ソニー損保自動車保険の事故対応や評判についてまとめました


「ソニー損保」の正式名称は「ソニー損害保険」、その名の通りソニーグループ傘下の損害保険で、医療保険など他の保険も取り扱っているにもかかわらず、「ソニー損保」と言えば「自動車保険」というイメージが強いほど、業界最大手のダイレクト型自動車保険です。

事実、年間売り上げは15年間連続でダイレクト自動車保険業界No.1、2017年度オリコン総合ランキングでは第3位、J.D.パワー顧客満足度調査や価格.com自動車保険満足度でも軒並み高ランキングをたたき出しています。

リピート率も高いことから、今後新たに自動車保険の加入を考えている人や保険会社の見直しを考えている人がまず最初に検討するのがこのソニー損保でしょう。

特徴

ソニー損保自動車保険と言えば「保険料は走る分だけ」というキャッチコピーでおなじみですが、この今となってはあらゆる自動車保険で採用されている「走行距離区分」をいち早く導入した、ダイレクト自動車保険の草分け的な存在でもあります。
加えて他社にはない優秀なロードサービスや充実した補償内容がソニー損保の特徴であり、高支持率をキープし続けている理由です。

そんなソニー損保の2017年度におけるソルベンジー・マージン比率は730.8%。つまり保険料支払い余力に関しては最低基準である200%の4倍近くを保持しており、保険会社の健全性という面でも信頼のおける損保会社といえます。

事故対応の評判

ソニー損保の事故対応についての口コミでは、「すぐにオペレーターに繋がった」「丁寧で分かりやすく適切な対応」といった、迅速かつ質の高い対応力への評価が多く見られます。

このような評価を得ている理由の1つは、平日に限らずいつでも20時までに受付が完了した場合には一両日中に初期対応(相手への連絡や病院・修理工場への連絡など)、その結果報告と今後の流れの連絡も行うというシステムを徹底している点にあります。
事故で不安いっぱいの時には、このように迅速に事に当たってもらえると安心です。

また事故の解決方法は1つとは限らず、どれが納得のいくものかも人によって様々です。
そんな場合にそれぞれの解決法に伴うメリットやデメリットをしっかり説明し、納得がいけばその方向性で解決にあたるという「インフォームド・コンセント方式」を取っているのも、ソニー損保の事故対応満足度を上げている要因と言えます。

そのうえ多くの口コミでも評価されているように、ソニー損保のスタッフは全員しっかりとした社員教育を受けていて、話し方も丁寧、示談交渉でも温厚冷静かつ理路整然としているので、通常揉めることの多い過失割合でも両者が納得のいくものに納まるケースが多いのです。

また、ソニー損保はダイレクト型自動車保険であるにもかかわらず、全国に25ヵ所のサービスセンターを置いているため、どこで事故が起こっても被害者への面談対応が可能ですし、セコムの事故現場駆け付けサービスを利用すれば、セコムスタッフが事故現場に駆けつけてくれてヒアリングや現場の写真撮影などをサポートしてくれます。

電話口でしか対応してもらえないダイレクト型自動車保険が多い中で、この対面式サービスは心強いと評判です。

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補償内容

ソニー損保では対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険の3つが基本補償になっており、その内容も他の保険会社の補償と変わりません。
これはどこも同じなので、補償内容の良し悪しを量るのは、それ以外の保険・特約を比較してのこととなります。

例えば付帯するかしないかで悩むことの多い車両保険ですが、ソニー損保では補償範囲の広い「一般型」と、補償範囲を狭めた分だけ保険料を安くできる「エコノミー型」とが用意されています。

エコノミー型の場合は衝突・接触事故、盗難、台風や火災、飛び石などの飛来中の他物との衝突、いたずらなどの被害に対して補償が適用されますが、一般型の場合はそれらに加え当て逃げ、自転車や電柱との衝突、転覆・墜落などの被害に遭った場合にも補償される内容です。

またソニー損保特有の特約として人気なのが、「おりても特約」と「やさしい運転特約」です。

おりても特約

「おりても特約」は、契約車に乗っていない時のケガや交通事故にも保険金が支払われる特約で、契約時に設定した金額を上限として、入院や通院などに対してお見舞金が支払われるというものです。
これには本人型・夫婦型・家族型の3パターンがあり、必要と思えば家族全員を補償対象者にすることもできます。

この特約を付帯しておけば傷害保険を兼ねることになるため、保険料の節約にも繋がるでしょう。

やさしい運転特約

もう1つの「やさしい運転特約」は、契約車両にカウンター器械を設置し、急ハンドル・急ブレーキ・急発進の有無・回数などを計測します。
これにより丁寧な運転が認められれば、その成績により最大20%まで保険料がキャッシュバックされる仕組みです。

逆に丁寧な運転が全く見られなければキャッシュバック率は0%なのですが、ごく普通のドライバーであれば0%になることはまずないと言われています。
特に丁寧な運転に自信のある人は是非つけておきたい特約です。

ロードサービス

加えて、ソニー損保は他社にはない優秀なロードサービスを提供していることでも評価が高く、しかも全ての契約者に無料で付帯されているという特徴があります。

バッテリー上がりやスペアタイヤ交換、宿泊費や帰宅費用の支払いなどに対応しているのは勿論、指定修理工場までのレッカーけん引は無制限、ドライバーの希望先までのレッカーけん引でも150kmまで対応してくれるので、JAFはもう必要ないと言われているほどです。

しかもうれしいことに保険契約とは別に付帯されているサービスなので、利用したからといって翌年保険料が上がるということもありません。

保険料

既に触れた通り、ソニー損保最大の特徴は「年間走行距離区分」で、走行距離によって保険料が変わります。
特にソニー損保ではこれから1年間走るであろう走行距離を予測しそれに応じた保険料を設定するため、あらかじめ年間走行距離の目安が設定されています。

例えば買い物程度であれば年間走行距離は5000km以下、片道1時間くらいの通勤であれば11000km以下等などです。
しかし実際には1年間走った距離が予想距離に満たなかったということもあり得ます。
そんな場合にはソニー損保では翌年の保険料から差額分が差し引かれる「くりこし割引」が適用されるため、余計に払ってしまったという事態にはなりません。

加えてインターネットからの申し込みや契約更新手続きで受けられる「インターネット割引」、2台目以降の車に関しては保険料が割引になる「セカンドカー割引」といった割引サービスもあり、年齢条件や免許証の色などともうまく組み合わせればかなりの程度保険料を割安にすることができます。

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まとめ

自動車保険業界で15年間連測売上No.1を維持し続けているソニー損保。

その内容を調べてみると、それだけの確かな理由があることが分かります。

実は保険料そのものだけを見れば他社と比べて抜群に安い!というわけではないのですが、補償内容の充実度やロードサービスの良さ、年間走行距離区分による保険料の削減など内容が非常に魅力的であるため、内容と保険料を比較してみれば非常にコストパフォーマンスに優れていると結論できるのです。

従って、比較的安い保険料で充実した補償内容・しっかりとした事故対応をしてほしい人、また年間走行距離が少ない人に特におすすめの自動車保険といえるでしょう。

 



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