NifMo(ニフモ)の2019評判は?メリットデメリットまとめ
「ニフモは格安SIMなのに通信速度が速い」
「ニフモは一度契約すると解約するのが大変」
など、「ニフモにしてよかった」というクチコミと、「今すぐ解約したい!」というクチコミがあって、どっちを信じていいかわからない。
そう思っている方が多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、実際に利用した方の口コミや評判、そしてニフモのシステムについてまとめました。
この記事に書いてあること
NIFMO(ニフモ)の評判は?
NIFMO(ニフモ)は、インターネットプロバイダーの老舗であるNifty(ニフティ)が、ドコモから回線を借りて運営しているサービスです。
SIMカードだけでなく、新品スマホとのセット販売も行っており、このスマホ端末も人気のようです。
ニフモの良い口コミ
NifMo取り扱い端末多くて素晴らしいなぁ
— ひま (@eternal_2nd_pl) 2018年6月11日
あと、今まで高速通信は1ヶ月3GBで契約してたんですが、nifmoは低速回線に切り替えられないのも考慮して、1ヶ月7GBプランにしています。使いきれるかしらねぇ(; ・`ω・´)
— 和光佳清 (@wakouy) 2018年4月22日
例えばOCNをMVNEとするniftyが良い例で、基本的にOCNモバイルONEよりもNifMoの方が速い。これはNiftyの増速ポリシーによるものと考えられる。
— 電波の妖精 (@biz4g) 2017年5月2日
知らず知らずのうちに割引額が貯まってきます。キャンペーン中の契約なので3カ月後にはお小遣いも貰えます。NifMoにしてよかったー。姉さんサイコー(NifMoが。笑) pic.twitter.com/6S6mvIa0hj
— FlatWest_HADO (@FlatWest2017) 2017年9月13日
ニフモの悪い口コミ
Nifmo詳細
Nifmoのsim契約→転出による解約後もnifty基本コース250円(税抜き)は継続し料金が発生する。
解除方法は転出解約後にアドレスへ解約完了メール受信してから@niftyのIDでログインしユーザー側で別途「基本コース」の解約手続きが必要→続く— コードゼロ (@pain469) 2017年5月1日
NifMoは格安SIMの中でも通信速度が結構速いですが(平日の昼は等しく遅いですが・・)、今回のキャンペーンでユーザが急増して、速度が低下しなければいいなと思いました。
— 格安SIMの管理人 (@kakuyasu_sim_jp) 2018年4月1日
クチコミまとめ
その他のクチコミも含め、まとめてみました。
- ランチタイムに速度が落ちる
- 他の格安SIMに比べると速い
- キャンペーンが多い
- 既存のユーザーにもやさしい
- ツイッターの公式アカウントが親切(ヘルプデスクへの案内あり)
- 新発売の端末がかっこいい
- ニフティ(プロバイダ)との謎の連携がある
音声・データプラン共に、データ通信量の選択肢が3、7、13GBの3つしかないことがデメリットと言えばデメリットですが、逆にシンプルでわかりやすい料金体系ともいえ、家族で使えばお得になるファミリープログラムや、10分かけ放題オプションサービスなど、最近の格安SIMで求められるサービスは一通り揃っています。
格安SIMサービスは、利用者数が増えればその分どうしても回線速度が遅くなってしまいますが、NIFMO(ニフモ)は、回線増強を頻繁に行っているため評判が良いようです。
速度低下の対策として、もっと多くの帯域幅をドコモなどの大手キャリアから借りるということになりますが、収入と支出のバランスが崩れ今の価格帯での格安SIMサービスの提供が困難になりかねないため、頻繁に実行できないのが実情です。
しかし、NIFMO(ニフモ)に関しては、毎月1、2回程度の回線増強を継続しており、実際にNIFMO(ニフモ)の公式ホームページにて、2018年3月2日、2月21日、2月2日・・・と過去に回線増強した実績を公表しています。
NIFMO(ニフモ)の通信速度は、本家のドコモほどの速度は出ませんが、スマホの利用には必要十分な速度が出ていますし、利用者数や通信量の動向を見極めて毎月2回程度の速度増強の対策を取っているNIFMO(ニフモ)のサービス提供事業者としての姿勢には、とても好感が持てますし、安心して利用できますね。
NIFMO(ニフモ)のデメリット
次にNIFMO(ニフモ)のデメリットです。
通信速度と安定性
1つ目のデメリットは、UQモバイルやワイモバイルといったいわゆる大手キャリアのサブブランドの格安SIMと比べると、通信速度の速さと安定性が劣ることです。
これは前述した格安SIMサービスの仕組みからして仕方のないことですが、auのサブブランドのUQモバイルと、ソフトバンクのサブブランドのワイモバイルという関係性から、通信速度と安定性については、他の格安SIMに勝ち目はありません。
大手キャリアと同程度の通信速度と安定性を求める方には、UQモバイルとワイモバイルがおすすめです。
完全かけ放題のオプションサービスがない
2つ目のデメリットは、完全かけ放題のオプションサービスがないことです。
NIFMO(ニフモ)の専用アプリ経由での通話が条件で、NIFMO10分かけ放題(税別830円)とNIFMO半額ダイヤル(オプション料金無料で10円/30秒となる)はあるものの、長電話が多い方でLINEなどのデータ通話サービスを使わないという方には、節約のつもりでNIFMO(ニフモ)を契約したものの通話料金分が原因で、かえって毎月のスマホ代が高くなってしまったということになりかねません。
格安SIMで節約したいが通話かけ放題は必須という方には、ワイモバイル一択となります。
帯域制限
3つ目のデメリットは、帯域制限があることです。
「1日に○○○MB以上利用したら、毎月のデータ量の上限に達していなくても翌日最大200kbpsの通信速度に制限する」という帯域制限を課す格安SIM事業者がありますが、NIFMO(ニフモ)もその一つです。
最近では、格安SIMにおいても帯域制限を撤廃する事業者が増えてきていますが、残念ながら、NIFMO(ニフモ)にはまだこの制度があります。
ただし、帯域制限の条件が、
- 3GBプラン:650MB/日
- 7GBプラン:1,500MB(1.5GB)/日
- 13GBプラン:2,800MB(2.8GB)/日
※いずれも速度制限は最大200kbps
となっており、かなり緩くなっていますので、普通の使い方をする方であれば、この帯域制限はあまり気にする必要はないかもしれません。
もし、制限を受けた場合でも、以前は3日間速度制限を受けていましたが、今は1日間だけの速度制限となっています。
NIFMO(ニフモ)のメリット
次にNIFMO(ニフモ)のメリットです。
回線増強
結局のところ、格安SIMサービスは利用者数が少ないと通信速度が出やすく快適に利用できますが、iPhoneのセット販売を開始したなど、何かのきっかけで人気が急上昇し新規利用者が短期間に急激に増えると、回線速度は一気に低下し、快適にスマホを使えない状況となるという仕組みは格安SIMの宿命です。
記憶に新しいところだとLINEが運営する格安SIMのLINEモバイルは、2017年の始めにはドコモ系の格安SIMの中ではかなり通信速度が速く人気となり新規利用者が右肩上がりに増えていきましたが、その結果、2017年の夏の終わり頃から速度低下が明確になり他のドコモ系格安SIMと大して変わらないあるいは少し遅い程度の通信速度となってしまったという事例もあります。
格安SIMを利用する上で、最初の頃は快適に利用できていたが何かのきっかけで通信速度が急激に低下してしまい、今音声契約を解約かMNPで他の格安SIMへ移るとなると違約金が発生するという状況に陥るリスクはどの格安SIMでもありますが、NIFMO(ニフモ)のように利用者数・通信量を常に監視しながら適切に回線増強を実施しているという姿勢には安心感が持てるので、初めて格安SIMを利用する方でも安心して格安SIMに切り替えることができます。
データ量7GBのプランでは格安SIM最安値の水準
2つ目のメリットは、データ量7GBのプランでは、格安SIM最安値の水準で安いことです。
- 7GB音声プラン:2,300円(税別)
- 7GBデータプラン:1,600円(税別)
参考までに、低価格で定評のあるDMMモバイルの7GBの音声プランは2,560円(税別)、データプラン1,860円(税別)となっています。
NIFMOバリュープログラム
3つ目のメリットは、NIFMOバリュープログラムによって毎月の料金を安くすることができることです。
NIFMOバリュープログラムとは、ハピタスのようなポイントサイトのようなシステム(アンケート回答やハピタスのWebサイト経由でのクレジットカード発行でポイントがもらえる自己アフィリエイトのシステム)がNIFMO(ニフモ)にあり、例えば、ある月にNIFMOバリュープログラムを経由して対象のクレジットカードを発行して2,000ポイントがもらえたら、その2,000ポイントがNIFMO(ニフモ)の利用料金から2,000円の割引となり安くなります。
アンケートの回答などは、獲得ポイント数は少ないものの継続して地道に取り組めるのでおすすめですね。
割安スマホ端末
4つ目のメリットは、既存利用者が機種変更を行う場合、割安な価格でスマホ端末を提供していることです。
既存利用者が機種変更を行う場合のスマホ端末代金の価格は、NIFMO(ニフモ)の通常のものより2,000円~4,000円程度の割引となっており、既存利用者を大事にしようという姿勢がうかがえます。
また、端末ラインナップも全16機種(2018年6月現在)で、20,000円程度のものから80,000円のハイエンド端末まで揃っており充実しています。
ただし、iPhoneの取り扱いはありません。
iPhoneを利用したい場合は、AppleストアでSIMフリー版を購入するか、大手キャリアで使っていたiPhoneが手元にある場合SIMロック解除して利用する必要があります。
※ドコモ・au・ソフトバンクいずれも解約後のSIMロック解除は今のところ出来ません、ドコモ版はSIMロック解除せずとも利用可です
NIFMOファミリープログラム
5つ目のメリットは、NIFMOファミリープログラムで、家族もしくは一人で複数のSIMカード(最大7契約まで)を利用することでお得となることです。
ドコモのパケットシェアパック、IIJmioのファミリープラン、BIGLOBEのシェアSIMと仕組みが少し異なり、NIFMO(ニフモ)の場合は、複数枚のSIMの契約をまとめることで、それぞれのSIMの契約データ量が毎月0.5GBほど追加となり、追加された合計のデータ量をシェアできるシステムとなります。
例えば、家族4名で7GBの音声プランを利用しており、NIFMOファミリープログラムに参加した場合、2GB/月増え計30GB/月使えますので、2GB増えた分元の料金プランを下げてさらに節約できるといったメリットもありますね。
しかも、大半の格安SIMではデータシェアを利用する場合、契約名義を同一名義に揃えないと利用できないことが多いのですが、NIFMO(ニフモ)の場合は契約名義がバラバラでもデータシェアを利用できるので、大手キャリアからMNPでNIFMO(ニフモ)に加入する時にMNPの前に回線の名義変更をしなくて済むなど面倒が少なくて助かります。
ただし、このNIFMOファミリープログラムは「申込の翌月から適用」であることと、NIFMO(ニフモ)は通常余ったデータ量を翌月に繰り越すことができますが、この0.5GB分のボーナスデータ量分の繰り越しはできません。
スマホ端末保証サービス
6つ目のメリットは、スマホ端末保証サービスの充実です。
NIFMO(ニフモ)には、SIMカードと端末セットで購入した場合の保証サービス「NIFMOあんしん保証」と手持ちのSIMフリースマホ端末が対象となる保証サービス「NIFMOあんしん保証for SIMフリー」の2つが用意されており(いずれも税別380円/月)、保証期間は3年間です。
NIFMOあんしん保証(交換サービス)
端末交換にかかる費用は、
- 1回目/5,000円~15,000円
- 2回目/10,000円~20,000円
- 3回目以降は端末の定価
電話1本で翌日~2日以内に交換機を届けてくれます。
NIFMOあんしん保証for SIMフリー(修理・交換サービス)
年間2回まで利用でき、2回目までの修理代金は0円(修理代金の上限40,000円、上限を超える場合は差額負担)、修理不能で交換となった場合は、1回目・4,000円、2回目・8,000円(いずれも上限40,000円で上限を超える場合はさらに差額負担)で交換してくれます。
NIFMOあんしん保証for SIMフリーに関しては、これまでNIFMO(ニフモ)新規契約時にしか申込ができなかったのですが、2018年3月7日より既存利用者でも途中から申込可能となり、さらに利用しやすくなりました。
しかも、NIFMOあんしん保証for SIMフリーは人気のiPhone・iPadも対象となっています。
Niftyのセット割のまるっと割
7つ目のメリットは、Niftyのセット割のまるっと割です。
Niftyプロバイダーサービスを利用している方だと、税別200円/月の割引、@Niftyでんきを利用している方だと税別250円/月の割引、両方の場合だと税別450円/月の割引となります。
NIFMO(ニフモ)のシステム(月額・通話・データ容量)
次にNIFMO(ニフモ)の料金プランです。
データ容量 | 音声通話対応SIM | SMS対応データSIM | データ通信専用SIM |
---|---|---|---|
3GB/月 | 1,600円 | 1,050円 | 900円 |
7GB/月 | 2,300円 | 1,750円 | 1,600円 |
13GB/月 | 3,500円 | 2,950円 | 2,800円 |
非常にシンプルでわかりやすいものとなっています。
その他オプションサービスとして、
- NifMo 半額ダイヤル
- NifMo 10分かけ放題
- NifMo訪問レクチャー
が用意されています。
NifMo 半額ダイヤル
●月額:無料
20円/30秒が10円/30秒へと半額
NifMo 10分かけ放題
●月額:830円(税別)
専用アプリ経由での発信が条件
NifMo訪問レクチャー
●月額:480円(税別)
スマホの接続、設定、操作方法の説明などの初回訪問レクチャーが、回線契約から24カ月以内であれば基本操作説明60分まで追加料金なしで利用可能。
※ただし、60分を超える場合は税別1,380円/15分毎、2回目以降の再訪問は税別6,500円/回・60分の別途費用が必要
格安SIMにおいても、かけ放題オプションサービスが各社で提供が始まりましたが、前述したように無制限のかけ放題オプションサービスは残念ながら今のところワイモバイルしかありませんが、その他は5分かけ放題というものが多く、大手キャリアでも無制限のかけ放題か5分かけ放題かの選択となっています。
NIFMO(ニフモ)の場合は10分間のかけ放題となっていることから、通常の電話であれば十分事足りると思われますので安心して電話ができますね。
まとめ
UQモバイル・ワイモバイルといったサブブランド格安SIMと比べると、どうしても通信速度の遅さと時間帯による不安定さ(特に平日昼休みの時間帯)が気になるところですが、ドコモ系格安SIMの中では、きめ細かな回線増強を継続して行っているという誠実な姿勢に好感が持て、初めて格安SIMを利用する場合でも安心して利用できます。
また、運営とサービス品質に対する自信からか、通常、格安SIMの音声回線の解約・MNP転出は12ヶ月間の縛りがあり、この期間内に解約・MNP転出を行うと8,000円~12,000円程度の短期解約違約金を取られてしまいますが、NIFMO(ニフモ)の場合は、縛り期間6ヶ月で税別8,000円と期間が短く違約金も比較的安価に設定されていますので、この点についても安心して音声プランを契約できますね(データプランは縛り期間なし)。
au回線を利用するUQモバイルとソフトバンク回線を利用するワイモバイルに対するNIFMO(ニフモ)を含めたドコモ系格安SIMのメリットは、やはりドコモ回線の圧倒的な通話・通信エリアです。
都市圏では今やエリアの違いはあまり感じられませんが、地方都市、特に山間部においてはいまだに「ドコモでなければつながらない」といった評判をよく耳にします。
NIFMO(ニフモ)は、決して格安SIMの中では爆速というわけでもなく特別に料金が安いというわけでもありませんが、ある程度の水準で常に安定しており運営姿勢も誠実であるので、格安SIM初心者の方に特におすすめですよ。
タグ:格安SIM講座