オリックス銀行で口座開設する流れとメリット・デメリットまとめ

オリックス銀行は、1993年に山一信託銀行として開業、開業後4年で親会社の山一證券が破たんしたため、オリックスに譲渡されオリックス信託銀行に、2011年にオリックス銀行に名称が変更されました。

実店舗を持たないタイプの比較的新しい銀行ではあるものの、オリックスの傘下で、総資産は2兆円超えの大きな銀行です。

オリックス銀行のメリット

オリックス銀行が人気の理由は、

  • 定期預金金利
  • 使い勝手のよいカードローン

この2つです。

定期預金金利:0.3%(5年)

現在、いまだかつてないほどの低金利が続いています。
普通預金金利が0.001%(年利)の銀行がほとんどです。

そんな中、少しでも増えて欲しい!と定期預金に預けても、長期間預けるほうが金利が低くなる銀行も増えています。

円定期預金年金利比較表

1年未満1年3年5年
あおぞら銀行インターネット支店0.15%0.25%0.15%
じぶん銀行0.04%0.05%0.03%
楽天銀行0.12%0.03%0.04%
GMOあおぞらネット銀行0.03%0.05%0.02%
オリックス銀行0.15%0.20%0.25%0.30%

※年利(税引き前)
※2019.3.15

そんな中、オリックス銀行は長期間預けるほど金利が高く、しかもその他有名ネット銀行よりもダントツ高い金利を誇っています。

CMでも人気のカードローン

実質年率限度額審査時間保証人総量規制職場連絡
1.7%~17.8%800万円最短即日無し対象外有り
遅延利率申込資格返済システム来店必要の有無
借入利率+2.1%(年率)20歳~68歳残高スライドリボルビング方式Web完結も可能

銀行のカードローンは、一般的な消費者金融のカードローンより利息が安い分、審査が厳しいことで有名です。
しかし、オリックス銀行のカードローンは、数ある銀行カードローンの中でも人気が高く、利用者が多いことで知られています。

オリックス銀行のデメリット

オリックス銀行のデメリットは、「キャッシュカードがない」ということです。

オリックス銀行にも普通預金口座はありますが、メインであるサービスは、

  1. 定期預金
  2. カードローン
  3. 投資信託

この3種類のため、一般的な普通預金口座もあるものの、生活口座としての利用を前提としていません。
そのため、ATMもありませんし、通帳・キャッシュカードもないのです。

※カードローンの場合は「ローンカード」があり、ATM手数料も無料で利用できます

オリックス銀行の口座の種類

個人用口座で、信託口座ではない通常の預金口座は、

  1. ダイレクト預金(通販型)
  2. eダイレクト預金(インターネット型)

の2種類あります。

1.ダイレクト預金の特徴

ダイレクト預金は、インターネットではなく郵送で手続きをする定期預金です。

  • インターネットでの取引を望まない人
  • 預金証書が手元に欲しい人
  • 満期がきたらハガキで案内が欲しい人

にオススメです。

ただし、キャッシュカードがないので、気軽に預入れができません。
預入にはオリックス銀行宛て(自分の口座宛てではない)へ振込みが必要で、振込み手数料は自己負担です。
また、eダイレクト預金(インターネット型)のほうが金利が高いです。

ダイレクト預金(通販型)とeダイレクト預金(ネット型)の比較

預入期間口座の種類スーパー定期
(100万円以上)
スーパー定期300
(300万円以上)
大口定期
(1,000万円以上)
6カ月通販型0.10%
ネット型0.15%
1年通販型0.13%0.17%
ネット型0.20%
2年通販型0.15%0.17%
ネット型0.20%
3年通販型0.17%0.20%
ネット型0.25%
5年通販型0.20%0.25%
ネット型0.30%

※年利(税引き前)
※2019.4.1

2.eダイレクト預金の特徴

eダイレクト預金には、

  • eダイレクト普通預金
  • eダイレクト定期預金
  • eダイレクト2週間定期預金

があります。

これらの特徴は、

  • インターネット取引専用預金
  • ネット定期預金の利率がダイレクト預金(通販型)よりもよい
  • 他銀行宛ての振込みが月に2回まで無料(3回目以降:1回432円)

などがあります。

こちらもキャッシュカードがないので自分の口座に入金する場合は、自分の口座宛てに振込みをしないといけません。
もちろん振込手数料は自己負担です。

通常のその他のネット銀行であれば、他行への振り込みが月に数回無料のところも多いので、そららを利用して振込むのがオススメです。

キャッシュカードがないので、少々めんどくさいですが、まとまった使わないお金があるのであれば、オリックス銀行の定期預金を使わない手はないと思いますよ。

eダイレクト2週間定期預金

「まとまったお金はあるけど、いつ必要になるのかわからない」ということでしたら、eダイレクト2週間定期預金もあります。
eダイレクト2週間定期預金は、2019年4月1日現在の金利が年率0.10%です。

口座開設の流れ

ダイレクト口座(通販型)の口座開設方法

  1. 電話、もしくはネットから申込書を請求する
  2. 届いた申込み書に記入し、本人確認書類のコピーを郵送する
  3. 定期預金資金をオリックス銀行(オリックス銀行宛て)に振り込む
    ※振込み手数料は自己負担
  4. 定期預金証書が郵送される

eダイレクト口座(インターネット型)の口座開設方法

インターネット専用口座なので、ネット上で申込みが完了するのかと思ったら…ネットで申込書類に記入し、申込書類と封筒を印刷して郵送しないといけません。
プリンターを持っていない方は、ネット上で申込み書類郵送依頼をします。

その後の流れは、

  1. 申込み書をプリントアウト(もしくは記載)し、署名・捺印をし、本人確認書類のコピーを添えて郵送
  2. 「お客様カード」を受け取る
    ※キャッシュカードではありません

入金方法は、「お客様カード」に口座番号が記載されているので、他銀行から自分のeダイレクト普通預金口座へ振り込みます。
※振込み手数料は自己負担

eダイレクト定期預金・eダイレクト2週間定期預金は、普通預金口座を開設してから、「お客さま専用ページ」へログインし、「定期預金作成」をし、普通預金口座からお金を移します。
この際の振込手数料は無料です。

オリックス銀行口座開設のキャンペーン

※現在、投資信託以外のキャンペーンは開催されていません



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