楽天カードとオリコカードTHEポイントはどっちがいい？比較してみた2020

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楽天カードとオリコカードTHEポイントはどっちがいい？比較してみた2020

楽天カードとオリコカードTHEポイントはどっちがいい？比較してみた2020

水道光熱費やスマホ代、保険代など毎月必ず支払う「固定費」をクレジットカード払いにすることで、貯まるポイントの分だけお得にすることができますが、どんなクレジットカードをお使いでしょうか？

中には、豊富な特典サービス目当てで、プラチナカードやゴールドカードといった上級カードを利用されている人もいらっしゃるでしょう。

しかし、プラチナカードやゴールドカードといった上級カードの年会費は、10,000円～130,000円と高額となるケースが多いです。

クレジットカードの年会費は、無料でかつできるだけ高還元率でポイントが貯まるクレジットカードが良いと思う人が多いと思います。

そこで今回は、年会費無料、高還元率、貯まったポイントも使いやすいことで、定評のある「楽天カード」と「オリコカードTHEポイント」について比較を行いながら、徹底解説していきますね.

この記事に書いてあること

2. 楽天カードとオリコカードTHEポイントの比較
3. 楽天カードとオリコカードTHEポイントの2枚持ちはアリ？
4.まとめ

2. 楽天カードとオリコカードTHEポイントの比較

まず、楽天カードとオリコカードTHEポイントの基本スペックをご紹介していきましょう。

〇楽天カード

年会費	無料	還元率	1.0％
電子マネー	Edy	ポイント	楽天ポイント

即日発行	年会費無料	マイルが貯まる
ラウンジ利用可	Apple Pay	旅行保険

楽天市場内の利用であれば、一般カードは3%、プレミアムカードであれば5%と驚異の還元率
年会費無料のカードでは実用性ナンバーワンかも！
入会特典で5000ポイントGETできるチャンス！

カードの詳細へ

公式サイトへ

年会費：無料
家族カード：無料
ETCカード年会費：税込550円（ただし、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド・プラチナランクの場合、ETCカード年会費が無料）
国際ブランドはVISA・JCB・MASTER・AMEXの4つから選択可
海外旅行傷害保険：最高2,000万円（利用付帯）
入会特典：5,000～8,000楽天ポイント（期間限定ポイント）プレゼント
ポイント還元率：1.0％（カード利用100円につき1楽天ポイントが貯まる、ただし、楽天ポイントアッププログラムにより最大44倍までアップ
貯まるポイント：楽天ポイント
電子マネーの対応：楽天Edy、Apple Pay

〇オリコカードTHEポイント

年会費	無料	還元率	1％
電子マネー	iD QUICPay	ポイント	オリコポイント

即日発行	年会費無料	マイルが貯まる
ラウンジ利用可	Apple Pay	旅行保険

入会後6ヶ月間はポイント加算率が2倍になる。（上限5,000ポイント）
家族カード、ETCカードも無料。
オリコモールを経由してショッピングするだけで、プラス0.5％分のオリコポイントが加算される。

カードの詳細へ

公式サイトへ

年会費：無料
家族カード：無料
ETCカード年会費：無料
国際ブランドはMASTER・JCBの2つから選択可
ポイント還元率：1.0％
貯まるポイント：オリコポイント
電子マネーの対応：iD、QUICPay、Apple Pay
入会特典：1,000オリコポイントプレゼント、別途キャンペーン参加で最大7,000オリコポイントプレゼント、さらに入会6ヶ月間はポイント2倍の2.0％ポイント還元（最大5,000オリコポイント分まで）

まず楽天カードからですが、今や日本で最も有名で人気のあるクレジットカードで、とにかく楽天市場をはじめ楽天のサービスを利用するとポイントが貯まりやすいことが一番の特徴です。

楽天のサービスと関係ないカード決済であっても、無条件で1.0％のポイントが貯まることも根強い人気となっている理由の一つで、貯まるポイントも楽天ポイントであることから、楽天ポイントが貯まる・使える加盟店であれば、1楽天ポイント＝1円換算で現金同様に利用できますので、貯めたポイントの使い道で困ることは皆無です。

日常生活の場面においても、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ガソリンスタンドなど、今や多くのお店で楽天ポイントが使えます。

楽天カードの欠点は、基本のポイント1.0％以上のポイント部分に関しては、期間限定ポイントで付与されるため、ポイントの期限に追われるケースがあることです。

期限に追われてしまい、つい不要なものまで貯めた楽天ポイントで買い物をしてしまうこととなり、貯めたポイントの有効活用ができにくくなってしまうことがよくあります。

次に、オリコカードTHEポイントについてです。

オートローンやAppleローンでお馴染みのオリコが発行する年会費無料ポイント還元率1.0％、電子マネーはIDとQUICPay対応の使い勝手の良いバランスの取れたクレジットカードで、メインカードとしても十分に利用でき、おすすめのクレジットカードの一つです。

電子マネー関係は、前述のとおり、ID・Quick payが利用できる他、モバイルSuica（Apple pay、Google payも含む）、SMART ICCOCA、au WALLET（国際ブランドMASTERのオリコカードTHEポイントのみ）へのチャージにも対応しており、いずれもチャージでポイントが1.0％分付与されます。

楽天カードはSuicaチャージでのポイント付与がなくなってしまったため、この点は確実にオリコカードTHEポイントの方が優れています。

また、ネットショッピングの際にオリコの独自モール「オリコモール」を経由することで、+0.5％のポイントが貯まりポイント還元率は1.5％まで上げることができます。

このオリコモールは、Amazon・楽天市場・ヤフーショッピングなど有名なところに対応していますので、ネットショッピングが好きな方にはうってつけです。

さらに入会後6ヶ月間は、基本ポイントが2倍の2.0％となりますので、大きな買い物や引っ越し・冠婚葬祭など大きな出費の予定の前にこのカードを作るのもひとつの手です。

貯めたポイントは、500ポイントからAmazonギフト券・iTunesギフト券・Tポイント・ANAマイル・JALマイルに交換が可能で、貯めたポイントの使い勝手、交換期間の短さも好感が持てます。

楽天カードのSPUとキャンペーンの組み合わせで、ポイント最大44倍になるなどの強烈なキャンペーンはないものの、年会費無料・ポイント還元率1.0％、オリコモール経由でポイントアップあり、電子マネー複数対応、電子マネーチャージでもポイント付与、貯まったポイントの交換先も豊富で本当に使い勝手の良いクレジットカードです。

強いて欠点をあげると、オリコポイントの有効期限が1年間しかないことくらいです。

次に、ご紹介した楽天カードとオリコカードTHEポイントの特徴をもとに、どちらがお得なのか？比較をしてみましょう。

まずは、比較表からみていきましょう。

	楽天カード	オリコカードTHEポイント
年会費	無料	無料
家族カード年会費	無料（最大5枚まで発行可）	無料（最大3枚まで発行可）
ETCカード年会費	550円（税込・ただし条件により無料）	無料
ポイント還元率	1.0％（カード利用100円につき1ポイント）
カード利用限度額	最高100万円	最高300万円
貯まるポイント	楽天ポイント	オリコポイント
国際ブランド	VISA/Master/JCB/AMEX	Master/JCB
電子マネー対応	楽天Edy	iD、QUICPay
Apple pay対応	〇（QUICPay扱い）	〇（QUICPay扱い）
海外旅行傷害保険	最高2,000万円（利用付帯）	×

まず、気になる点が、ETCカードの年会費ですね。

オリコカードTHEポイントの方は、ETCカード年会費が無条件で無料である一方、楽天カードは、楽天PointClubランクにおいて、プラチナランク以上（プラチナ・ダイヤモンド）でなければETCカード年会費が無料になりませんし、ETCカード年会費をずっと無料とするためには、楽天PointClubランクでプラチナランク以上をキープし続けなくてはいけません。

ちなみに、プラチナランクキープの条件は、「過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得（2019年12月現在）」となっていますので、過去6ヶ月間で15回以上、かつ200,000円分以上の楽天ポイント（楽天のサービスとパートナー企業のサービス分のみ）を獲得しないといけないため、サブカードとして楽天カードを利用している人には、意外と高いハードルとなります。

一方、楽天カードは一般カードでありながら海外旅行傷害保険最高2,000万円の特典サービスが付帯しておりますが、オリコカードTHEポイントには海外旅行傷害保険の特典サービスは一切ありません。

電子マネーに関しては、楽天カードは楽天Edyと楽天Payのみポイント付与対象ですが、オリコカードTHEポイントは、iD、QUICPay、Apple pay、Google pay、Suicaチャージ、ICOCAチャージにおいてもポイントの減額もなく通常のカード決済時と同等の1.0％のポイントが付与されますので、オリコカードTHEポイントの方が優れているといえますね。

ここで、楽天カードが優位な点とオリコカードTHEポイントが優位な点をまとめておきましょう。

〇楽天カードが優位な点

楽天市場をよく利用する場合、ポイントがかなり貯まりやすい（最大ポイント44倍）
楽天ポイントの使える店舗が多いため、貯めたポイントが1ポイント＝1円のレートで現金同様に使える
一般カードにもかかわらず、海外旅行傷害保険最高2,000万円（利用付帯）の特典サービスが付いている

年会費	無料	還元率	1.0％
電子マネー	Edy	ポイント	楽天ポイント

即日発行	年会費無料	マイルが貯まる
ラウンジ利用可	Apple Pay	旅行保険

楽天市場内の利用であれば、一般カードは3%、プレミアムカードであれば5%と驚異の還元率
年会費無料のカードでは実用性ナンバーワンかも！
入会特典で5000ポイントGETできるチャンス！

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〇オリコカードTHEポイントが優位な点

ETCカード年会費が無条件でずっと無料
入会後６ヶ月間はポイント還元率2倍の2.0％までアップ（上限5,000ポイント）
電子マネーに強い（iD、QUICPay、Suica・ICOCA・Apple pay、Google payチャージ時も1.0％ポイント付与）
貯めたポイントの交換先が幅広い（Amazonギフト券、Tポイント、nanacoギフト、LINEギフト、WAONポイント、iTunesギフトコード、ｄポイント、ANAマイル、JALマイルなど）

3. 楽天カードとオリコカードTHEポイントの2枚持ちはアリ？

前述のとおり、楽天カードもオリコカードTHEポイントも年会費無料でありながら、基本ポイント還元率1.0％とメインカードとして使うには十分なスペックですが、すべてにおいて万能であるわけではありません。

楽天カードは、楽天市場においてはポイント還元率が最大44.0％(理論上)にもなりますし、一般カードでありながら、海外旅行傷害保険最高2,000万円の補償がついています。

一方、オリコカードTHEポイントは、ポイントが数十倍になるキャンペーンはありませんが、ETCカード年会費無条件で無料、iD、QUICPay、Apple pay、Google pay、Suicaチャージ、ICOCAチャージ時ポイント付与1.0％と電子マネーにめっぽう強く、貯めたポイントも、Amazonギフト券、Tポイント、nanacoギフト、LINEギフト、WAONポイント、iTunesギフトコード、ｄポイント、ANAマイル、JALマイルなど、500ポイント単位から多種多様なポイントやギフト券に交換できますし、ポイント交換に要する時間も短いこと（1日～15日までのお申込分を翌月10日頃、16日～末日までのお申込分を翌々月10日頃にポイント交換から移行完了）も好感できる点ですね。

よって、楽天カードとオリコカードTHEポイントの2枚持ちは、十分にやる価値があるといえます。

ただし、貯まるポイントが楽天ポイントとオリコポイントとバラバラに分散されてしまうので、その点は2枚持ちのデメリットとなりますので注意が必要です。