視野が狭い人の特徴は?視野を広くして仕事ができるようになる方法とは

こんにちは。
少し前に背中の真ん中あたりまであった髪の毛をバッサリショートボブまで切った石原です。

よく褒め言葉として「あの人は視野が広いな~」なんて言ったりすることがありますが、あなたは言われたことありますか?
視野が広い・狭いというのは、いったい何を基準に使われる言葉なのでしょうか?

これは少し大ざっぱな解釈ですが、視野が広い人というのは、自分の意志や信念を強く持つことはもちろん、合わせて他人の意見もしっかり聞き受け入れる余裕がある人。
逆に視野が狭い人というのは、自分の物差しでしか物事をみることができない人のことではないでしょうか。

視野が狭い人の特徴

 

視野が狭い人に共通する特徴があります。

それは、

  1. 自分が正しいと信じて疑わない
  2. 物事を一方通行でしか見れない、考えられない
  3. 人の気持ちがわからずよく人と衝突する

といったものです。

1.自分が正しいと信じて疑わない人

自分が一番正しいと信じて疑わない人、つまり自分の意見と違う意見を一切受け入れない人は、何事にも聞く耳を持とうとしない人のことです。
自分と違う他人の意見を聞き入れるということは、他人の考え方を取り入れる、知る、学ぶ、ということにつながりますが、それを一切拒み続けます。

そもそも他から学ぼう、人から教わろう、という謙虚さがないので、そこに「成長」はありません。
「視野が狭い人」は時代や人の流れに抗い常にそこにとどまろうとする頑固ささえも持ち合わせています。

2.物事を一方通行でしか見れない、考えられない人

物事を一方通行でしか見れない、考えられない人は、物事を様々な方向から視点を変えて考えることができません。

目に見えている状況でしか物事を判断する力がなく、先を見据えて行動する、というようなこともできません。
目先のことだけにとらわれ行動した結果、そのあと行き詰って初めて慌てだすタイプです。

こういう人は毎回同じことを繰り返すので、周りの人がフォローに回るのに大変です。
私の幼馴染にもこの「視野が狭い人」タイプの子がいますが、一緒に遊ぶには会話も楽しいので良いのですが、大事な相談や大事なことは彼女には昔から言えません。
ほかの幼馴染たちからは陰で「あの子ちょっとバカだよな」なんて言われたりしています。

短絡的にしか物事を考えられない(視野が狭い)=バカ、とは直結しませんが、視野が狭いと結果的に他人からそう思われてしまうこともあるのです。

3.人の気持ちがわからずよく人と衝突する

視野が狭い人には人の気持ちがわからずよく人と衝突するといった特徴もあります。
視野が狭い人は、他人の考えや気持ちが理解できにくいのです。

視野が狭い人というのは、人からあまりよく思われないばかりか今後の付き合いは遠慮したいと距離を置かれることもあるのです。

視野が広くなると何が変わる?

では、視野が広くなると何がどう変わってくるのでしょうか?

視野が広い人、というのは、視野が狭い人とは正反対の特徴を持っている人のことです。

他人の意見をしっかり受け止めることができ、またそこから自分の知らなかった世界感など学びを得ることができる人。
偏見なく他人を受け入れることができ、他人の懐にもいつの間にかすんなり入っていけるような人。
いろいろなことを経験し、様々な人や世界を見たことがある人。
物事を長期的に、多角的に考えることができる人。

このような人が「視野が広い人」ですよね。

視野が広いと、その人が生きている世界そのものが変わります。

視野が広い人というのは周りの人からも一目置かれ愛される存在なので、自然と人が集まってきます。
人が集まるということは、人からの好意や様々なチャンス(機会)も一緒にやってきますので、視野が広い人の交友関係はどんどん広がり、そういった人はどんどん転機にも恵まれていきます。

すなわち、視野が広い人のところには良いことばかりが引き寄せられる、ということです。

視野が広い人というのは付き合う相手のこともしっかりと見抜く力があり自然と取捨選択ができるため、仮にその人を利用して悪いことをしてやろうと思って近づいてくる人がいても騙されることは少ないでしょう。

また視野が広い人というのは自分の経験や人から聞いた話などから知識や情報も豊富ですので、その情報を生かして正しい選択を適切なタイミングですることができますので「仕事ができる人」が多いです。

自分の視野を広げることで的確な判断ができるようになり、仕事の能率もグンと上がります。
さらに、視野が広い人というのは他人から愛される人が多いため、男女ともに「モテる」人が多いのも事実です。

視野が狭いを直したい!視野を広くするには?

「視野を広げてモテるようになるなら今すぐ僕も視野を広げたい!」
「視野を広げてたくさんの幸運が引き寄せられるようになるなら私も今すぐ視野を広げたい!」
そう思う人はきっと多いでしょう。

では、視野を広くするにはどのようなことに取り組めば良いのでしょうか。

おすすめは、「一人で海外に行く」ことです。
できれば、旅行会社のツアーパッケージなどは利用せず、一人旅に出てみるか、可能であれば数年海外で一人で暮らしてみることです。

実際に私は高校を卒業後すぐにアメリカに渡りましたが(留学エージェントを介して最初の数か月のホームステイ先と現地大学への入学手続きだけは済ませていました)、現地の大学を卒業するまで過ごした海外での3年半で自分自身で視野が広がったと実感しています。

私は知り合いもいない全く知らない土地にポン!と放り出されたことで(というか自分から希望して行ったのですが)やはり多少なりと苦労をしました。
日常会話ができるぐらいの英語力を日本で学んでから渡米したはずですが、現地に行ってみると全くといっていいほど歯が立ちませんでした。

英会話スクールの先生たちのように私が何を言わんとしているか先回りして言ってくれるような人はいないし、ネイティブスピーカーと同じぐらいのスピードで言葉が出てこないようでは何か困ったことがあってもなかなか黙って話を聞いてくれるような暇な人はいませんでしたし、文化や勝手が違う異国で戸惑いは数えきれないほどありました。

また「アジア系」というだけで特にちょっと年配のアメリカ人(白人至上主義の白人のおじさん、おばさんたち)や同年代の若い白人のクラスメイトからも人種差別もたくさん受けたことがあります。

もちろん悔しい思いやつらい思いもしましたが、それは日本国内にとどまっていただけでは絶対に知ることができなかったであろうことをたくさん私に教えてくれました。
だってこのご時世、未だに「白人至上主義」の白人たちが「人種のサラダボウル」と代表されるあの大国アメリカにまだたくさんいるという事実なんて、現地に住んでみないとわからなかったでしょう。

アメリカで一人暮らしをしたのは在学中の数年間のみですが、そのたった数年間のうちで自分の視野は確実に広がったと感じています。

世界には様々な事情を背負った多種多様な人たちがいます。
文化、人種、言葉が違うと、それぞれの「常識」も違います。

自分以外のバックグラウンドを持つ人たちを受け入れ理解すること、たとえ過去にお互いの国同士が争ったり歴史的に暗い過去があったとしても、お互いを許し共存していく勇気、またお互いの違いを楽しむことなど、たくさんのことを学べました。

学校の勉強は辛かったし、海外での一人暮らしで不安な時もありましたが、今となっては「行ってよかったな」と思っています。
10代後半から20代前半にかけてのあの数年間の貴重な経験は、私の中で確実に「自信」につながっていますし、確実に「経験値」はぐーん!とあがりました。
ですので、私が視野を広げたい、という人にまずおすすめしたいのは、「一人で海外に飛び込んでみる」ことなのです。

もし私は息子が将来海外に行きたい、と言ってきたら(もちろん心配ですが)絶対行かせてやりたいと思っています。
海の外でないと経験できないこと、見れないこと、感じることができないこと、出会えない人たち、たくさんあります。

ただ、海外に住む、というのもなかなか実際には行動には移しにくいでしょう。
若い人であれば、留学やワーキングホリデー(年齢制限あり)などを利用して海外に住んでみるということもできますが、実際に仕事をしているような社会人であればそう簡単に海外に行くわけにはいきませんよね。

そういう人には、とにかくフットワークを軽くし色んなところへ出かけてみて交友関係を広げ、色んな人の話を聞く(そして素直に受け入れる)ということをお勧めしたいです。
色々な人と付き合うようになると、そこからまた友達の輪、人脈が広がるということがよくあります。
そうするとまた違う新しい人と出会え、どんどん自分の見聞も広がっていくでしょう。

また手っ取り早く視野を広げるために何かしたい、というのであれば、手軽に家でもできる「読書」もオススメです。
自分のできそうなところから始めてみてください。

まとめ

視野が広い人、というのは、周りからも好かれ、信頼され、仕事もできる人が多いですよね。
何かあると人はその人のことを頼るし、またそういった人は他の人を頼ることも上手です。

視野を広げてデメリットになることなど何一つありませんから、まずは他人の話をたくさん聞きましょう。
決して「でも」「だけどね」なんて否定するのではなく、ただじっと黙って聞いてみる。
そうしているうちにあなたの視野は少しずつ広がっていくでしょう。



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