友達なんていらないという人の心理とデメリット

こんにちは、石原です。
私よりも3カ月ほど先に第一子を出産した高校の同級生Aちゃんが、あと3カ月ほどで第2子を出産します。
今彼女のお腹の中にいる赤ちゃんは4月上旬が予定日なので、もし予定より少し早く生まれてくることがあればうちの下の子と同い年に。

子供同士も仲が良く第一子、第二子ともに数カ月違いなので、お互いに育児に関して相談しあったり愚痴を言いあったり(ほとんどがお互いの夫や義実家についてです。ははは。)、おかげで何か嫌なことがあっても彼女に愚痴を聞いてもらえばスッキリ。

友達っていいな~、何でも話せる友達がいてよかったな~と思います。
このような具合に、私は友達に助けられていると感じる場面が沢山あるので(本当は1人の時間も大切にしたい派の人間なのですが)断然友達はいないよりもいた方がいい!と考えています。
ですが、世の中には友達など必要ないと感じている人たちもいますよね。
あなたがこのブログに行きついたということは、あなたに何かがあって友達の必要性について悩んでいるということなのではないでしょうか。
今日は一緒に、友達の必要性や、友達など要らないという人の心理、友達を持たないことで得られるメリットやデメリットなどについて考えていきましょう。

友達がいらないと言う人の心理

友達とは困ったときに助け合えたり一緒に楽しいことをしたり買い物や旅行に出かけたり、友達がいるということはとても良いことです。
にもかかわらず、「友達なんていらない」という人は、一体どのような事を考えているのでしょうか?
友達の必要性をあまり感じていない、必要ないという人には、このような心理が働いています。

人間不信

人間関係がうまくいかない画像

以前友達だと思っていた人に裏切られた経験や、過去にいじめにあったなどで人間不信に陥っているパターンです。
基本的に自分以外信じていないので、必要以上に他人と関わったり親交を深めたりすることを避けます。
心の底では友達が欲しいと感じているかもしれませんが今までの経験から人を信じることに恐怖感を持っているため、なかなか友達を作るという行動に出ることができません。
また友達がいて普通に友達付き合いをしていたという人の中には、友達の腹黒い部分などを見てしまい相手に幻滅し、他人を信用できなくなったという人もいるでしょう。

1人が好き!人に自分のペースを乱されたくない!

冒頭で友達はいた方がいいよ!と言った私ですが、実は1人が何よりも好きです。
困ったときに相談できる家族以外の人がいた方が正直に言ってしまえば「都合がいい」ので(家族には話せないことも友達になら話せたりしますからね。)友達はいないよりはいた方が自分の逃げ道、ストレスや悩みのはけ口が出来て良いとは思うのですが、それでも私もやっぱり1人でいることは相変わらず好きです。

なぜかというと、何をするにしても友達と一緒であればお互いの意見を尊重しあったりある程度気を使わなければならないですが(例えば本当は卒業旅行には北海道に旅行に行きたいのに友達は沖縄がいいと言うので渋々沖縄旅行に決定、とかですね、あとは一緒に買い物にいって「ちょっとあの店見てもいいかな?」といちいち同意を得なければならないなどです。)、1人ならばわざわざ他人に許可を得たり賛同を得たりしなくても自分のペースで行動ができるわけです。

他人と一緒であれば常に気を使わなければならないし、常にコミュニケーションを取らないといけませんが、1人なら煩わしい人づきあい諸々がバサっとカットできます。
人と足並みをそろえる必要がないので、1人が好きという人にとってはやはり友達という存在は少しお荷物に感じるものかもしれません。

そして特に女性は学校や職場、どこの集団の中でもそれぞれグループに別れてかたまるのが大好きです。
そして他人の噂話や陰口、不幸話に花を咲かせるのも大得意だったりします。
正直に言って、グループになって人の噂話や悪口でキャッキャキャッキャ言っている人はみっともないですよね。
そんな風に群れてしょうもない人間になり下がるぐらいなら1人の方がマシだわ!と思ってしまいます。

家族がいれば十分

友達がいなくても家族や恋人がいればそれで充分と思っている人です。
私が実際結婚するまではこの考え方に近く、私の弟もまさにこのタイプで、彼には今定期的に会っているような友達は1人もいません。
私も弟も基本的に家が大好きなので、休日は家の中から一歩も外に出ずゴロゴロして過ごしたい(笑)

最近はいい時代になったもので、インターネット回線ひとつあれば動画配信サイトなどで家に居ながら映画やドラマが見放題だったり音楽が効き放題だったりするわけですが、私も休日は一歩も外に出ずにテレビの前に一日中座って大好きな海外ドラマを観ていました。

誰かに誘われれば私はもちろん適度にお付き合いとしてランチにいったりカラオケに行ったりと友達と過ごすこともありましたが、基本的にはノーメイクで一日中だらしない恰好で家の中で過ごすのが好きなので(笑)、友達の必要性もあまり感じなかったのです。

困ったときは支えてくれる家族がいるし、それで十分と思っていました。(ただこの考えは後に配偶者を得て子供をもうけたことで変わりましたが…)
私やうちの弟のように、引きこもり大好き!な人には「家族がいればそれでいい」という考えの人が多くいるような気がします。

大まかに分けて友達なんていらないという人の心理はこの3つ。
人間不信に陥っている人か、人に合わせたり自分のペースを乱されるのがイヤなお1人様が好きなタイプの人か、べつに家族がいればそれでいいや、と思っているタイプの人です。

友達を作らないメリット

友達を作らず1人でいることのメリットは何といっても「自分のペースで行動できること」でしょう。
私も1人は嫌いじゃない(むしろ友達数人と群れるよりも1人の方がラクな)ので友達を持たないことの気楽さはとてもよくわかります。

冒頭で「友達はいた方がいい」と言った私ですが、自分が結婚し子供を産むまでは「別に家族がいれば友達は必要ないかな~」なんて考えていたぐらいです。
1人だと他人に気を遣う必要がないのでとてもラクなのですよね。

気分が乗らなくても無理に人にお付き合いをする必要がないので、行きたくない飲み会にも顔を出す必要はないし、無理に人と話を合わせる必要もありません。
人とコミュニケーションを取ることが苦手、人づきあいが煩わしいと感じている人や、自分のペースを他人に乱されるのが嫌だという人にとっては友達という存在は足手まといにすら感じてしまいます。
友達を作らないメリットは、自分のペースで行動できる身軽さ、何といってもこれに尽きます。

友達を作らなかったことで将来生じるデメリット

友達を作った場合に得られるメリットについては先ほどお話ししたのでもうお分かりですね。
では逆に友達を作らなかったことで将来的に生じてしまうデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
一緒に考えてみましょう。

今は良くても将来的に寂しい、大変な思いをすることが絶対にある!

友達がいないということで一番に思い浮かぶデメリットは「寂しい(自分でも、傍から見ても、です)」ということ。
多少のことなら自分一人でも解決できたような人でも、いつ何時、何が起こるかわかりません。

仮にですが、もしあなたの両親が他界して、兄弟姉妹や親戚とも疎遠になっているような場合、あなたが体調を崩して長期に渡って通院や入院をしなければならなくなったときは友達の1人でも作っておけばよかった、ともしかしたら思うかもしれません。

体調が悪ければ自力で通院することも難しいかもしれないし、長期入院となると毎日出る洗濯物をどうするか、ということになると思います。
その時に頼れる友達が1人でもいれば、入院中足りない物を代わりに買ってきてもらったり洗濯物を頼んだりということもできますよね。

だから、今は友達がいなくても差支えないかもしれません。
でも将来年老いて体を壊した時、ちょっとした頼み事ができる友人が1人でもいればだいぶ違いますよ。
家族がいればそれでいいと思って友達を作らないという人も、今はいいかもしれない。

でも、将来もしかしたら天涯孤独になってしまう可能性もある訳です。
特にあなたが結婚もしない、子供も持たないという人生の選択をすれば、両親が他界した後は独りぼっちになってしまう確率はグッと上がります。

頼み事をするためだけに友達という存在を確保するというのもなんですが、常日頃から悩み事を相談できたり困ったときに助け合える友達がいるのといないのとでは、将来独りぼっちになってしまう確率が変わってきます。

若いうちは良いのですが、体調を崩したとき、大きな病気をしたときなどに1人ぼっちでは何かと寂しい思いをします。
それに何かあった時誰も相談する相手がいないとなると、あなたの精神的負担は想像以上に重くなります。

コミュニケーション能力に乏しくなる

隠れる女性

友達がいない、友達を作らないということは、自由気ままに自分の好きなように行動できるというメリットがありますが、友達がいない人が他人とコミュニケーションを取ろうとすれば、コンビニの店員さんや病院の看護師さんやお医者さん、仕事で関わりのある人、家族、ぐらいに限定されてきてしまいます。

他人と話をすること自体がうっとおしいという人も多いですが、あまりにも他人とコミュニケーションを取らなさすぎると、どんどんあなたのコミュニケーション能力は低下します。

他人と上手にコミュニケーションが取れなくなると、人の気持ちを理解したり場の空気を読むことも難しくなってくるため、もしかしたら仕事で取引先の先方さんに不快な思いをさせてしまう、大きな契約を逃す、というような、会社に損失をもたらしてしまうような取返しの付かないことになってしまう可能性も出てきますよね。

とても大きなミスをしてしまえば、もしかしたら給与や賞与が減ったり、場合によっては退職に追い込まれることも考えられます。
そうなると今度は自分の生活が脅かされます。

ということは、人は生きていく上でコミュニケーションスキルを向上させていかなければ、生き抜いていくことができないといっても過言ではないのではないでしょうか。
確かに友達付き合いは煩わしいこともあります。

ですがプライベートで付き合う友達という存在は、あなたのコミュニケーションスキルを上達させてくれる良い相手になってくれます。
人との関わり方、どうすれば円滑に人づきあいができるかを常に学べる、とても良い教材ですよ(笑)

どうですか?
こうやって考えてみると、友達という存在は(時に面倒くさい、煩わしいと思うこともありますが)かなり人生において大切な存在だと思いませんか?

友達はいらないけど寂しい!そんな人の対策とは

友達はいらないけど寂しい!と思うということは、実は「友達が欲しい」という事なのだと私は思います。
本当は友達がいた方がいいと自分でも思っているのに、なかなか他人に心を開けない人、他人をどこまで信用していいのかわからないという人、とにかく人づきあいが面倒だという人、様々だと思います。

ただ、友達はいた方が良いとわかっているのに何もしないのでは、何も変わりません。
友達はいらないけど寂しい!(でも本当はほしいくせに…笑)という人にできる対策としては、以下の つが考えられます。

出不精の人には最適!SNSを有効活用!

今ではインターネットで世界中の誰とでも24時間すぐに繋がれる時代です。
My SpaceやMixiなどから始まり、Facebook、Twitter、TikTok、Instagramと、時代によって移り変わっていくものの、ほとんどの人が何かしらのSNSを利用しています。

興味のあるワードを検索すれば、それに関連した投稿やユーザーを簡単に探すことができます。
何かあなたに趣味や興味のある事柄があるのであれば、共通の趣味や関心を持った世界中の人とメッセージをやり取りしたり、チャットなどでコンタクトを取ることができます。

家に居ながらにして国内外の人々と知り合いになれるので、出不精の人にはSNSを有効活用して友情の輪を広げる、というのもアリですね。

ただしネット上の友達というのは物理的には離れていることが多く、先ほどの「友達を作らなかったことで将来生じるデメリット」でもお話しした「もしあなたが年老いたり体を壊した時」には、それらの友達はあなたの弱音や愚痴をインスタントメッセージで聞いてはくれるでしょうが、実際に手を貸して助けてもらうということはなかなか難しいため、そのあたりは期待はできません。

とにかく外出!

家に引きこもってばかりでは出会いはありません。
友達がいなくて寂しいと感じるのであれば、少しでも友達ができそうな場所に、とにかく家から出ていきましょう。
勿論外出するだけですぐに友達ができるわけではありません。

自分から他人にコミュニケーションを取りに行ったり、スポーツのサークルやスポーツジムや、何か他の趣味の集まりでも良いのでとにかく話が合いそうな人が集まる場所(話が合うと仲良くなりやすいですよ!)に自分から出かけていかなければなりません。
すぐには難しくても、家に1人でこもって悶々とするよりも他の人が周りにいるだけで焦りや不安感は多少軽減されますよ。

友達がいない寂しさを忘れるぐらい仕事に打ち込む=友達を作ることをあきらめる

とにかく仕事に情熱を注ぎまくり、自分に友達がいなくて寂しいという現状から現実逃避できる状況を作り出しましょう。
仕事が忙しくなれば友達がいなくて寂しいと思う暇すらなくなります。
それに仕事に打ち込んで結果を出せば、もしかしたら収入アップにつながるかもしれません。
友達はいないよりはいた方がいいに決まっていますが、無理にでも作らなければどうにもならない…というものでもないので、あっさり仕事などに打ち込んで友達を作ることをあきらめるというのもアリかもしれません(笑)

まとめ

友達はね、いないよりはいた方が断然良いのです。
私も家族がいるからべつにいいや、と思っていたクチですが、結婚し子供を産んでからはとにかく子育てに関してはわからないことだらけ。
そんな時に「これはどういうことなんだろう?」「これで大丈夫かな?」と相談できる友達がいるから、私はとても助かっています。

独りぼっちで不慣れな育児でわからないことだらけで相談する相手もいないとなると、私はおそらく不安で不安で仕方がなかったと思います。
友達と同じように、配偶者もまたいないよりもいた方が断然いい!と私は自分が結婚してみて思いました。

親兄弟以外に精神的にも頼れるパートナーがいるということがこんなにも心強いとは、自分が実際結婚をするまで知りませんでしたから。(と言ってもすべての人に結婚を勧めるわけではありませんよ!人それぞれ、ライフスタイルがあっていいと思っています。)
困ったときに頼れる存在は、家族以外に誰か確保していた方が絶対に心強い!
私はそう思いますよ。



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