MileagePlus MUFGカードのポイント還元率、メリットデメリットまとめ

MileagePlus MUFGカードイメージ

年会費5,000円(税抜)還元率1.0%
電子
マネー
ポイントMileagePlus

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 1ランク上のゴールドプレステージカードはAMEXとVISAのみ
  • 楽Pay利用で年会費がお得
  • 有料で銀聯カードを発行可能




MileagePlus MUFGカードとは

こちらは米国に本拠を置く世界最大の航空会社ユナイテッド航空が、三菱UFJニコスと提携して発行するクレジットカードです。

MileagePlus MUFGカードの特徴

カードの券面をご覧になった方ならお気づきかもしれませんが、こちらのカードのラインナップは、

  • 格安ゴールドカード「MileagePlus MUFGカード」
  • フルスペックのゴールドカード「MileagePlus MUFGカードゴールドプレステージ」

の2つで、2つとも券面がゴールドカードらしい金色となっているところが一番大きな特徴です。

そのためカードの申込は、いずれも20歳以上でなければ申込ができません。

MileagePlus MUFGカード

  • 年会費:5,000円(税別)
  • 家族カード:1,000円(税別)
  • ETCカード:無料
  • 海外国内旅行傷害保険:最高3,000万円(海外は自動付帯、国内は利用付帯)
  • ショッピング保険:200万円/年
  • 空港ラウンジ無料サービス

と、一般的な格安ゴールドカードよりも豊富な特典が付帯しています。
期間限定でボーナスマイルがもらえるキャンペーンが実施されていることも多いので要チェックです。

国際ブランドはVISA・MASTERの2つから選べ、カード利用金額100円ごとに1マイル付与されるので、マイル付与率は1.0%と高還元率です。
また、中国へ旅行によく行かれる方には役に立つ銀聯カードが追加発行可能となっています(別途、本会員年会費1,000円、家族カード300円)。

MUFGカードらしくこちらのカードも「楽Pay」と呼ばれる登録型リボ払いのシステムがあり、たとえば、毎月の支払い金額を50,000円と設定し(設定金額は5,000円~100,000円の範囲で5,000円単位の設定)、その月の支払い金額が50,000円以下であればリボ金利がかからず一括払いの扱いとなります。

50,000円を超えた場合、たとえば55,000円であった場合、55,000円-50,000円=5,000円の5,000円が翌月以降に自動繰越しとなり、5,000円に対してのみリボ金利がかかることになります。

この「楽Pay」と呼ばれる登録型リボ払いに申し込んで、実際にリボ金利が発生すると追加で0.5%のマイルがショッピングマイル優遇特典として加算され、合計1.5%のマイル付与率となりユナイテッド航空提携カードでは最高マイル付与率となり、しかもカードの年会費は3,000円割引の優遇特典が適用となり年会費2,000円(税別)です。

年会費2,000円(税別)でユナイテッド航空提携カードの中ではトップとなる1.5%のマイル付与率、さらに空港ラウンジや付帯保険の特典などゴールドカードの特典もついてきて、凄まじいコストパフォーマンスを発揮するクレジットカードに変貌するというのが、MileagePlus MUFGカードの一番の大きな特徴であり、一番のメリットです。

ただ、ここで気になるのが「リボ払い」です。
これまでリボ払いについては、いくら高還元率のポイントやマイルが獲得できるからといっても基本的にリボ払いは高い金利が発生するので、おすすめしてきませんでした。

ちなみに、MUFGカードの楽Payにおける実質年利は15.00%です。
かなり高利ですね。
1.5%のマイル付与率なんて、簡単に吹っ飛んでしまいますね。

普通に1.0%のマイル付与率でもメリットのあるクレジットカードなのですが、それだけだと面白くないので、年会費の割引優遇と+0.5%のマイル付与の両方の特典をいただいて、リボ払いの金利もできるだけ少なくする方法を考えてみます。

登録型リボ払いの「楽Pay」のシステムの、楽Payに登録して「1円でもリボ払いの金利分の支払いが発生しさえすればこの特典対象となる」という点に着目します。

例えば、毎月保険料・スマホ通信費・固定回線通信費・新聞代・電気・ガス・水道などの光熱費といった、だいたい毎月決まった金額でしかも毎月支払わなければいけないものの総額が50,000円くらいだったとします。
最初は少し多めに次月に繰り越すように45,000円で楽Payの登録をして、2ヶ月目移行は、設定金額を50,000円に変更します。

コンビニなどの少額決済で調整してできれば50,000~51,000円程度の総支払額に調整すると、リボ手数料の対象金額が1,000円以下となりリボ金利手数料は最小となります(自信のない最初のうちは保険をかけて2,000~3,000円ほど設定金額を超えるようにしたほうがいいでしょう、この例だと52,000~53,000円をカード決済するということですね)。

万一、いつもより多くカード決済をした月が発生した場合は、ネットや電話で毎月の支払い金額をすぐに変更できますので、高いリボ払い金利が発生することを回避できます。

少し手間がかかりますが、このような工夫をすることで格安といえどもゴールドカードであるMileagePlus MUFGカードをかなりお得にそして安価に維持できて、特典もしっかり受けることができます。
慣れてくると、この手続きは数分で終わるようになり、さほど負担にはなりませんのでおすすめです。

MileagePlus MUFGカードゴールドプレステージ

MileagePlus MUFGカードの上位カードで、フルスペックのゴールドカードがMileagePlus MUFGカードゴールドプレステージとなります。

  • 年会費:15,000円(税別)
  • 家族カード:3,000円(税別)
  • ETCカード:無料
  • 銀聯カード追加発行可能(別途、本会員年会費1,000円、家族カード300円)
  • 海外国内旅行傷害保険:最高5,000万円(海外は自動付帯、国内は利用付帯、家族特約あり)
  • ショッピング保険:300万円/年まで
  • 国内渡航便遅延保険・海外渡航便遅延保険:それぞれ最高2万円(海外分は自動付帯・国内分は利用付帯)
  • 空港ラウンジ無料サービス

とフルスペックのゴールドカードらしい特典が付帯しています。

国際ブランドはVISA・アメリカン・エキスプレスの2つから選択できます。
カード利用金額100円ごとに1マイル付与されるので、マイル付与率は1.0%とMileagePlus MUFGカードと変わらずですが、海外での決済の場合、無条件で1.5%となります。

海外渡航が多い方には大きなメリットですね。
入会キャンペーンも強化されていてるのでこちらも要チェックです。

しかも、「楽Pay」によるリボ金利発生によるショッピングマイル優遇特典はMileagePlus MUFGカードの+0.5%から+1.0%と倍増し、なんと計2.0%ものマイルが獲得できちゃうんです。
さらに海外での決済時は、1.5%にさらに+1.5%の計3.0%のマイル付与率となります。

リボ金利分の操作を上手くやるという手間がかかるものの、2.0%の還元率はプロパーのダイナースクラブカードのブラックカードであるダイナースプレミアムカードやプリペイドカードにはなりますがLINE payカード、あるいは、すでに新規募集停止となってしまった伝説のリクルートカードプラスくらいしか思い当たりません。

しかも別途移行手数料などの追加費用など一切なしで、ダイレクトに2.0%のマイルが貯まるというのも大きなメリットです。
海外渡航の多い方は3.0%のマイル獲得の機会が多いということにもなります。

あと、もう過去の話となってしまいましたが、以前は楽Payに登録するだけで(リボ払い金利の支払い実績なし、実質すべて一括払いであったとしても)マイル付与率2.0%となり、さらにnanacoチャージにおいてもマイル付与率2.0%適用であったのですが、見事に改悪されてしまいすべてなくなってしまいました(楽天Edy・Suica・ICOCAも)。

こういった情報が記載された過去の記事がネット上で散見されますが、現在はこのようなメリットは「一切ありません」のでご注意ください。

MileagePlus MUFGカードのメリット、デメリット

メリット

やはり年会費が安価で空港ラウンジなどゴールドカードらしい特典もしっかり付与されていることと、マイル付与率が1.0~1.5%と高還元率であることです。

楽Payの仕組みを上手く利用する必要があり手間がかかりますが、年会費を2年目以降2,000円(税別)まで下げることができ、ゴールドカードらしい特典はそのまま享受できます。
さらに、楽Payの仕組みを同じく上手く利用することで、+0.5%のショッピングマイル優遇特典を受けることができユナイテッド航空提携カード最高の1.5%のマイル付与率となります。

デメリット

1.5%のマイル付与率化のために楽Payの仕組みを上手く利用する必要があるのですが、これに手間がかかるというのが逆にデメリットといえます。

慣れてくると数分で終わるネット上で完結できる手続きなのですが、万一計算まちがいや誤った手続きをした場合、高いリボ金利が襲ってくるというリスクはあります。
いくらお得になっても、こういう作業が面倒くさくて嫌だという方には、1.5%のマイルが貯まるMileagePlusセゾンカード+マイルアップメンバーズに加入をおすすめいたします。

2つ目のデメリットとして、上位カードのMileagePlus MUFGカードゴールドプレステージも含めて、電子マネー関係が弱いどころか全滅である点です。
電子マネーをよく利用される方は、電子マネーに強いサブカードを持つことをおすすめします。

まとめ

今回お伝えしたMileagePlus MUFGカードは格安ゴールドカードに分類されるゴールドカードですが、年会費が安価でリボ払いのシステムを上手く利用することで、2年目以降の年会費を2,000円(税別)にまで下げることができ、マイル付与率も1.5%にまで上げることができます。

電子マネー関係が全滅である点が惜しい点ですが、それでもユナイテッド航空提携クレジットカードの中では、十分魅力的で検討に値するカードです。
特に、マイレージプラスのマイルを貯めたい、かつ安価にゴールドカードを持ちたいという方にはおすすめです。

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