投げやりになる人の特徴と対処法

こんにちは、石原です。
生きていると、まさに色々なことが起こります。

うちの長男は生後10ヶ月の頃から英会話スクールに通っています。

昨年度の2歳時クラスまではレッスンの時に親も教室に一緒に入るスタイルだったのですが、今年度の3歳児クラスからは親はレッスン中は待合室にて待機するか一度家に帰るかしなければなりません。

ちょっとの間でも母(石原)と離れると大泣きする息子は、案の定今年度のレッスン初日では一人だけ大泣きして大変でした(笑)

2回目のレッスンの数日前も「○○くんお母さんと離れてレッスンするとまた泣いちゃう…」と、もうレッスンの数日前からすでに憂鬱そう(笑)

大人にとっては何ともないような小さなことでも、子供にとってはとても大きな「心配事」なんでしょうね。
このように、生きていると良いことばかりではなく、辛いこと、悲しいこと、不安やイライラすることなど様々なことがありますが、そのような困難に直面した時に「何くそ!」と踏ん張りが効くか、「もうええわ」と投げやりになり逃げ出すかはあなた次第。

今日は後者の「もうええわ」と「投げやりになる人」の特徴と対処法についてです。

投げやりになる人の特徴

書類を投げる男性

投げやりになる人の特徴には以下のような物が挙げられます。

1,メンタルは弱め、自己肯定は苦手

投げやりになる人は自尊心や自己肯定感の低い人が多く、何か辛いことがあったり窮地にたたされた時に「もう無理」「もう何をしてもダメだ」とネガティブ思考がとまりません。
すぐに弱音を吐き、ものごとを(側から見ると)大袈裟なほど悲観的に捉え、メンタルも強いとは言い難いです。
なぜ自己肯定が低くなってしまったかというと、幼い頃からあまり親に褒められずに(認めてもらえず)大きくなったためだと言われています。

成長過程で親から褒められるということが少なかったため、自尊心を養う機会を得られなかったというのが原因です。
また、怒ってくれたり間違いを指摘してくれる人が周りにいない、ということも大きいですね。

2,「頑張るのなんてだるい」「かっこ悪い」と思っている

投げやりになる人は、努力をすること、何かに情熱をもやしたり集中して自分の全てをそこにかけるというような熱血感が大嫌い。
「努力なんてするだけ無駄」だと思っていて、なんなら「努力なんてかっこ悪い」と思っていたりします。

努力をして厳しい茨の道を進むよりも、楽な道を必ず選びます。
精神的にも成熟しきっていない人が多く、今楽な方を選ぶこと、目の前のことにしか考えが及ばず、その先のこと、将来のことはあまり深く考えていません。
だから努力もせず簡単に投げやりになってしまうのですね。

投げやりになる人の心理

投げやりになる人の心理には「負のループから抜け出せず崖っぷち」という物があったりします。
どういうことかというと、実は何をしてもうまくいかないそんな自分に、自分自身が一番幻滅していたり苛立ちを覚えていたりするのです。

何をやってもダメな自分に本当は嫌気がさしているのに、なかなかその負の無限ループから抜け出せないという人が意外と多いのです。
何をさせても不器用な自分を本当は変えたいのに、どうやって変わればいいのか、どうやって無限ループから抜け出せばいいのかわからず自己嫌悪に陥ります。

普通であればそんな自分を変えようと色々と試行錯誤し努力したりするものですが、投げやりになりがちな人はそこですぐに自分を諦めてしまい「やっぱり私ってダメな人間だ」「何をやらせても自分は中途半端で冴えない人間だ」などと自分自身を蔑んだり自ら自分を傷つけてしまいます。

自分自身を変えること、今よりベターな人生にしていくことを最初から努力もせずに「どうせ無理だわ」と諦めてしまい、今努力をしておけばその努力はいつか必ず実を結ぶはずなのに、努力の先にある物のことを考えずに投げだしてしまうんですね。

なぜなら努力をすることよりも投げ出してしまう方が簡単だからです。

また「もうどうにでもなれ」と思いサジを投げてしまうその心理の根底には、もしかしたら「うつ状態」のように精神的に病んでしまっている可能性も否定できません。
というのも、実際石原はうつ病を患っていた時まさに全てにおいて「どうとでもなれ」と投げやりでしたから…

心や体が健康な状態でないと、何かをが張ること、努力することができません。
本来の自分は投げやりではないのに、どうも最近なにに対しても投げやりな態度に出てしまう…という人は、今一度健康管理に気をつけましょう。

投げやりになる人への対処法

何をしてもダメダメな自分、そしてそこで投げやりになってしまう自分を変えたいのであれば、ぜひ以下のことを実践してみてください。

1,心を許せる人に相談する

投げやりになりがちな人はいつも「もうどうでもいい」ときちんと問題に向き合ったり考えることが苦手で、また自分一人ではいつも投げやりな思考に偏ってしまうため、正常な判断や正常に思考を巡らせるということができません。

ここで第三者の登場です。

何かを決断せねばならないような場面や困難に直面した時は、必ず信頼のおける誰かに相談しアドバイスをもらってください。
その人ならどうするのかを聞いてみて、物は試しにその人が言ったとおりに一度してみましょう。

もし相談しても解決法が見つからなかったとしても、まずは「人に心を開いて話をしてみる」という大きな第一歩をあなたは踏み出せました。
人に話を聞いてもらうだけでも心がラクになり、自然と自分がどうすべきか解決の糸口が見えたりするものですよ。

2,自分の好きなこと、やりたいことを見つける

空飛ぶサラリーマン

投げやりになる人は、自分を変えたいと思いつつもその方法がわからず、自分自身のことも実はよくわかっていないという可能性もあります。

自分は一体何が好きなのか?
自分は一体何をしたいのか?

その辺りがクリアになってきたら、今まで「どうにでもなれ」とサジを投げていたようなことともしっかりと向き合え、気持ちも前向きになってくるはず。
まずは好きなこと、やりたいことを見つけましょう。

3,目標を持とう!向上心を持とう!

2の好きなことを見つける に似ていますが、人は生きていく上で目標を立てると生活にメリハリもつき毎日が充実する物です。
憧れのスーパーモデルのようにキレイになりたい、年収何十億のユーチューバーになりたい。

なんでもいいのです。
「こうなりたい」という目標をたて、それに近づけるように努力するという「がんばり癖」をつけましょう。
目標が定まると自ずと向上心も上がりますよね。

3,心と体をリフレッシュしてみよう!

本来全く投げやりではないようなら人が急に投げやりになった、簡単にサジを投げてしまう…という場合は要注意!
心と体、もしくはいずれかが憔悴しきっている可能性が。

少し休息をとり心と体をリフレッシュすれば、また以前のように何に対しても正面から向き合って取り組めるようになるかもしれません。

美味しいものをたくさん食べ、しっかり睡眠をとり、好きなことを楽しんで、ポジティブシンキングができる心と体づくりをすることが大切です。

心身共にリフレッシュするならぶらっと一人旅もおすすめですね。(ただ今はコロナウイルスのせいで外出自粛なのでなかなか難しいですが…)

いかがですか?
決して難しいことは挙げていないでしょう?

どれも今とは一味違う自分になる、自分を変えるためには必要不可欠なことですよ。
出来そうなことから少しずつ取り組んでみましょう。

まとめ

投げやりになってしまう時、すぐにポーン!と投げ出してしまう前に、その場で一旦立ち止まってみてください。
何も慌てて一人ですべて結論を出す必要はありません。

信頼のおける誰かに相談し、その人の意見を自分なりにしっかり噛み砕きながらじっくりゆっくり考えてみてください。

決して考えることを面倒くさい!とやめない事。

物事に正面からしっかり向き合うことができるようになった時、あなたはきっともうすっかり変わっているはず。

その頃には少しずつ投げやりな人生から脱却できていることでしょう。

ちなみに英会話スクールの今年度のレッスン初日に「おかあさんと離れたくない!」と大泣きした息子は、2回目のレッスンからはちゃんと泣かずにおかあさん(石原)と離れてもレッスンができるようになりました。

子供なりに現実と向き合い、投げ出さずに努力をした結果ですよね。

子供にも出来るのだからあなたにできないはずがない!
焦らずに少しずつ頑張っていきましょうね。



サブコンテンツ

このページの先頭へ