どこまでOKなの?オンライン面接のマナーについて

こんにちは、石原です。

新型コロナウイルスの影響で、仕事がテレワークになった人も多いでしょう。
最近ではなにやら、バイトや仕事の面接までもオンラインビデオ通話などで実施するという企業もパラパラと出てきました。

家に居ながらにして仕事の面接が受けられるなんて考え方によっては良い時代になったもんだなぁ、と悠長に思ったりもする石原ですが、オンライン面接は外に出かけずにコロナウイルス感染のリスクを極力減らしながら面接が受けられるというメリットがある反面、ビデオチャットに部屋が映り込む為場所選びに悩んだり服装などにもむしろ対面式の面接よりも悩むこともあるかもしれません。

やはりオンライン面接は所詮オンライン。

お互い顔を合わせるといってもそれはパソコン画面を介してということになり、実際に会いお互い顔を合わせて実施する面接よりも相手に与えてしまう印象に気を付けなければ誤解をも招きかねませんよね。

新型コロナウイルスは、この世から消滅することはないとも言われています。
毎年必ず流行するインフルエンザのように、予防をしながら一生付き合っていかなければならないウイルスになる可能性が高いそうです。

ということは、今ある私たちの日常生活、これ自体がガラッと変わってしまう可能性は限りなく高いということです。
今までは一部の人や一部の職種の人のみが行なっていた在宅勤務(テレワーク)も、これからはごくごく当たり前になってくるかもしれません。

それに伴い、やはりこれからはオンライン面接も増えてくることでしょう。
今日はそのオンライン面接に備え、服装や場所の選び方やオンライン面接を受ける際の最低限のマナーなどについて一緒に考えていきましょう。

2)服装、場所の選び方

〇をする女子高生

石原がもし「面接はオンラインで行います」と言われたとしたら一番悩むのが「場所」です。

なぜなら、うちの家は夫の実家の敷地内の空き地に半ば無理矢理建てた家なのでかなり狭く収納スペースがほとんどない為に、リビング、脱衣所、ベッドルーム、納戸…

とにかく家中の至る所に物が溢れかえってしまっています。

石原のクローゼットは家の中で一番大きいウォークインクローゼットですが、自分の服だけでなく家族分のお布団やシーツ、子供の服、自分の趣味で集めた物などとにかく色んな物を詰め込んでいるため、もうこれ以上何も入りません(笑)

階段下の収納は掃除機や工具、家電の箱などをしまっているのでもうパンパンだし、納戸には子供のおもちゃ、クリスマスツリー、パソコンのプリンタ、お薬箱などなどでそちらももうパツンパツン。

リビングのカウンターの上にも子供の服とかスタイがボンっと置いてあるし、ダイニングテーブルの上にもデスクトップパソコンやなぜか夫が毎日飲んでいるリンゴ酢の2Lボトルなどなど…

とにかくうちは「もうパソコンを外に持ち出して家の外壁をバックにオンライン面接を受ける以外に良い場所はないんじゃなかろうか?」というほど物でぐちゃぐちゃです。

特に都会の方のアパートなどだとそこそこの家賃を払っても部屋が狭かったり、そのような狭い部屋に家族数人で暮らしている人もいたりと、なかなかオンライン面接に適した場所を家の中で探すのは難しいかもしれませんね。

ですがもしオンライン面接を受けるのであれば、

①周囲の音や周りの人の声が入り込まない静かな場所
②できればドアでちゃんと区切ることができる密室になるような場所

がベストです。

そしてできることならば、あまり背景にごちゃごちゃと物が映り込まない場所があればなお良し。
自分の部屋がある人は自分の部屋のできるだけ背景がすっきりしている場所を選びましょう。

もし自分の部屋がない、どうしても家の中でオンライン面接が受けられないといった場合は、完全にドアで区切ることができる個室タイプのネットカフェを選ぶという選択肢も無きにしもあらずです。

ですが、間違ってもスター◯ックスのようなカフェでオンライン面接を受けるようなことがないように(笑)
ワサワサしてお互いに面接に集中できない上に、相手の面接官に対しても失礼になり心象も悪くなりがちです。

そして次に悩むのは服装ですよね。

オンライン面接で在宅で手軽に出来るのですが、在宅だからとズルンズルンのだらしない部屋着や、女性であればノーメイクでオンライン面接に挑むということはNGです。

おそらくオンライン面接を受ける前に事前に企業側から面接についての注意事項等の説明を何らかの形で受けると思いますが、特に服装が指定されていない場合は私服よりもスーツを着た方が無難かな?と石原は思いますよ。

もし「私服可」「私服OK」などの指定があれば、私服でもスーツでもどちらでも構わないという事ですし、仮にもしも「私服推奨」等と指定されている場合は企業側はスーツよりも私服のあなたが見たい(普段の服装からその人のありのままの雰囲気を見たいだとか、何か私服であることに企業が意図するところがあるのでしょう。)ということですので、私服で受ける方が良いでしょう。

「私服推奨」と指定されているにもかかわらずスーツを着てしまうと、「この人は指示をしっかり理解していないのか?」「指示を無視する傾向にあるのか?」などと逆にマイナスに印象が傾いてしまう可能性もあります。
もちろんスーツを着ているからと不合格にはならないかもしれませんが、その辺りは慎重に..

そして髪の毛が長い方はお団子やポニーテールなどでさっぱりとまとめた方が清潔感が出やすいですし、メイクもつけまつげバサッ、真っ赤なルージュで唇オバケ!よりもナチュラルメイク寄りの方が面接官の印象は良いでしょう。

ちなみに余談ですが、先日元カリフォルニア州知事であり俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(シュワちゃんの愛称でもお馴染み)さんがコロナウイルスのステイホーム週間中に自分のSNSにアップした動画で、上半身はビシッとスーツで決めていたけどカメラを引いてみると実は下半身はパンツ一丁だったという笑える動画がありました。

もしも絶対にオンライン面接では画面には下半身は映り込まないという自信があるのであれば、上半身だけスーツを着て下半身はパンツ一丁というのもアリといえばアリですね(笑)

3)面接時のマナー

オンライン面接は対面式の面接とは違い、画面に映るものがすべてです。

オンライン面接でぜひ気をつけたいことは、

①面接時に自分の背後に映り込む背景

②オンライン面接で使用するビデオチャット等のアプリの自分のプロフィール画像

③時間厳守というよりも5分前厳守

この3点。

ひとつずつ説明していきましょう。

①面接時に自分の背後に映り込む背景

ビデオ通話中の男性

これはさきほどの第2章の場所選びの項目でも少し触れましたが、「自分の背後に映り込む背景に気を配りましょう」ということです。

自分では趣味よくまとめたつもりの部屋でも、面接官にとってはそうではないかもしれません。

もしあなたの背後にアニメやアイドルのポスターやフィギュアなどが映り込んでいたら、仮に面接官に悪気はなかったとしてもそれがマイナスポイントに映ったりすることも考えられるのです。(偏見の目で見ているつもりはなくても、この人はアニメのポスターやフィギュアを集めていてちょっとオタクっぽいからうちの社員としてはちょっとな…という事も考えられなくはありません!)

ですので、変な先入観を面接官に抱かれない為にも、できるだけすっきりとした背景(なんなら真っ白な壁で良い!)を選びましょう。

②オンライン面接で使用するビデオチャット等のアプリの自分のプロフィール画像にも気を配ろう!

これも些細な事ではありますが、相手に変な先入観を持たせないためにもプロフィール画像にも拘りましょう。

ここでもあまりアイドルやアニメなどのキャラクターの画像を使ったり過激な画像を使用することは辞めた方が良いですね。

恋人とのツーショット写真や自撮り画像なども面接官によっては「ちょっとなぁ…」と思われてしまうので、当たり障りのない無難な画像(花の写真とか自分の名前が書かれただけの画像など)が良いかもしれません。

石原なら何も思い浮かばなければペットの犬の写真でも使うかな?(笑)

③時間厳守というより5分前厳守

時間

オンライン面接は、ネット環境を使用してパソコンやスマホ画面を通じてのビデオ通話になりますが、こういう大事な時に限ってネットの調子が悪くなったり回線トラブルなんて付き物です。

回線トラブルで急にオンライン面接をキャンセルせざるを得なくなってしまったら、面接官に対してとても申し訳ないしもしかしたらそのトラブルたった1つのせいで選考から外される、ということも考えられなくはありませんよね。(おそらくあなたが他所も欲しがるようなよっぽど優れた人材でもない限り、「予期せぬトラブルもうまく回避できない人」として、心象も悪くなるはずです…)

最低5分前にはネット回線に繋いで、通信トラブルがないか確認し面接のスタンバイをしておきましょう。

なんなら5分前では少し遅いぐらいです(笑)

そして何もオンライン面接に限ったことではないのでここでは省きましたが、この他にも笑顔でハキハキと受け答えすることは勿論、言葉遣いも相手に失礼のないように気をつける必要があります。

画面を介している非接触型というだけであって、「面接を受ける」「相手に選んで貰う」ということには変わりないのですから。

4)メリット、デメリット

何事にもメリットがあればデメリットもある!

オンライン面接のメリットとデメリットついて見ていきましょう。

①オンライン面接のメリット

オンライン面接のメリットは、やはり何と言っても「その場に行かなくても面接が受けられる」ということ。

特に今年は年明け早々新型コロナウイルスの影響で私たちの日常生活にも大変な支障が出ていますが、このような時期にいつ感染してしまうだろうか?とビクビクしながら満員電車に乗ったり地方から県境をまたいで面接を受けに移動しなくても、オンライン面接であれば遠方であっても自宅に居ながらにして面接が受けられるのです。

これはオンライン面接の最大のメリットですよね。

最近では(新型コロナが流行し始める前にも)一次や二次面接はオンライン面接で、最終選考時だけ本社に行けば良いというスタイルをとっている企業も段々と増えてきているようです。(石原の時はなかったなぁ…一次の面接からアメリカからわざわざ帰国し面接を受けに本社にいき見事落とされました、チーン。)

②オンライン面接のデメリット

オンライン面接のデメリットというと、もうこれは絶対的に「画面を通じての自分しか相手から見えない、分かってもらえない」ということでしょう。

その場にいればその人の醸し出す雰囲気やオーラのような物からある程度この人はこんな人なのかな?ということが予測できたり掴みやすいのですが、それがパソコン等のモニターを通しての二次元になるとこちらからしてもそうですが、相手の表情や声色を読み取るということがどうしてもその場に対面して話をする時に比べて掴みにくいのです。

ですので、対面している時よりも画面を通じての方が表情が固く硬って写ったり言葉や声の細かいニュアンスなども伝わりにくかったりと、どうしてもやり取りも事務的になってしまい、「世間話をして面接官と打ち解ける」といったようならことが難しく感じられるでしょう。

オンライン面接の最大のデメリットはここです。

本当のあなたが相手側からみて見えにくいということ。

そしてネット環境が整っていない人にとってはオンライン面接をするとなると金銭的にも精神的にもそこそこな負担になってしまうことも。

5)まとめ

わざわざ企業に出向かなくても自宅で面接が受けられるなんて、便利な時代になったものです。

ですが、このコロナ騒動でよく議論になっていたのが、休校になった小学校、中学校、高校の授業を一体これからどうするのか?ということでした。

ネット環境が整備されていない家庭で暮らす子供たちもまだまだ多く、オンライン授業をするにしてもオンライン授業を受けることさえできない生徒も出てきたりとそこに格差が生まれてしまう、ということがずっと懸念されていました。

しっかりと環境が整っていればオンラインで授業も受けられる時代です。
そしてオンライン面接もとても便利かつ安全に面接が受けられとても便利な物ですよね。

今後も消滅することがないであろうと言われている新型コロナウイルス。

今後の私たちの暮らし方、仕事の仕方も変化させていかなければなりません。

いざという時にオンライン面接だけでなく、授業を受けたり、会議やお仕事もできるように、今からしっかりとネット環境やデバイス等の準備をしておくことはとても大切なことです。

そしてこれからオンライン面接を受けようという方は、ぜひぜひこの記事を参考にオンライン面接にしっかり臨んでくださいね!

頑張って!



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