デルタ航空スカイマイルを貯める最強クレジットカードはこれだ!

スカイマイルとは

日本人にとってマイルといえば、ANAマイルとJALマイルが有名ですが、米国の世界最大規模の航空会社デルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」をご存じでしょうか?

エアライン・アライアンスでいえば、

  • ANA:スターアライアンス
  • JAL:ワンワールド
  • デルタ航空:スカイチーム

に加盟しています。

デルタ航空は、日本国内にも当然乗り入れており、2017年2月現在、東京・成田(12便)、東京・羽田(2便)、中部国際(2便)、関空(1便)、福岡(1便)の5つの空港から世界各地へのフライトがあります。

特に、福岡からハワイ・ホノルルへの直行便は今のところ毎日1便あるので中国・九州エリア在住の方には好評な路線となっています。

なお、デルタ航空の日本国内線の就航はゼロですが、貯めたスカイマイルからスカイマーク便の特典航空券を発券してスカイマーク便の国内線を利用するということはできます。

スカイマイルについて

一番大きなスカイマイルの特徴として、スカイマイルはANAマイルなどとは異なり、マイルの有効期限はありません。

スカイマイル獲得の方法は大別すると2つあり、1つは実際にデルタ航空のフライトに搭乗してマイルを貯める、この場合も飛行距離で獲得マイルを算出するANAなどと異なり1米国ドル=5マイル(一般会員)というように実際に飛行機の利用に対して支払った金額によってマイルが貯まるというシステムとなっています。

スカイマイルプログラムとしては、より多くのお金を払ってデルタ航空のフライトなどスカイチームのフライトを利用してくれたお客様を優遇しますということですね。

またANAの上級会員などと同じシステムがデルタ航空にもあり(メダリオンプログラム)、

  1. 一般会員
  2. シルバーメダリオン
  3. ゴールドメダリオン
  4. プラチナメダリオン
  5. ダイヤモンドメダリオン

の5階級に分けられ、最上位のダイヤモンドメダリオンだと1米国ドル=11マイル貯まります。

もう1つのスカイマイル獲得方法は、他のポイントからのスカイマイルへの移行による獲得で、クレジットカードのポイントプログラムの他、レンタカー・ホテル・Netマイルといった各ポイントプログラムから移行できます。

スカイマイルのメリット

なんといってもマイルの有効期限がないということにつきます。

マイルをじっくり貯めてビジネスクラスなどの上級シートでの旅行が可能となってきますし、また、デルタ航空の特典航空券にはブラックアウトデイト(適用除外日)がないのも大きなメリットです。

例えば、正月前後・お盆期間・ゴールデンウイークなどの込み合う時期でも特典航空券を利用することができます。

さらに、スカイマイルには「マイル+キャッシュ」というシステムがあり、例えば、取得したい特典航空券の交換まであと5,000マイル不足している場合、不足分を現金で支払い補うことで特典航空券が発券できます。

特典航空券発券のために貯めたすべてのマイルを使いたくない場合にも、このシステムは役に立ちます。
特典航空券の利用者制限に関してスカイマイル会員本人以外の細かい規定がないので、家族以外の友人・知人の方の分と会員本人の2名分発券するということもできます。

以上のように、スカイマイルは他のマイレージプログラムと異なり、かなり柔軟性の高いプログラムとなっています。

 

ちなみに似たようなシステムで「ぺいWITHマイル」というシステムがありますが、これは、スカイマイル提携クレジットカード会員が普通にデルタ航空の航空券を購入する際に、航空券の一部もしくは全額を保有しているスカイマイルで支払いにあてるというものです。

また、スカイマイルには「バイマイル」というシステムもあり1マイル=0.035米国ドルのレートで2,000マイルから購入でき、年間最大60,000マイル/人まで購入できます。
バイマイルで購入したマイルは通常取得したマイルとまったく同じように各種特典に利用できます。

 

さらに、「ニッポン500マイル」キャンペーンというキャンペーンも実施中で、すべての日本国内線で1フライトにつき500スカイマイルのボーナスマイルを獲得することができます。

これは国内線の利用で取得できるANAやJALマイルとは別にもらえるキャンペーンなので、マイルの2重取りが可能なキャンペーンとなっています。

なお、今回のキャンペーン期間は2018年4月1日~2019年3月31日までですが、ここ数年ずっと延長していることもあり、来年度も延長される可能性があります。
こちらのキャンペーンもスカイマイルならでのメリットといえます。

 

また、スカイマイルを利用した特典航空券で国際線に搭乗する場合、燃料サーチャージが1円もかかりません。

スカイマイルを利用したデルタ航空の特典航空券の場合、燃料サーチャージは特典航空券の中に含まれているという解釈をしているからです(ANA・JALも原油の市場価格の変動により燃料サーチャージがかからない期間が発生することもあります)。

燃料サーチャージが安い時期は大したメリットがないですが、一時期のように燃料サーチャージが高騰した時には大きなメリットとなります。

スカイマイルのデメリット

次にスカイマイルのデメリットですが、特典航空券を利用する際にANAやJALと比べると必要マイル数が多いということです。
これについては公式ホームページから実際にマイルで特典航空券を取得する手続きを行ってみて具体的に比較してみましょう。

2017年2月20日に、2月23日出国・28日帰国の設定で、東京・成田~ハワイ・ホノルル往復便の特典航空券を発券しようとすると、スカイマイル(デルタ航空便)だと、115,000マイル(+税金・手数料5,140円)が必要と表示されました(メインキャビンと呼ばれるエコノミークラスでのマイル数)。

デルタ航空便をスカイマイルで利用する際には、閑散期→繁忙期の順でレベル1~5まで分類されます。
このホノルル便のマイル数はレベル4に該当します。

一方、ANAだとホノルル便においては閑散期・繁忙期別のローシーズン・ハイシーズンの設定がなく、同じくエコノミークラスで50,000マイルと表示されました。
JALの場合だとさらに必要マイル数が低く40,000マイルと表示されました(JALカード割引だと39,000マイル)。

これは、たまたま極端な例となってしまいましたが、必要マイル数が2倍以上の差がありますね。

デルタ航空をスカイマイルで発券するホノルル便の特典航空券最小マイル数はレベル1の60,000マイルですが、それでもANA・JALと比較すると10,000マイル以上の差がでます。

ただし、ANAの場合ですと、ホノルル発1月1日・2日のフライトには利用できないというように、特典航空券が利用できないブラックアウトデイト(適用除外日)が存在します。

 

次にスカイマイルを利用してスカイマーク便(国内線)に搭乗した場合の比較をみてみましょう。

便数も多い東京・羽田~福岡間を例として、スカイマイル(スカイマーク便)の場合は、往復20,000マイル、ANA・JAL便はレギュラーシーズンで15,000マイル、ANAの場合繁忙期のハイシーズンでも18,000マイルでANA・JAL便のほうが国内線でもお得な結果となりました(JALの国内線は繁忙期設定がありません)。

しかも、スカイマイルの場合片道という設定がないので、片道利用であった場合も往復のマイル数を使用しないといけませんし、国際線と異なりブラックアウトデイト(適用除外日)が結構な日数存在します。

その一方、確認が取れないので、あくまで噂の域をでない話にはなりますが、ANAの特典航空券と比べるとデルタ航空の特典航空券は必要マイル数が多いかわりに、特典航空券が取れやすいというメリットもあるようです。

スカイマイル提携クレジットカード

ここまでスカイマイルについて説明してきましたが、やはり提携クレジットカードで日常生活にかかる支払いをすることにより、お得にスカイマイルを貯めていきたいですよね。

の4つが存在します。

この4つのクレジットカードでも一般カードとゴールドカードの違いなどにより、かなりバラエティに富んだラインナップとなります。
これらのカードは提携カードだけあって、カードを所有するだけでメダリオンプログラムの上級会員であるシルバーメダリオン以上になれる、カード利用100円につき1スカイマイル以上獲得できるなど、かなり魅力的な特典が用意されています。

まとめ

スカイマイルを日本人に馴染み深いANAマイルとJALマイルと比較してきましたが、スカイマイルの特徴を短くまとめると、「スカイマイルの利用において柔軟性と使い勝手が非常に高い反面、特典航空券の発券にはより多くのマイルが必要とされる」ということになります。

ANA・JALのマイルはともに3年間有効期限があり、マイルを使って発券した特典航空券の利用者制限もANA・JALともに2親等以内の親族に限るという制限もあります。

一方、今回ご紹介したスカイマイルは有効期限もマイルから発券した特典航空券の利用者制限もありません。
特典航空券の発券に必要なマイル数は多いという欠点はあるものの、たまにしか海外旅行へ行かないという方には、じっくりマイルを貯めることができるのでおすすめです。

 



ApplePayバナー

サブコンテンツ

このページの先頭へ