Amazonマスターカードのポイント還元率、メリットデメリットまとめ【2020年版】
こんにちは
彩春館学園、マネー研究部(仮)副部長の西園寺です。
早速ですが、あなたはAmazonをどのくらい利用してますか?
Amazonをたくさん利用し始めると、
「ポイント還元率の高いクレジットカードを選ばないと損・・・!」
と考えるはずです。
そんなAmazonヘビーユーザーにとって、Amazonマスターカードは気になるクレジットカードと言えるのではないでしょうか。
でも、他のクレジットカードからわざわざAmazonだけのためにクレジットカードを申し込む価値はある?
他のカードを作った方が、実はお得なの?
今回はこのあたりについてお答えしたいと思います!
この記事に書いてあること
Amazonマスターカードとは
年会費 | 初年度無料 ※年1回以上の利用で翌年も無料 | 還元率 | 1.5% ※Amazon.co.jp以外の利用は1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | iD | ポイント | Amazonポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 新規入会で5,000円分のAmazonポイントがもらえる
- 無料の即日審査で、今日のAmazonショッピングから利用可能
- 貯まったポイントは自動的に加算されるので、もらい忘れなし
AmazonマスターカードはAmazonのハウスカードです。
ただ、Amazonで利用することで特別に有利なポイント還元率があるわけではなく、Amazonでの利用では1.5%、それ以外の利用では1%の還元率です。
Amazonマスターカードには2種類あり、事実上年会費をゼロにできるクラッシックカードとAmazonプライムが付いてくるゴールドカードがあります。
ゴールドカードはAmazonでの利用に対して2%の還元率ですから、ヘビーユーザーの方はこちらのほうがいいかもしれません。
発行しているのは三井住友カードであり、即時審査サービスを利用することですぐにAmazonでの買い物をAmazonマスターカードで支払うことができるようになります。
特に他の大きなメリットはありませんが、Amazonで利用することを前提にし、かつ他の店舗で利用してもお得な還元率を実現している有利なクレジットカードと言えるのではないでしょうか。
ポイントについて
Amazonマスターカードを利用すると、利用額に応じてAmazonポイントが貯まります。
Amazonポイントはあらかじめ指定した自分のアカウントに充当され、次回の買い物から利用することが可能です。
Amazonポイントは、それ以外に交換する選択肢がありませんが、Amazonマスターカードを利用する人であれば、当然Amazonのユーザーでしょう。
つまりポイントを使う機会がないということはないはずです。
Amazonのヘビーユーザーの方であれば、自分のクレジットカード取引をこのカードに集中させることで、Amazonでの買い物がかなりお得になるはずです。
Amazonの品揃えは次第に向上していますから、Amazonマスターカードを使ってamazonでお得な買い物をする機会は多くなるのではないでしょうか。
もちろんamazon以外の利用でも有利なことは言うまでないでしょう。
Amazonマスターカードの特徴
AmazonマスターカードはAmazonでしか使えないカードではありません。
マスターカードなので日本は当然のこと、海外旅行でも利用することができます。
マスターカードについての参考記事:おすすめのマスターカードはこれだ!Mastercard比較まとめ
気になる年会費は、一般カードであるクラッシックが税込で1,375円、ゴールドが税込で11,000円です。
クラッシックの年会費は初年度無料であり、次年度以降も1度でも利用があれば年会費無料になります。
また、ゴールドの年会費は一定条件を満たせば4,320円まで落とすことが可能です。
そのためにはマイ・ペイスリボに申し込んで、利用明細をWEB受取にすればいいのですが、リボ払いは手数料が必要ではないかと心配する人もいるようです。
しかし、リボ払いの最低金額を思いっきり上げれば(例えば30万以上の支払いがあればリボ、それ未満は一括払い)、事実上の一括払いカードにできますから心配はいりません。
Amazon以外でもお得に利用できるAmazonマスターカードは見逃せません。
メリット
AmazonマスターカードはAmazonで利用するとポイント還元率が1.5%から2%になる点がメリットです。
また、Amazon以外でも1%の還元率がある点も見逃せません。
平均的なクレジットカードのポイント還元率は平均0.5%なので、結構お得だと言えるのではないでしょうか。
しかも、一般カードであれば事実上年会費が無料なので、更にメリットは拡大します
また、年会費が必要なゴールドカードはメリットが拡大します。
年会費は最低4,400円まで落とせますが、ここにはAmazonプライムの年会費4,900円が含まれています。
そうなると+500円!
つまり、事実上Amazonプライムの年会費を4,900円→4,400円にすることができてます。
もともと1万円の年会費なので空港ラウンジが使えますし、旅行傷害保険も付いています。
そう考えると、Amazonをある程度利用している人であれば、ゴールドカードの方がメリットを更に大きくできるといえます。
Amazonをよく利用している人でもAmazonプライムを利用したことがない人がいるようですが、スピード配送ができるだけでも年会費4,400円はバーゲンプライスです。
即日配送が可能なので、朝の通勤電車内で注文した商品が自宅に戻るころには届くのです。
他にもメリットはありますからお勧めしたいサービスです。
ゴールドカードにすれば自動的にこのサービスが付いてくることは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
ゴールドにする場合、まずはAmazonクラシックカードを作って5000ポイントゲットして、届いたらAmazonマスターゴールドに申し込むといいでしょう。
※Amazonマスターゴールドにはポイントキャンペーンがないからです。
更にAmazonマスターカードにはETCカードや電子マネーのiDを付けることができますから、おサイフケータイができる人であればスマホタッチで買い物ができます。
今までのiPhoneはクレジットカードの組み込みができませんでしたが、iPhone7のApple Payからは可能になりました。
関連記事:Apple Payに対応したクレジットカードのおすすめ教えます!
Amazonマスターカードと組み合わせるメリットが更に大きくなってと言えるのではないでしょうか。
amazonポイントは自動的に自分のアカウントに加算されていきます。
期限は1年ですが、加算の都度、期限が延長されますから事実上無期限とすることができるでしょう。
ポイント交換の手間もなく、何もしなくてもAmazonがポイントの加算をしてくれるのは大きなメリットです。
ポイント交換を忘れて失効させた経験がある人にとって、この点は一番のメリットと言えるかもしれません。
デメリット
AmazonマスターカードはAmazonで買い物をすると1.5%のポイント還元率(プライム会員でない場合)ですが、実はもっとお得な方法があります。
Orico Card THE POINTを使う事です。
もともと1%のポイント還元率という点では同じですが、Amazonはオリコモールに入っていて、0.5%のポイント加算がされます。
しかも、Orico Card THE POINTでオリコモールを利用すると、更に0.5%の割増が付きますから、合計2%のポイント還元率になります。
そう考えると、ハウスカードであるAmazonマスターカードの方が不利だという皮肉な結果になってしまいます。
参考記事:オリコカード・ザ・ポイントのポイント活用方法とメリット・デメリットまとめました!
また、一般カードもゴールドカードも家族カードの発行ができません。
一家のメインカードとして利用することも可能なAmazonマスターカードですが、家族カードが使えないと利用価値が落ちます。
ポイント還元率が高いカードは、家族カードを作り、みんなで使い倒すのがベストの利用方法なのです。
デメリットと言っていいのかどうかは別として、一般カードのカードデザインは評価が分かれるでしょう。
シンプルと言えばそれまでですが、段ボール調のカードは毎日使うのであればちょっと抵抗があるかもしれません。
気のせいと言われればそれまでですが、ゴールドカードまで段ボール調に見えてしまうのは、ちょっとしたデメリットと言えるのではないでしょうか。
Amazonマスターカードゴールドとは
年会費 | 11,000円(税込) | 還元率 | 2.5% ※Amazon.co.jp以外の利用は1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | iD | ポイント | Amazonポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- Amazonプライム特典が使い放題
- Amazonでの買い物なら2.5%のポイントが貯まる
- 旅行・ショッピング保険や空港のラウンジ利用などゴールドならではの特典もあり
ゴールドカードにする意味はあるのか?
まず、amazonプライムを今まで利用していた人であれば、事実上4,400円の年会費に下がりますので、絶対ゴールドの方がおすすめです。
次にリボ払いカードなどにする特典を無視してみましょう。
この場合の年会費は6,100円(1,1000-4,900)ですが、0.5%の差で年会費分を取り戻そうとするとamazonで年間122万円の買い物が必要です。
ちょっとハードルが高そうですね。
でも、リボ払いカードにしなくてもWEB明細書にすれば1,100円割引なので、年会費は事実上5,000円となります。
WEB明細書はどの信販会社でも推進しており、郵送物が少なくなるというメリットがあります。
この場合、amazonで年間100万円の買い物が必要です。
これもハードルが高そうですね。
では、ゴールドカードのメリットが他にないか考えてみましょう。
一般カードと比較してゴールドカードは旅行傷害保険があります。
保険内容によって保険料はまちまちですが、ハワイに7日間行く際の保険料がネット割引などをいれて3千円弱のようです。
WEB明細書にしたと仮定した場合の年会費が5,000円なので、ここから3千円引いてみると2,000円です。
この場合、amazonで年間40万円の買い物をすればゴールドカードの年会費は取り戻せます。
1か月3万円程度amazonで買い物をしている人ならば十分取り戻せると言えるのではないでしょうか。
先ほど述べましたが、リボ払い専用カードもやり方ひとつで一括払い専用カードになります。
最初は月額支払額が5千円を超える部分がすべてリボ払いとなるように設定されていますが、この金額を変えればいいのです。
1万円単位で変更できるので、例えばこれを10万円としておけば10万円までは一括払いになります。
別に1年に一度もリボ払いにしなくても問題はありません。
1年に一度でもAmazonマスターカードを利用すれば割引の条件を満たすのです。
ある程度定期的にamazonを利用している人であれば、全く問題はないでしょう。
自分はどうしてもリボ払い専用カードにしたくないという人は、先ほど述べたシミュレーションに沿ってゴールドカードにするかどうかを決めていただければいいでしょう。
しかし、リボ払い専用カードにしても一括払いカードとして利用できることがわかっていれば、あえて一般カードにする必要はないでしょう。
もちろんamazonプライムは必要ないという人であれば、一般カードで十分でしょう。
しかし、amazonを利用している人が、あえてamazonプライムが必要ないという事はないと思われます。
そう考えると、Amazonマスターカードをリボ払い+WEB明細にして、ゴールドカードを選択するのがベストの手段ではないかと考えられます。
通販系のハウスカードは、何かとサービスが多く、うっとおしいと思えるものが少なくありません。
Amazonマスターカードは、そのような押し付けがましいサービスはありません。
一般カードとゴールドカードの選択は、amazonプライムを必要とするか否かで決まると言っていいでしょう。
しかし、先ほど述べた通り、amazonを定期的に利用する人がamazonプライムを必要としないとは思えません。
年会費が必要なゴールドカードですが、Amazonマスターカードに限っては選択する理由がいっぱいあります。
amazonユーザーにはAmazonマスターカードのゴールドカードを強くお勧めします。
まとめ
Amazonマスターカードは、amazonのヘビーユーザーにとって利便性が高いカードです。
確かにデメリットはありますが、それを補って余りあるほどのメリットがあります。
amazonのヘビーユーザーだけではなく、自分でamazonをよく使うなと思う人であれば、Amazonマスターカードは絶対お勧めです。
Orico Card THE POINTとの比較
巷のクレジットカード比較記事を見ると、AmazonマスターカードよりOrico Card THE POINTの方が有利だという記事をよく見かけます。
先ほどデメリットのところで書いた通りです。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
確かにポイント還元率だけを比べればその通りです。
高還元率カードの中にはポイント交換が面倒だったり、ある程度まとめないと高還元率にならなかったりする場合もあります。
Orico Card THE POINTは、その点良心的であり、ポイント交換の手続は難しくありません。
しかし、交換という手続が必要なことは確かであり、忘れてしまうと1年で失効します。
有効期限が1年というのはちょっと短いような気がしますし、忘れてしまう可能性も高いと言えるのではないでしょうか。
なお、ゴールドカードであればAmazonでの利用で2%の還元なので、デメリットはありません。
還元率は注目を浴びやすいですが、一番大切なことはポイントゲットではなく、実際に還元されることなのです。
ポイントをどんなにもらっても失効してしまったら意味がありません。
どっぷりamazonに浸かりますか?
amazonを利用していると、amazonプライムの宣伝をよく目にします。
一番のメリットは即日配送でしょう。
有料サービスですが、単に配送が有利というだけではなく、ビデオや音楽を無料でダウンロードできるといったメリットもあります。
年会費3,900円というと高いように思えるかもしれませんが、1か月325円です。
Amazonマスターカードをゴールドカードにすると、amazonプライムが無料で付いてきます。
つまり、10,800円の年会費のうち3,900円はamazonプライムの会費であり、ゴールドカード自体の年会費は6,900円です。
この年会費で空港ラウンジが利用でき、旅行傷害保険が付くのですから、これだけでも大きなメリットだと言えるでしょう。
amazonマスターカードを一般カードではなくゴールドカードにするメリットは大きいと言えるのではないでしょうか。
どっぷりamazonに浸かりたい人には最高の選択肢と言っていいでしょう。
Amazonマスターカードとは
年会費 | 初年度無料 ※年1回以上の利用で翌年も無料 | 還元率 | 1.5% ※Amazon.co.jp以外の利用は1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | iD | ポイント | Amazonポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 新規入会で5,000円分のAmazonポイントがもらえる
- 無料の即日審査で、今日のAmazonショッピングから利用可能
- 貯まったポイントは自動的に加算されるので、もらい忘れなし