mineoの2019年評判いいは嘘?メリット、デメリットをまとめました!

mineoとは

mineo(マイネオ)とは、株式会社ケイ・オプティコムが運営し、日本で初めてKDDI(au)のLTE回線を使って、格安SIMを提供しているMVNO事業者です。
また、2015年からはNTTドコモの回線を使うSIMカードの提供も始め、日本初のマルチキャリアMVNOとなり、話題を集めました。

mineoのパケットのやりとりの一部は「フリータンク」と呼ばれ、少し特別で、mineoユーザー全員のパケット全体を大きなタンクに入れて、それをユーザー全員で共有するという方法です。

フリータンク

「パケットを入れる」「パケットを引き出す」から、自分の利用したい方を選択します。

「パケットを入れる」では、自分の余ったパケット量をタンクに入れて、任意でコメントを残すこともできます。
「パケットを引き出す」では、ユーザー全員が貯めているパケットのタンクの中から、利用期間に必要な分だけパケット量を引き出して利用することができます。

この「フリータンク」は無料で最大1GBの追加が可能です。

mineoの評判

mineoは評判を見る限りでは、速度を求める方にはおすすめできません。
そうでなければ、mineoで問題ないかなと思います。
>>mineoについて検討してみる

速度が気になる方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
そろそろ、おすすめ格安SIMの話をしようと思う2018

mineoのメリット、デメリット

メリット

mineoのメリットには、au回線とドコモ回線が利用可能なマルチキャリアという点が挙げられます。

SIMの機能としては、その他の格安SIMよりも通信速度も速くて安定していますし、直近3日間の通信使用量に制限がないことも大きいです。
そして解約金もなく、試しに音声通話SIMが使ってみることができます。

デメリット

上記に説明はしていませんが、mineoはAプランのiPhoneを利用した場合、テザリングを行うことができません。
またMNP転出は容易にできますが、その手数料が11,500円と少し高めなのがデメリットです。

mineoの通信速度と価格

通信速度

そんな格安のSIMカード提供を行っているmineoですが、気になるのはその通信速度ですよね?

mineoなどの格安SIMは、au回線(Aプラン)かドコモ回線(Dプラン)のどちらを利用しているかにより、通信速度は変わってくるのですが、平均的に約16Mbpsという、ネットを利用するには問題ない速度結果が出ています。(2017年2月現在)

しかし、人が多く集まる場所など、混み合った状況・時間帯での通信速度は格安SIMであるためか、どうも遅くなるようです。
遅くなると言っても、1Mbps以上の速度はあるのでLINEやメールなどの文字のみを読み取るだけであれば、特に問題はなさそうです。

mineoはその混雑時に通信速度が遅くなる問題を解決する「プレミアムコース」というサービスを開始しました。(今はコース加入の応募が終了しています)

この「プレミアムコース」とは、通常とは別の専用帯域を設けることで、みんなの通信が混雑しているときにでも、常に快適な通信環境で携帯を操作できるという仕組みです。
料金は、月額+800円で利用できます。

この「プレミアムコース」はトライアル版とされていて、今はサービスの申し込みが終了していますが、今後も再開する可能性がありますので、これからの、mineoに期待ですね。

またmineoは、専用アプリでデータ通信速度を切り替えることができます。
アプリ「mineoスイッチ」を起動して、「節約ON」と書かれているボタンをタップすると、簡単に低速モードに切り替えができます。

価格

mineoの料金は、音声通話をつけるかつけないか、プランをどちらにするのか、そして基本データ容量をどれにするかで変わります。

例えばdocomoのDプランの場合、

  • 500MB:700円~
  • 1GB:800円~
  • 3GB:900円~
  • 5GB:1,580円~
  • 10GB:2,520円~

から選択することができ、音声通話月にするのであればこれからさらに+700円で利用できます。
また、新規契約時に3,000円の事務手数料がかかります。

さすが格安SIMですね。
その他の大手キャリアと比べると月額使用料を大きく抑えることができます。

楽天モバイルとの比較

では、格安SIMで人気のある楽天モバイルとはどのような点で異なるのでしょうか?

料金

まず気になるのは料金面ですよね。
下の表をご覧ください。

限界通信使用量SMSなし mineoSMSなし 楽天モバイルSMSあり mineoSMSあり 楽天モバイル
500MB700円820円
1GB800円920円
3GB900円900円1,020円1,020円
5GB1,580円1,450円1,700円1,570円
10GB2,520円2,260円2,640円2,380円
無制限525円645円

mineoは限界通信使用量を500MBで一番安いプランで700円から選べるのに対し、楽天モバイルは3GBで900円からしか選べません。

また、mineoの3GBのプランも900円からで楽天モバイルと値段は変わりませんが、5GBからのプランを考えている場合、楽天モバイルの方が安く利用できるようです。
それに加えて楽天モバイルでは、最高通信速度が200Kbpsとされ、高速通信ができない代わり、にいくら使っても良い使い放題のプランが525円で用意されています。

利用期間・解約金などの手数料

まず最低利用期間ですが、データ通信専用SIMを利用した場合は最低利用期間はありません。

音声通話SIMを利用した場合は、楽天モバイルは12ヶ月間の利用が必要となります。
mineoは、最低利用期間がありませんが、12ヶ月以内に他者へMNP転出すると11,500円の手数料がかかってしまいます。

解約金

mineoは0円で、楽天モバイルは9,800円です。

MNP転出手数料

mineoは、上記した通り12ヶ月以内であれば11,500円、13ヶ月目以降は2,000円の手数料です。
楽天モバイルの場合は、MNP転出手数料は一律3,000円かかります。

こう見てみると、mineoは解約金がかからない上にその他手数料も楽天モバイルよりも割安になっています。
よって解約金などの手数料に関しましては、楽天モバイルよりもmineoがおすすめだと言えますね。

SIMの機能

次はSIMの機能に関する比較です。
どちらのSIMも余った高速通信容量を翌月に繰越できる点は同じです。

高速と低速の切り替えの可否ですが、どちらとも切り替えは可能です。
しかし、楽天モバイルの高速と低速の切り替えには注意が必要です。

通常の格安SIMであれば、高速と低速の切り替えをして低速状態で使用していた場合、高速通信容量として通信容量が消費されることはありません。
ですが、楽天モバイルの場合は、低速状態で使用しているときでさえ、高速通信容量が消費されていってしまいます。

また、高速通信容量が制限を超えてしまった場合、「チャージ」という追加で容量を買い足す機能があります。
mineoは100MB150円で追加購入でき、楽天モバイルは追加購入に100MB300円がかかります。

3日間の制限

最後の比較内容は、通信データの3日間の使いすぎについてです。
ちなみにソフトバンクでは直近3日間に3GB以上利用した場合、低速制限がかけられてしまいます。

それと同じように、格安SIMのほとんどのキャリアでも低速制限が設けられていますが、mineoはその制限を行っていません。
それに対して楽天モバイルは、3GB(正確には3.1GB)プランでは540MB、5GBプランでは1GB、10GBプランでは1.7GBを直近3日間のうちに使用した場合、低速制限がかけられてしまいます。

まとめ

以上、mineoに関する説明はいかがでしたか?

楽天モバイルと比べるとmineoの利用料は少し高く見えますが、手数料に関してはサービスが充実しているように思います。
解約しても手数料はかかりませんし、最低利用期間がなどが設けられていません。

また、SIMの再発行手数料は楽天モバイルが4,000円なのに対しmineoの場合は2,000円でした。

今回ご説明した内容を考えると、

  • そんなに通信しない人
  • 少しでも携帯料金を安く済ませたい人
  • 格安SIMの高速通信生を求めている人

にはmineoがオススメです。

●mineo公式サイトはこちら

一番はじめに説明した通り、「フリータンク」を使えば、無料で1GBまでの通信容量の追加が可能です。
自分の適性のプランの1つ下を選択して足りなくなった分はフリータンクで補うというやり方もいいかもしれませんね。

 



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