三菱地所グループカードのメリット・デメリットをまとめました

三菱地所グループカードイメージ

年会費初年度無料
2年目以降1,250円(税抜)
還元率1%
電子
マネー
ポイント三菱グループポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 年間45,000円(税込)以上のカード利用で次年度の年会費も無料
  • ショッピングパートーナー保険有り
  • 三菱地所グループ提携店で「カードを見せるだけ」で優待特典有り

三菱地所グループカードとは

三菱地所グループカードは、三菱地所と三菱UFJニコス(NICOS)・JCBとの提携カードです。
※カードの種類によってはVISAしか選べないものがあります。

初年度年会費無料ですが、2年目以降は前年のカード利用金額が45,000円(税込)以下だと年会費は有料となり1,250円(税別)です。

貯まるポイントは「三菱グループポイント」で100円につき1ポイント貯まり、ポイント還元率は1.0%です。
さらに、提携施設での利用分はポイント2倍の2.0%のポイントが貯まりますので、高還元率カードと言えます。

また、ETCカードはVISAブランドを選択した場合は発行手数料が1,080円(税込)かかりますが、ETCカード利用分に関しては100円につき1.5ポイントのポイントがもらえますので、なんと還元率1.5%へアップします。

貯めたポイントは1,000ポイント=1,000円で三菱地所グループ共通ギフトカードへ交換できます。

ポイントの有効期限は1年間であるのに対して、交換した三菱地所グループ共通ギフトカードの有効期限はありませんので、こまめにギフトカードへ交換してしまったほうがいいでしょう。

上位カードでゴールドカードが存在しますが、この一般カードの入会審査は標準的な難易度です。
会社員やOLの方など安定した収入があるお勤めの方であれば入会審査に合格できると思われますので、さほど心配することはありません。

その他注意事項として、各種電子マネーへのチャージは可能であるもののポイント対象外となることと、Apple payには非対応、海外旅行傷害保険は最大2,000万円利用付帯するものの国内旅行傷害保険はありませんのでご注意ください。

また、通常ゴールドカード以上で会員専用情報誌の無料郵送サービスがありますが、こちらは一般カードであるにも関わらず、情報誌「まち楽らし」が毎月届きます。

三菱地所グループカードを使うとお得な特典

三菱地所グループの商業施設やホテル、ゴルフ場などの提携施設での利用時に割引や駐車場代割引などの優待特典サービスがつきます。

具体的には、提携施設は2倍の2.0%のポイントがつきますし(アウトレットモールなどのテナントショップ・飲食店舗まで含まれます)、ポイントとは別に最大20%の割引特典も発生します。

そこから、さらに駐車料金最初の1~3時間分(商業施設により異なります)を無料サービス特典など、とにかく、都市部でよく見かける三菱地所グループの商業施設・アウトレットモールへの買い物に、このカードを持っていくだけで驚くほどの特典を受けることができます。

これらは期間限定での特典でもありませんし、同じクレジットカードでもゴールドカードが必要というわけではありません。
一般カードが条件であるだけの常時展開しているキャンペーンなのです。

また、これまでお伝えしてきた特典とは別枠で、三菱地所グループカード提携施設で年間数回行われる三菱地所グループカード会員限定セールが開催され、その期間中はカード会員だけ請求時に5%オフなどの割引特典が発生します。

ですので、年会費が2年目以降有料となる可能性がありますが、年会費を軽く上回る特典がありますし、アウトレットモールなどで年間複数回買い物をされる場合は総額45,000円をクリアするのは容易ですので、三菱地所グループ提携の商業施設でよく買い物に行かれる方には必須といえるクレジットカードです。

三菱地所グループカードにはどんな種類があるの?

これが少々面倒でわかりづらいのですが、ゴールドカードを除外して、計7種類11枚のクレジットカードが存在します。

  1. 三菱地所グループCARD(VISA・JCB) ※基本のカード
  2. 丸の内カード一体型(VISA・JCB)
  3. みなとみらいポイントカード一体型(VISA・JCB)
  4. ザクラブ・ロイヤルパークホテルズ(VISAのみ)
  5. プレミアム・アウトレット(VISAのみ)
  6. イムズ(VISA・JCB)
  7. レジデンスクラブ(VISAのみ)

三菱地所グループカード(VISA・JCB)

基本の三菱地所グループカードは、これまでの項目でお伝えした通りの内容と特典で、②③のポイント一体型カードは別として、この基本のカードを作ってしまったことで後々、本来受け取れる特典サービスを受け取れないなどの損をすることが発生するこはないので、三菱地所グループカードから1枚選ぶ際は、基本はこのカードがおすすめです。

三菱地所グループカード・丸の内カード一体型(VISA・JCB)

三菱地所グループカード・丸の内一体型ですが、三菱地所グループカードの特典に加え、丸の内ポイントカードも含まれた一体型カードとなっています。

この丸の内ポイントカードとは、丸の内・有楽町エリアにある丸ビル・新丸ビルなどの店舗での支払い時の提示で100円につき1丸の内ポイントが貯まり、1,000ポイントで1,000円分の丸の内お買い物券と交換できるというものです。

三菱地所グループカードのポイントと丸の内ポイントのポイント2重取りが可能となっていますので、主に丸の内・有楽町エリアで勤務されている方には、こちらの三菱地所グループカード・丸の内一体型を選んだほうがお得になるケースが多いので、おすすめです。

三菱地所グループカード・みなとみらいポイントカード一体型(VISA・JCB)

三菱地所グループカード・みなとみらい一体型も丸の内一体型と同じパターンで、三菱地所グループカードのポイントに加え、みなとみらいポイントカード(100円で1ポイント貯まる)がクレジットカードに一体型されたものです。

こちらのみなとみらいポイントカードは、「ランドマークプラザ・クイーンズタワーAショップ&レストラン」と「MARK IS みなとみらい」で使えるポイントカードになりますので、こちらの商業施設をよく利用される方や横浜市の海側にお住まいの方などにおすすめです。

三菱地所グループカード・ザクラブ・ロイヤルパークホテルズ(VISAのみ)

三菱地所グループカード・ザクラブ・ロイヤルパークホテルズも②③と同様に、通常の三菱地所グループカードのポイントに加えて、ロイヤルパークホテルズの各施設利用時にカードの提示でクラブポイントが利用代金100円(税別)につき5~10ポイントもらえますので、こちらもポイント2重取りが可能です。

ちなみに、このクラブポイントの変動部分ですが、「ロイヤルパークホテルズの前年利用総額」が50万以下だと5%、50~100万円以下で7%、100万円以上で10%というシステムとなっていて、貯めたクラブポイントは1,000ポイント=1,000円としてロイヤルパークホテルズで使えます。

三菱地所グループカード・プレミアム・アウトレット(VISAのみ)・三菱地所グループカード・イムズ(VISA・JCB)

「三菱地所グループカード・プレミアム・アウトレット」と「三菱地所グループカード・イムズ」は、名称的には各該当商業施設の名前が含まれているので特別なポイントアップや割引特典があるのではないか?と思いますが、今のところ、基本の三菱地所グループカードとまったく同じ内容となっていて、カード中央のデザインの違いしかありません。

ただし、「三菱地所グループカード・イムズ」に関しては、イムズ館内受付カウンターと1階正面玄関オンライン申込で入会すると、すぐに使える三菱地所グループ共通ギフトカードをその場でプレゼント、さらにカード発行後入会特典として1,000ポイントもらえますので、福岡・天神にあるイムズへよく買い物へ行かれる方や福岡市内にお住まいの方は、三菱地所グループカード・イムズを選択し、イムズで申込をされたほうがお得です。

三菱地所レジデンスクラブのマンション管理費の支払でもポイントが付くって本当?

最後に「三菱地所グループカード・レジデンスクラブ」ですが、これは三菱地所グループのマンション(三菱地所グループカードによる管理費等支払いサービス導入マンションに限る)にお住まいの方で、レジデンスクラブ会員であるという条件を満たした方のみ申込ができる限定のクレジットカードとなります。

該当する方がかなり限られてきますが、基本の三菱地所グループカードの特典に加え、なんと、マンションの管理費の支払いでも0.5%のポイントがもらえるという、かなりユニークな特典があるクレジットカードとなっています。

通常あり得ないことですが、マンションの管理費の支払いでもポイントがついてしまうのです。
しかも貯まるポイントも通常決済分と同じ「三菱地所グループカードポイント」が貯まりますので、+0.5%分というのはまったく無駄になりませんね。

ちなみにここで言う管理費とは、

  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 駐車・駐輪場使用料

などを指しますので、本来ポイントがつくどころかクレジットカード払いもあり得ない項目ですので、かなりお得と言えます。

しかも、このカードも基本の三菱地所グループカードと同じく2年目以降も年会費無料とするには、前年カード利用金額が45,000円(税込)というのが必要条件ですが、管理費の支払い3,750円(45,000円÷12ヶ月)は必ず超えると思いますので、年会費が実質永年無料化できるという解釈ができます。

まとめ

三菱地所グループでお得となるクレジットカードですが、三菱地所グループの商業施設は、北は東北・宮城県から南は九州・佐賀県まで幅広く展開していますので利用している方も多いでしょう。
ポイント還元率も最低1.0%、三菱地所グループ提携施設だと2.0%、さらにカード会員限定の割引やセールもあり、大変お得なクレジットカードです。

ただし、デメリットとして貯まるポイントが三菱地所グループポイントというマイナーのポイントで、しかも貯めたポイントの使い道も三菱地所グループ共通ギフトカードへの交換しかありません。
また、各種電子マネーチャージでもポイントが貯まりませんし、旅行傷害保険も弱いです。

このカードは、三菱地所グループ提携施設を必ず最低1年に1回以上利用する方が、サブカードとして利用すべきクレジットカードです。
やはり、メインカードはTポイント・ポンタポイント・楽天ポイントといった使い勝手が非常に良い、いわゆる共通ポイントが高還元率で貯まっていくクレジットカードを利用するのがおすすめです。

2年目以降の年会費無料となる条件、前年カード利用金額45,000円(税込)というハードルが微妙に高いので、この条件をクリアするためにメインカードとして水道光熱費・各種保険料支払い・スマホ料金支払いなどに当ててしまいたくなりますが、年に数回のプレミアム・アウトレットモールでの買い物でこの金額を超える可能性もありますし、仮に、2年目以降年会費が有料となってしまっても年会費1,250円(税別)と安いため年会費を軽く超えるカード特典が発生しますので、このカードに関しては年会費の無料・有料はあまり気にする必要はないと考えます。

日本各地にあるプレミアム・アウトレットモールをはじめとする三菱地所グループ提携施設を利用される方には、おすすめのクレジットカードですので、ぜひ検討してみてください。



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