楽天プレミアムカードにメリットはない?徹底解説2020
日本で一番有名なクレジットカードといってもよい楽天カードにはグレードがあり、
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード(格安ゴールドカード)
- 楽天プレミアムカード(一般ゴールドカード)
- 楽天ブラックカード
と大別して4種類のグレードがあります。
この中で、楽天プレミアムカードは、オススメとネット上などでよくみかけますが実際はどうなのでしょうか?
楽天プレミアムカードはどんな人だとお得に活用できるのでしょうか?
この記事に書いてあること
楽天プレミアムカードとは
年会費 | 10,000円(税別) | 還元率 | 1.0% |
---|---|---|---|
電子 マネー | Edy | ポイント | 楽天ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 楽天市場内の利用であれば5%の還元率
- 世界120ヶ国の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パス会員カード発行が無料
- 各種保険が充実
- 年会費:10,800円(税込)
- 家族カード:540円(税込)
※5枚まで発行可 - ETCカード年会費:無料
- 国際ブランド:VISA・JCB・MASTER・AMEX
- ポイント還元率:1.0%
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円)
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
- 動産総合保険(ショッピング保険):最高300万円/年(1個1組1万円以上の商品で購入から90日以内、自己負担額3,000円)
- 空港ラウンジサービス:国内主要28空港
- プライオリティパス(プレステージ):年間利用回数制限なしで世界中の900ヶ所以上の空港ラウンジが利用可
- 海外トラベルデスクサービス(ニューヨーク、ホノルル、パリ、ミラノ、上海など世界38拠点)
- 選べるサービス(楽天市場コース・トラベルコース・エンタメコース):選択したコースの楽天サービス利用時ポイント+1.0%アップ
- お誕生月サービス:誕生月、楽天市場・楽天ブックス利用時ポイント+1.0%アップ
- merican Express Invites(AMEXブランドのみ):チケット先行販売などの優待、世界の厳選400店舗にて飲食代20%オフ、ボトルワインサービス、厳選されたショップにて優待特典サービスなど
- 電子マネー:楽天Edy、Apple Pay、MASTERブランドのみau WALLETカードチャージで1.0%のポイント付与
やはり、楽天プレミアムカードは、一般ゴールドカードに該当するだけあって、年会費が10,800円と高額である一方優待特典など盛り沢山で、特に楽天のサービスをよく利用する方にはかなりお得となります。
また、楽天プレミアムカードの最大の特典サービスだと言われているのが、プライオリティパス(プレステージ)が無料で付帯することです。
※カード到着後、会員自身で申し込みが必要
ステータスカードとして有名なアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードでさえ、付帯しているプライオリティパスはスタンダード(アメックスの場合年2回まで無料、3回目以降は32ドルが必要)止まりで、プライオリティパス(プレステージ)が付帯するクレジットカードは、プラチナカード以上のものとなっています。
年会費10,800円の楽天プレミアムカードを持てば、プライオリティパス(プレステージ)が入手できるため、海外渡航数が多い人には、大変人気となっているのです。
楽天カードとの違い
では、楽天プレミアムカードと年会費永年無料の楽天カード(一般カード)と表を用いて比較してみましょう。
楽天カード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 10,800円(税込) |
家族カード年会費 | 無料 | 540円(税込) |
ETCカード年会費 | 540円(税込) ただし条件により無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% (カード利用100円につき1ポイント) | |
カード利用限度額 | 最高100万円 | 最高300万円 |
プライオリティパス | × | プレステージ |
空港ラウンジ | × | 〇 |
トラベルデスク | × | 〇 |
選べるサービス | × | 〇 |
お誕生月サービス | × | 〇 |
American Express Invites | × | 〇 (AMEXブランドのみ) |
楽天SPU加点 | 2倍 | 5倍 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) | 最高5,000万円 (自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円) |
国内旅行傷害保険 | × | 最高5,000万円 (利用付帯) |
動産総合保険 | × | 最高300万円 |
やはり、楽天プレミアムカードは、空港ラウンジやプライオリティパス(プレステージ)など旅行関連の特典サービスが、かなり充実していますね。
また、楽天市場や楽天トラベルなど楽天のサービスを高頻度で利用する方には、楽天プレミアムカードを持つことにより、ポイント還元率が上がります。
メリット
- プライオリティパス(プレステージ)が無料で付帯
- 旅行保険が充実
- ETCカードが無条件で発行手数料、年会費ともに無料
- 家族カードは年会費有料(税込540円)であるものの、5枚まで発行可
- 選べるサービスの3つから1つ選ぶことで、その楽天のサービスに関しては常に+1.0%ポイントアップ
- 誕生月の楽天のサービスの利用時+1.0%ポイントアップ
楽天プレミアムカードのメリットは、プライオリティパスと旅行保険、楽天でのポイント優遇の2点が目玉です。
楽天での買物が多い人であれば、年会費分くらい取り戻せる勢いでポイントが貯まりますよ。
デメリット
- 年会費がかかる
- プライオリティパスは、海外渡航がほぼない人には無意味
- 家族カードが有料
- プライオリティパス(プレステージ)以外には、他のゴールドカードと比べ際立った特典サービスが実はない
楽天プレミアムカードには、国内旅行傷害保険もついていますが、やはりメインは海外旅行傷害保険とプライオリティパスなので、海外旅行にあまり行かない方にはオススメしません。
もしくは、楽天で毎月10万円以上買物をするという方でないと、楽天で年会費分以上のお得さを感じるのは難しいでしょう。
楽天で毎月数万円の買物をするという方でしたら、楽天ゴールドカード(年会費:2,000円)の方がオススメです。
まとめ
楽天プレミアムカードは、プライオリティパス(プレステージ)がカード到着後に手続きを行う必要があるものの無料で付帯しますので、旅行やお仕事などで海外渡航が多い方には、プライオリティパス(プレステージ)のためだけに楽天プレミアムカードをサブカードとして保有しておいてもいいくらいです。
ただし、プライオリティパス(プレステージ)以外の特典サービスは、他のゴールドカードと比べ、楽天のサービスに関するポイント還元率アップくらいしか目ぼしい特典サービスがありません。
よって、海外へあまり行かない人、楽天のサービスをあまり利用しない人に関しては、年会費永年無料の楽天カード(一般カード)で十分といえます。
年会費永年無料の楽天カードであれば、あまり楽天のサービスを使わない人でも持っておいて損はないと思いますし、ネットショッピングはAmazonを一番利用するという人は、楽天カードではなく、Amazonクラッシックカード(一般カード)もしくはAmazonゴールドカードの方がおすすめです。