人生をやり直したいと思ったら始めること

こんにちは、石原です。
あなたは人生をやり直したいと思うことや思った経験はありますか?
石原はあります。

ここでは長くなるので省きますが、10代や20代の頃なんてもう人に言えないほどの黒歴史エピソードがわんさか…
何度も「人生リセットした~い!」と思ったことがあります(笑)

私石原についていえば、石原は学校を卒業するたびに「あぁもっとちゃんと勉強しておけばよかったな…」と後悔します。
高校を卒業するときも、大学を卒業するときも同じように思いました。
もっとコツコツ努力を惜しまず勉強をしていれば、今頃もっと違う人生だったかしら?

もしかしたら弁護士とかお医者さんとか社会的地位のある立派な仕事に就けていて今頃お金持ちだったかも?なんて思ったり、日本に帰国せずにアメリカに残っていればアメリカ人と結婚していたかなあ?などと、しょっちゅう空想にふけったりもします(笑)

大なり小なり、どんな人だってもっとああしていればよかった、こうしていればよかった、あの時別の選択をしていたら今頃こんなことにはなっていなかったかも?などと、過去の自分の行動や選択が本当に正しかったのか疑問に思うことはありますよね。

人生もう一度やり直したいと思うことだってあるのではないでしょうか。
今日は、人生をやり直したいと思ったら始めることについて考えてみようと思います。

人生をやり直すための考え方

空飛ぶサラリーマン

生きていれば死にたくなるほど嫌なことや辛く悲しいことの一つや二つぐらい誰にでもありますよね。
特に10代であれば思春期真っ只中。
心も体も急激に成熟する中で、感情の起伏も激しくなります。

友達と喧嘩をした、恋愛がうまくいかない、毎日のように口を開けばお父さんやお母さんとぶつかってしまう…
10代の人が人生をやり直したいと思う時は、人間関係や恋愛、また自分の将来(進路)で悩むなどした時がおおいですよね。

20代になると、今まで自分を守ってくれていた保護者から経済的にも精神的にも自立し始める時期で、仕事がうまくいかなかったり、自分が思い描いていたような人生にならなかったことに気づき、少しずつ人生に対して幻滅していく人も多く出てきます。

30代、40代、50代と、歳を重ねてもその年代その年代で色々な悩みや挫折感を味わい、人生をやり直したいと思うことがあるかもしれません。

ただ、人生やり直したい!とただ漠然と思っても、なかなか何をどうすればよいのかよくわかりませんよね。
人生をやり直したいと思っても、それを具体的に行動に移すことはなかなか難しいものです。
ですが、これだけは確実に言えます。

人生はいつだって、どの時点からでもやり直すことができるのです!

昔の汚点や悲しかった出来事などを完全になかったことにすることはできませんが、新しく再スタートを切って心機一転やり直すことは、人生のどの時点でも、何歳からでも、誰にでも可能なのですよ。
もしかしたら今のあなたがしている仕事は若い頃夢に見たなりたかった職業ではないかもしれません。

給料が下がったり、今よりも待遇が悪くなるなどというリスクは必ずついてきますが、もし本当あなたにやりたいことがあるのであれば今からそれをはじめてみても、決して遅くはないのです。
実は私が20代半ばで憧れだった自動車整備士を目指そうかどうしようか考えていた頃、家族からは大反対をされていました。

「自動車整備士になりたいけど男性の仕事だからと家族に反対されている。それに20代半ばからのスタートではやっぱり遅すぎるのかもしれない…」とその時幼馴染に相談すると、彼女が言った言葉は、「やりたいことがあるということはそれだけで素晴らしいこと。本当にやりたいことは、何歳から始めても遅くない。新しく何かに挑戦するのに年齢は関係ないよ!」という言葉でした。

私は彼女のその言葉に背中を押され、家族の反対を押し切って自動車整備士になるために、それまで勤めていた電機メーカーを退職し職業訓練校の自動車工学科に通うことにしたのです。

その後2年間職業訓練校で訓練を受け、国家試験を受け自動車整備士になったのですが、「あの時周りの反対の声に流されなくてよかった。人生いつだってなんだってできるんだ!幼馴染が言ったように、本当に遅くなかった!」と思いましたよ。

また、人生をやり直すつもりであるのであれば、プラス思考で前向きに、そして自分らしさを忘れないようにしましょう。
人生はいつだってやり直しがきく。
これは本当です。

ただ、思い立ったら吉日で、できるだけ行動に移すのは早い方がいいにこしたことはありませんし、嫌なことがあった時いつまでもクヨクヨ下を向いてばかりいてはタイミングやチャンスを逃すだけでなく一生そのまま、です。
そうならない為にも、気持ちや思考はサクっと切り替えてどんどん前に進みましょう。

ですが、人生をやり直すために早く行動しろと言われても、何をどうすればいいのかわかりません。
次の章では人生をやり直すためにやれることについて考えてみましょう。

人生をやり直すためにやれること

先ほどの章では「人生はいつどのタイミングでもやり直すことができるよ、何かを始めるのに決して遅いという概念はありませんよ」ということをお話ししました。

ただし、人生をやり直したいと思うのであればできるだけ早く何か行動を起こした方が良いですよね。
人生は一度きりで短いものです。

それにタイミングを逃してしまうとやり直せるものもやり直すことができなくなってしまうこともあるかもしれません。
ですので、人生をやり直したいのであれば、なるべく早くにチャチャチャっと行動を起こしてしまう事です。
では、人生をやり直すためには一体どのようなことをすればよいのでしょうか。

①悩んでいるのであれば誰かに相談してみる

悩む女性

もしあなたが今何かに悩んでいてそれが原因で人生をやり直したいとまで思いつめているようであれば、誰か信頼のおける人にまずは相談してみてはどうでしょうか。

誰かに話を聞いてもらうだけでトゲトゲしていた心も少し丸くなり楽になるし、他の人からの自分以外の目線からのアドバイスや意見を聞いてみると意外とそこに今悩んでいることを克服するヒントのようなものが見つけられることもありますよ。

②仕事を変える

人生をやり直すためには自分の今の生活基盤となっているものをガラっと変えてしまうのが手っ取り早いです。
お勤めに出ている人はおそらくほとんどの人が1日の大半の時間を職場で仕事をしながら過ごします。

どうしても今の仕事にこだわりがあったり職場環境を気に入っているというのであれば無理に転職をしたりする必要はありませんが、1日の大半を過ごす職場を変えてしまうことで心機一転新しい気持ちにもなりやすいよ、ということは知っておきましょう。

③付き合う人を変える

人間関係がうまくいかない画像

「付き合う人を変える」というと今まで仲が良かった人との付き合いをすべて断ち切ってしまわなければならないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。

今までの自分ではあまり関わらなかったような人と積極的に関わっていくことで、また今までとは違った分野での発見や気づきが絶対にあるはず。
ここで言う「付き合う人を変える」というのは、今まで関わったことのないようなタイプの人などとも関わっていき、新しい人間関係を構築してみましょう、ということです。

④住居を変える

戸建ての画像

新しい場所、新しい家に住むと、気分がガラっと一新され人生のリスタートにはもってこいです。
例えば、今まで都会に住んでいた人であれば思い切って田舎に引っ越してみる。
田舎は都会のように公共交通機関も発達していません。

実際石原が住んでいる場所も、車が無ければ生活が難しい地方で、この辺りでは一家に一台ではなく1人に一台必ず車を所有しているのが常識のようになっています。

そんな場所に都会から引っ越したなら、生活のために自動車を買わなければならなくなります。
もっと言えば、運転免許を持っていない人は運転免許を取得するところから始めなければならない訳です。

郷に入れば郷に従えという言葉があるように、住む場所が変わるとその場所に適応していくために順応していく必要があり、新しいルーテイ―ンが生まれますよね。

住居が変わればルーティ―ンも変わり、心機一転人生のリスタートを切りやすいのです。

⑤新しいことを学んでみる

石原は20代半ばに「結婚する気もないし一生くいっぱぐれないように何か資格を身に着けて人生最期の転職をしよう。」と思いたち、実はその時「美容師」か「自動車整備士」かに的を絞り、2つを天秤にかけました。

ただ、「美容師になろうかな?」と言った時に元美容師の母に「女ばかりの世界だし、1人のお客さんに数人がかりででカラーやブローなどの施術をしているとわざと足を踏んだりするようないじわるなヤツもいる。薬品で手も荒れるし立ち仕事だし絶対あんたには続かないからやめとけ。」と大反対されました。(あくまでも母が現役時代、母の周りにはそんな美容師ばかりだったのだそう…)

「まぁ元美容師が言うんだから間違いないのかしら…」と流された私はあっさり美容師はあきらめ(笑)、自動車整備士の道を進むことにしました。(でも「整備士なんて男の仕事だ!手は油でドロドロになるし力仕事だし危ないしあんたには絶対続かないからやめとけ。」と結局また母には大反対されました。何なんだ一体あの人は。笑)

家族からの反対を強引に押し切る形でそれまで勤めていた電機メーカーを辞め職業訓練校の自動車工学科に通うことにしたのですが、大学を卒業し何年も経った後での学びはとても貴重な体験で、またとても楽しかったことを今でも覚えています。

今まで知らなかった分野を0から、しかも成人し一度社会に出た後の人間なのにもかかわらず学ぶ機会をいただけて(県民の皆様が収めてくださった税金の一部が職業訓練校での授業料、教材費などになっています。)とてもありがたかったです。

ただ、「結婚はしないから一生1人でも食べて行けれるように」との思いからとりあえず資格を取って転職をするという道を選んだ私ですが、結局整備士の国家資格を取って働き始めてしばらくしてから結婚しました。
人生とは何が起こるか予想もつかないものです。

でもあの時、周りの反対を押し切って職業訓練校の入試に行って良かった、自動車整備士にチャレンジしてよかったと思っています。

今は専業主婦として2人の乳幼児を子育て中ですが、今の私もあの時職業訓練校で学ぶ機会を得られなかったら、整備士にならなかったら、夫とも結婚していなかったかもしれないし子供たちにも出会えていなかったかもしれません。

子育てがひと段落したらまた整備士として仕事をしたいなという思いもあり、あの時学んだことは決して無駄ではなかったし、確実に私の強みの一つになったなと思っています。
あなたも何か新しいことを学びなおしてみると、人生がガラっとそこで変わるかもしれません。

まとめ

誰にでも1度は訪れる「人生やり直したい」というタイミング…
その時に何を考え、どう行動に移していくかで、素晴らしい人生のリスタートが切れるかどうかが変わってきます。
絶対に忘れてはならないのは、人生をやり直すのに早いも遅いもないんだということと、自分らしさを決して忘れず前向きでいることです。

後ろ向きな気持ちで人生をやりなおしたところで、きっと良い方向転換は期待できません。
今より確実に素晴らしい人生にシフトできると信じて、できることをできることから、自分らしくやっていきましょうね。
あなたが素晴らしい人生のリスタートが切れますように。

ちなみに30代になった今、石原は「人生やり直したい」なんて微塵も思っていません。
ちょっとケチだけど基本優しい今の主人と出会い、かわいい2人の子供たちに囲まれて、それで「人生やり直したい」なんて言ったら本当にバチが当たってしまいます(笑)



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