクルートカードにすれば、名実ともの高還元率カードです。

カードデザインも、リクルートカードのほうがすっきりしたデザインで好感が持てますから、このほうが現実的な利用方法だと言えるのではないでしょうか。



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